2013年9月7日土曜日

ごちゃ混ぜアニメ62話

           『大将戦! 飛影VSガルヴァス』



ハドラー「むっ、始まるぞ」





仲間たちやライバルが見守る中
飛影とガルヴァスの大将戦が始まった。






飛影「来い!」
ガルヴァス「行くぞ小僧!」






飛影の言葉を合図にガルヴァスが地を蹴って向かって来ます。
パンチをくり出すガルヴァスに飛影も迎え打つ。






“ゴン💥ビリ⚡️ビリ⚡️”





拳がぶつかり合っただけで火花が散る。







ガルヴァス「なに!俺のパンチと互角!?」






そこから打ち合いにになった。
わずかに飛影が押しているようです。






ヒュンケル「信じられん!本当に肉弾戦であのガルヴァスと互角にやり合ってやがる」
アーチャー「あいつなら勝てる、俺が認めた男だからな」
鬼宿「アーチャー、そりゃどういう意味だ?」
アーチャー「別に意味はない、言葉通りだ」







アーチャーらしい答えだ
ヒュンケルは気にしていない
鬼宿はかなり気になっている様子
その間に飛影はガルヴァスにボディーブロを極めていた。





“ズドッ💥”





ガルヴァス「ガハァ・・・」





“バキ💥”





更に顔面を殴りとばした 
体勢を崩すガルヴァス







ガルヴァス「クソ💢」






立ち上がるとガルヴァスは飛影を見てニヤッと笑うと・・・
両手を挙げて力比べを誘った。







ダイ「ガルヴァスが飛影さんに力比べを誘っている」
マァム「いくらなんでもムチャよ!」
ヒュンケル「いや、飛影は受けて立つさ、見ていろ」





ガルヴァスはマントを脱ぎ捨てた。
そして飛影も炎で衣服を燃やして生身となった。
上半身だけね。







ガルヴァス「フッ、どちらの力が勝ってるか、この間は引いたが今回はこの間のようにはいかんぞ」
飛影「それはこっちのセリフだ」






ガルヴァスの方から両手を挙げて力比べを誘って来た。
それに対し応じる飛影、ガルヴァスの指に自らの指を絡み合わせて行った。
手四つに組み合って力比べが始まった。






“ガシ❗️グググッ⚡️”






ラーハルト「なんて奴らだ!」






ヒュンケルと鬼宿は腕組みをして見つめている






ポップ「あいつガルヴァスに負けてねぇぞ」
ヒム「ああ、女将さんはどう見てんだ?」
マヤ「うちの飛影はあんな奴に負けない」






ヒロインはそれしか答えなかった。
しかし飛影がジワジワと押されて来たのを見て仲間たちは・・・






ダイ「飛影さん!がんばって」
マァム「負けないで」
ガルヴァス「グフフフ♪ いつまで保つかな?」
飛影「く・・・っ」





鬼宿の表情が変わった。
アバンとハドラー・ヒムは黙って見守ってる
すると飛影が押し返したのを見てヒュンケルが
ニヤリと笑った。






ガルヴァス「クソ!そんな小さな体のどこに力があると言うんだ!?」
飛影「仲間が見ている前で貴様に負けるわけにはいかないのさ」
アバン「飛影くんの気が上がって行く」






飛影がグングンと押して返すと





ヒュンケル「そうだ、負けるな」
鬼宿「お前の底力を見せてつけてやれ」
飛影「フッ」






ライバル二人の声援に後押しされるかのように飛影が押し返して行く





ガルヴァス「おのれぇ💢ガキめが・・・」
飛影「貴様は俺が倒す!」






とうとう力でガルヴァスを突き放した。





“グォン⚡️”





ガルヴァス「うおおっ!まだだ」





ガルヴァスが両手から閃光を放って来た。
それを見て飛影も妖気弾で応戦した。





“ズドォン💥ズドォン💥ヒュオオオ🌪️”






ガルヴァス「こんなガキにこのガルヴァス様が負けはせん」
飛影「俺も負けられん、貴様はここで倒す!」
ガルヴァス「こしゃくな💢」





“ヒュオオオオ🌪️ギャギャ💥”






二つの閃光が押し合う。






飛影「ハァァァ・・・!」






最初は互角に押し合っていたが徐々に飛影の閃光の方が押されて来た。






ガルヴァス「グハハハッ!俺の勝ちだぁ!」
飛影「うあああっ・・・」





“ドガァーン💥”





ヒュンケル「飛影!」






ガルヴァスの閃光をモロにくらってしまった飛影
煙の中から現れた飛影がヒュンケルたちの目の前で倒れた。






鬼宿「そんな・・・くっ」





飛影はピクリとも動かない





ポップ「おい助けねぇと」
ガルヴァス「フッ負け犬は華麗に散れ!」






と言って倒れている飛影の背中を踏みつけるガルヴァス。





飛影「ガハッ」
ラーハルト「もう我慢できん!」






と、ラーハルトが槍を構えた。

その時・・・







飛影「手を・・・出すな」
ラーハルト「強がりを言うな、殺されるぞ」
ダイ「俺も戦う」
ガルヴァス「何人来ようと結果は同じよ」






ダイとラーハルトがそれぞれ剣と槍を構えた。






飛影「来るな・・・」
ヒム「だけどよ、飛影」






しかしヒュンケルと鬼宿だけは気づいていた。
飛影の右腕に黒龍が現れて炎を放っていることに・・・







鬼宿「ヒム、もう少しだけ待ってくれ、あれを見ろ」







鬼宿が飛影の右腕を指した。





ヒム「黒龍!?」
飛影「くらえェ! 炎殺黒龍波ァ!」
ガルヴァス「な・・・に!」






一瞬怯んだガルヴァスだったが暗黒闘気を放出して暗黒衝撃波を撃って来た。
黒龍を押し戻すかのように閃光を放つガルヴァス。
飛影も起き上がって両手を翳して黒龍を押す。







飛影「ハアアアア・・・!」
ガルヴァス「ぬぅぅぅ・・・っ」







黒龍がガルヴァスの閃光を突き破ろうと暴れている。






クロコダイン「互角だ、あのガルヴァスと」






しかし徐々に飛影の黒龍が押され始めた。







ガルヴァス「フッ、それが限界のようだな」
飛影「言ったはずだ貴様は双龍拳で倒すと、今見せてやるぜ」
ヒュンケル「なにをするつもりだ?」
ダイ「すごいオーラだ!」






黒龍を手元から離すと飛影は右の拳に力を込めた。
すると新たに二体の黒龍が腕に巻きつくように現れた。





鬼宿「あの拳は・・・まさか」
ヒュンケル「双龍拳、左右の腕に一体ずつ龍を宿らせるのがヤツの使い方だが
本来は二体の龍が重なるように右腕に巻きついているのだ」






詳しい説明をありがとうヒュンケル。






ガルヴァス「双龍拳か、おもしろい受けて立ってやるわ」
飛影「これが最後の勝負だ、これを凌ぎ切れば貴様の勝ちブチ破れば俺の勝ちだ」
ガルヴァス「望むところだ」







邪眼を開いて更にパワーアップさせると二体の黒龍を纏ってガルヴァスに向かって行く飛影と
それを待ち構えてカウンターを狙うガルヴァス。






飛影「炎殺双龍拳!!」
ガルヴァス「ハア!」






“ズギャ❗️バチ⚡️バチ⚡️”





拳と拳がぶつかり押し合う。





ガルヴァス「決して破られはせんぞ!!」
飛影「破ってみせるぜ」






真っ向から力と力がぶつかり合い押すか凌ぐかの争いになっている。





ポップ「あんな小せぇ体でガルヴァスと力比べなんてムチャだぜ」
マァム「でも負けてないわ、飛影さん」
クロコダイン「むしろ互角だ・・・あのガルヴァスと」






ヒュンケルと鬼宿は息を呑んで見守っている。
ヒロインは祈っていた。







ガルヴァス「グハハハ!いつまで保つかな?」
ヒュンケル「飛影、俺は信じてるぜ」
鬼宿「お前なら勝てる」





                 ひと
仲間の想いとライバルの想いと愛する女性の想いが一つになって飛影を後押しする
昔の飛影ならその気持ちにとまどうところだが今はその想いに答えようと思うようになっていた。






飛影「ヒュンケル・・・鬼宿・・・マヤ・・・みんな」





邪眼が輝き黒と黄色のオーラが飛影の体を包み込むと黒龍波の威力も増して
ガルヴァスを追い込んで行った。





ガルヴァス「なに!どこにそんな力が・・・?」
飛影「ライバルの闘志とマヤの愛がある限り俺は誰にも負けやしない」
ポップ「くっせぇセリフ吐きやがって」
マァム「ステキじゃない」





マァムが目を輝かせた。
飛影の妖霊気と闘志が一つになって燃え盛って行く
双龍拳のレベルもアップした。






ガルヴァス「ウオオオ・・・」
アーチャー「これが愛の力か・・・」
飛影「行くぜガルヴァス決着をつけてやるぜ」
ガルヴァス「この俺が負けるかぁ!」







黒龍を押さえ込もうとするガルヴァスだが相当消耗している。
ついに黒龍に押されて岩山に激突した。
飛影の腕から黒龍が消えた。






飛影「ハァ、ハァ」





バァンという音と共にガルヴァスが戻って来た。
しかしガルヴァスの方もかなり消耗したようだ。







飛影「決着をつけてやるぜ」
ガルヴァス「望むところ!かかって来い」






ガルヴァスも構えた。
第2ラウンドが始まる、この闘いで決着がつくのだろうか?
飛影の両腕の黒龍が光ってます。







アバン「肉弾戦ですか・・・飛影くんには少々荷が思いかもしれませんよ」
アーチャー「心配はいらん、あいつは戦いの天才だ何とでもできる奴だ」





ロン・ベルクもいますがまだ一言もしゃべりません。
飛影とガルヴァスが対峙する。





ロン・ベルク「不思議な奴だ今までの奴とまったくタイプが違う」
クロコダイン「そうなのだ、そこにヒュンケルも惹かれようだ」
ロン・ベルク「なるほど、分かる気がする」






飛影を見つめるヒュンケルの顔を見てロン・ベルクが呟いた。






鬼宿「だが飛影の気は残り少ない」
ヒュンケル「持久戦になったら不利かもしれん」






二人の言葉に一同は不安になった。
しかしアーチャーだけは違っていた。
アーチャーはヒュンケルと鬼宿に挑発するように一言・・・





アーチャー「お前たち二人は飛影のライバル失格だ」





と、
そう言われてハッ!とする二人のライバルはアーチャーの方を見た。






鬼宿「そうだ俺たちがあいつを信じてやらなきゃならねぇんだ」
ヒュンケル「今の言葉は効いたぜ、アーチャー」
アーチャー「分かればいい」






ぶっきらぼうに答えるアーチャー
特に鬼宿は次に飛影と闘うことを決心したところだったのでなお更効いた。
ヒュンケルは鬼宿の想いに気づいた。







ヒュンケル「お前は確か勝負を五分にしたのだったな」
鬼宿「ああ、二連敗した後に2連勝したんだ」
ヒュンケル「2対2か、おもしろい」






すると鬼宿は・・・





鬼宿「てめえの前に俺が飛影を倒すかもしれないぜ」
ヒュンケル「構わん、お前は自分のことを考えろ、俺に気を使う必要はない」
鬼宿「それを聞いて安心したぜ」






平静を装うヒュンケルだが心中は自分以外の者が飛影を負かすのは許せない様子。
一方、闘いの方は飛影が追い込まれていた。
ガルヴァスのボディーブロをくらって吐血して倒れた。





飛影「ガッハ・・・」
マヤ「いや!飛影」
ダイ「まずい、ガルヴァスはトドメを刺す気だ!」






ガルヴァスはイオラを倒れている飛影目掛け撃った。




ガルヴァス「トドメだ、くらえ!」






“ドウ💥”





飛影「うぁぁぁぁ・・・っク・・・ソ」
マヤ「やめてぇ!」
アーチャー「マヤ行ってはいけない」





アーチャーが止めた。





マヤ「放して!飛影が死んじゃう」
アーチャー「ダメだ!」





アバンたちもどうしようもない。
止めることができずにいた。






マァム「どうしたらいいの? 先生!」





アバンは首を振った。




マァム「ヒュンケル、何とか言って鬼宿!」
ガルヴァス「助けに来なくていいのか?」
ポップ「おい、ヒュンケル!」
ヒュンケル「クソ!俺は・・・俺は・・・」





助けに入れば自分は飛影を信じきれなかったことになる。
しかし目の前で敵にやられそうなライバルを見て平気でいられるわけもない。
そして・・・ヒュンケルと鬼宿は同時にガルヴァスを攻撃した。






鬼宿「させるか!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド」
ガルヴァス「ムッなに!うっうわぁ!・・・」
鬼宿「これ以上黙って見ていられるか!」







飛影は意識が薄れて行く中でヒュンケルと鬼宿を見つめていた。






ヒュンケル「ガルヴァス!もう許さんぞ💢」
ガルヴァス「おのれ💢・・・」






ヒュンケルたちを見てアーチャーも弓矢でガルヴァスに狙いをつけた。






マヤ「アーチャー」
アーチャー「お前を悲しませたくはない」






矢を射るアーチャー放った矢はガルヴァスの胸に命中した。






ガルヴァス「ガハッ・・・バカな!」





“ドガァーン💥”






アーチャーがトドメを刺したおかげでガルヴァスを倒せた。
爆発してガルヴァスは散った。





鬼宿「やったか・・・」





ヒロインが飛影に近づいて心臓が動いているかを確かめた。





マヤ「心臓は動いてるわ、でもダメージがヒドイ」
マァム「私がホイミをかけるわ」
ハドラー「ムチャしおって」






マァムのおかげでダメージは回復した





マァム「もう大丈夫よ、回復させたから」





天女の蘇生能力は使わずに済んだ





マヤ「目を開けて飛影、お願い!」




マヤが飛影に抱き着くと白い光がヒロインの
両手から飛影の体に送り込まれて行く





ポップ「すげぇ!」
ダイ「マヤさん」








そして光が消えるとマヤは飛影のお腹に倒れ込んだ




アーチャー「マヤ!しっかりしろ」
マヤ「大丈夫よアーチャー」
ヒュンケル「ハッ! 飛影」
飛影「うっ・・・俺はいったい?ガルヴァスは?」
鬼宿「俺たちが倒した。でもマヤさんが・・・」
飛影「なにがあった?」
マヤ「起きてるわよ」
ヒュンケル「よかった死んだかと思いました」





ヒュンケルと鬼宿がは安心した顔になった





マヤ「癒しの力を使ったら疲れちゃった、夕飯はある物で作るからね」
アーチャー「買い物なら俺が行ってやるぞ」
マヤ「冷凍で使いたい材料があるからいいわよ」
アーチャー「そうか」
ダイ「あのう、ガルヴァスを倒したのはいいけど
他の敵は逃げちゃったよ」
ヒュンケル「知ってるさ、まぁ今日のところは任務完了でいいだろう」
飛影「ああ、みんなも助かった」
ヒム「それにしてもその小ぃせぇ体でよくやったもんだ」
ポップ「確かにな」
クロコダイン「俺たちも飛影たちとそろそろ付き合いも長くなって来たしな」




遅ればせながら幽助たちも駆けつけて来た。





幽助「おめぇら無事だったか」
ヒム「遅せぇよ、もう終わったところだぜ」
蔵馬「すまんコエンマに頼まれて調査に出てたから」
ダイ「調査って何の?」
蔵馬「敵のアジトに忍び込んで来たんだ」
桑原「おかげでいろんなことが分かったぜ、奴ら俺らが今まで戦って来た奴らを見て蘇らせようとしてやがった」
飛影「なんだと⁈」
凍矢「それだけではない、今までの魔王クラスの奴を造り出そうとしていた」
ダイ「魔王クラス?」
アバン「つまりハドラーやガルヴァスのようなモンスターを造り出すつもりなのです」
幽助「奴らもそう言ってたぜ」
ラーハルト「厄介な連中増えるというのは正直避けたいところだが」
ヒュンケル「それを阻止するのは難しいだろう、簡単には行くまい」
飛影「出て来た奴を倒す以外にはないな」
蔵馬「ただ、俺たちの予想ではそんなに強い奴が出て来るとは思えないんだ」
鬼宿「なんでそう言い切れるんだ?」
蔵馬「奴らがモンスターを生み出す装置はただ物質がモンスター化したするだけの物だ必ずしも生み出された奴が強いとは限らない」
ポップ「確かに、そいつが雑魚なら助かるけどよ」
ヒュンケル「解散しようと思っていたがもう少し話を聞く必要がありそうだな」
桑原「いや、今日はみんな大変だったろ、解散にすっか」
飛影「話は明日だ、俺は休みたい」
ダイ「そうだよね、明日また集まろう」





今日のところは解散にしました。


続く

































































つづく。