『驚異!クリスタルステッキ』
迷宮無限城では、言峰綺礼からウィッチーズ5に新しい武器が与えられた。
綺礼「このクリスタルステッキは驚異的な破壊力を持っている」
耶雲「俺からの餞別だ、これからはそれを使え」
綺礼「もちろん今までの君たちの必殺技もそのステッキ一本で使える」
ユージアルたちは順番にステッキを綺礼から受け取りました。
ユージアル「ありがとうございます」
綺礼「それを使ってそれぞれの必殺技を唱えろ威力が倍増しているはずだ」
テルル「はい、これで奴らに一泡ふかせてやりますわ」
耶雲「よし、行け」
魔女たち『ハッ!』
ユージアルたちはまた町にやって来ました。
その頃、皿屋敷市では飛影たちが戦闘に備えて修業をしていました。
ヒュンケル「アマイぞ!飛影」
“ドスッ💥”
飛影「ガハ・・・ぐわぁぁぁ!」
飛影は森までふっ飛ばされて大木に激突した。
鬼宿「すげぇぜ!・・・ヒュンケル」
ヒュンケル「立て、そして俺に立ち向かって来い!」
飛影「クソ💢」
飛影は飛び上がって拳に炎を纏いました。
飛影「邪王炎殺炎爆拳」
勢いをつけて地面に拳を突きました。
地面が割れ炎がヒュンケルに向かって行く。
しかしヒュンケルは少しも焦らず腕をクロスさせて構えました。
闘気を溜めています。
ヒュンケル「グランドクルス」
“ドカァ~ン💥”
グランドクルスで飛影の炎を吹き飛ばしました。
飛影「な・・・に!」
鬼宿「ポップがあいつを戦闘のプロと言っていた訳が分かったぜ」
ヒュンケル「そんな小手先の技が俺に通用すると思ったか?さぁ次はどうする?」
飛影「く・・・っ」
飛影は悔しかった。
渾身で放った技を打ち砕かれてしまったのだから。
渾身で放った技を打ち砕かれてしまったのだから。
ヒュンケル「俺の勝ちだな」
鬼宿「さすがだぜヒュンケル、大した格闘センスだ」
飛影「なぜ勝てん?!」
飛影は拳を握りしめて悔しそうに言いました。
ヒュンケル「これが俺とお前の力の差だ」
飛影「ちぃっ💢」
“ドス❗️ドカァ〜ン💥メリメリ💥”
頭に来た飛影は横の大木を拳で殴り倒した。
ヒュンケル「鬼宿、交代だ」
鬼宿「よし!次は俺が相手だ」
飛影は何とか気持ちを落ち着かせて鬼宿の方に振り返りました。
鬼宿とは格闘戦になりました。
さすが中国拳法の達人だけのことはあります。
さすが中国拳法の達人だけのことはあります。
技のキレが良く動きも素速いので飛影が翻弄されている
ヒュンケル(スピードは互角だが、わずかに動きは鬼宿の方がいい)
鬼宿「どうした?本気で来いよ」
鬼宿のその言葉で飛影が本気になりました。
そこからパンチの応酬になりました。
鬼宿「フッそれでこそ倒しがいがあるぜ」
飛影「後悔するぜ」
“ドドドドドドドドッ💥”
防御もお構いなしに肉弾戦で打ち合っている
“ドガ❗️バチ⚡️バチ⚡️”
鬼宿「くっ、・・・フッ」
飛影「フッ」
お互い見合って笑みを浮かべた。
バックジャンプで離れて睨み合った。
そこへウィッチーズ5の魔女たちが現れた。
ミメット「お邪魔だったかしら?」
飛影「ミメット・・・」
鬼宿「飛影、続きは後だ」
飛影「ああ」
飛影「ミメット・・・」
鬼宿「飛影、続きは後だ」
飛影「ああ」
ユージアルたちは新しいクリスタルステッキを手にしました。
テルル「早速、新しいステッキを試してみるか」
ヒュンケル「二人ともそこから離れろ!」
飛影と鬼宿はバックジャンプでヒュンケルの横に降り立ちました。
先にミメットが攻撃を仕掛けて来ました。
ミメット「チャームバスター」
テルル「マンドラゴラバスター」
飛影とヒュンケルと鬼宿は飛び上がって躱した
しかし第二段でユージアルとビリユイが杖を構えていた。
ユージアル「ファイアーバスター」
ビリユイ「モザイクバスター」
鬼宿「チッ・・・」
更にシプリン&プチロルとビリユイが攻撃して来た。
シプリン&プチロル『リボンバスター』
飛影「なめるな💢」
飛影「なめるな💢」
飛影は素早く剣を抜いてビリユイたちの必殺技を防いだ。
ビリユイ「なに・・・!」
シプリン&プチロル「そんな、バカな」
すかさずヒュンケルが剣を構えて・・・
ヒュンケル「ブラッディースクライド!」
魔女たち『キャ~! うわぁ!!』
“ギュオオオ🌪️ドカァ〜ン💥”
ヒュンケルの必殺技が炸裂した
しかしユージアルが先に復活して攻撃して来ました。
ユージアル「ファイアーバスター」
飛影「ふん」
しかし飛影の炎で打ち消されたのだった。
ユージアル「なに?!」
飛影「俺に炎の攻撃は通用しない」
ユージアル「バカな・・・私の炎がまったく効かないというのか?」
飛影「例え貴様の放つ炎が人間界最強でも魔界の炎には敵わないぜ」
テルル「魔界の炎だと!」
ユージアルの顔が引き攣っています。
飛影は額の白い布を取り邪眼を開いた。
ミメット「何だ?あの額の眼は」
ヒュンケル「飛影は邪眼の目を持つ妖怪なのさ」
シプリン「妖怪だと・・・?!」
ミメット「マズイわ、私たちじゃ勝てない」
飛影「覚悟しろ、容赦はしない」
と言うと飛影は右手に魔界の炎集めた。
ビリユイ「クソ!モザイク・・・」
飛影「遅い!邪王炎殺炎爆拳」
“ドガ⚡️ゴォォォ☄️”
空中に飛び上がり炎を纏った拳を地面に叩きつけました。
炎は分散して魔女たちに襲いかかりました。
魔女たち『キャ~』
魔女たちは空の彼方まで炎の竜巻によって
吹っ飛ばされて行きました
鬼宿「すげぇ技だ!」
飛影は白い布をまた額に巻きました。
ヒュンケル「これでしばらくは大人しくなるだろう」
飛影「だと、いいがな」
鬼宿「よぅ、さっきの続きと行こうぜ」
飛影「いいだろう」
ヒュンケルは二人から少し離れました。
飛影と鬼宿の勝負は再び格闘戦になりました。
激しい攻防がくり広げられています。
ヒュンケル(互角?!いやわずかに鬼宿の方が分が悪い)
ヒュンケルは二人の闘いを目で追っています。
飛影(さすがに粘るな)
鬼宿(大した格闘センスだ)
しかし、勝負は一瞬でした。
激突音が鳴り響き膝を突いたのは・・・
“ズガァ〜ン💥”
鬼宿「くっ・・・」
鬼宿の方だった。
ヒュンケル「勝負あった、飛影の勝ちだ」
飛影は鬼宿の方に向きました。
ヒュンケルには負けてしまいましたが鬼宿には勝った飛影でした。
飛影「この勝負はノーカウントだ」
ヒュンケル「その通り落ち込むことはない」
鬼宿「だが悔しいことには変わりない」
確かにその通り。
特訓を終え家に戻ると幽助たちが来ていました。
幽助「よぅ敵が現れたんだぜ」
鬼宿「そっちにもか?!」
と言う鬼宿に幽助たちも驚いていた。
蔵馬「そっちは誰だった?」
飛影「ウィッチーズ5の魔女たちだ」
ダイ「こっちはザボエラとエターナルとかいうチームのシビレッタって奴だった」
桑原「それにコワイナーとかいう化け物だ」
ダイと桑原が説明しました。
コワイナーはかなり強かったとのことです。
井宿「やはり奴らはちびうさちゃんを狙って来たのだ」
飛影「ちびうさ!」
ちびうさ「ここにいるよ」
ちびうさが柳宿の後ろから顔を出した。
美朱「あいつら、また来るって言ってたわ」
レイ「でも絶対にちびうさちゃんは渡さないわ」
マヤ「だけど本当しつこい奴らよね」
幽助「ああ、だがまた来たら今度も追っ払ってやるぜ」
幽助の言葉に飛影たちは
仲間のありがたさを感じずにはいられなかった。
仲間のありがたさを感じずにはいられなかった。
そんな思いに耽っているところへ鬼宿が近づいて来ました。
鬼宿「飛影・・・ちびうさがしがみついているぞ」
飛影「あん?・・・!」
なんか足元が重いと思ったら
ちびうさが飛影の足にピッタリとくっついていた。
ちびうさが飛影の足にピッタリとくっついていた。
飛影「ちびうさ」
ちびうさ「飛影恐かったよ~」
マヤ「ケガがなくてよかったわ」
ちびうさ「エヘッ♪うん」
すると飛影しゃがんでちびうさを抱きしめた。
『おお~!』とみんなの歓声が湧き上がった。
マヤさんも笑っています。
マヤ(ハグまでは許す)
と言うマヤさんの心の声。
桑原「くぅ~飛影のヤロウ見せつけてくれるぜ」
蔵馬「しかしマヤさんは冷静だな」
うさぎ「もう!ちびうさったら」
ちびうさは飛影から離れた。
振り返って
ちびうさ「またね」
と言った。
そして、うさぎたちと帰って行きました。
その頃、逃げ帰った魔女たちは怒られることもなく、
次のチャンスを待つように言われ安心していた
次は何が出て来るか?
つづく。
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