『スコルプ再び』
迷宮無限城。
ここは耶雲たちがいる城です。
かつては四聖獣のアジトだったところです。
新しい城が建っています
ガルヴァス「耶雲様、エターナルのメンバーがようやく揃いました」
耶雲「ふむ、早速誰か行かせよう、誰でも良いぞ」
耶雲が言うとエターナルの一人が返事しました。
スコルプ「俺に行かせて下さい」
ザボエラ「コラ💢新入りの癖に生意気なことを言うな!」
耶雲「良い、ザボエラ引っ込んでいろ」
ザボエラ「ハッ」
耶雲に言われザボエラは悔しそうに下を向いた。
耶雲「お前の名前は?」
スコルプ「スコルプです」
耶雲「よし、スコルプよスモールレディを奪い、霊界探偵共を倒して来い」
スコルプ「承知しました」
イチガキ「こやつ一人では無理なのでは?」
と、言うイチガキの意見でヴェルザーもうなずきました。
ヴェルザー「余もイチガキに同感だ。スコルプ一人では荷が重いかもしれぬぞ」
ヴェルザーの助言もあって耶雲は考えた。
そして部下たちを見回した。
耶雲「ハデーニャ・ビリユイ・テルル、お前たちも一緒に行け」
ハデーニャ「了解」
こうしてスコルプ・ハデーニャ・ビリユイ・テルルは皿屋敷市に向かいました。
スコルプ「いいか、飛影は俺が片付ける。ハデーニャたちは他の霊界探偵共を頼む」
ハデーニャ「分かったよ、スキがあったらガキをかっさらって来るさ」
そう言って怪しく笑うハデーニャ。
一方霊界ではコエンマはスコルプたちが現れたのを察知していた。
コエンマ「ぼたん、奴らが現れた。至急、飛影たちに連絡してくれ」
ぼたん「はい」
ぼたんはオールに乗って飛影のところに駆けつけました。
その頃。人間界の幽助たちは、それぞれの日常を過ごしていました。
幽助「おい蛍子、そろそろ帰ろうぜ、腹減ったよ」
蛍子「ダ~メ、あともう少し」
幽助は蛍子の買い物につき合わされていた。
蛍子「あ、これも買わなくちゃ」
他の人たちは・・・
凍矢「蔵馬、これはどうする?」
蔵馬「あ、こっちでいいよ」
陣「これ、あぶなくねぇべか? このコード」
蔵馬「先月発注した物が明日届くんだ、それまでの辛抱さ」
そして東西新聞のこの人たちは・・・。
ゆう子「山岡さん、飛影くん来ませんね」
士郎「あいつもいろいろ忙しいのだろう」
花村「いろいろよく分からない人よね、あ、彼は妖怪だったわね」
ふつうに会話が成り立っているし・・・
士郎「よし終わった。一眠りしようっと」
ゆう子「まったく、もう!」
山岡はソファに寝転んだ。
さすがグータラ社員。
場面は飛影たちのところへ・・・
ぼたんがやって来ました。
ぼたん「飛影、ヒュンケル大変だよ」
ヒュンケル「奴らが現れたことは知っている。それでこれから行くところだ」
と、ヒュンケルが言いました。
鬼宿「何匹かいるみたいだが、みんなにも知らせた方がいいかもな」
ぼたん「そっちは私に任せて、あんた達は先に行っとくれ」
飛影・ヒュンケル・鬼宿は先に行きました。
そしてダイたちもすぐに行ってくれました。
ぼたん「あとは幽助たちとうさぎさんたちだね」
ぼたんはみんなのところへ声をかけに回りました。
星宿「分かった、我々もすぐに行く」
ぼたん「頼んだよ」
幽助の家の前にみんな集まって来ました。
美奈子「これで揃ったわね、行くわよ」
蛍子「みんな気をつけてね」
蛍子がみんなを見送りました。
一方、一足先に着いた飛影たちは、スコルプたちを見つけました。
ビリユイ「スコルプさん、ハデーニャさん来ましたよ」
スコルプは腕組みをして待っていた。
テルル「三人で来たわね」
と、テルルが言うと・・・
スコルプ「他の二人は頼んだぜ」
ビリユイ「ええ、ギルガメッシュ」
ギルガメッシュ「やっと出番か」
テルルはロッドを構えた。
スコルプとハデーニャは変身した。
鬼宿「四人もいるぜ」
ヒュンケル「サーバントを入れたら5人だ」
テルル「ハデーニャさん、行くわよ」
ハデーニャ「OK、スコルプ上手くやりな」
スコルプ「フン」
ヒュンケルと鬼宿も向かって行きます。
ギルガメッシュ「エヌマ・エリッシュ!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド!」
テルル「マンドラゴラバスター」
鬼宿「ハァ!」
“ドガァン💥”
必殺技がぶつかり合いました。
そして少し離れたところで飛影とスコルプが睨み合っています。
スコルプ「この間の決着をつけに来た」
飛影「さっさとかかって来い」
スコルプ「あっそう、さっさと終わらせよう」
スコルプは化け物に変身しました。
飛影は妖霊気を放つとマントや衣服が脱いで生身になりました。
両腕にはちゃんと籠手を嵌めています。
スコルプが猛スピードで突込んで拳を突き出して来ました。
そして飛影のパンチとぶつかり合いました。
“ゴン⚡️”
鈍い音が響きました。
飛影「今日は逃がさんぞ」
スコルプ「ケッ! どうだかな」
打ち合いが始まった。
鬼宿はハデーニャと戦っています。
“ドドドドドドッ💥”
ハデーニャ「ホラホラ、どうしたんだい?
場面は飛影たちのところへ・・・
ぼたんがやって来ました。
ぼたん「飛影、ヒュンケル大変だよ」
ヒュンケル「奴らが現れたことは知っている。それでこれから行くところだ」
と、ヒュンケルが言いました。
鬼宿「何匹かいるみたいだが、みんなにも知らせた方がいいかもな」
ぼたん「そっちは私に任せて、あんた達は先に行っとくれ」
飛影・ヒュンケル・鬼宿は先に行きました。
そしてダイたちもすぐに行ってくれました。
ぼたん「あとは幽助たちとうさぎさんたちだね」
ぼたんはみんなのところへ声をかけに回りました。
星宿「分かった、我々もすぐに行く」
ぼたん「頼んだよ」
幽助の家の前にみんな集まって来ました。
美奈子「これで揃ったわね、行くわよ」
蛍子「みんな気をつけてね」
蛍子がみんなを見送りました。
一方、一足先に着いた飛影たちは、スコルプたちを見つけました。
ビリユイ「スコルプさん、ハデーニャさん来ましたよ」
スコルプは腕組みをして待っていた。
テルル「三人で来たわね」
と、テルルが言うと・・・
スコルプ「他の二人は頼んだぜ」
ビリユイ「ええ、ギルガメッシュ」
ギルガメッシュ「やっと出番か」
テルルはロッドを構えた。
スコルプとハデーニャは変身した。
鬼宿「四人もいるぜ」
ヒュンケル「サーバントを入れたら5人だ」
テルル「ハデーニャさん、行くわよ」
ハデーニャ「OK、スコルプ上手くやりな」
スコルプ「フン」
ヒュンケルと鬼宿も向かって行きます。
ギルガメッシュ「エヌマ・エリッシュ!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド!」
テルル「マンドラゴラバスター」
鬼宿「ハァ!」
“ドガァン💥”
必殺技がぶつかり合いました。
そして少し離れたところで飛影とスコルプが睨み合っています。
スコルプ「この間の決着をつけに来た」
飛影「さっさとかかって来い」
スコルプ「あっそう、さっさと終わらせよう」
スコルプは化け物に変身しました。
飛影は妖霊気を放つとマントや衣服が脱いで生身になりました。
両腕にはちゃんと籠手を嵌めています。
スコルプが猛スピードで突込んで拳を突き出して来ました。
そして飛影のパンチとぶつかり合いました。
“ゴン⚡️”
鈍い音が響きました。
飛影「今日は逃がさんぞ」
スコルプ「ケッ! どうだかな」
打ち合いが始まった。
鬼宿はハデーニャと戦っています。
“ドドドドドドッ💥”
ハデーニャ「ホラホラ、どうしたんだい?
その程度かい?」
鬼宿「チッ、こいつ強ぇ!」
ヒュンケルはギルガメッシュと戦っています。
“ギン⚡️ガキン⚡️”
鬼宿「チッ、こいつ強ぇ!」
ヒュンケルはギルガメッシュと戦っています。
“ギン⚡️ガキン⚡️”
ヒュンケル「うっく、クソ!」
ギルガメッシュ「ハハハ♪オラオラ!」
ヒュンケル(クソ!この俺が押されるとは・・・!)
ギルガメッシュ「くらえ! エヌマ・エリッシュ」
紅い竜巻がヒュンケルに襲いかかります。
しかしヒュンケルも負けてはいません。
ヒュンケル「ブラッディースクライド」
“ギュオオオ🌪️”
を放ちギルガメッシュの竜巻を押し返した。
ギルガメッシュ「なに!バカな・・・」
そして更にヒュンケルは・・・
ヒュンケル「アバンストラッシュ」
ギルガメッシュに接近してアバンストラッシュを極めました。
“ザシュ⚡️”
ギルガメッシュ「ぐあぁぁ・・・!おのれぇ!」
これでギルガメシュの技も弱まりヒュンケルの放ったブラッディースクライドがギルガメッシュに命中しました。
ギルガメッシュ「うおおおおっ!」
爆発しました。
“ドッカァ~ン💥”
ヒュンケル「やったか・・・?!」
しかし煙の中からギルガメッシュが現れた。
ギルガメッシュ「クソ💢よくも王である俺に攻撃を・・・!」
ヒュンケル「王・・・だと?」
ギルガメッシュは剣を構えました。
一方飛影とスコルプの戦いはというと・・・
組合い力比べになっていました。
スコルプ「この間よりもパワーが増していやがる!」
飛影「貴様はここで倒す!」
スコルプ「遣られてたまるか!」
両者互角の押し合いです。
そして鬼宿とハデーニャの方も組み合っていました。
こっちも互角の戦いです。
ハデーニャ「なかなかやるじゃないか」
鬼宿「俺も負けられねぇんだよ!」
ハデーニャ「あたしも同じさ!」
ヒュンケルとギルガメッシュは・・・
ヒュンケルがギルガメッシュを追い込んでいます。
ヒュンケル「貴様の技は見切った」
ギルガメッシュ「なに・・・!いい気になるなよ💢下等人間が!」
ヒュンケルの言葉に怒ったギルガメッシュは剣に今まで以上のパワーを込めました。
ギルガメッシュ「跡形もなく消してくれる、エヌマ・エリッシュ!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド!」
二つの技がぶつかり合い押し合っています。
そしてヒュンケルは左の拳に闘気を集めていた。
ギルガメッシュ「な・・・っ!バカな?!」
ヒュンケル「くらえ~!ブラッディースクライドォ!」
“ドウ💥”
左の拳でもう一発ブラッディースクライドを放ったのです。
これにはさすがのギルガメッシュも耐えきれませんでした。
ギルガメッシュ「うおおおっ!」
“ドガァーン💥”
爆発音が響きます。
ヒュンケルの戦いのセンスがギルガメッシュの力を遥かに超えたのだ
ビリユイ「ギルガメッシュ!クソ・・・よくも💢」
と、その時です。
ジュピター「シュープリームサンダー=ドラゴン!」
ヒュンケル「貴様の技は見切った」
ギルガメッシュ「なに・・・!いい気になるなよ💢下等人間が!」
ヒュンケルの言葉に怒ったギルガメッシュは剣に今まで以上のパワーを込めました。
ギルガメッシュ「跡形もなく消してくれる、エヌマ・エリッシュ!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド!」
二つの技がぶつかり合い押し合っています。
そしてヒュンケルは左の拳に闘気を集めていた。
ギルガメッシュ「な・・・っ!バカな?!」
ヒュンケル「くらえ~!ブラッディースクライドォ!」
“ドウ💥”
左の拳でもう一発ブラッディースクライドを放ったのです。
これにはさすがのギルガメッシュも耐えきれませんでした。
ギルガメッシュ「うおおおっ!」
“ドガァーン💥”
爆発音が響きます。
ヒュンケルの戦いのセンスがギルガメッシュの力を遥かに超えたのだ
ビリユイ「ギルガメッシュ!クソ・・・よくも💢」
と、その時です。
ジュピター「シュープリームサンダー=ドラゴン!」
“ドゴォ〜ン⚡️”
魔女たち『キャア~!』
マーキュリー「マーキュリーアクアラプソディー」
“シャラララ🎵ドガァーン💥”
セーラー戦士たちも駆けつけました。
柳宿「ハ~イ、お待たせ」
ハデーニャ「チッ、仲間が来たか」
敵に焦りが出て来ました。
ウラヌス「ヒュンケル・鬼宿、魔女たちは任せろ」
鬼宿「頼んだぜ」
心宿「1、2、3、4・・・」
星宿「心宿、なにをしている?」
心宿「準備体操だよ」
翼宿「この非常事態になにしてんねん💢」
と、怒る翼宿に心宿は・・・
心宿「だから体操してんねん💢」
と怒鳴り返して来た。
これにはさすがの翼宿もそれ以上言えなくなりました。
心宿「よし、やっちゃいますか」
心宿は闘気を放出した。
そして両手に気を集めました。
マーズ「心宿はなにをするつもりなのかしら?」
テルル「マズイ!」
心宿「みんな!あぶないから避けてちょうだい」
鬼宿とヒュンケルも飛び上がりました。
ハデーニャ「うっ・・・なに!」
心宿「ハァ!」
“ズドォ〜ン💥”
心宿が青いエネルギー球を放ちました。
ギルガメッシュ「な・・・っ!このパワーは?!」
ハデーニャ「ヤバイよ!」
ギルガメッシュたちは避け切れずにモロくらいました。
“ズズズ⚡️バギャ~ン💥”
ハデーニャ「くっ・・・退却だ!」
ハデーニャの合図で魔女たちもいっせいに逃げて行きました。
一方スコルプは、まだ飛影と闘っています。
スコルプ「なに!みんながいない?!」
飛影「貴様は逃がさんぞ」
スコルプ「なぁに、てめぇを倒してから帰るさ」
飛影「それは・・・どうかな?」
と、言うと飛影は右の拳に炎を集めました。
飛影「邪王炎殺煉獄焦!」
必殺技で連続パンチをブチ込みました。
“ドドドドドドドッ💥”
スコルプ「ゴフ!グハァ・・・ッ」
飛影「くらえぇ!」
“ズドッ💥”
最後は鳩尾に一発入れました。
スコルプ「ガハ・・・」
スコルプが倒れました。
ヒュンケル「フッやった」
しかし、再びハデーニャが現れスコルプを抱えて消えて行きました。
ヒュンケルたちは飛影に近づきました。
ヒュンケル「お前の勝ちだ」
ヴィーナス「すごい! 飛影くん」
サターン「かっこよかったです」
飛影「サターン」
飛影はサターンの頭を撫でた。
それを見てちびムーンが・・・
ちびムーン「あ~飛影、私もぉ」
と、言って飛影に抱きつきました。
飛影「フッ」
飛影は少し微笑むとエターナルセーラーちびムーンの頭も撫でました。
ちびムーンは嬉そうです。
幽助「帰ろうぜ」
蔵馬「ああ・・・しかし敵もかなり手強くなったよな」
ネプチューン「これからも油断出来ないわ」
プルート「そうですね、なるべく一人にならないように」
せつなの言葉でみんなもうなずきました。
今日のところは体をゆっくり休めるということを確認し合って解散しました。
飛影が家に帰って来ました。
マヤ「お帰り! お疲れ様、今ご飯出来るからね」
飛影「ああ」
飛影はソファに横になった。
マヤさんは夕食を作っています。
マヤ「今日は豚のしょうが焼きよ、これでスタミナつけてね」
飛影「ほぅ、まだ出来ないのか? 俺が焼いてやってもいいぞ」
と、言って飛影が立ちあがるとマヤさんは・・・
マヤ「いいの、いいの休んでいて、すぐに出来るから」
マヤさんはフライパンに油を引いてショウガとタレで味付けした豚肉を焼きました。
飛影はテレビをつけた。
飛影「クイズ番組か・・・ホキサゴン?」
飛影は陸田シンスケが司会をしている番組を毎週見ていた。
勿論、マヤさんと一緒です。
マヤ「また珍回答が出て来るわよ♪」
飛影「そうかもな、こいつらは本気で答えているのか?」
と、飛影はマヤさんに聞きました。
マヤ「さぁ・・・でも本気だとしたら相当おバカね」
飛影「ああ、この問題は俺でも知っているぞ」
飛影がそう言うとマヤさんはつい吹き出してしまいました。
マヤ「プッ、そうね」
飛影「何がおかしい?」
マヤ「いいえ、別に・・・出来たよご飯盛るね」
飛影は座ると首をかしげた。
飛影「おい、俺ってバカなのか?」
マヤ「バカではないわよ、ちょっと世間知らずだけどね」
マヤさんはテーブルに料理を並べながら答えました。
飛影「・・・じゃ勉強する」
マヤ「マジですか?」
飛影「・・・マジだ」
これはさすがのマヤさんもビックリです。
飛影「あいつらのようにはなりたくないからな」
マヤ「まぁ頑張んな・・・いただきます」
それしか言えないマヤさんでした。
平和な晩ご飯でした。
あまり会話は弾みませんでしたが、
それなりに楽しく過ごした飛影とマヤさんでした。
ホキサゴンとはクイズヘキサゴンをモジらせていただきました。
トウヤ。
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