2015年10月18日日曜日

ダージリン

今日、高島屋のアフタヌーンティーでダージリンを買いに行きました。
もう幸せです。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

2015年10月15日木曜日

スーパーあぶない刑事47


『親友』 真琴とカレン・サムとの友情エピソード



麻生ナオミの脱走計画を未然に防いだ真琴たち。
翌日、真琴は出勤してから射撃場で練習していた。
一方、港署には意外な訪問者が・・・




サム・ハンナ「コンニチハ、マコトイマスカ?」
町田透「あの、どちら様ですか?」
大下勇次「あ~いいんだ透、その人は真琴がお世話になっている米軍の兵隊さんだ」
Gカレン「ドウモ、カレンデス、ヨロシク」
サム・ハンナ「サム・ハンナデス、ヨロシク」
町田透「あ~どうもご丁寧に町田です」
大下勇次「お二人とも真琴の所へ案内します」
Gカレン「スイマセン、失礼シマス」





勇次は二人を射撃場へ案内した。
鷹山もついて行きました。
真琴はマガジンを入れ替えていた。
そしてまた的めがけて撃っていた。





Gカレン「正確ナ射撃ダ、大した腕だ」
サム・ハンナ「ああ、優秀な捜査官だ」





すると真琴は振り返らずに・・・




大下真琴「そんな所で見てないでこっち来たら」
大下勇次「署長にお客さんだよ」
大下真琴「客?誰?」






と、言う真琴にカレンが・・・





Gカレン「It,isthearm.ofthestuning shooting」  
     見事な射撃の腕だ





と言うとびっくりした顔で真琴は振り返った。





大下真琴「カレンさんサムさん!あ~びっくりした」
Gカレン「It`s.goodarm」
     いい腕だ 
大下真琴「Thanksyou.HiSom」
    ありがとう、ハイサム
サム・ハンナ「Hi!Ihaveseen I´mfinelikely」
      やぁ! 元気そうだね 






カレンやサムとハイタッチする真琴。






もう一度撃って見せてくれるかい?
サム・ハンナ「Do.meshow you shoot. Again?」
       あ~OK、じゃ見ていてね
大下真琴「Oh,Ihaveseen‘m OK」
      うん
Gカレン「yup」







真琴はシグザウエル228を構えた。







“カチ、バン!バン!バン!バン!”





カレンとサムはヘッドホンをして見つめている。
カレンは腕組みをして見ている。






      素晴らしい!
Gカレン「Itlooks.amazing!」
      あの真剣な顔、いいな
サム・ハンナ「That.seriosfacehop」
     ちゃんと両手で銃を握っている
Gカレン「Properly it’s holding the gun with both hands」





全弾撃ち終わると勇次が的を持って来てカレンとサムに見せた。






      すげぇ!ほぼ真ん中だ
サム・ハンナ「Wow!It’s.the middlenealy」
     ああ そうだな
Gカレン「Oh,You’rerightMakoto.is a great」






と、カレンが言うとサムが真琴を軽くヘッドロックをしてクシャクシャと頭を撫でた。





      サムさん痛いよ
大下真琴「Thanks you Sam‘s is painful」






それからは三人だけにしてもらった。






     突然来てびっくりさせてしまったね。
Gカレン「I had not surprised to come suddenly」
    ううん、うれしいです 
大下真琴「No, I'm happy.」
      それならよかった
サム・ハンナ「Well it was good」







しばらく沈黙が続いた。
三人は射撃場から戻った。
そしてサムはカレンと真琴には似ている所があると言い出した。





      Gとマコトにはいくつか共通点がある
サム・ハンナ「G.andMakotoThere are severalcommonpoints」
大下真琴「俺は施設育ちじゃないですよ」
      そこじゃない、自分の話になると避けたり誤魔化したりする
サム・ハンナ「Not a there,It can cheat you can avoid that it becomes your story」







真琴とカレンは顔を見合わせてから否定した。





       してない 
真琴&Gカレン『NOT』







声も揃うと真琴とカレンは握手をした。





本城慎太郎「何かのきっかけでスイッチが入るとすぐに心を閉ざすんだ」
      それGもそうだ
サム・ハンナ「It's so well G」
    サム、そんなことはない
Gカレン「Sam, do not do that」
     俺は心当たりがある
大下真琴「I there is a idea」
     あ~似ているかも  
Gカレン「Oh to be similar」
      おい、コラ
サム・ハンナ「 Hey, Hey」
大下勇次「でも真琴も幼稚園や小学校で寂しい想いをした経験があるし、いじめられて来たからあまり人を信用しないところがあるのかもな」
       これだけは忘れないでくれ、俺たち三人はずっと友達だいいな?
Gカレン「マコトThis alone is us not forget We're three people it's much friends, I hope?」
     うん、 分かった
大下真琴「Yeah, I found」





カレンやサムと硬い友情の握手を交わした。





       なにかあったらすぐに飛んで行くからな
サム・ハンナ「If.you had something and I’ll fly soon」
    ああ、 分かった   
大下真琴「Oh. Ifound」






最後に二人とハグをして見送りました。






大下真琴「明日の訓練よろしくお願いします」
Gカレン「ああ、楽しみにしているよ」
サム・ハンナ「それじゃまた明日、バイバ~イ」
大下真琴「Bey!」






短い時間ではあったが三人の友情が深まりました。






青木順子「いい人たちですね、ステキ❤」
大下勇次「ああ、署長パトロールの時間だ」
大下真琴「おぅ、ハルさんムネさん行くよ」
徳川治樹「よしよし、行こう」






覆面パトカーに乗ると一斉に出動した。
中華街・山下公園・関内と回る組に分かれてパトロールした。
風間と萩原がコンビを組んだ。





萩原秋夫「しかし署長は顔が広いよな」
風間明「あれは大原刑事部長の紹介だった」
萩原秋夫「へぇ~じゃその大原さんとはどう知り合ったんだ?」
風間明「確か県警の本部長が大原刑事部長に紹介したって聞いた」






萩原は感心したようにうなずいた。
そして本城たちも・・・






藤村亮「それにしても米軍の兵士が訪ねて来るとは驚きだよな」
芝夏美「それほど相手に好かれている証拠ね」
藤村亮「カンフーに米軍の訓練によくやるよ、いやこれ褒めているのよ」
芝夏美「分かっているわよ」
原田実「国税局の偉い人にも顔が利くしコネもあるしすごいよな」
村木拓「検察の検事とも親しいし向かう所敵なしだよな」
本城慎太郎「そのおかげで俺たちはムチャクチャな捜査が許されているんだ」







日本ではまだ違法とされている潜入捜査も真琴のおかげで認められつつあるのです。
この日、鷹山が情報屋から銀星会と竜神会が合併一周年のパーティーを開くとゆう情報を仕入れて来た。






武田英彦(声)「それは確かな情報なのか?」
鷹山敏樹「もちろんです、行かせてください」





近藤副署長が換わった。





近藤卓造「署長、どうしますか?」
大下真琴「トシ、パーティー会場の場所は?会場が分かれば潜入できるぞ」
鷹山敏樹『それなんだが・・・ホテル名は言えない、それはホテル側の主張で名前を伏せてほしいとゆう要望だ』
本城慎太郎「でもどこのホテルかは把握しているんだろう?」
鷹山敏樹『それはもちろん、だが暴力団に使用されるとなるとホテル存続の危機に陥るから表立っての捜査や張り込みはしてほしくないんだと』






鷹山の話を聞いて真琴はうなずいている。






大岡忠利「なら潜入捜査でパーティーに潜り込むしかありませんね」
宮本謙「ふむ、頼むぞ」
大下真琴「村木・谷村・吉田はホテルのベルボーイとして潜入する順子さん・実・早希ちゃん聡は従業員として潜入しろ、吉之さん園子姐ちゃんはパーティープランナーとして入ってくれ」
徳川吉之「俺たちはいいけど、
他の奴らはどうするんだ?」
大下真琴「ちゃんと考えてあるって、半蔵さんと皐月ちゃんは叔父と姪としてパーティーに参加しろ」
大月半蔵「親子じゃいけないのか?」
大下真琴「いや、皐月ちゃんが『叔父様』と言う方が合う気がして」
鈴村皐月「いいですね。よろしく叔父様」
大月半蔵「了解した」
大下真琴「和彦・明・秋夫・透はホテルのクロークとして入れ制服も借りなさい、話は通しておくから」
吉本和彦「ハイ!クロークってお客様の荷物を預かる人のことですよね?」
大下勇次「そうだよ、頼むぞ」
吉本和彦「ハイ、任せて下さい」
大下真琴「隼人・香苗ちゃん・進二はフロントの受付として潜入して」
海堂進二「分かりました」
大下真琴「他の者は俺も含めて客として潜入する」
徳川宗明「異議な~し、貸衣装服を借りようぜ」
大下真琴「それともう一つ銃の携帯には充分注意しろ、従業員として入る者は特に気を配れ」
みんな『了解!』
大下真琴「いいお返事です」






とゆうわけでそれぞれ着替えてホテルに潜入しました。
パーティーなのでスーツと女性はドレスを着て潜入しました。
真琴は全員にイヤホン付きトランシーバーを配りました。






大下真琴「まず全員これを身につけろ」
十文字隼人「トランシーバー?とイヤホン?」
大下真琴「今、使い方を説明すっから、いいか男は本体をスーツの内ポケットに入れろ、
制服の者は胸ポケットでもいい」
芝夏美「ドレスの私たちは?」
大下真琴「手荷物に入れるとかイヤホンは片方の耳に入れる、このトランシーバーは手に持たなくても放れた相手と会話ができる」





すると治樹が取調室に入って戸を閉めて実演した。





徳川治樹(声)『署長、テストテスト、聴こえるか?』
大下真琴「ああ、ハルちゃんバッチリだ、周囲に声が漏れる心配もない」
町田透「すげぇ!使うのが楽しみだ」
大下真琴「よし、準備しろ、30分後に出発する」





ホテルの従業員として潜入するメンバーはひと足早くホテルへ向かった。
客として潜入する大下・鷹山・大月・鈴村・本城・藤村・徳川治樹・徳川宗明と
真琴の10人です。
準備を整えると再集合して横浜の某ホテルに潜入しました。






本城慎太郎「さすが横浜の三大ホテルの一つだ、銀星会の奴らよく予約が取れたな」
大下勇次「合併一周年のパーティーをこのホテルでするとは」
大下真琴「従業員組、配置に着いたか?」
海堂進二「フロントOKです」
風間明『クローク組、配置完了』
谷村進「ベルボーイ・ベルガール配置に着きました」
青木順子「従業員組、全員配置に着きました」
大下真琴「よし、Le`s,ShowTime」





銀星会の会長長尾と竜神会の会長遠山が側近兼ボディーガードを二人ずつ連れていた。
出入り口には幹部連中を配置していた。





鷹山敏樹「予想通りだな、しばらく様子を見よう」
原田実「了解、まだ入って来ますね」





長尾たちは予約していた大広間へ通されて行きます。
案内役は芝夏美と本当の従業員の女性です。
そして、大下・本城は別室でその様子を監視カメラで見ていた。






大下勇次「今のところ異常ないですね」
本城慎太郎「幹部らもいるよな」
十文字隼人(声)『こちら十文字、参加者はほとんど入って行って今、フロントはガランと
しています』
松田香苗(声)『女性客も何人か入室しました』
大下真琴「了解、あれが最後の客らしい」
徳川宗明「これで全員揃ったわけだ」





こうしてパーティーが始まり、たくさんの料理バイキングと飲み物が振舞われました。
真琴たちも客としてパーティーに参加します。






大下勇次「真琴、親子で回ろう」
大下真琴「いいよ、ローストビーフ食べていい?」
大下勇次「もらっといで」
大下真琴「わ~い、ローストビーフ下さい」
シェフ「少々お待ち下さい」





若いシェフがローストビーフを薄く切って皿に盛ってくれました。




シェフ「さぁどうぞわさび醤油が美味しいよ」
大下真琴「ありがとう」




真琴はローストビーフわさび醤油につけて食した。




大下真琴「う~ん美味しい、肉が口の中でトロケるぅ」
徳川吉之「真琴は自然だな、無邪気に食べているよ」
大岡忠利「ええ、でも自然が一番です」





そして会長の長尾と星野が会場を出て行くところを高野と萩原が見ていた。





高野小次郎「真琴、会長の長尾が側近の男と出て行くぞ」
大下真琴「あれは星野だ、半蔵さん園子姉さん頼む」
倉田園子「ええ、出るわ」






大月と倉田が跡を追いロビーに出ました。
忍びの子孫なので気づかれないように近づくのは得意な二人。
二人は長尾と星野の会話を聴いた。





長尾礼二「中本が暴走族のガキに!?」
星野「はい、ここへ向かう途中に襲撃されて今若いのが病院に・・・」
長尾「今は会場を離れるわけにはいかねぇこの後、遠山さんとスピーチがある」





と言いつつ長尾は考えた。





星野「自分が病院に行きます」
長尾礼二「すまねぇが頼む、私も後で向かう」





星野は会釈して病院に向かい、長尾は会場内に戻って遠山に事情を話した。






遠山「若い者が暴走族に襲われた!?」
長尾礼二「ええ、中本って若いのなんですが野郎が今、病院に運び込まれたそうで」
遠山「ここは私が仕切りますから病院へ行ってください」
長尾礼二「いいえ、幹部の者に行かせましたので今はパーティーの続きを」
遠山「分かりました、では合併式に入りましょう」






予定より早いが合併式に入りました。
二人の女性がシャンパンを持って長尾と遠山の前に立ちました。
長尾礼二と遠山は舞台に立って乾杯した。





鷹山敏樹「絶対に潰してやる」
大下真琴『気持ちは分かるけど、機会を待つんだ』
町田透「それにしても、二つの組だけあって大人数ですよね、よく取れたよなぁこの会場」
本城慎太郎「ああ、町田の言う通りだ」





しかしこの中ではすでに薬の売買が行われていた。
コーヒー箱と金の入った大袋を交換していた。
そして会場内にいる長尾と遠山にも報告が入りました。
パーティーは2時間で終わった。





村木拓(声)『署長、長尾と遠山が車で出て行きます』
大下真琴「尾行しろ、俺たちもすぐ行く」





大下とアイコンタクトを取って会場を跡にしました。





徳川吉之「動いたのか?」
大下真琴「ええ、俺たちも行こう」





治樹・本城・青木・大下・吉井が車を回して来ました。
真琴・敏樹たちはそれぞれ相棒の車に乗りました。





青木順子「拓、車を見失うんじゃないわよ」
村木拓「分かっていますって」






タキシードとドレス姿の刑事たちは必死で長尾たちの車を追跡します。





田中文男「今回の潜入も成功ってことでいいですよね?署長」
大下真琴「ああ、そうだな」






長尾たちを乗せた車は倉庫街へと入って行きました。






大下勇次「パターン通りだな」





本城たちも拳銃を手にした。
少し離れた所に覆面パトカーを止めた。
みんなで輪になって拳銃を出した。





吉井浩一「これはヤクと銃と金を抑えるチャンスだ」
徳川宗明「この機会を逃す手はない、ハデにやろうぜ」
大下真琴「奴らの人数も多い、気を抜くなよ」





イヤホンをつけたまま突入しました。
中に入るといつかと同じように木箱が積まれていた。
鷹山がその一つをナイフでフタを開けると・・・





鷹山敏樹「なんだこれ?コーヒー?」
大下真琴「臭い消しにコーヒーを使ったんだ、中に手を入れてみな、出て来るはずだ」





真琴に言われ上着を脱いで腕をまくりコーヒーの中に右手を突っ込んだ。





鷹山敏樹「中に何かある」






手を引くと小さな透明の袋出て来た。





徳川吉之「麻薬だ、真琴の言う通り臭いを消すためにコーヒーに埋めたんだ」
吉本和彦「署長も徳川さんもエライ詳しいですね」
徳川吉之「まぁね」
大下真琴「俺はビバリーヒルズコップⅠを見た時に知った」
原田実「知っていますその映画俺も観ました」





真琴が証拠写真を撮った。





吉井浩一「おい、誰か来るぞ」





吉井の合図で全員隠れました。
入って来たのは長尾と遠山の両会長と側近たちでした。




遠山「これだけあればまた億単位の金儲けになりますよ」
長尾礼二郎「ええ、中高生をカモにするのも悪くない、ヤクをネタに家族を強請る」
遠山「子を想う親心に付け込むわけですな、家が金持ちならいくらでも金を搾り取れる」






と、二人でゲラゲラと笑って話していた。
その会話をテープレコーダーに録音している真琴がプッツンした。





徳川治樹「署長?大丈夫か?」




レコーダーを止めてバッグにしまうと拳銃手にした。





大下真琴「あいつら全滅させてやる 」
鷹山敏樹「ああ、俺ももう許せねぇ 」





なんと鷹山と真琴は一緒に出て行き長尾たちに向けて発砲した。





“バンζバンζ”





大下勇次「出遅れちまった」
長尾礼二郎「誰だ!うぅっ・・・」
大下真琴「中高生をターゲットに金儲けするだと?てめえらどこまで卑劣なんだ!」
鷹山敏樹「長尾、これでてめえをパクル口実ができたぜ」
徳川宗明「てめえら全員地獄へ送ってやるぜ」
大下真琴「腐れ外道共覚悟しな」
遠山「なにをしている、やっちまえ!」





側近たちとチンピラたちがゾロゾロ出て来ました。






本城慎太郎「あ~おはずかしぃっらありゃしない署長たちに夢中で囲まれていることにも気づかないなんてさ」
田中文男「出入り口はてめえらを捕まえるまで封鎖している逃げることはできないぞ」
大下真琴「今日の俺はブレーキが利かん、てめえら全員死ぬことになる」






と、言って一発発砲した。
弾は部下の一人に当たった。
これを引き金に銃撃戦になりました。






遠山金之助「あ゙~同じ名前のあいつが許せねぇ 」
大岡忠利「そうでしょうね、あなたは」




真琴は治樹や宗明と行動していた。
鷹山は大下と一緒です。




徳川治樹「宗さん、真琴が怖いって宗さんも怖っ!」
徳川宗明「治さん署長、派手に暴れてやろうぜ」
大下真琴「そう来なくっちゃ」
長尾礼二郎「パーティーの気分をブチ壊してくれたな」





ヤク
会長の長尾が薬を手にして更に続けた。





長尾礼二郎「計画の邪魔はさせねぇ!」
大下勇次「ふざけるな 若者をターゲットにしようとするてめえを許せるわけねぇだろうが」
長尾礼二郎「うるせぇ!彰、みんなヤレ」
原田実「最低な奴だな、人間じゃない」






パーティー気分と計画を阻止されそうな状況に腹を立てる長尾たちと計画を知って
なんとしても阻止しようとする真琴たちの攻防は続いた。





藤村亮「証拠の写真とブツの一部を回収したから後はまた燃やしてもいいんじゃないっすか?」
風間明「確かに、あの写真なら検察も納得するだろう、それにこんな物はない方がいいんだ」
徳川吉之「署長が二重袋に回収したからな、後は決めるのは署長だ」
木葉聡「ええ、でもまた燃やすと思いますよ」





その真琴はとゆうと・・・また薬物を木箱から出していました。





萩原秋夫「あれ?署長がいないぞ」
吉田春彦「あそこで麻薬を積み上げていますよ」
谷村進「またやる気ですね、あれは」






本城・藤村・風間も一緒に手袋を嵌めて木箱から中身を出していました。
鷹山と大下は真琴たちを援護してくれました。






藤村亮「おっしゃ!あと少しですよ」
徳川宗明「これだけの物が出回ったらと考えるとゾッとするよな」
徳川治樹「そうだよな、ない方がいいんだ」
大下勇次「急いで下さい、気づかれるのも時間の問題ですよ」
大下真琴「もう少しだ」





最後の木箱を開けて中身を出しました。





風間明「よし、これで全部だすごい量だな」
大下真琴「これも写真に撮っておこう」






証拠としてカメラに納めました。
いよいよ燃やします。





大下真琴「ハルさんと宗さんで灯油を全体にかけてもらえますか?」
徳川治樹「任せてくれ、宗さんそっち持ってくれ」
徳川宗明「よし来た、ぺッぺッ持ち上げるぞ」
治樹&宗明『セーノ!』





治樹と宗明は灯油の入ったドラム缶持ち上げて麻薬全体にかけて行きました。





本城慎太郎「ありがたいことに奴らはまだ気づいてねぇぞ」
風間明「ああ、ラッキーだな」





ドラム缶を置くとその音でやっと遠山たちが気づいいた。





遠山「おい!そこで何しているんだ?」
大下真琴「気づくのが遅せぇんだよ」






と、言って真琴がライターの火を点けた。






長尾彰「てめえそれをどうする気だ!?」
大下真琴「いい質問だ、バカ息子、もう答えは分かっているはずだ」
長尾礼二郎「やめろ!それに手を出すな」
鷹山敏樹「てめえらの稼ぎの元を無くしてやるよ」
大下勇次「その次はてめえの番だ」
大下真琴「みんな離れろ!」





本城たちに声をかけて離れたのを確認するとライターごと投げ込みました。
するとたちまち炎が舞い上がって行きました。
しばらくそう光景を見ていた長尾彰は鬼のような形相に変わりました。





長尾彰「こうなったらデカ共、全員皆殺しにしてやる 」
大下真琴「フン、その前にてめえら全員務所へ送ってやる」
長尾礼二郎「ほざくなガキが 」





“バン!”





撃ったのは・・・




大下勇次「俺のかわいい息子に手を出すな」





父・勇次の目が真剣モードになっている。
鷹山も長尾親子に銃を向けた。






大下真琴「チェックメイトだ」
長尾彰「親父、なんとかしろよ!」
大下真琴「無駄だ」





真琴がそう言った瞬間、父・長尾礼二郎は座り込んだ。
それを見た幹部たちも銃を下した。





徳川吉之「全員逮捕して連行しろ」
原田実「はい、立て」





長尾礼二郎には鷹山が息子の彰には大下勇次が手錠を嵌めました。





鷹山敏樹「署長、とうとうやりました」
大下真琴「上出来だ、みんなもよくやった」





同時に麻薬も完全に燃えカスとなっていました。
火が完全に消えるのを待ってから撤収しました。
大岡と遠山が確認してくれました。




大岡忠利「完全に灰になっています」
遠山金之助「火も消えて周囲に燃え移ることもありません」
大下真琴「よかった、ありがとう忠利さん金さん」




こうして銀星会・竜神会の連合組は全員刑務所に送られました。





つづく。