2012年12月17日月曜日

ごちゃ混ぜアニメ15話

                
     『邪眼師・宿命の対決』


ユージアルとキャスターが消えると、頼光が現れた。
頼光は飛影と決着をつけに来たのだった。







頼光「もはや貴様を操るつもりはない、この手で殺してくれるわ」
飛影「貴様、生きてたのか?!」
頼光「いくら殺されようとも必ず蘇るのだ!これが冥界の力だ」







飛影は何も言わず・・・ただ頼光を睨みつけていた。






頼光「耶雲様と共に蘇ることができたのは俺だけだった」






そう他に魔舎裏と傀麒という妖怪もいたが、
蘇ることができたのは耶雲と頼光だけだったのだ。
そして冥竜王ヴェルザーと手を組んだのだった。







頼光「そして俺は前以上のパワーを手に入れることができた」







そう言うと、頼光は妖気を放った。






 “ドン❗️”






飛影「うぉ!」





頼光の妖気を放出すると飛影がふっ飛んで行きました。





頼光「ハァ!」
飛影「くっ・・・負けるか!ハァァァ‼︎」





“ゴゴゴッ🔥”






ヒュンケルが鬼宿の手を掴んで走り出した。
ところが耶雲が現れて・・・






ヒュンケル「なっ!貴様は・・・」
耶雲「悪いが戻ってもらうぞ」




 

そう言うと耶雲は気合いでヒュンケルと鬼宿を吹っ飛ばした。
二人はまさに今始まろうとしている飛影と頼光たちの立っている後ろまで飛ばされた。






ヒュンケル「一体・・・何のつもりだ?」
耶雲「貴様たちにはそこで二人の闘いを見守っていてもらおうか」






すると鬼宿は飛影たちの方に振り向き叫んだ。







鬼宿「飛影!俺とヒュンケルがついてる、お前は一人じゃない」
飛影「・・・鬼宿」






鬼宿の言葉を聞いてヒュンケルも叫んだ。






ヒュンケル「飛影!俺との勝負を思い出せ、お前ならそいつに勝てる」
飛影「・・・ヒュンケル」






耶雲はヒュンケルと鬼宿を結界の中に閉じ込めると消えて行きました。







耶雲「頼光、邪魔をする者はいなくなった。思う存分戦うがいい」
頼光「感謝致します、耶雲様」






飛影は逃げることもヒュンケルたちを助け出すこともできません。






頼光「あの二人を助けたければ俺を倒すしかないぞ・・・もっとも貴様はここで死ぬことになるがな」





頼光は不敵な笑みを浮かべた。






飛影「俺は負けんし、あいつらも殺させはしない! 」
頼光「フッククク♪」







飛影は額の布を取り邪眼を開いた
頼光も邪眼を開いた。





頼光「勝負だ!」





飛影は剣を抜いて頼光に向かって行きました。 
剣がぶつかり合う音。
 



“ガキン⚡️ギン⚡️”




頼光「うっ!チッ」





“ズドッ💥”






飛影「ぐわぁぁ~」






飛影が攻撃を仕掛けようとしていたところに頼光の妖気を込めた拳でのボディーブロをくらってしまいました。
二人が闘っている場所はT地区の地下街である。 
すると再び耶雲が飛影と頼光の前に現れた。







耶雲「お前たちの闘いに相応しい場所がある」






そう言うとヒュンケルたちも一緒に瞬間移動で、ある場所に移動した。
その場所とは無限学園の地下の広場だった。






ヒュンケル「ここは無限学園の地下のまた地下のようだな」
鬼宿「飛影たちがいるのは闘技場か?」
耶雲「その通りだ、この闘技場は戦う二人が入ると自然と結界が張られるのだ」
ヒュンケル「飛影・・・」







飛影と頼光が闘技場に上がると耶雲の言った通り結界が二人を包み込むように囲って行きました。







頼光「これでどちらかが死ぬまで、この結界が解けることはない、もはや逃げることはできん、ここが貴様の墓場となるのだ」
飛影「デスマッチという訳か・・・望むところだ!」






飛影はマントと上着を脱ぎ捨てました。







飛影「やってやるぜ」






上半身が生身となった飛影と頼光のデスマッチが始まります。







耶雲「飛影、せいぜい悔いが残らぬようにな」
飛影「くっ・・・耶雲」
耶雲「フッ」






耶雲は去って行った
ヒュンケルと鬼宿は結界の外から飛影たちを見守る形になった。






鬼宿「クソ、井宿がいればこんな結界破れるのに」
ヒュンケル「俺たちだけではどうしようもない」
鬼宿「飛影~」
ヒュンケル「飛影、負けたら承知せんぞ」
鬼宿「飛影」
耶雲「頼光よ、この二人の前で飛影を血祭りにあげてやれ」
頼光「そのつもりです・・・耶雲様」







結界内にいる飛影と頼光、そして結界の外で見守るヒュンケルと鬼宿。
ここからが飛影の命を懸けた戦いが始まります。


一方、コエンマから連絡を受けた幽助たちもすでに無限学園まで来ていました。






ウラヌス「ここから先は未知の世界と変わりないんだ何が起こるか分からないぞ」
ダイ「覚悟はできている、早く飛影たちの所へ行こう」






ウラヌスとネプチューンの案内で幽助たちも
無限学園に潜入しました。





“ピピ♪”






耶雲「ムッ? フッ浦飯たちも来たか・・・面白い」
桑原「おい本当にこっちで合ってるのかよ?」
ウラヌス「黙ってついて来い」





耶雲はウィッチーズの魔女たちが幽助たちの所へ行こうとしたところを止めた。







耶雲「奴らを来させる」
テルル「よろしいのですか?」
耶雲「構わん、目の前で仲間が死ぬところを見せるのだ」






それを聞いて魔女たちもニヤリと笑った。






アバン「妙ですね、敵が出て来ない」
蔵馬「恐らく、俺たちが来るのをどこかで待ってるんだろう」
ラーハルト「同感だ、罠かそれとも別の狙いがあるのか?」
ジュピター「あるいは、その両方かも」





幽助たちは進むことにしました。
うす暗い直線の歩いて行くと光が見えて来た。






桑原「おっ!ヒュンケル・鬼宿」
ヒュンケル「桑原、みんなも一緒か」





これで全員揃いました。






マーズ「ここは、どの辺りなの?」 






セーラーマーズが聞くと耶雲の声がした。








耶雲『見ての通りの闘技場だ、ここで飛影は死ぬ』
ちびムーン「飛影は強いもん!」
耶雲『フッそこで見てるがいい、これはデスマッチだ、結界の中でどちらかが死ぬまで闘うのだ』
ヒュンケル「あいにくだが、飛影は負けん!俺は飛影の強さを誰よりも知っている」
耶雲『フッ、どっちにしろ貴様らには手出しはできん、頼光殺れ!』
頼光「ハイ、そこで飛影が殺されるところを指を咥えて見ているがいい」







頼光は妖気を放出した。
 





“ドン‼️”






飛影「貴様は俺が倒す!」






飛影も妖気を放出した。






頼光「死ぬのは貴様の方だ!」







頼光は霊剣を消すと両拳に妖気を集めた。
そして飛影も剣を納め捨てた。
頼光と同じように両拳に妖霊気を集めた。







蔵馬「まさか!あの頼光と肉弾戦で戦うつもりなのか?!」
桑原「ええ!」
ヒュンケル「飛影・・・」








すると飛影がチラッとヒュンケルの方を見ました。
アバンと幽助も飛影の目線を辿り
ヒュンケルの方を見つめました。







アバン「ヒュンケルは飛影くんと目で会話してますね」
幽助「ああ、俺にも分かります」






するとヒュンケルが口を開いた。






ヒュンケル「飛影は死ぬ覚悟だ」
ちびムーン「そんな・・・嫌だよ~う」
ジュピター「何とかならないのかい?」
ヒュンケル「どうにもならん、俺たちには飛影を信じて見守ることしかできん」
ヒム「ヒュンケル、お前それでいいのかよ?!」
ヒュンケル「飛影は負けん!俺はあいつに賭ける」






しかしヒュンケルの拳が震えていた。
それにみんなも気づいた。







マァム「そうよね、私たちが信じなくちゃ」
ポップ「マァム・・・」
ラーハルト「貴様が信じるなら、俺も飛影を信じる」
ヒュンケル「ラーハルト・・・」





ヒュンケルはラーハルトを見つめた。






鬼宿「俺だって信じてるさ、飛影の強さに賭ける」
心宿「私も!」





鬼宿の言葉でみんなもうなずいた。






アバン「みんなの心が一つになっている」
ダイ「オレも飛影さんを信じる」
ハドラー「俺もだ」
バラン『私もだ』





ダイの中にいるバランも答えた。






飛影「みんな・・・」
頼光「こしゃくな、そこで飛影の最期を見ていろ!」
飛影「負けやしない、あいつらの思いに答えるためにも・・・負けられん!」
頼光「飛影は殺す!俺の手で」







頼光が地を蹴って飛影に向かって行く、
一方飛影もフルパワーになって頼光に向かって行きます。






頼光「ウオオオオオオ!」
飛影「ハアアアアアア!」





“ドス〜ン💥”





激突する音。





長い睨み合いから飛影の命を懸けた最後の戦いが始まる。
飛影が命を懸けて頼光との最後の闘い・・・になる?!
続きは次回をお楽しみに!

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