2015年1月18日日曜日

今日の昼食

今日のお昼は唐揚げ定食にしました。
唐揚げはサクサクして美味しいです。
もちろん残さず食べました。(^∇^)

2015年1月17日土曜日

2015年1月14日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ67

         『飛影VSアーチャー』



アーチャー「俺と戦うとゆうことは剣勢を競い合うとゆうことなのだぞ」
飛影「分かっているさ、俺も剣でお前には負けられん!」
アーチャー「ならば俺も遠慮はせんぞ!Ihave.abold my sword」





アーチャーは呪文を唱えて固有結界を張った。
そこはアーチャーの剣の世界だ。






アーチャー「Anlimited bladeworks」
飛影「これがお前の世界か」
アーチャー「試しても構わんぞ、お前の剣も複製してみせるぞ」
飛影「おもしろい・・・見せてもらおうか」
アーチャー「フッ」





アーチャーが手を挙げると無数の剣が舞い上がって行った。
飛影は剣を構えた。






アーチャー「その剣一本で俺に勝てると思っているのか?」
飛影「なに・・・」






離れた場所でヒュンケルとヒロインも見ていた。
アーチャーが飛影を指すと無数の光る剣が飛影に襲いかかって来た。





飛影「ハァ~!」





“キンζキンζキンζキンζキンζ”






飛影は次々と振り掛かって来る剣を打ち倒して行く






アーチャー「フッ、いつまでモツかな?」
飛影「俺をみくびるなぁ!」






飛影は炎の妖気を放ってアーチャーの剣をすべて燃やし尽くした。







アーチャー「そう来たか・・・ならば!」





アーチャーは二本一対の陰陽の剣を手にして構えた。







飛影「来い」
アーチャー「おおおっ!」
飛影「はぁぁぁっ!」





アーチャーと飛影の剣がぶつかり合い火花を散らす。






アーチャー「認めよう、お前の剣勢は俺の剣勢と互角だとゆうことを、だが勝敗は別だ!」
飛影「それがお前の本性か、アーチャー!」
アーチャー「剣で貴様に負けるわけにはいかない」





鍔迫り合いで睨み合う飛影とアーチャー






飛影「くっ・・・もう一つお前の誤算を教えてやるぜ」
アーチャー「誤算だと・・・?」
飛影「俺には分かっているぜ、お前はマスターであるマヤを愛してしまった、違うか?」
アーチャー「・・・っ!」





アーチャーの動きが止まった。





飛影「図星のようだな」
アーチャー「くっ貴様・・・」
飛影「もう一度言うぜ貴様はマヤを愛している!」
アーチャー「黙れぇぇ!」
飛影「だからあえて俺の方から戦いを挑んだのさ」






“ガキィンζ”






二度目の鍔迫り合い、アーチャーは黙ったまま飛影を睨みつけている。
そして今度はアーチャーが飛影に質問して来ました。







アーチャー「だとしたら、貴様はどうする?」
飛影「チッ、質問に答えろ!!」
アーチャー「それを聞くために俺に戦いを挑んだのか・・・?」
飛影「そう言っただろう」






アーチャーはドキンとした。
今まで考えないようにしていたマヤへの想いを見透かされたことに・・・






飛影「さぁ答えろアーチャー、どうなんだ?」





するとアーチャーは二刀の剣を自ら消した。
そしてヒロインの方に近づいて行くとそっとマヤを抱きしめた。






マヤ「アーチャー」





そして飛影の方に振り返ると・・・





アーチャー「お前の言う通りだ、俺はマヤを愛してしまった」
飛影「フッやはりな」
アーチャー「だが今の関係で充分満足しているのも事実だ」





ヒュンケルも驚いている。





アーチャー「こんな俺をマヤは好きだと言ってくれた、そして何時しか俺はそんなマヤに惹かれて行った、貴様には悪いと思いながらもな」
マヤ「飛影、お願いアーチャーを殺さないで」
飛影「勘違いするな、俺はただアーチャーの気持ちを確かめたかっただけだ」





アーチャーはマメ鉄砲をくらったような顔をしている。






アーチャー「マヤ、愛している」
マヤ「アーチャーうれしいけど私・・・」
飛影「アーチャー、これからは隠すな」
アーチャー「飛影・・・本当にそれでいいのか?」
飛影「黙っていられるよりマシだ」






一番びっくりしているのはマヤである。





マヤ「本当にいいの?二人とも」
アーチャー「マヤ、俺はお前が好きだ、だからお前に何かあったら俺は全力で守る」
マヤ「アーチャー」
アーチャー「だからと言って今までとは何も変わりはしない」





飛影は剣を収めた。





飛影「アーチャーお前になら留守中マヤを任せられる」
アーチャー「これからは本当の意味で共同生活になるぞ」
飛影「かまわん、これからは義務だから守るとゆう考えはしないことだ」
アーチャー「無論、愛するお姫様のために全力を尽くすつもりだ」





と、言って飛影をみて微笑んだ。





飛影「それでいい、出かける、マヤを頼む」
アーチャー「ああ」
飛影「ヒュンケル、行くぞ」





飛影はヒュンケルと出て行きました。
ヒュンケルは飛影を見つめていた。
しばらくして話しかけた。






ヒュンケル「アーチャーともライバル関係になっちまったな」
飛影「あいつはお前とは違うタイプだ、戦って見てヤツの剣の技術の凄さが分かった」
ヒュンケル「俺も見ていてあの男の剣の腕に驚愕した、スピードが速く動きにも無駄がなかった」
飛影「ヒュンケル・・・」






ここで飛影は初めて本音を口にした。






ヒュンケル「なんだ・・・?」
飛影「アーチャーも鬼宿も戦っていて負けられんと思ったのは確かだ」
ヒュンケル「鬼宿も・・・?」






ヒュンケルは飛影の意味深な言葉に疑問を感じた。






飛影「お前にはハッキリ言っておこうと思ってな」






飛影は右手の人差し指でヒュンケルを指して言いました。






飛影「これだけは言っておく、俺のライバルはお前だ」
ヒュンケル「なぜそこまでして俺にこだわる?」
飛影「それはお前の魂の力である闘志に惹かれたからだ」
ヒュンケル「俺の闘志に!?」
飛影「そうだ・・・あの日お前と初めて闘った時から、お前のその目を見て俺の中に熱い想いが込み上げて来たのさ」
ヒュンケル「最初に出会って俺の目を見てライバル心を懐いたと言うのか?」
飛影「もっと言えば一目惚れのライバルバージョンだ」





飛影は今まで口にしなかった、戦いの中で気持ちを表すタイプなのだが、
ここまで言うとゆうことはヒュンケルとゆう男が飛影の中で大きな存在であるとゆう証拠である。
飛影にそこまで言わせる男は恐らくヒュンケルただ一人だろう
そしてライバルの反応は・・・
ヒュンケルは微笑むと飛影を見た。





ヒュンケル「俺からの返事だ」





と言って飛影に近づくとボディーブローを入れた。




“シュ、ドス!”




飛影「ぐぅ・・・」
ヒュンケル「これが俺の返事だ」





そう言うと飛影の鳩尾から拳を抜いた。





飛影「貴様・・・!ズルイぞ俺にだけ本音を言わせるのは・・・」
ヒュンケル「スキを見せる貴様が悪い」
飛影「な・・・に!」






飛影は腹を押さえながらヒュンケルを睨みつける。
そして本当に本音を言わないつもりか?と思ったその時・・・
ヒュンケルは飛影を見つめた。






ヒュンケル「俺も一目見て貴様にライバル心を懐いた、つまり貴様とまったく同じとゆうわけさ」
飛影「ヒュンケル・・・なら俺たち最初から・・・」
ヒュンケル「ああ、そうだしかし貴様は一つウソをついているな」
飛影「ウソ・・・?」






それは飛影自身忘れていることだった。





ヒュンケル「俺とコンビを組む時にコエンマに『ライバル同士で組めば最強のコンビだ』と言われてから俺にライバル意識を持ったはず」
飛影「違う、それはお前の思い違いだ」






ヒュンケルは?顔で見た。






飛影「確かにお前と戦った時は今まで戦って来た奴とは違うと思った、俺自身その気持ちがなんなのか分からなかった。だがコエンマに言われてようやくその時の違和感に気づいた」
ヒュンケル「ではあの時コエンマに言われて確信したと言うのか?」
飛影「そうだ、だからウソは言ってない」







これかの二人にとってはお互い本当の気持ちを再確認できてよかったでしょう。






ヒュンケル「飛影、また貴様と同じ土俵に立てると思うとうれしいぜ、容赦はせんから覚悟しておけよ」
飛影「ああ、力比べでもなんでもやってやるぜ」






“バチ×バチ×”と火花を散らす飛影とヒュンケル






ヒュンケル「その言葉憶えておくぜ」
飛影「この一撃の礼はさせてもらうぞ」
ヒュンケル「フッでは俺も言わせてもらおう、貴様はライバルだ、俺はもっと強くなって必ずこの手で倒す」
飛影「望むところだ!」





睨み合う
その頃、アーチャーとマヤさんは・・・






マヤ「飛影遅いわね」
アーチャー「ライバルといるならまだ帰って来ないだろう」
マヤ「ま~た勝負しているのかしら?」
アーチャー「さぁな、飛影が戻るまで俺が傍にいてやる」
マヤ「クス・・・どうしたの?今日はいつもより優しいじゃない」
アーチャー「自分の気持ちに気づいたからな」






マヤは微笑んだ。
そこへ家の前でヒュンケルと別れた飛影が帰った。





マヤ「あっ帰って来た、お帰りなさい」
飛影「アーチャーはいるか?」
アーチャー「ここにいる」





マヤのとなりに現れた。





飛影「疲れた、少し休む」
マヤ「うん、夕飯になったら呼ぶね」
飛影「そうしてくれ」





飛影は二階へ登って行きました。
アーチャーはマヤとリビングでソファーに腰掛けた。
飛影は二階の寝室に入るとベットに倒れ込み眠った。
一方、ライバルのヒュンケルも自分の部屋でくつろいでいた。





ヒュンケル「飛影・・・俺のライバル、お前は俺がこの手で倒す!」





独り言を呟いた。
そして飛影も寝言を言いながら安眠トレーニングをしていた。






飛影「強い!クッソォ・・・負けてたまるか!」






叫び声がリビングにいるマヤとアーチャーのところまで響いて来た。






マヤ「夢の中でも闘っているみたいだね」
アーチャー「忙しい奴だ、あれで疲れは取れるのか?」
マヤ「どうかしら?」
飛影「どうした?ヒュンケル立ち向かって来い!」
マヤ「ほっとけばそのうち静かになるでしょ」
アーチャー「そうだな、そっとしておこう」





しかしデカイ寝言だこと
トレーニングと言うより安眠バトルの方が正しいかも・・・
そしてヒュンケルの方もいつの間にか眠っていた。
そして彼も・・・





ヒュンケル「アマイぞ飛影、おおおっ・・・勝負はこれからだ!」






こちらも熟睡しながら闘っていた。
しかもそれぞれ会話まで成立していた。





ヒュンケル「行くぞ飛影!」
飛影「来い!ヒュンケル」





ヤレヤレ・・・




つづく。

2015年1月13日火曜日

カレンシャツとカーディガンをGET

今日MODEOFFへ母と行って来ました。
カレンファッションを目指す私はカーディガンとシャツを母が見つけてくれて買いました。
満足であります。
これでまた一歩カレンに近づいた気がします。→(自己満足です)
カレンとったど~!

2015年1月8日木曜日

今日のカレンっぽいファッション

今日から仕事です。
カレンっぽいファッションで行って来ます。
ちょっと顔が恐くなっちゃった。(●^o^●)

2015年1月5日月曜日

スーパーあぶない刑事45話

     『変化』真琴とあの人の共通点



次の日、港署では特に事件もなくヒマであった。
しかしそこに真琴の姿はない。
米軍基地に来ていた。





カレン「makoto、この間はすまなかった」
大下真琴「いえ、聞けてよかったです、それにカレンさんとは違うけど俺にも他人には言えない
悩みっつうかトラウマがありますから」
ハンナ「よかったら、聴かせてくれないか?他人の方が話しやすいってこともある」







CALLENもSAMも日本語が上手くなっている
真琴は迷いながらも二人の顔を見て話すことを決心した。







大下真琴「笑わない?そんなことで?とか言わない?」
サム「言わない、約束する」






SAM・HANNAの真剣な目を見て真琴はうなずいた。






大下真琴「俺、幼稚園の頃、年長組入ってからはいつも先生に怒られてた、ひどい時は教室に閉じ込められた」
カレン「そんな問題児だったのか?」
大下真琴「さぁ、変わっていたからじゃない? みんなと違う行動を取ると怒られるんだ」
ハンナ「そんな・・・ひどい先生だな、違っていて当たり前なのに!」
大下真琴「俺もそう思います、でも卒園するまでそんなことが度々ありました」






CALLNとHANNAは交互に真琴を抱きしめた。






カレン「俺も辛かったからマコトの気持ち分かるよ」
大下真琴「ありがとう、それからは小学校でもいじめられるようになった」
サム「分かった、もういいそこまで聞けば充分だ、よ~く分かったよ」






二人は真琴が刑事になるまでの生い立ちをすべて理解したようだ。







カレン「昔からそうだ、人と違うところがあるといじめが起きる差別をしたり仲間外れにしたりする、アメリカでも同じだ」







それからはいつもの訓練で汗を流すと兵隊さんたちと別れた。







大下勇次「お帰り、どうだった?」
大下真琴「いい話ができた」
大下勇次「ふ~ん、乗れ」
大下真琴「うん」







勇次は黙って署に向かって車を走らせた。
署に着くまで会話はなかった。
署に戻るとみんないつも通りの様子だった。






青木順子「お帰りなさい、どうでした?」
大下真琴「ハードでしたよ、いや疲れました」
松田香苗「コーヒーでも飲みますか?」
大下真琴「はい、お願いします」






香苗がブラックコーヒーにミルクと砂糖を入れて持って来ました。





松田香苗「はい、カフェオレどうぞ」
大下真琴「ありがとう」







勇次は鷹山と本城のいる所へ行った。






本城慎太郎「ずいぶん明るいじゃない、なんかあったのか?」
大下勇次「それは本人から聞いた方がいいかもよ」
村木拓「そうします、ねぇ署長」
大下真琴「なんでしょう?」
村木拓「なにかいい事でもあったんですか?表情が明るくなってるから」
大下真琴「まぁ、なにみんな聞きたいんですか?」
みんな『聞きたい』
芝夏美「最近、署長が変わったって、みんなで話していたんです」
大下真琴「気づいてたんだ」






真琴はみんなを見つめたまま少し考えた。
そして・・・






大下真琴「米軍基地で俺が入ったチームの兵隊さんがよくしてくれるんだ」
海堂進二「それだけですか?」
大下真琴「カレンさんという隊長さんとハンナさんという副隊長さんがいるチームだったんだけど、カレンさんの方が俺とちょっと似ているところがあって意気投合して仲良くなったんだ」
芝夏美「そうだったの」
大下真琴「お互いのことをいろいろ話した、それだけ」






それ以上は誰も何も聞きませんでした。
真琴は自分の席で資料の見直しをやり始めた。
数時間後、電話が鳴り副署長が出ました。







近藤卓造「はい、港署捜査課、なに!立て籠もり?!ああ、よし分かった」






と、言って電話を切ると・・・






近藤卓造「スーパーで強盗グループが人質を取って立て籠もったそうだ」
大下真琴「分かりました、行くよ」
みんな『はい』






真琴のスイッチが切り替わり刑事の顔つきになりました。





徳川治樹「強盗グループって言ってたな」
大下真琴「ああ、ということは少なくとも5・6人はいると考えていいね」
徳川宗明「あとは人質の数だな、多ければ多いほどリスクも大きくなる」






早速真琴はあらゆる可能性を考えて戦略を練った。
現場に着くと制服警官に状況を聞いた。






大下真琴「ごくろう様、状況は?」
巡査A「犯人グループは我々に中へ入るなと要求したきりなにも言って来ません」
徳川宗明「人質の数は?」
巡査B「少なくとも10人はいると思います」
大下真琴「分かった、策を練る」






真琴・大岡・遠山の三人は話し合いました。
しかしその矢先にスーパーの中から大下たちに向かって発砲して来たのです。






“ダダダダッ💥”






マシンガンをぶっ放す犯人たち窓ガラスを割って撃ちまくっている。







木葉聡「これじゃ近づけないぞ」
田中文男「かと言ってここからじゃ我々の銃じゃ奴らのところまでは届かない」
吉田春彦「どうしますか?打つ手なしですよ」
徳川吉之「三人とも策は浮かばないのか?」
大岡忠利「もう少しです」






大岡が答えた。
すると真琴は覆面パトカーのトランクからライフルと防弾ベストを取り出した。
三丁持って来ると一丁を鷹山にもう一丁を治樹にベストと一緒に手渡した。






大下真琴「俺たちで突破口を作るから後からついて来い」







三人は防弾ベストを装着してライフルにマガジンをセットした。







“カチャン⚡️カチン⚡️”







大下真琴「行くぞ、二人とも」






鷹山と治樹はうなずいた。
三人はスーパーの入口まで一気に走って行きます。
犯人たちが気づいた時にはすでに入口に到着していた。







犯人P「入って来たぞ」
犯人リーダー「いつの間に!なんで見張ってねぇんだよ💢」






犯人グループの中の三人が真琴たちに発砲して来ました。







徳川治樹「人質を確認した、これからどうする?」
大下真琴「中に入ってからことを何も考えてねぇ!」
鷹山敏樹「構わない状況は常に変わる」






真琴は気配を探りながら注意深く歩いた。
合図をして分かれて進んだ。
そしてホシの一人を見つけた。
拳銃を向けると真琴は迷わず発砲した。






“ズダダダッ💥”






犯人O「うぁっ!痛って」
徳川治樹「真琴もう一人いるぞ!」





“バババン⚡️”





犯人G「うぐっ!」
鷹山敏樹「二人とも無事か?」
大下真琴「ああ、おかげで助かったぜ」






そこへ大下たちも突入して来た。






大下勇次「みんな無事か?」
大下真琴「人質を解放しろ、勇次と敏樹は裏へ回れ、治樹と宗明と慎太郎と秋夫は俺と来い、吉之、跡は頼む」
徳川吉之「引き受けた、気をつけて行け」
大下真琴「ああ、みんなは人質と脱出しろ、合図したら行け」
青木順子「はい」
犯人リーダー「人質を殺せ!一人残らずだ」
大下真琴「そうはさせるか、順子行け!」
青木順子「外に出て下さい」







悲鳴を挙げながら脱出しました。
村木・原田・谷村・吉田も出て行きました。







大下真琴「よし、残ったのは俺たち六人だけだ、宗さんは慎太郎と行け、分かれて行く」
徳川宗明「了解、治さん署長のことを頼むぜ」
徳川治樹「ああ、任せておけ、気をつけて行けよ」







二人ずつに分かれて潜入した。
犯人たちの姿は見えない。
その時、車の発進音が聴こえて行ってみると一台のワゴンが地下駐車場から飛び出して来ました。
真琴たちもすぐに外に出て追いかけました。






本城慎太郎「おい、追うぞ、大下、吉井さん」
吉井浩一「中さんとワゴンを追跡しているところだ大桟橋に向かって進行中」
大下勇次「ナイス、パパすぐ行く」
大下真琴「横浜税関から回り込む、治ちゃん」
徳川治樹「挟み撃ちかOK、捕まっていろ」






治樹はアクセルをベタ踏みしてスピードを挙げた。
真琴はライフルを置いてシグ・ザウエルのマガジンの弾の数を確かめると拳銃にセットして靴を脱いで
立ち上がりサンルーフを開けて準備した。
宗明が後部座席で真琴の体を支えた。






徳川治樹「正面に出るぞ、準備はいいか?」
大下真琴「いつでも、ぶっとばせ」
犯人C「おい!前からも来ているぞ!」








気づいた時には時既に遅し、真琴が狙いを定めていた。





“バン⚡️ポス⚡️キキィ~💨”





見事タイヤに当たった。







犯人B「クソ!うおっ」







倉庫街に犯人グループの車が入って行く





大下勇次「この辺りだ、真琴、どこにいる?」
大下真琴『前だよ、左に曲がれ』







本城たちも次々に集まって来ました。
そしてある倉庫の前にワゴンが止まっているのを確認した。







谷村進「あれだ、署長」
大下真琴「止めよう」





気づかれないように覆面パトカーを止めました。
拳銃を手にすると分かれて倉庫に近づいて行きました。
扉が少し開いていたので中を覗いてみた。
暗かったので真琴は懐中電灯をカバンから出して点けた。






徳川宗明「準備いいね」
大下真琴「みんな持ってないの?」
本城慎太郎「残念ながら持ってねぇな」
大下真琴「欧米じゃ当たり前のように備えているよ」
本城慎太郎「うわっ!リアルだ、ごめんね」







ため息をつくとついて来いと治樹たちに合図をした。
治樹たちも着いて行く、真琴は気配を探りながら歩いて行く。
しばらく進むと奥の方で音がした。
その時、真琴が上に銃を向けて発砲した。





“バン⚡️バン⚡️バン⚡️”






犯人C「うおっ!あ~」






一人仕留めた。
裏口から入って来た勇次たちと合流した。
敏樹が奥を指したのでうなずきで応えて奥へと進んだ。






徳川宗明「話声がする、そこだ」
犯人B「こいつでモールをふっとばす爆弾テロを起こしてサツの目をテロに向けてさせて、その隙に高飛びする」
犯人A「それで突破するしかねぇな」
村木拓「とんでもねぇ計画を立てていやがる」
大下真琴「だが失敗で終わる、行くぞ」





真琴が指で3・2・1とカウントした。






本城慎太郎「あ~おはずかしぃったらありゃしない、ペラペラと計画をしゃべっちゃうなんてさ」
原田実「港暑だ!」
犯人B「バカな!いつの間に?」
大下勇次「注意力が足りないぜ、簡単に侵入できた」
鷹山敏樹「チェックメイトだ」







勇次と敏樹も銃を向けながら姿を見せた。






大下真琴「カーチェイスで逃げたつもりだろうが残念だったな」
徳川治樹「これでモールをふっ飛ばす計画もパァだな、観念しろ」
犯人D「やっちまえ!」





“バン⚡️バン⚡️バン⚡️”






ホシたちが銃を向けた瞬間、勇次たち全員同時に発砲してホシたちを仕留めた。





犯人たち『うわぁ!』
徳川吉之「愚か者め、この人数に勝てるとでも思ったのか?」
大下真琴「フッ、いいねぇ」





萩原も駆けつけて来たが






萩原秋夫「俺の出番がなかった」





犯人グループの腕や肩を打ち抜いて全員に手錠を掛けて連行しました。
署に戻ると真琴は報告書を書いた。
作文用紙に細かい作戦実行のところまで書いています。
提出に行くと・・・






緒方雄一「ご苦労様、最近変わったことはないかい?」
大下真琴「なにも、問題ありません」
緒方雄一「よろしい、行っていいですよ」






会釈をして出て行きました。
次は大原刑事部長のところへ・・・





大原功一「よくテロ計画を未然に防いでくれました」
大下真琴「俺もホッとしました」
大原功一「ところで最近はどうかね?」
大下真琴「特に変わったことはありません」
大原功一「よろしい、次も期待してるよ」
大下真琴「はい、失礼します」






オフィスを出ました。
真琴は首をかしげた。






徳川治樹「どうかしたのか?」
大下真琴「ちょっとね」






最後は浅見刑事局長のオフィスです。
部屋の前でノックをしました。





浅見陽一郎『どうぞお入り下さい』
大下真琴「失礼します」





中へ入りました。






浅見陽一郎「報告書ですね、待っていましたよ」





真琴は封筒を手渡した。
浅見刑事局長は中身を取り出して目を通した。
読みながら真琴にこんな質問をして来ました。






浅見陽一郎「最近、変わったことはありませんか?」
大下真琴「フッ、なぜそう思うんです?」
浅見陽一郎「質問に答えてくれるかな」
大下真琴「特にないですね、次は俺の質問にお答え下さい」





浅見刑事局長は書類を机に置いて言いました。





浅見陽一郎「キミは心の病に掛ったろう、それでみんな心配してるんだ」
大下真琴「そうでしたか、大丈夫です、ご心配なく」
浅見陽一郎「それならいいんだ、困ったことがあったらいつでも連絡して下さいよ」
大下真琴「はい、ありがとうございます」







真琴はみんなが自分のことを心配してくれていることを知った。
その上で明日からも頑張ろうと思ったのです。
本日はここまで



つづく。

2015年1月4日日曜日

お墓参りへ行って来ました




茅ヶ崎へお墓参りに行って来ました。
帰りは母の姉のところに新年のあいさつに寄ってお昼をいただいて来ました。

2015年1月1日木曜日

スーパーあぶない刑事44話


  『戻って来た敵』




今日、東京拘置所から一人の男が釈放された。





坂巻「お世話になりました」





殺人鬼・坂巻祐一31才が横浜に戻って来た。
横浜港暑。
電話が鳴り真琴が出ました。






大下真琴「はい港署捜査課、あっ本部長、はい、それで今日は・・・?」
緒方雄一『今日、東京拘置所から坂巻が釈放されました、真琴くん充分気をつけて下さい』






緒方の話を聞いて真琴の顔色が変わったのをみんなが見ていました。






大下真琴「はい、ありがとうございます、失礼致します」





電話を切った。






鷹山敏樹「署長、どうしたんですか?本部長はなんて?」
大下真琴「今日、東京拘置所から坂巻が釈放されたって、それで俺に充分気をつけろと言われた」
大下勇次「坂巻ってあの6年前にお前が逮捕した、あの坂巻か?」
大下真琴「ああ、7才の頃、初めてデカイヤマだった、殺人鬼、あの坂巻だ」







近藤副署長も吉井たちも無言のままである。
すると大岡が資料室へ行って坂巻の捜査資料を探して持って来ました。






大岡忠利「山下町・関内などで大手会社の社長が暗殺された事件」
田中文男「石川町のマンションや歩道橋からも白昼堂々暗殺する凄腕だったよ」
鷹山敏樹「銀星会からの依頼が多く、対立していた組の幹部を殺したりなんでもやってた」
大下勇次「すげぇあぶない奴、恐らく保釈金を出したのは銀星会だろう」
鷹山敏樹「狙いは・・・」
敏樹&勇次『復讐』







タカとユージの声が揃った。






谷村進「一番ヤバイのは署長じゃないですか、坂巻撃って手錠掛けたのは署長でしたから」
吉井浩一「あ~そうだったな」






と、みんなが真琴の方を見た時にはすでに真琴の姿がなかった。







萩原秋夫「あれ、消えちまったぞ?今までいたのに」
町田透「署長を一人にしたらマズイですよ」
宮本謙「見つけてガードしてくれ」






大下たちも出て行きました。
真琴はショルダーバッグを下げて歩いていた。






徳川吉之「真琴は囮になるつもりだ」
徳川宗明「もうなってるよ」






宗明に突っ込まれ苦笑いをする吉之だった。






青木順子「まだそう遠くへは行っていないはずです」
本城慎太郎「よし、散ってくれ」







手分けして真琴を探すことにしました。






大月半蔵「これは探すのは一苦労だな、どっちへ行ったのか?」
十文字隼人「では俺と皐月はあっちを探します」
大月半蔵「頼む、散り散りに探そう、園子」
倉田園子「はい、早く見つけなくちゃ」








忍び組も分かれて探すことに・・・
その頃、真琴はPOLESTAR近くを歩いていた。






マスター「いらっしゃい、おや今日はお一人ですか?」
大下真琴「うん、梅ソーダ下さい」
マスター「承知しました」








マスターは何も聞かず梅ソーダを作って出してくれました。
真琴はカウンターの角で思い詰めた顔をしている。
そこへドアが開いて大下・鷹山・治樹・宗明が入って来ました。







大下勇次「やっぱりここにいた、マスター俺ソーダ」
マスター「はい、すぐに」
大下真琴「チッ!もう見つかっちまったか」
鷹山敏樹「すぐにここだと思ったよ、ここなら狙いやすいからな」
徳川治樹「水臭いじゃないか、俺たちを置いて行くなんて、なぁ宗さん」
徳川宗明「そうだよ、俺たち仲間じゃないか」
大下真琴「今回は危険すぎる俺一人で坂巻を逮捕する」
大下勇次「逮捕?殺すつもりだろ」








勇次の一言で真琴の顔つきが変わった。
目が据わっている








大下真琴「どっちにしろ同じだ、俺が囮になるしかあるまい?」
鷹山敏樹「それは違う、確かに6年前坂巻を撃ったのはお前だ、しかしそれは銃撃戦の末そうなった」
大下真琴「でも本部長は俺に気をつけろと言った」
大下勇次「お前だけじゃない、俺たち三人にだ」







珍しく勇次が感情的になっている
治樹と宗明は三人のやり取りを見ていた。







鷹山敏樹「治樹さん、宗明さん、今回は俺たち四人で真琴を守る、いいですね?」
徳川治樹「ああ、そうしよう」
徳川宗明「異議なし」








真琴はシブシブ了承した。
その矢先のこと、赤いレーザーが真琴の胸に当たったのを見た治樹が真琴を抱えて伏せた。







徳川治樹「あぶない!真琴」







“パン⚡️パリン⚡️ポス⚡️”






弾は真琴が座っていた椅子に当たった。
タカとユージが窓から見上げたところにライフル銃を構えている男の姿が見えた。







大下勇次「タカ!真琴はここにいろ」






と、言うと勇次と敏樹は店を飛び出して行きました。







徳川治樹「ケガはないか?」
大下真琴「大丈夫、庇ってくれてありがとう、ハルさん」






治樹は真琴の頭を撫でながら笑顔でうなずいた。







徳川宗明「しかし、白昼堂々狙って来るとは、それも確実に真琴の心臓を撃ち抜けるところに撃ち込むとは・・・」





一方、狙撃者のところへ向かっている勇次と敏樹は向かいのビルの階段を上がっていた。







大下勇次「なんでエレベーターがねぇんだよ💢」






やっとのことで屋上に辿り着いた勇次と敏樹だったがすでに狙撃者の姿はどこにもなかった。
周りを見回っていると屋上から下に向かって長いロープが垂れ下がっていることに気づいた。
二人は下を見下ろしてみると・・・男がロープを伝って降りて行くところだった。







大下勇次「坂巻!これじゃ届かねぇ」







拳銃で狙うも届かないと判断しやめた。
下に降りると男は大下たちの方を見上げて勝ち誇ったかのように笑って車に乗り込んで逃走した。
鷹山と大下は悔しい顔つきで店に戻って来た。






徳川宗明「ダメだったのか?」
鷹山敏樹「はい、逃げられました」
大下真琴「気にしないで想定内だから」







と、真琴が言うと勇次は目線を真琴に合わせて言いました。







大下勇次「お前のことは俺たちが守る、だからムチャなことは考えるなよ」
大下真琴「リョーカイ」







と、真琴も応えました。
ところがこの後、真琴がブチギレル事態が次々と起きる。
里菜と家吉が学校から帰る途中突如ゴミ置き場が爆発。
幸い里菜が腕に擦り傷を負った程度で済んだ。
病院から菜美の知らせが入り吉之が出た。







徳川吉之「爆発で里菜が怪我をした!?」
大下真琴「えっ!」
菜美『幸い腕を擦りむいた程度で、家吉は大丈夫よ』
徳川吉之「よかった、すまないが里菜を頼む」
菜美『ええ、真琴さんに心配しないでと伝えて』
徳川吉之「ああ、また連絡する」








吉之も携帯電話を持っていた。






大下真琴「吉之さん、里菜の容体は?」
徳川吉之「心配ない、擦り傷で済んだ、爆発もそんなに大きくなかったそうだ」
大下勇次「ゴミ置き場が爆発したのと里菜ちゃんがそれで怪我をしたのは偶然だと思うか?」
大下真琴「ヤツの仕業だ狙いは俺を動揺させることだろう」





そこへ宮本課長から連絡があった。







宮本謙「宮本です、署長、今、坂巻から電話があって近くの公衆電話にトランシーバーがあるから取りに行けと指示がありました」
大下真琴「近く?あそこか、了解、俺が行く」
萩原秋夫「俺も一緒に行く、いいよな?」
大下真琴「ああ」







と、言って真琴と秋夫は覆面パトカーから降りて公衆電話へ向かった。
扉を開いて本体を調べると電話の下裏に茶封筒がガムテープで付けられていた。
ガムテープをはがして中身を取り出すとトランシーバーが入っていた。
それを手にするトランシーバーから坂巻の声がした。








坂巻祐一『久しぶりだな、6年前より逞しくなっているな』
大下真琴「テメー狙いは俺への復讐だろう、関係ない奴を巻き込むな!」
坂巻祐一『私の復讐は始まったばかりだ、しばらくはつき合ってもらうぞ』
大下真琴「そうはさせない、守ってみせる」
坂巻祐一『止めたければ捕まえるしかないぞ、お前にできるかな?』
大下真琴「お前は俺が捕まえる首洗って待ってろ」
坂巻祐一『フッではゲーム開始だ』






そこで電話が切れた。
公衆電話から出ると治樹の覆面パトカーに乗りました。







徳川治樹「坂巻はなんだって?」
大下真琴「ゲーム開始だって、んっ?なにか入ってる」






真琴は封筒から紙を取り出した。







徳川宗明「どっかの地図みたいだな」
大下真琴「山下公園だ、治樹行ってくれ」
徳川治樹「分かった」
大下勇次『待て、真琴、俺とタカが行く』
大下真琴「ダメだ、三人は署に連絡しろ、治樹」






治樹はうなずくと車を発進させました。
一足違いで本城たちが応援に来ました。







青木順子「すいません遅くなって、署長は?」
鷹山敏樹「治樹さんたちと山下公園へ向かった」
吉井浩一「坂巻の昨日の行動が分かったぞ、ガンショップで拳銃2丁と弾を4箱買っていた、38口径のリボルバーとベレッタ96FS15+1発の弾を持ってる」







吉井の報告を聞いて大下と鷹山と萩原は真琴があぶないと感じ山下公園へ向かいました。
その頃、坂巻はビルの屋上から山下公園にライフル銃を向けていた。
一方、山下公園に着いた真琴・治樹・宗明は周りを見回した。







大下真琴「奴はこの中にいるはず」
徳川宗明「手分けして探そう、気をつけろよ」
大下真琴「宗さんたちも」






それぞれ一人になって坂巻を探した。
その坂巻はビルの屋上からライフルで真琴に狙いを定めていた。
そしてUターンして山下公園に向かっていた大下と鷹山もすぐ近くまで来ていた。







鷹山敏樹「勇次、治樹さんの覆面パトカーだ」
大下勇次「間に合ってくれよ」







すぐ後ろから萩原、本城、青木、芝、村木の覆面パトカーも到着した。






本城慎太郎「よ~し探すぞ、散ってくれ」
徳川吉之「しかし三人を見つけても肝心の坂巻を見つけられなければどうしようもないぞ」
原田実「その通りです、坂巻を先に見つけないと」
藤村亮「きっと近くから見ているはずだ」






すると夏美が公園内にいる真琴を見つけた。







芝夏美「いたわ、署長よ、あとは坂巻ね」







藤村はとあるビルの屋上から光っている物を見つけた。
それが山下公園に向けられていることに気づいた。






藤村亮「本城さん、あそこあのビルの屋上にいる男、坂巻じゃないっすか?」
本城慎太郎「あん?やべぇ!署長のところへ急げ!」
萩原秋夫「ライフルがあれば阻止できるんだが」





そして一発の銃声がした。






“パン⚡️”






その音で大下たちも振り返った。
治樹と宗明はうずくまっている真琴を見つけて駆け寄った。






徳川治樹「署長!撃たれたのか?」
大下真琴「大丈夫、間一髪だったけど」
大下勇次「真琴、無事か?」
本城慎太郎『お~い、あのビルにいるぞぉ!』







本城の声に気づいて見上げると坂巻がライフルをしまうところだった。







大下勇次「あのヤロウ💢」
大下真琴「先に行く、車を回せまた逃走するかもしれない」
大下勇次「分かった、気をつけて行けよ」
大下真琴「ああ」







治樹たちも覆面パトカーに乗り込みました。
真琴がビルの前に着くと地下駐車場から一台の車が飛び出して来ました。
運転席には坂巻が乗っていた。







大下真琴「坂巻、うわっ!」







危うく引かれそうになったがとっさに避けた。
おかげで当てられずに済んだ。
そこへ勇次の覆面パトカー港301が止まった。






大下勇次「乗れ、息子」
大下真琴「よっしゃ!」







後部座席に乗り込むと・・・






大下真琴「俺が許す、ぶっとばせ」
大下勇次「OK、しっかりシートベルトを締めろよ」







勇次はアクセルをベタ踏みして猛スピードで坂巻の車を追った。






徳川宗明「あら、パパの方の車に乗っちゃった」
徳川治樹「宗さん掴まってて」






治樹と秋夫も覆面パトカーで大下たちを追いかけます。
すると大岡から無線が入りました。






大岡忠利「署長、くれぐれも冷静に坂巻の思い通りにならないように」
大下真琴「忠利さん、そうだったありがとう」







今こそデカIQ250の実力を見せる時です。







大下真琴「勇次、車を止めろ、作戦を練る、しばらく待ってくれ」
大下勇次「了解、署長」







タカも真琴を見た。






鷹山敏樹「それにしても坂巻の奴、いつから知能犯になったんだ?前は勇次みたいな奴だったのに」
大下勇次「俺みたいにとはなによ、まるで俺がなにも考えてないみたいじゃないの」
鷹山敏樹「ほぼそうだろう一気の勇次なんだから」
大下真琴「コラコラ、集中できねぇだろうが」
勇次&敏樹『すんませんでした』






再び集中して考える真琴。






大下真琴「なぁ、坂巻の狙いは俺への復讐だよな」
大下勇次「俺たちへのね、だとしたら何だ?」
      ・・
大下真琴「ふつうなら俺たちの弱点を突いて来るよな」
鷹山敏樹「ふつうに考えればな、だがそうすると弱い立場の者を狙うはずだ、薫は署にいるし」
大下勇次「里菜ちゃんたちか・・・いや、しかし、う~ん」
大下真琴「車を出せ」
大下勇次「オーライ」







覆面パトカーを発進させる勇次
またしても里菜と家吉に危険が迫るのか?
坂巻の次の狙いは・・・パトロール中の薫だった。
薫は鈴江とともに署に戻って来たところだった。







大下薫「まぁ、ワルガキもあ~やって見るとかわいいもんだよね」
鈴江秀夫「そうだね、ちゃんと謝ったもんな」








その時、署内に赤いスコープが照らされた、スコープは薫の胸元で止まったことに気づいた鈴江が
薫を庇って覆い被さって来た。






武田英彦「薫くんあぶない!」







“パン💥キン⚡️パン💥”








山路瞳「キャ!」






瞳のことは近藤副署長が庇った。
薫のことは武田が庇った。






武田英彦「怪我はないか?薫くん」
大下薫「はい、ありがとうございます」







薫が狙撃されたことは真琴の耳に入った。






大下真琴「お母さ・・・いや薫が襲われた?やったのは坂巻ですか?」
宮本謙「そうです、武さんが庇ってくれたから無事ですよ」
大下勇次「連絡ありがとうございます」
大下真琴「あのクソヤロウ💢」







その時、真琴の携帯電話が鳴った。
坂巻からであった。







大下真琴「大下だ」
坂巻『さっきは俺を捕まえそこなったな、チャンスだったのに、俺は遠慮なくお前の大切な者を殺るぞ、今度は確実にな』
大下真琴「お前の狙いは俺だろう、だったら直接俺のところに来いよ」
坂巻『これが最後のゲームだ、俺が捕まるかお前が死ぬか?舞台は赤レンガ倉庫だ』
大下真琴「お前にとってはゲームかよ、なら二度とシャバに出られねぇようにしてやる」








と、言って携帯電話を切った。
そしてすぐに勇次に赤レンガ倉庫に向かうよう指示した。







大下勇次「でっ策はあるのか?」
大下真琴「いい質問だな」
大下勇次「その顔、ヤバイ事を考えてんだろう」








鷹山は黙っていたが真琴を見て口を開いた。
真琴は赤レンガ倉庫に着いてからのイメージを膨らませていた。







鷹山敏樹「お前の気持ちはよく分かる、だから一緒に戦おうぜ」
大下真琴「トシくん、ありがとう」
萩原秋夫『俺がいるのを忘れんなよ』
大下勇次「分かってますって」






その頃、治樹と宗明は署に戻ってくつろいでいた。







本城慎太郎「薫ちゃんは無事でよかったけど、いいんですか?相棒をほったらかしといて」
徳川治樹「いざという時の備えはできてるよ、署長の性格はよく分かってるからな」
徳川宗明「そうそう、今はお父ちゃんたちに任せておけばいいの」
原田実「そういうもんですかね」
近藤卓造「鷹山と大下とが署長についてるのが心配だ、頼りは萩原さんだ」








近藤副署長が頭を抱えていた。







宮本謙「大下たちはともかく署長はバカなマネはしないだろう」
大下薫「分かってないですね、署長が一番あぶないんですよ、なんたって大下さんのDNA受け継いでるんだから」
本城慎太郎『コワイね、今は待つしかない・・・かぁ』






その頃、真琴たちは赤レンガ倉庫に着いたところだった。







大下勇次「行くか、タカ、俺真琴についてるわ」
鷹山敏樹「OK、俺たちがついてる思いっきりやれ」






タカはそう言って真琴の頬に触れた。
真琴は黙ってうなずいた。
シグザウエルを抜いて歩き出した。
勇次も拳銃を抜いてついて行った。







大下真琴「坂巻、出て来いよ、ケリをつけようぜ」







すると離れた所から坂巻の声がした。






坂巻『久しぶりだな、あの時のガキが大きくなったじゃねぇか』
大下真琴「リボルバーにライフル、随分装備したもんだ」
大下勇次「息子を逆恨みするとは確かに6年前最後にお前を撃ったのは俺の自慢の息子だが、元々てめぇの捲いた種だろうが」
大下真琴「父さん話したってムダだ」
坂巻「あんな小さいガキに捕まるとは俺もヘマしたもんだぜ」
大下真琴「ヘマ?そうかもな、だが今回は違うぜ」
坂巻「ああ、そうだ老若男女、おれに関わった奴はすべて殺す、それが俺のルールだ」
大下真琴「俺は殺されない」
坂巻「フッ父親が守ってくれるからか?」
大下真琴「いいや、俺がお前を撃つからだ、殺さない程度にな」








“バン⚡️バン⚡️”







坂巻が発砲して来た。






大下勇次「おっとあぶねぇ」
鷹山敏樹「勇次、真琴伏せろ!」






“バンバンバン⚡️”






別の方向から二人の男が発砲して来た。
すると真琴は・・・







大下真琴「二人であのザコどもを黙らせてくれ」
鷹山敏樹「OK、萩原」
敏樹&秋夫『セーノ』






“パン⚡️パン⚡️パン⚡️”






坂巻「うっ、このガキ💢」
大下真琴「チェックメイトだ坂巻」
坂巻「射撃の腕を挙げたのか、なんてガキだ」
大下真琴「サバイバルは米軍基地で身につけた射撃は元々得意でね」







しゃべりながら坂巻に手錠をかけた。







坂巻「6年前にさっさと殺しておけばよかった」
大下真琴「お前には無理だ」






右足の踵で坂巻のお尻を軽く蹴って立たせた。
坂巻の二人の仲間も連行しました。
取調べは田中と武田がした。
共犯者はすぐに自供したが坂巻は黙秘している。







田中文男「ハケ・・・ハケ・・・ハケ」







いつもの田中の脅しにも動じない、それとごろか涼しい顔をしている
田中は首を振ると取調室から出た。






田中文男「なにも言わん」
大下真琴「だろうな、そうだと思ったよ」
本城慎太郎「俺が代わりますよ」
大下真琴「慎太郎でも無理だよ」
本城慎太郎「じゃ署長が行ったらどうよ?」
大下真琴「いずれ話すことになる、だが今はその時じゃない」
大下勇次「そうかも、じゃ俺行くよ」







と言って勇次が交代で中に入った。
椅子に座って坂巻を見つめる。







大下勇次「一つだけ聞きたい、なぜ復讐する相手が俺の息子だったんだ?」
坂巻「6年前、俺を撃ったからだ、それまで撃たれたことがなかったし」
大下勇次「それだけか?本当にそれが動機か?」
坂巻「ああそうだ、それに頭がキレルと噂で聞いたんでな」
大下勇次「挑戦したつもりか?」
坂巻「そうだ、復讐と挑戦だが天才署長によってまた捕まった」






大下はそれだけ聞くと取調室を出て来ました。







鷹山敏樹「何かしゃべったか?」
大下勇次「ああ、あいつお前に挑戦したかったらしい」
萩原秋夫「モテモテじゃない」
大下真琴「うれしくねぇよ」
大下勇次「話せ、あいつはお前と話したがっている」
大下真琴「分かったよ」






ため息をついて立ち上がると取調室に入って行った。






坂巻「やっと本命が来たか」
大下真琴「チョコレートでもくれるのか?」
坂巻「冗談も言えるんだ、クールな真琴くん」






真琴は椅子に座ると腕を組んだ。







大下真琴「俺に話したいこととはなんだ?」
坂巻「なぜトドメを刺さなかった?チャンスだったのに」
大下真琴「俺はデカだ、私情は挟まない」
坂巻「答え方もクールだな」
大下真琴「どうも」






まるで真琴の中に別の誰かが入ってるかのようである。






坂巻「俺を殺さなかったこと、後悔するぜ」
大下真琴「殺せば俺の負けだ、挑発しても無駄だ、お前は殺さない生きて苦しめ」






坂巻は黙り込んだ。
狙いが外れたからである。







大下真琴「お前を裁くのは俺じゃない法律だ」







そう言うと立ち上がりドアを開けた。







大下真琴「終わったよ、連れて行け」
町田透「はい、立て坂巻」







町田と村木が留置所へ連れて行きました。
となりの取調室から本城たちが出て来ました。







原田実「かっこいい!」
遠山金之助「『お前を裁くのは俺じゃない法律だ』だってクールだよな」
十文字隼人「俺も震えちゃいましたよ、『俺はデカだ私情は挟まない』もシビレました」
本城慎太郎「くぅ~!たまんねぇ」
大下真琴「おいおい、しょうがねぇなまったく」






しかし署内では真琴が変わったとみんな言っている。






大岡忠利「最近、署長変わりましたよね?」
徳川吉之「ああ、俺もそう思う」
徳川宗明「俺はまだつき合いが浅いからなぁ」
萩原秋夫「俺も、何を考えてるか分からないところがありますね」
徳川治樹「その辺り、父親としてはどうなんだ?」






急に話を振られて目を丸くする大下勇次だったが・・・






大下勇次「まぁ強いて言ったらクールさが増したってとこかな」
徳川宗明「それいつ頃からだ?なんで?」
大下勇次「米軍基地に行くようになってから」






そこまで言うと真琴が口を開いた。






大下真琴「そこまでだ、父さんしゃべるな」






真琴の方を見るとみんな凍りついた。
目が据わって今にも暴れそうな雰囲気だった。






芝夏美「怖い!どうしちゃったの?」
大下勇次「やっぱあの人のことは禁句なんだ」






と、勇次が呟くと・・・






鷹山敏樹「勇次」







と、タカにも首を振られた。
勇次の言うあの人とは?
米軍基地で一体何があったのか?今はまだ謎のままである。
真琴は報告書を書き終えると





大下真琴「治さん、宗さん行こう」
徳川治樹「おぅ、行って来る」
大下勇次「行ってらっしゃい」
大下真琴「絶対しゃべるなよ」
大下勇次「言わないよ、あの人とお前の共通点のことは」
大下真琴「全部だ!」
大下勇次「ハイハイ」






勇次を睨みつけたまま出て行きました。






本城慎太郎「恐いね」





課長たちも顔を見合わせて首をかしげた。





青木順子「直接本人から聞いた方がいいかもね」
木葉聡「米軍の人となにかあったのかな?」
芝夏美「共通点て何かしら?」





みんなで勇次の方を見る。
勇次の口は鷹山が両手で塞いでいた。





吉井浩一「あらまぁ、そこまで?」




知っているのは勇次と鷹山と薫の三人だけです。
署長が帰って来るまで言いませんでした。



つづく。

明けましておめでとうございます


2015年今年もよろしくお願いします。(●^o^●)

今年は去年の3月に終わったNCISロサンゼルス極秘潜入捜査班のクリス・オドネルさんが

演じているGカレンのファッションを目指します。

UNIQLO行ったりGUにも行ってみようかな、心も服もカレンに染まりたいから

そしてDVDBOXも早くseason4が発売されることを祈ります。
森川智之さんのカレンの声をもっと聴きたいから、そしてもっとカレンの心ともになりきりたい
スーパーあぶない刑事の大下真琴のキャラは男バージョンの私の分身だから、カレンが自分に重なるところが
あると感じた時から一気にNCISの世界に引き込まれました。
だからもっともっと自分の中のカレンを見つけたい。
カレンに同感したり応援したい。
カメレオンことジャンヴィエとの対決も続くから早く見たいんです。
カレン待っているよ。