2012年12月18日火曜日

ごちゃ混ぜアニメ24話


  『宿命の対決! 飛影VS幽助』



飛影は控室眠っている。
マヤさんが治癒能力で眠っている間に飛影の体を回復させてくれた。





マヤ「起きた?」
飛影「体が軽くなってる!」
マヤ「フフ♪天女の力を舐めてもらっては困るわ」
飛影「そうだったな」






飛影はマヤさんを見た。





飛影「すまん」
マヤ「慣れてますから」




飛影は起き上がった。





マヤ「飛影・・・私覚悟は出来てるから、その・・・頑張ってね」
飛影「ああ」






飛影はマヤさんに近づいてオデコにキスをして休憩室を出て行きました。
幽助が会場で腕組みをして待っていた。
飛影が来るのを見ると闘技場に上がった。






蔵馬「飛影の妖気が戻ってる」
マヤ「仕方ないから、全回復してあげたの」
桑原「マヤちゃんも大変だな」
マヤ「もう慣れたわ、慣れって恐いね」







マヤの言葉に蔵馬と桑原は苦笑した。
マヤさんは蔵馬たちの前では呆れたと言うように言っているが
本当は誰よりも飛影のことを応援しているのです。







蛍子「ちょっと幽助、今日は飛影くんとヒュンケルさんの闘いを観に来たのよ」
幽助「関係ねぇよ、なぁ飛影」
飛影「俺は構わん」







と、飛影も答えた。
酎たちはそれを見て再びリングから下りた。
ヒュンケルもヒムに抱えられながら見つめている。






マヤ「まったくケンカバカなんだから」
蔵馬「飛影にとっては幽助が最初のライバルだからね」
マヤ「ふ~ん」





引き続き小兎が実況になった。





飛影「お前と闘うのは久しぶりだな」
幽助「ああ、体はもういいのかよ?」
飛影「心配はいらん全力でかかって来い」
幽助「よっしゃ、そんじゃおっぱじめようぜ」





急遽、飛影対幽助の勝負が始まった。
二人とも妖霊気を放ち退治する
幽助も生身になり条件は同じです。







“ドン💥”






幽助「へっ」
小兎「始め!」






小兎の合図で両者同時に突っ込んで行きました。
まずはクロスカウンターが入りました。





“バキ💥”





その時ヒムが抱えていたヒュンケルが目覚めました。






ヒュンケル「俺は・・・負けたのか?」
ダイ「惜しかったけどね」
ヒュンケル「飛影はどうした?」
ヒム「もう別のライバルと闘ってるぜ」
ヒュンケル「なに・・・!」






ヒュンケルは驚いてリングを見上げた。







ヒュンケル「幽助⁈そうか飛影の宿敵とはやはり幽助のことだったのか」
幽助「おりゃ~!」






“ズドッ💥”





飛影「ガハ、お返しだ!」






“ズドッ💥”






幽助「うぐぅぅぅ、せや!」
飛影「ぐぁぁぁ・・・まだだ!」






幽助と飛影はボディーブロの応酬だ






幽助「ずいぶんと元気じゃねぇか」
飛影「ひと眠りしたからな、お前とやり合うくらいの力はあるぜ」
幽助「そう来なくっちゃ!」






お互いかつてのライバルに闘志を燃やした。
そしてどちらからともなく殴り合いを再会






幽助「うぉりゃあああ!」
飛影「ハアアアア!」
小兎「両者防御もお構い無しに打ち合っております」
ヒュンケル「飛影、俺と闘っている時もあんな顔してたか?」
ポップ「さぁな、でも今のあいつは心から闘いを楽しんでるように見える」






ヒュンケルは拳を握りしめ唇を噛んだ
ヒムがヒュンケルを見つめた。





“ギリ⚡️😡”





ヒム「どうした?ヒュンケル」
ヒュンケル「飛影の奴・・・チッ!」
井宿「どうしたのだ? ヒュンケル」






ヒュンケルはリング上の飛影を睨みつけています。
アバンにはヒュンケルの怒っている理由が読めたようだ。







蔵馬「ヒュンケル・・・一体どうしたと言うんだ?」
アバン「飛影くんが彼には見せなかった一面を見たからですよ」
凍矢「どういうことだ?」





ヒュンケルはリング上の二人の闘いを見ながらつぶやいた。






ヒュンケル「俺と闘っている時は、あんなツラではなかった、奴の楽しそうなツラ。あれは浦飯と闘ってるからなのか?」
鬼宿「そうか?お前と闘ってる時も飛影は楽しそうに見えたぜ」
ヒュンケル「本当か?鬼宿」
鬼宿「ああ、ちゃんと見ていたからな」
幽助「オラァ!」





“ズドッ💥”





飛影「ぐぅぅぅっ!」






そして小兎の実況です。






小兎「飛影選手笑っています、何と言いますか・・・楽しんでるようにも見えます」





両者一端離れました。






幽助「ハァ、ハァ、ハァ」
飛影「ハァ、ハァ、ハァ、フッ・・・」
幽助「へへッ!やるじゃねぇか、あの闘いの後だっつうのによ」
飛影「フッお前の方こそ、平和ボケして力が鈍っているかと思ってたが安心したぜ」
幽助「てめぇ💢そりゃどういう意味だ!」
飛影「魔界のトーナメント戦以来、霊界探偵をクビになり、貴様の腕が鈍っているんじゃないかと思ってたのさ」
幽助「ケッ!みくびってやがったのか?!」
飛影「まぁな、だから安心したぜ」
幽助「相変わらず性格の悪さは変わってねぇみてぇだな」
飛影「フン、お前こそ相変わらずバカのままだな」
幽助「へっ♪最高の褒め言葉だぜ」






久々の飛影の言葉に幽助は笑顔で応え妖霊気を爆発させた。
それを見て飛影はニヤリと笑った。






飛影「単純なヤロウだ、本気で行くぜ」
幽助「望むところだ!」






幽助は人差し指に力を込めた。
そして飛影も右腕に炎を集めた。
両者睨み合います。





桑原「まさか、黒龍波を撃つ気じゃねぇだろうな?!」
ヒュンケル「いや、あの構えは黒龍波ではない」






蔵馬や凍矢たちも見入っています。






幽助「行くぜ、霊丸!」
飛影「ハアアアア!ハア!」





幽助の霊丸と飛影の放った妖気弾がぶつかり合った。






“ドン💥バチ⚡️バチ⚡️”






飛影「くっ、ハァ!」
幽助「なに!くそったれ~」
飛影「負けるかぁ!」






“ドッカァ~ン💥”





激しい閃光のぶつかり合いで破裂した。






幽助「ぐわっち!」
飛影「うおっ!」





“バギャン💥”





幽助と飛影も場外に吹っ飛んで行った







ヒュンケル「俺も幽助のような闘いをしていたんだよな?」
鬼宿「そう見えてたぜ」
ヒュンケル「勝ち負けだけにこだわらず真っ白になるまで闘う・・・か」







この瞬間ヒュンケルの中で何かが変わった。
しかしそれを阻むかのように鬼宿がヒュンケルに言った。






鬼宿「ワリィが、まだ俺がいるぜ」
ヒュンケル「貴様が?フッ貴様と飛影ではレベルが違いすぎる」
心宿「そんなことないも~ん、私が鍛えているから、う~んと、強くなってるも~ん」






心宿が鬼宿の肩を組みながら言いました。






鬼宿「そういうことだ」
美朱「鬼宿、本当に次、飛影くんと闘うの?」
鬼宿「ああ」






鬼宿はすでに戦闘モードに入っています。
それを見てヒュンケルは・・・





ヒュンケル「いいだろう、ではお手並み拝見だな」
鬼宿「てめぇ💢イヤミな言い方すんなぁ」
ヒュンケル「俺は飛影のライバルだからな」






ヒュンケルの上から目線の言葉にブチギレた鬼宿は・・・






鬼宿「そう言えば・・・てめぇとは、まだ勝負してなかったよな」
ヒュンケル「いいのか? 俺が相手で・・・」
鬼宿「構わねぇさ、と、言いたいところだがやめておく」
ヒュンケル「賢明だな」






ヒュンケルは腕組みをしながら言いました。





鬼宿「バーカ、お前とは友達でいたいんだよ」
ヒュンケル「フッ同感だな」






ヒュンケルもそれ以上は言わなかった。
一方飛影と幽助は・・・
まだ殴り合っていた。





桑原「くぁ~いつ決着がつくんだよ?!」
小兎「両者のパンチの応酬がまだまだ続いております」
陣「幽助」
凍矢「飛影」






闘いを見守る仲間たちの心も熱くなっています。





ヒム「どっちも負けんじゃねぇ!」
ラーハルト「ヒム・・・飛影! 幽助! その調子だ!」






クールなラーハルトまでもが二人の戦いを楽しそうに見て声援を送っていた。
ここへ来てラーハルトも変わって来ていた。





温子「行け!幽助」
幽助「へっ、こんなに楽しいのは久しぶりだぜ」
飛影「ああ・・・俺もだ」
幽助「なぁ飛影、俺たちのケンカは楽しくねぇとな・・・そう思わねぇか?」
飛影「フッ・・・お前らしいな、だが俺も同感だ」
幽助「そう来なくちゃ、おっしゃ! とことんやろうぜ」
飛影「いいだろう、望むところだ!」







殴り合う速さが増して来ました。
防御も使わずフットワークだけ利かせて
ただひたすら殴り合っているのだった。
そして・・・決着の時が来た。






幽助「おりゃあ!」
飛影「くらえぇ!」






“カァ~✨バキ💥”





マヤ「あっ! あ~あ」
唯「うっ・・・すごい!」
鬼宿「へっ、やるじゃねぇか」
小兎「両者クリーンヒット! どっちだ?」






クロスカウンターではお互いに耐えたものの
飛影が下からアッパーで幽助の顎を突き上げた。
体が浮いて地面に仰向けに落下した幽助。






“バキ💥ヒューン💨ドシャン💥”






小兎「浦飯選手ダウン!」
飛影「フッ・・・」
小兎「飛影選手、見事な連続攻撃です」
蛍子「幽助負けちゃったの?」
静流「さぁ、どうかしら?」






小兎がカウントを取る





小兎「カウントを取ります1・2・3・・・」






飛影は幽助を見下ろしている





飛影「ハァ・・・ハァ・・・幽助」
幽助「うぐっ・・・ヒ、ヒエイ」





幽助は立ち上がろうとしている





幽助「ぐぐぐっ!」
ヒュンケル「幽助・・・」






しかし幽助は止まって・・・








幽助「へっ・・・参った」






と一言、言って仰向けにぶっ倒れました。
そして飛影を見上げた。





小兎「テン! 勝者飛影」
幽助「おめぇ、本当に強くなったな、すげぇよ」
飛影「お前も相変わらずだった。体は鈍ってはいなかったな」






そう言うと飛影は珍しく手を差し出した。
幽助は黙って飛影の手を握り立ち上がった。





幽助「サンキュー!」






飛影の口元が少し緩み微笑んだ。
そしてまた桑原たちが集まって来ました。





桑原「お~い! 浦飯」
幽助「おぅ、おめぇら」





桑原が幽助を抱えた。
飛影の体をヒュンケルが支えた。





ヒュンケル「飛影、鬼宿が見ているぞ」
飛影「あっ?」





見上げると鬼宿が壁に寄り掛かって腕組みして飛影を見ていた。
そしてすれ違いざまに・・・





鬼宿「さっさと体を治して回復して来いよ」





と言いました。
飛影は無言のままヒュンケルに抱えられながら
控え室に行きました。
すぐにマヤさんが入って来ました。






マヤ「ハイ、おとなしくしててね」
飛影「何を言う! 俺はまだ・・・」






と言おうとする飛影の口をマヤさんが人差し指で抑えて言った。





マヤ「次の勝負にその体でリングに上がるつもり?」
飛影「マヤ・・・」
マヤ「治してやるからおとなしくしていなさい」
飛影「あ・・・ああ」






マヤさんは天女の癒しの術で飛影の体を治してくれました。






マヤ「マァムさん、飛影にベホマをかけてくれます?」
マァム「分かりました」






マァムは飛影にベホマをかけて体力を回復させてくれました。






マァム「これでよし」
マヤ「ありがとう」
飛影「マヤ、マァム、すまん」
マァム「いいのよ」
マヤ「負けたら承知しないからね」






マヤさんは飛影の胸に拳を突いて見つめた。
すると飛影はマヤさんの頭に手を乗せて・・・





飛影「負けられない、お前の愛に応えるためにも」





とクサイセリフを吐いて控え室を出ました。
マヤさんは顔が真っ赤になっていた
一方、鬼宿は気合い充分で時を待ちました。
いよいよ飛影VS鬼宿の対決です。
飛影の体はマヤさんの天女の癒しの術と
マァムのベホマのおかげで、
体は戦闘モードの状態に戻りました。





つづく。



飛影2連勝。
次はいよいよライバル鬼宿との直接対決です。
もう一人のライバルヒュンケルと仲間たちが見守る中
どんな闘いを見せてくれるのか?
鬼宿は飛影のスピードと技にどう対抗するのか・・・?
交互ご期待!!


トウヤ

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