2024年2月7日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ83話

 

 

     『二回戦最終試合飛影VS凍矢』

 

 

ここまで3対1・1引き分け今のところ飛影たちが勝っている。

 


 

死々若丸「頼むぞ、凍矢」

鈴駆「修業の成果を見せてやれ」

凍矢「そのつもりだ」

 

 


 

一方鬼宿たちも・・・

 



 

鬼宿「負けんなよ」

ヒュンケル「油断するな」

飛影「分かっている」

幻海「両者前に出ろ」

 

 

 

 

飛影と凍矢は真ん中まで来て対峙した。

 

 

 

凍矢「全快したようだな」

飛影「凍矢、この時を待っていたぜ」

凍矢「俺もだ」

幻海「始め!

             

 

 

 

合図をすると幻海はその場を離れた。

 



 

 

凍矢「ウオオオオ!




 

 “ヒュオオオオオ🌪️カチ❄️カチ❄️カチ❄️”

 



 

凍矢が気を放出すると湿地帯全体が凍って行き氷のフィールドと化した。

飛影も邪眼を開いて妖霊気を放出した。

飛影の立っている場所だけ氷が溶けている。

凍矢は両手から氷柱のような棘を造り出した。

 



 

 

凍矢「修業で編み出した新しい技だ行くぞ呪氷氷棘弾!

飛影「邪王炎殺煉獄焦!

 

 

 


 

無数の氷の棘と黒炎の拳がぶつかり合い火花を散らしている

 

 

 

 

“バァンシュン🌪️

 

 


 

 

氷が弾けると黒炎も消えていった。

 

 


 

 

凍矢「俺の氷を弾くとはさすがだな」

飛影「フン今度は俺から行くぜ」

 

 


 

 

飛影は飛び上がり右の拳に力を込めた。

そして勢いよく落下して地面に拳を突いた。

 

 


 

 

飛影「邪王炎殺炎爆拳!

 

 


 

 

“ドゴォン💥ボス〜ン🔥

 

 


 

 

拳を叩きつけると炎が凍矢に向かって襲い掛かった。

しかし凍矢は冷静だった。

 

 



 

凍矢「呪氷光晶壁」

飛影「なに!

 



 

 

炎爆拳の炎を一瞬のうちに消えてしまったのだ。

 

 


 

ヒュンケル「なるほど凍矢が飛影と闘いたいと言っていたのはこういう理由か」

鬼宿「自分の氷の技と拳法がどこまで通じるか試したかったんだな」

凍矢「まだだ!くらえ!呪氷走妖波」

 

 


 

 

氷の竜巻が飛影を襲う。

 

 


 

飛影「魔界の炎をなめるな!

 

 

 


 

“ボォ🔥バシュン

 

 

 

 

走妖波を炎を纏った拳で打ち破った。

 


 

 

凍矢「そっちこそ俺をなめるなよ魔界の忍びだったこの俺を貴様が魔界の炎を使うなら俺も呪氷使いとして負けるわけにはいかない!

飛影「だったらどっちが上か教えてやるぜ」

凍矢「望むところだ!

飛影「来い!そこまで言うならその力見せてみろ!

 

 


 

 

凍矢は氷の粒を両手に集めた。

 


 

 

ヒュンケル「飛影・・・」

凍矢「行くぞ!魔笛霰弾射!

 

 


 

 

凍矢が放った氷の粒が飛影に襲い掛かる。

一方、飛影は邪眼を開くと右手をかざして魔笛霰弾射を魔界の炎で燃やして見せた。

 

 



 

飛影「貴様がすべてを凍らせるなら俺はこの炎ですべてを燃やし尽くすのさ」

凍矢「まだ俺のすべてを見せたわけではないぞ」

飛影「フッそれなら見せてもらおうか」

凍矢「そっちこそ双龍拳でかかって来いよ」

 

 

 

 

逆に挑発され飛影の目つきが変わった。

 


 

 

凍矢「その顔が見たかった」

 

 


 

飛影は黒龍波の構えを取った。

 

 


 

ヒュンケル「双龍拳、やる気だな」

 飛影「邪王炎殺黒龍波!!」

 

 



 

上空に二体の黒龍を放つと拳を握り腰の位置まで下すと左右の腕を駆け回るかのように

一体ずつ黒龍が宿っていた。

妖霊気がグングンと高まって行く

 




 黒龍「ギャオオオオオオ〜!!」

凍矢「呪氷雹龍波!」

酎「おっ!凍矢も使うんだなアレを」

陣「飛影の双龍拳に対抗するために修業で身に着けた氷の龍だ」

飛影「なに・・・!

鬼宿「おいおい有りかよ!?」

 



 

黒龍と雹龍がそれぞれの術師の腕に宿った

氷の龍を宿らせた拳と黒龍を宿らせた拳

どっちが上か勝負する時が来た。

 

 


 

 

飛影「凍矢お前・・・」

凍矢「俺はずっと考えていたあんたを同じ土俵に引きずり出すにはどうすればいいのかをな」

飛影「俺と闘うためにわざわざ編み出したと言うのか?

凍矢「そうだ、あんたと互角に闘うため俺は必死で考え修業してやっとモノにした拳法なのさ」

 



 

 

それを聞いて飛影の闘志に火が点いた。

 

 


 

 

凍矢「これで条件は五分と五分どちらの龍が宿った拳法が上か勝負だ!

飛影「フッおもしろい来い!」

 

 


 

 

二人は同時に仕掛けた。

初めての対決で初めての肉弾戦だ。

クロスカウンターが極まる

 

 

 

 

飛影「クッ!

凍矢「まだだ!

 

 



 

そこから本格的な打ち合いになった

 



 

“ドドドドドドドドッ💥”


 


 

鈴木「あのいつもクールな凍矢があんなに熱くなって闘うなんて・・・」

酎「その凍矢に飛影は一歩も引いてねぇ」

 


 

 

“ズドッ💥

 

 

 

 

凍矢「ぐぁ・・・」

 

 

 

 

ボディーブロが極まり一瞬凍矢が怯んだ。

 



 

 

飛影「くらえ!

 

 


 

 

追い打ちをかける飛影

しかし凍矢は素速く躱した

 

 

 

 

“ヒュン

 

 

 

 

飛影「ちぃぃ・・・」

凍矢「あぶなかった、いいパンチだったぜ」

飛影「次はくらうかもしれんぞ」

凍矢「それはどうかな?ただではやられん」

飛影「フン」

 

 


 

お互い負けられないところではあるが今は闘いを楽しみたいと思っていた。

 


 

 

死々若丸「凍矢は本当に飛影を同じ土俵に引きずり出したな」

陣「こんな展開になるなんて予想もしてなかったべや」

                                                          ライバル

ヒュンケル「今の飛影は目の前の強敵との闘いを心から楽しんでやがる」

鬼宿「二人ともいい顔しているなチクショウ飛影のヤロウ」

 

 


 

 

見ているライバルたちをも熱くさせるほどの闘いをくり広げている

飛影と凍矢

 

 

 

 

凍矢「くらえ!」

 

 


 

“ズドッ💥

 




 凍矢の拳が飛影の鳩尾にヒットした。

 



 

飛影「ガハ・・・クッソォ💢」

 

 

 

 

“ズドッ💥




 

飛影もやり返す

 





凍矢「グァァァ・・・まだまだ!

飛影「負けるか!

 

 

 

 

クロスカウンターが極まる

 

 

 

 

“シュ⚡️バキ💥

 

 

 

 

凍矢「フッさすがだな、飛影?!

飛影「お前もな、凍矢」

 

 

 

 

微笑みを浮かべつつも睨み合う飛影と凍矢

一進一退の格闘の攻防戦となった。

 

 



凍矢「飛影、どっちの龍が宿った拳が上か?勝負だ!」

飛影「望むところだ!」

凍矢「呪氷雹龍拳!!

飛影「邪王炎殺煉獄焦!!

 

 

 

 

 

氷と炎の龍の宿った拳がぶつかり合う寸前のところで止まっていた

 




“グググググッ⚡️”




 

凍矢「ぐぅぅ・・・押し通す!

飛影「負けるか!!」

 

 

 

 

 

“グググググッ

 

 


 

両者更に拳に力を込めた

すると押し合っていた拳がぶつかり合い

拳同士で押し合った

 

 

 

 

ゴツ⚡ヒュン⚡️

 

 

 

 

拳がすれ違うとクロスカウンターが極まった

 




 “バキ💥”




 

飛影「ぐぅぅ・・・ハァハァ、」

凍矢「ハァ、ハァ、まだ決着はついていないぞ」

飛影「フッ分かっているさだが俺は妖力を使い果たした、貴様もそうだろう?

凍矢「ああ妖力はな闘志はまだまだ燃えている」

飛影「そのツラを見れば分かるぜ」

凍矢「どうだ決着は力勝負でつけないか?

飛影「俺に肉弾戦で勝つつもりか?

凍矢「だったら?勝負は最後まで分からんぞ」

飛影「お前も相当バトルバカになったな凍矢」

凍矢「あんたたちに教わったのさ命をギリギリまで燃やし尽くし真っ白になるまで闘う楽しさをな」

飛影「魔界の忍びだったお前がここまで変わるとはな」

凍矢「お前たちには感謝している魔界の忍びだった俺たちをしがらみから開放してくれたんだからな、おかげでこうしてお前とも拳を交えられるようになったしな」

飛影「凍矢お前・・・いいだろうやってやるぜ」

 

 

 

 

飛影は凍矢が一人の男として自分を相手に指名してくれたのだと改めて気づいた

 黒龍と氷龍は消え飛影が肉弾戦で決着をつけようと持ち掛けた

 

 


 

飛影「どうした?凍矢お前の望み通りのやり方で勝負してやると言ってるんだ」

凍矢「この時を待っていた行くぞ!飛影」

 



 

凍矢は拳を握り飛影に向かって行く

飛影もそれに応じて真っ向勝負に出た。

 

 



 “シュ⚡️バキ💥”




 

陣「肉弾戦の真っ向勝負に出た!

ヒュンケル「闘志を燃やして最後の勝負というわけか」

鬼宿「どっちが勝つか?

幻海「これはおもしろい闘いになったね」

酎「凍矢!頑張れ負けんな!

鈴木「飛影も頑張れ!

死々若丸「そうだ!まだまだ行けるぞ」

 


 

 

酎たちがどちらにも声援を送り始めた。

 

 

 

 

鈴駆「そこだ行け!

ヒュンケル「俺たちも負けずに応援するぞ」

鬼宿「ああ、飛影!凍矢!ガンガン行け!

 

 

 

 

ライバルたちが二人を後押しする。

 

 

 

 

飛影(ヒュンケル・鬼宿)

凍矢(みんなの声が聴こえる)

飛影&凍矢『ハァァァァァァ!!

 

 

 

 

二人の闘いがヒートアップして行く

防御などお構いなしに打ち合っている

 

 

 

 

凍矢「あんたに勝つ!

飛影「勝つのは俺だ!

凍矢「俺には仲間がいる共に修業して来た最高の仲間たちが」

飛影「俺にもいるさいつもは張り合ってツラを見ればケンカばかりしているがあの二人は俺の・・・」

ヒュンケル「ムッ?

鬼宿「飛影・・・?

 

 

 

 

ひと息ついて続けた。

 

 

 

 

飛影「あいつらは俺の最高のライバルだ」

ヒュンケル「飛影俺たちがついている存分にやれ!

凍矢「確かに素晴らしいライバルだな」

 

 

 

 

仲間・ライバルそれぞれの思いが交差する

打ち合いが続く

 

 

 

 

飛影「そろそろ決着をつけてやるぜ」

凍矢「ああ望むところだ!

飛影&凍矢『うおおおおおっ!

 


 

 

“シュドス💥

 

 

 

 

みんな『どっちだ?

飛影「惜しかったな凍矢、お前の拳は俺の体には触れてはいない」

凍矢「ガハァ・・・」

 

 


 

飛影は凍矢のパンチを躱して凍矢の鳩尾にパンチを入れていた。

凍矢が吐血し血が垂れて地面に落ちる



 


  “ポタ🩸ポタ🩸ポタ🩸”




 

飛影「俺の勝ちだ」

幻海「そこまで勝者・飛影!

 

 

 

 

これで411引き分けとなりました。

凍矢が起き上がった。

 

 

 

凍矢「飛影・・・完敗だ」

飛影「凍矢、いい勝負だった」

凍矢「また勝負してくれるか?

飛影「ああ、いつでも相手になるぜ」

凍矢「今度は負けないぞ」

飛影「楽しみにしているぜ」

 

 

 

 

飛影はメッタに握手はしないのだが凍矢には自ら手を差し出したのだった。

凍矢はその手を握り健闘を称え合うのだった。

そして飛影はヒュンケルの方に振り返ると指を差した。

 

 

 

 

飛影「約束通りヒュンケルとここでやらせろ」

幻海「そのままでいいのか?

飛影「どういう意味だ?

ヒュンケル「お互いにダメージがの残っている体でやり合うのか?と幻海さんは聞いているのさ」

幻海「寺に戻れば私が治療と回復をしてやる、一端戻るぞ」

 

 

 

 

幻海も飛影とヒュンケルの闘いを見たいのだ。

寺に戻るとヒュンケルから回復治療を受けた。

 



 “パァァァァ✨”



 

幻海「よしもう起き上がってもいいぞ

 

 

 

ヒュンケルは感触を確かめた

 

 

 

ヒュンケル「驚いた!力が完全に戻っているダメージも治ってるし、これならやれる

幻海「よし次・飛影の番だ横になりな」

 

 

 

 

飛影の体も全回復させてくれました。

 

 

 

 

“パァァァァ✨

 

 

 

 

幻海「よしどうだ?

飛影「ふむ、ダメージが消えて力が戻っている

 

 

 

ヒュンケルと飛影は睨み合い火花を散らした

 


 

“バチ⚡️バチ⚡️ ”




 

飛影「戻るぞ」

 

 

 

 

ヒュンケルは飛影を睨みつけたままうなずいた。

 

 

つづく