2012年12月16日日曜日

ごちゃ混ぜアニメ5話

   
『もう一人のライバル!?ふしぎなパーティ』




四神天地書遥かなる昔、その本を開いて異世界へ行った少女たちがいた。
そして今 紅と青の光が商店街を包み込んでふしぎ遊戯のメンバーが現れた。






鬼宿「ここは・・・?」
美朱「私たちの街とまた違うところだ」
唯「哲也さん、大丈夫?」
哲也「ああ、奎介は大丈夫か?」
奎介「何とかな」


 



そして彼らも同時期にやって来た。






星宿「ここは・・・どこだ?」
井宿「あの光はいったい何だったのだ?」
翼宿「ひょっとして次元を超えてしもうたんか?」
柳宿「そうみたいね、どこかの村のようだけど」
軫宿「人を探して聞いてみよう」
美朱「うん、あのぅすいません・・・」
 





美朱たちは現在地を確認して町の中を探索しました。
唯が標識を見つけた。






唯「皿屋敷市って読むのかしら?」
美朱「なんかお化けの住んだ町みたい」
井宿「まずはこの町をもっとよく知るために歩こう」
 





その頃飛影宅では・・・






マヤ「飛影起きろ~!」




 
“ドス💥”





飛影のお腹にエルボが入る音。






飛影「ガハッ!貴様彼氏を殺す気か?!」
マヤ「その程度でくたばるようなタマじゃないでしょ」
 





と、マヤさんは涼しい顔して言いながらカーテンを開いた。






飛影「まったく、幽助の母親や桑原の姉とつき合うから、マヤにまで悪影響を与えるんだ」
マヤ「な~にブツブツ言ってんの、朝ごはん作ってあるから早く着替えて下りてらっしゃい」
飛影「ふん💢」







俺は腹をさすりながら服を取って着替えた。 
下に降りるとマヤは洗い物をしていた。
しかしマヤのエルボは本当に利いた。






マヤ「今日も霊界探偵の仕事でしょ」
飛影「ああ」



 


俺はハムチーズトーストにかぶりつく
朝食はハムチーズトーストとスクランブルエッグとカフェ・オ・レです。





マヤ「霊界探偵の仕事、ちゃんとやってる?」
飛影「当たり前だ、妖怪共はおとなしいが今、ウィッチーズ5の魔女が妖魔を造って暴れているからな」
マヤ「そうよね、うさぎさんたちも大変よね」
飛影「だからこまめに連絡を取り合うことになったんだ」
マヤ「そうだったの」
飛影「幽助たちも協力してくれてるからな」
 






そこへぼたんが霊界テレビを持って飛び込んで来た。






ぼたん「飛影~!」
飛影「朝から騒々しい女だ💢」
ぼたん「とにかくこれ見ておくれよ」





 
とぼたんが霊界テレビを開くとコエンマが映った。






コエンマ『飛影、何者かがまた次元の穴を抜けて来たのだ』
飛影「なに!今度はどんな奴らなんだ?」
コエンマ『分からん、とにかく用心してくれ新手の敵かもしれんからな』
マヤ「敵?まっさか〜」
飛影「ヒュンケルと調べる、貴様も何かあったらすぐに知らせろ」
コエンマ『そのつもりじゃ』
 






飛影はハムチーズトーストを頬張りスクランブルエッグをかっこみカフェオレを飲むと剣を持って家を出ました。
外ではすでにヒュンケルが待っていた。






ヒュンケル「待ってたぞ」
飛影「マヤ・・・行って来る」
マヤ「うん、行ってらっしゃい気をつけてね」





 
マヤさんは二人を見送った。






ヒュンケル「聞いたぞ、次元のトンネルを通った者がいたそうだな」
飛影「ああ、コエンマは敵かもしれんから気をつけろと言ってた」
ヒュンケル「充分有り得る」
 







二人は急いで蟲寄市へ向かいました。
するとなぜか、ちびうさがいたのだ。







飛影「ちびうさ、どうしてここにいる?」
ちびうさ「飛影、ヒュンケル、あそこから人が出て来たの」







ちびうさが指差した。






ヒュンケル「もしかして見ていたのか?」
ちびうさ「うん、人間10人と透き通った人間が4人」
飛影「14人も、やはり敵か?」
ちびうさ「ううん、女の人二人は制服着ていたけど後はどこかの民族服を着ていたよ」
ヒュンケル「外国人か?しかしあんなところから出て来るのは怪しい」 
飛影「貴様らもあの中から出て来たんじゃなかったか?」
ヒュンケル「ああ、ダイを探しにな」
ちびうさ「町に向かったみたいだから、もう着いてるかも」

 




飛影はちびうさを担いで走り出した。
三人は急いで皿屋敷市へ戻りました。






ちびうさ「いた!あの人たちだよ」
飛影「なるほど確かに怪しいな」
ヒュンケル「どうする?」
飛影「ヒュンケル、ちびうさを頼む」
ヒュンケル「どうする気だ?」
飛影「奴らが何者か確かめて来る、二人はここにいろ」
ちびうさ「気をつけてね」
飛影「ああ」






飛影は鬼宿たちに近づいた。
鬼宿たちも飛影に気づいた。






飛影「貴様ら何者だ?」
鬼宿「美朱下がれ!お前こそ何者だ⁈」
飛影「こっちの質問に答えろ💢」
鬼宿「俺たちは別に怪しい者じゃない」
美朱「私たち四神天地書から出たら、洞窟の中にいて洞窟を出てずっと歩いていたらここに行き着いたの」
飛影「お前は人間か?」
 





飛影は鬼宿に聞いた。






鬼宿「一応な、だが俺たちは朱雀七星士だ」
飛影「朱雀七星士?・・・なるほどな」
美朱「私たちのことを知ってるの?」
飛影「知らん」
鬼宿たち『ダァ~』
鬼宿「乗っといてボケんな💢」
飛影「貴様ら何しに来た?」
鬼宿「人の話を聞け~!」
美朱「死んだ仲間を生き返らせたいの」
 






美朱は飛影に説明した。







美朱「この四人の肉体を墓から掘り出して運んで来たの、あっ腐ってないから安心して」






オイオイ・・・そういう問題じゃねぇだろ
そこへヒュンケルとちびうさも近づいて来ました。






ちびうさ「この人たちどうしたの?」
飛影「仲間を生き返らせたいそうだ」
ヒュンケル「そう言われてもな、とりあえずコエンマの所へ連れて行ったらどうだ?」
飛影「ふぅ、ヤレヤレ・・・着いて来い」






飛影たちは家で待機しているぼたんと合流した。






ぼたん「おや、早かったね」
飛影「ぼたん、こいつらをコエンマの所へ連れて行ってやってくれ」
ぼたん「そりゃ構わないけど」
 





ぼたんは訳が分からないまま、とりあえず美朱たちを霊界へ連れて行きました。
その頃心宿の霊体は俱東国で彷徨っていた。






心宿「房宿・・・.私のために死んだ、私が殺したようなものだ」
 





心宿は魂が抜けたような顔で歩いていた。
霊体ですけど。
その顔からは以前の野望に満ちた表情がなくなっていた。






心宿「鬼宿、私の宿敵にして唯一心を理解してくれた男」






画面は戻りまして霊界へ。






美朱「お兄ちゃん四神天地書を預かっていて」
奎介「分かった、みんなの遺体が残っててよかったな」
唯「でも生き返らせるってどうやって?」
哲也「向こうではその方法は見つからなかったし」





哲也が溜め息混じりに言いました。





飛影「生き返えらせる方法ならあるぞ」
鬼宿「本当か⁈柳宿たちを元の肉体に戻せる方法があるのか⁈」
星宿「そのような夢のような方法があるのか⁈」





そして柳宿たちの遺体を霊界のコエンマのところへ運びました






張宿『僕たちの肉体も無事に見つかって良かったです』
美朱「うん、あとは生き返らせるだけだね」




 
すると俱東国へ入ると心宿の遺体が出て来た 
心宿もいました





鬼宿「心宿」





 
心宿の魂は自分の遺体を見下ろしていた。





心宿「当然の報いだ、私は己の野望のため沢山の者を殺して来た」
 




と呟きながら房宿のピアスを見つめていた。






鬼宿「心宿・・・お前」
心宿「鬼宿・・・私の本音を聴いてくれるか?」





 
飛影も心宿を見下ろしている。






鬼宿「分かった」
心宿「私は母を殺された上に国王に囚われ飼われた、そして大きくなってからは復讐することを誓った」
 





心宿の話は続く。





心宿「この力を使って世界を征服してやろうと思った、いやそれしか私には復讐する方法が分からなかった」
鬼宿「それも心を覗いた時に初めて知った」
心宿「ああ、だが虚しいだけだった。どんなに力を使っても、多くの者を殺しても心が晴れることはなかった」
飛影「後悔しているなら、罪を償え、お前が本当に変わりたいなら道はそれしかないだろう」



 

珍しくまともな意見を言う飛影。





心宿「もう遅い今さら罪を償うなど・・・」
飛影「遅いということはない罪の意識が芽生えたなら、そこからやり直せる、何ならうちのマヤにも力になってもらうといい」
 




ここでマヤさんの名が出ました。






飛影「あいつならきっとお前の心に空いた穴を埋めてくれるはずだ」





 
無事に霊界に遺体を運び込めました。
霊界の鬼たちにも手伝ってもらいました。





コエンマ「よし、これですべて揃ったな」



 


柳宿・星宿・軫宿・張宿・心宿の五人の肉体が揃いました。





コエンマ「それではこれからお前たちに試練を与える、見事クリアした者は肉体に戻してやる」





5人は息を呑んだ。





コエンマ「試練は人間を三人助けること」
星宿「助ける?例えばどんな事をすればいい?」
コエンマ「何でもいい、年寄りの荷物を持つとか、川に流されている子犬を助け出すとかでいい」
柳宿「簡単じゃん!余裕だわ」
張宿「分かりました」


 


柳宿たちは人間界に戻って早速人助けするため街に出ました。





軫宿「確かに簡単な試練だな」
心宿「ああ」
コエンマ「では、スタート」
 




星宿たちはいっせいに飛び出して行きました。
飛影と鬼宿とヒュンケル・井宿・翼宿も人間界へ戻って来ました。





マヤ「あら、早かったわね」
飛影「あいつらを送っただけだ、それに・・・」






と言って飛影は鬼宿を睨みつけた。






鬼宿「なんだよ?」
飛影「俺はまだ貴様を認めた訳じゃない」
鬼宿「ほぉ、じゃどうすりゃ認めてくれんだ?」
飛影「ついて来い」

 




二人は森の奥の広場まで来た。






飛影「ヒュンケル、なぜ貴様までついて来た?」
ヒュンケル「ライバルとしては見物したいと思うのが当然だろう」
鬼宿「ライバル?・・・ふ~ん」



 


ヒュンケルの言葉を聞いて鬼宿の目の色が変わった。
睨み合う飛影と鬼宿。
二人は同時に闘気を放出した。
二人の闘気ヒュンケルの方にも伝わっていた。






鬼宿『あのヒュンケルとかいう男、飛影のことをライバルと言ったな、飛影に勝てば認めてもらえると言うわけか負けられねぇ!』






バチ⚡️バチ⚡️と火花を散らす飛影と鬼宿、ヒュンケルはただ見守ってることしかできない。






ヒュンケル「飛影とは俺もまた拳を交えたい、せっかくライバルに出会えたのだ、俺がリベンジを果たすまで負けるんじゃないぞ、お前を倒すのは俺だからな」
 





口に出して熱い言葉をありがとうヒュンケル。
『ライバル』ヒュンケルが言うと重みが違いますね。
ヒュンケルにそこまで言わせる飛影ってやっぱりすごいのかな・・・?


 



さて次回はいよいよ飛影と鬼宿がぶつかり合います。
どちらが勝つか?
『対決!飛影VS鬼宿』をお楽しみに。

あとがき 
飛影に新たなライバル登場?!人気者だねこの男。
ヒュンケル・鬼宿そして呪氷使い凍矢が飛影に立ちはだかる。
今後のシナリオにご期待ください。
トウヤ。

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