2016年4月26日火曜日

ごちゃ混ぜアニメ76話

        とも
       『強敵よ・・・』




飛影「俺はお前を止める、行くぜ鬼宿!」
鬼宿「立ちはだかる相手は誰だろうが殺す!それがライバルならなおさらだ」






同時に突っ込んで行き打ち合った。
双龍拳と紅蓮炎凰拳の対決だ。






飛影「俺は貴様に負けるわけにはいかない!」
鬼宿「俺だって巫女を殺すまでは相手がだれでも容赦はしねぇ!」
飛影「美朱を殺すだと・・・貴様 💢」
鬼宿「フッ、ハァ~!」






鬼宿の蹴りを躱し間合いに入って殴り飛ばした。





“スー、ドカ💥”







鬼宿「グァ・・・!」
翼宿「あの蹴りを俺ならくらっていたでぇ」
桑原「飛影だから躱せたんだ、あいつは鬼宿の手の内をよく知ってるから」
星宿「ふむ、しかしそれは鬼宿の方も同じだろう、違うか心宿」
心宿「おっしゃる通りで、この戦いどちらかが死ぬまで続くでしょう」
美朱「そんな・・・」







美朱は涙を流して座り込んだ。






柳宿「美朱・・・大丈夫、飛影くんならきっと殺さずに鬼宿の目を覚まさせてくれるわ」
ラーハルト「だと、いいが」
飛影「女を泣かす奴は誰であろうと許さん!」
鬼宿「ケッ知るか!」
飛影「ならばくたばれ!」
鬼宿「くたばんのはてめえだ!」







“シュ⚡️バキ💥・・・”







クロスカウンターが極まる。
更に飛影は鬼宿の鳩尾に拳をブチ込みふっとばした。






“ズドッ💥”






鬼宿「ガハッ・・・」






“ドス〜ン💥”






鬼宿はふっ飛んで木に激突した。







飛影「まだやるか!?」
鬼宿「ゲホ・・・フン当然だ」







不敵な笑みを浮かべる鬼宿は立ち上がり構えを取った。





鬼宿「さすがライバルと言うだけのことはあるな、こいつは存分に楽しめそうだ」







飛影は無言のまま鬼宿を睨みつける






鬼宿「そうだな、おしゃべりはここまでだ、ここからは闘いあるのみ」
飛影「来い」







二人の拳がクロスする。
クロスカウンターから






“バキ💥ズドッ💥”







鬼宿「ぐぁっ・・・」
飛影「目を覚ませ!」







飛影の強烈なボディーブロが鬼宿の鳩尾にヒット
しかし・・・






鬼宿「ヘッ、やるじゃねぇか」







“ドス💥”






飛影「ガハァ・・・おのれ💢」






透かさず鬼宿もボディーブロをやり返して来た。
それからはお互いに何発も交互に腹を打ち合った。






“ズドッ💥ズドッ💥”







鬼宿「グハァ・・・」
飛影「グァァ・・・」
鬼宿「どっちが最後まで立っていられるかな?」
飛影「持久戦なら負けん必ずお前を取り戻してみせるぜ」
鬼宿「俺に勝つつもりか?笑わせるぜ」
飛影「なんだと💢」







鬼宿はニヤッとしてから






鬼宿「フッ」





と鼻で笑った。
その態度に頭に来た飛影だったが心を落ち着かせて微笑みを浮かべた。






鬼宿「チッ、まぁいい」
飛影「行くぜ」





闘いが再開する
猛スピードで打ち合う両者。
互角の勝負をくり広げる。






ヒュンケル「飛影の気が妖霊気ではない、光の闘気だ」
ヒム「ああ、妖怪なのに光の闘気とはな」
幽助「飛影、頑張れよ、おめえしかいねぇんだ」







そして自然に組み合い力比べに・・・






“ガシ⚡️ググググ⚡️”






ダイ「飛影さんの気があれは闘気!?」
マァム「うん全身から凄まじい闘気を放ってるわ」
ラーハルト「ヒュンケル、あいつのあの青いオーラはいつから放っていた?」
ヒュンケル「まだだ、あれからオレンジがかった黄色いオーラに変わるぞ」







ヒュンケルの言う通り青いオーラがミルミルオレンジっぽく変わって行きます。






鬼宿「ヘッ、おもしれぇ」





力はほぼ互角だったが飛影の闘気の上昇は止まらない。







心宿「さすがは飛影、翼宿とは大違い」
翼宿「うるっさいんじゃボケ💢」
井宿「しかし持久戦になると飛影くんでもきびしいのだ」
アバン「いいえ、井宿くん彼なら大丈夫ですよ」
井宿「はぁ・・・」






アバンの言葉に井宿も飛影を信じようと思うようになった。







ハドラー「ヒュンケル、二人をどう見る?」
ヒュンケル「鬼宿を取り戻すには飛影がこの勝負に勝つしかない俺は飛影の強さに賭ける」
ハドラー「そうだな、俺も同感だ」







ハドラーもヒムも飛影の強さは認めていた。
祈る想いで見ている美朱、唯がそんな美朱の手を優しく握っている
亢宿も角宿も房宿も飛影の強さに見とれていた。






房宿「美朱、私も信じてるよ、二人のこと」
美朱「ありがとう房宿」






房宿も微笑みで応え美朱の肩を叩いた






チウ「あっ、見たまえ!飛影くんが・・・」
鬼宿「ぐはぁ・・・クソ!」
飛影「戻って来い、鬼宿戻って来い!」
鬼宿「ぐあああ・・・」
飛影「ハァァァァ!」






ボディーブロを入れたまま闘気を流し込む飛影





飛影「今、解放してやる!」






更に拳を押し込めると鬼宿はグッタリとして抵抗しなくなった。
同時に蠱毒を打ち破った瞬間だった。
倒れ込む鬼宿をしっかり受け止める飛影。
仰向けに寝かせると吐血して目を覚ました。






鬼宿「ガハッ!あれ?ここは俺は一体?ガハッ・・・」
星宿「軫宿、治してやってくれ」
軫宿「はい、すぐに治す」






と、美朱に声をかけて癒しの力で鬼宿の体を治す軫宿。






鬼宿「ありがとう軫宿、星宿様、みんな」






飛影はそっぽ向いて立っている





星宿「鬼宿、よく帰って来てくれた」
心宿「本当よかったね!」






唯と美朱も鬼宿に近寄った。





美朱「ありがとう飛影さん」
飛影「いや、行ってやれ」
美朱「うん」







飛影に一礼して美朱は鬼宿のところへ行きました。
その頃、ザボエラが鬼宿の様子を見ていた。







ザボエラ「く~っ!あともう少しのとこじゃったのに💢」
言峰期綺礼「まぁいい次の手を考えるとしよう」






しかしウィッチーズ5ではミメットがなにやら騒いでいた。






ミメット「ランサー?ランサーどこ?」
ビリユイ「どうしたんです?ミメットさん」
ミメット「私のサーバントがいなくなっちゃったのよ」
テルル「また単独行動でどっかへ行ったんでしょう」
ユージアル「そうだ、すぐに戻って来る」






ランサーの単独行動はいつものことなので他の魔女たちは気にも止めなかった。
しかしランサーはこの後二度とミメットの元へ帰って来ることはなかった。
ランサーの行き先はヒロインのところだった。






ランサー「よぉ」
アーチャー「お前は!?」






幽助たちも構えた。
しかしランサーはゲイボルグを手にはしているが襲ってくる様子はなかった。






ランサー「安心しろ、俺一人だ、そっちへ行っていいか?」
マヤ「いいわ、いらっしゃいよ」
ランサー「そりゃどうも」







と、言うとスーと下りて来た。







飛影「貴様、何しに来た?」
ランサー「ミメットから逃げて来たのさ」
ヒュンケル「俺たちが信じると思うか?」







するとランサーは両手を挙げて戦う気がないことを示した。







マヤ「待って!いいわ、あなたを信じましょう」
飛影「おい」






するとランサーは飛影に聞いて来た。






ランサー「あのお嬢ちゃんは元気か?」
飛影「ちびうさのことか?」
ランサー「ずい分怖がらせちまったからな」
アーチャー「それで・・・何が望みだ?」
ランサー「契約したいと思ってな、あのお嬢ちゃんと」






ランサーは突然現れてちびうさのサーバントになりたいと言い出した。
さて、これを信じて良いものか?
飛影たちはどう出る?
そして裏切られたミメットがなにを仕掛けてくるか?



次回につづく。