平穏な一日。
この日飛影とヒュンケルは決闘前日で燃えています。
なりゆきで暗黒武術会の闘技場で勝負することに
なったのです。
そう言うと飛影は買い物袋を持ち上げ
まずは幽助たちの様子を見に行きましょう。
幽助の家の前で桑原たちが集まっています。
ダイたちメンバーとうさぎたちもいるので場所を幻海の寺に移して話すことになりました。
そこになぜか戸愚呂弟がいたのです。
戸愚呂「おや、奇遇だね、お揃いで」
幽助「と、戸愚呂?! なぜここにいる?!」
戸愚呂「な~に久しぶりに幻海のお茶を飲みたいと思ってねぇ」
桑原「姐ちゃん! こりゃ一体どうなってんだ?」
幻海(若)「こいつのことは後だ、それよりあんたらの方こそ何しに来たんだい?」
クロコダイン「明日は飛影とヒュンケルの決闘の日ですからね、みんなでどうなるか話そうと思いまして」
アバン「すいません団体でおしかけてしまって」
幻海(若)「フッたまには賑やかなのもいいだろう、入りな」
幻海師範は快く中に入れてくれました。
レイ「私たちは来る途中買い物をして来ました」
美奈子「みんなでつまめればと思って、あれこれ買ったらこんなに多くなっちゃって」
と、美奈子とレイ・まことが一つずつ持っている袋を置きました。
亜美「紙コップもちゃんと人数分買ってありますから」
ポップ「ウホ!こりゃすげぇや!」
そこへマヤさんがやって来ました。
マヤ「皆さんここにいたんですね」
ラーハルト「マヤさん、どうです? 飛影の様子は?」
するとマヤさんは・・・
マヤ「家にいると熱苦しくて逃げて来ちゃった」
凍矢「そうでしょうね、どうぞ」
マヤ「ありがとう、これ差し入れ、おにぎり作って来たの」
そう言うとマヤさんは風呂敷を下して結びを解いた。
ヒム「デッケェ! これ姐ちゃんが全部作ったのか?」
マヤ「そうよ、どうぞ」
みんな『ありがとうございます』
そして話は本題に入りました。
心宿「明日はどっちが勝つだろう?」
ポップ「どっちも戦いのプロだしなぁ、見当持つかねぇよ」
ポップの言葉に幽助もうなずきながら言った。
幽助「飛影のヤローも強ぇからな、天才だし」
桑原「悔しいけど、ヒュンケルもメッチャ強ぇし天才同士だからどっちが勝ってもおかしくねぇんだよなぁ」
アバン「性格もソックリですよ、負けず嫌いで意地っ張りで、どっちも譲らない」
クロコダイン「まったくその通りです引くことを知らんからな」
クロコダインもうなずいています。
マヤ「男の世界はよく分かんない、飛影はヒュンケルさんに会ってからすっかり変わっちゃったから」
ちびうさ「でも、私には優しいよ」
マヤ「そうね、ちびうさちゃんも飛影を変えた一人だったわね」
ちびうさ「あ、でも私は飛影とは親友だから」
ちびうさは何を感じたのか、慌てて言いました。
マヤ「大丈夫よ、怒ってないから」
と、マヤさんはちびうさの頭を撫でました。
ほたる「でも飛影さんもヒュンケルさんも、お互いのどこに惹かれたのかしら?」
酎「お嬢ちゃん、こういうことは理屈じゃねぇんだよ」
ほたる「じゃ何ですか?」
凍矢「格闘技っていうのは、男の会話みたいなものなんだ、小細工は一切なしで自分の全てをぶつけ合う」
桑原「そう、力や戦法だけじゃなく、相手が何を考えているかも分かるのさ、だから飛影のことを一番分かってるのはヒュンケルで、またヒュンケルのことも飛影が一番分かってるんだよ」
ちびうさ「本当に闘って分かるものなの?」
幽助「分かるぜ、負かしたい、倒したいって思いだけじけゃない、相手の想いも受け止め合うものなんだ」
レイ「相手の想い?」
酎「おうよ、奥が深いんだ、特にライバルの存在はデカイんだ」
鈴駆「それじゃ分かんねぇだろうが・・・分かりやすく説明すると男の友情は闘いから始まるんだよ」
マヤ「友情・・・ね」
と、マヤさんはため息をついた。
その頃、飛影とヒュンケルは修業をしていた。
飛影「この腕甲なら実戦でもっとパワーが上がる、これで力勝負でも互角になる筈だ」
一方、ヒュンケルの方はヒムとラーハルトもいました。
ヒム「本当に追いつかれちまうかもしれないぜ」
ヒュンケル「いくら飛影が天才でも、俺には勝てん」
ラーハルト「随分と自信があるようだな」
ヒュンケル「今のままではだが・・・あいつは強くなる」
そう言うとヒュンケルは右の拳を強く握りしめた。
ラーハルト「まさか貴様はそれを待ってるのか?」
ヒュンケル「まぁそんなところだ」
ヒム「余裕だな、そこがお前さんらしいところだが」
ヒュンケル「ヒム・・・」
ヒュンケルたちも修業を再開した。
幽助の家の前で桑原たちが集まっています。
ダイたちメンバーとうさぎたちもいるので場所を幻海の寺に移して話すことになりました。
そこになぜか戸愚呂弟がいたのです。
戸愚呂「おや、奇遇だね、お揃いで」
幽助「と、戸愚呂?! なぜここにいる?!」
戸愚呂「な~に久しぶりに幻海のお茶を飲みたいと思ってねぇ」
桑原「姐ちゃん! こりゃ一体どうなってんだ?」
幻海(若)「こいつのことは後だ、それよりあんたらの方こそ何しに来たんだい?」
クロコダイン「明日は飛影とヒュンケルの決闘の日ですからね、みんなでどうなるか話そうと思いまして」
アバン「すいません団体でおしかけてしまって」
幻海(若)「フッたまには賑やかなのもいいだろう、入りな」
幻海師範は快く中に入れてくれました。
レイ「私たちは来る途中買い物をして来ました」
美奈子「みんなでつまめればと思って、あれこれ買ったらこんなに多くなっちゃって」
と、美奈子とレイ・まことが一つずつ持っている袋を置きました。
亜美「紙コップもちゃんと人数分買ってありますから」
ポップ「ウホ!こりゃすげぇや!」
そこへマヤさんがやって来ました。
マヤ「皆さんここにいたんですね」
ラーハルト「マヤさん、どうです? 飛影の様子は?」
するとマヤさんは・・・
マヤ「家にいると熱苦しくて逃げて来ちゃった」
凍矢「そうでしょうね、どうぞ」
マヤ「ありがとう、これ差し入れ、おにぎり作って来たの」
そう言うとマヤさんは風呂敷を下して結びを解いた。
ヒム「デッケェ! これ姐ちゃんが全部作ったのか?」
マヤ「そうよ、どうぞ」
みんな『ありがとうございます』
そして話は本題に入りました。
心宿「明日はどっちが勝つだろう?」
ポップ「どっちも戦いのプロだしなぁ、見当持つかねぇよ」
ポップの言葉に幽助もうなずきながら言った。
幽助「飛影のヤローも強ぇからな、天才だし」
桑原「悔しいけど、ヒュンケルもメッチャ強ぇし天才同士だからどっちが勝ってもおかしくねぇんだよなぁ」
アバン「性格もソックリですよ、負けず嫌いで意地っ張りで、どっちも譲らない」
クロコダイン「まったくその通りです引くことを知らんからな」
クロコダインもうなずいています。
マヤ「男の世界はよく分かんない、飛影はヒュンケルさんに会ってからすっかり変わっちゃったから」
ちびうさ「でも、私には優しいよ」
マヤ「そうね、ちびうさちゃんも飛影を変えた一人だったわね」
ちびうさ「あ、でも私は飛影とは親友だから」
ちびうさは何を感じたのか、慌てて言いました。
マヤ「大丈夫よ、怒ってないから」
と、マヤさんはちびうさの頭を撫でました。
ほたる「でも飛影さんもヒュンケルさんも、お互いのどこに惹かれたのかしら?」
酎「お嬢ちゃん、こういうことは理屈じゃねぇんだよ」
ほたる「じゃ何ですか?」
凍矢「格闘技っていうのは、男の会話みたいなものなんだ、小細工は一切なしで自分の全てをぶつけ合う」
桑原「そう、力や戦法だけじゃなく、相手が何を考えているかも分かるのさ、だから飛影のことを一番分かってるのはヒュンケルで、またヒュンケルのことも飛影が一番分かってるんだよ」
ちびうさ「本当に闘って分かるものなの?」
幽助「分かるぜ、負かしたい、倒したいって思いだけじけゃない、相手の想いも受け止め合うものなんだ」
レイ「相手の想い?」
酎「おうよ、奥が深いんだ、特にライバルの存在はデカイんだ」
鈴駆「それじゃ分かんねぇだろうが・・・分かりやすく説明すると男の友情は闘いから始まるんだよ」
マヤ「友情・・・ね」
と、マヤさんはため息をついた。
その頃、飛影とヒュンケルは修業をしていた。
飛影「この腕甲なら実戦でもっとパワーが上がる、これで力勝負でも互角になる筈だ」
一方、ヒュンケルの方はヒムとラーハルトもいました。
ヒム「本当に追いつかれちまうかもしれないぜ」
ヒュンケル「いくら飛影が天才でも、俺には勝てん」
ラーハルト「随分と自信があるようだな」
ヒュンケル「今のままではだが・・・あいつは強くなる」
そう言うとヒュンケルは右の拳を強く握りしめた。
ラーハルト「まさか貴様はそれを待ってるのか?」
ヒュンケル「まぁそんなところだ」
ヒム「余裕だな、そこがお前さんらしいところだが」
ヒュンケル「ヒム・・・」
ヒュンケルたちも修業を再開した。
闘気を放出した。
その震動が飛影のところにも伝わって来ました。
“ドン❗️”
飛影「この気は、ドンドン膨らんでいやがる!」
ヒュンケル「ウオオオオ!」
“バリ⚡️バリ⚡️バリ⚡️”
そして飛影の方も腕甲を使いこなすため修業していた。
飛影「ハアアアア!」
“カァ~✨”
腕甲が力を与えるかのように飛影の体から炎と光がオーラとなって包み込んだ。
更に邪眼を開いて妖力を増すと、オーラも光となって輝いた。
幽助「光の闘気?!」
蔵馬「妖闘気と言ったところか、飛影のオリジナルか」
この日、飛影は腕甲を完全に使いこなすことに成功した。
桑原「やっぱり飛影は天才だぜ」
離れた所で幽助たちも飛影の気を感じていた。
ヒュンケル「よし、いい出来だ」
飛影「使える」
二人はレベルアップに成功したのだった。
二人の気に差はなくなり等しくなっていた。
ヒュンケル&飛影『明日は俺が勝つ!』
気合いの入った飛影の所にマヤさんが来ました。
マヤ「順調みたいだね」
飛影「マヤ、何しに来た?」
マヤ「買い物に行くところよ」
飛影「それでわざわざ寄ったのか?」
マヤ「まぁね、じゃ頑張ってね」
マヤさんは手を振ると買い物に行きました。
飛影は家に戻りました。
タオルで汗を拭いて、ソファに座った。
そして腕甲を見つめながら・・・
飛影「明日はどこまでやれるか?」
と、つぶやいた。
“パシ⚡️”
そしてヒュンケルの方も・・・
ヒュンケル「明日が楽しみだ、全力で飛影を倒す」
マァム「頑張ってね、でも無理しないで」
ヒュンケル「心配はいらん、強敵だが必ず勝ってみせる」
ポップ「飛影もマジで来るぜ」
と、ポップが言うとヒュンケルはうなずいて、
ヒュンケル「望むところだ」
と答えた。
アバン「ヒュンケル、勝ち負けにこだわり過ぎるのはよくないですよ」
ヒュンケル「しかし・・・」
アバン「何も考えず、ただ全力で彼と闘いなさい」
久しぶりの師・アバンのアドバイスに
その震動が飛影のところにも伝わって来ました。
“ドン❗️”
飛影「この気は、ドンドン膨らんでいやがる!」
ヒュンケル「ウオオオオ!」
“バリ⚡️バリ⚡️バリ⚡️”
そして飛影の方も腕甲を使いこなすため修業していた。
飛影「ハアアアア!」
“カァ~✨”
腕甲が力を与えるかのように飛影の体から炎と光がオーラとなって包み込んだ。
更に邪眼を開いて妖力を増すと、オーラも光となって輝いた。
幽助「光の闘気?!」
蔵馬「妖闘気と言ったところか、飛影のオリジナルか」
この日、飛影は腕甲を完全に使いこなすことに成功した。
桑原「やっぱり飛影は天才だぜ」
離れた所で幽助たちも飛影の気を感じていた。
ヒュンケル「よし、いい出来だ」
飛影「使える」
二人はレベルアップに成功したのだった。
二人の気に差はなくなり等しくなっていた。
ヒュンケル&飛影『明日は俺が勝つ!』
気合いの入った飛影の所にマヤさんが来ました。
マヤ「順調みたいだね」
飛影「マヤ、何しに来た?」
マヤ「買い物に行くところよ」
飛影「それでわざわざ寄ったのか?」
マヤ「まぁね、じゃ頑張ってね」
マヤさんは手を振ると買い物に行きました。
飛影は家に戻りました。
タオルで汗を拭いて、ソファに座った。
そして腕甲を見つめながら・・・
飛影「明日はどこまでやれるか?」
と、つぶやいた。
“パシ⚡️”
そしてヒュンケルの方も・・・
ヒュンケル「明日が楽しみだ、全力で飛影を倒す」
マァム「頑張ってね、でも無理しないで」
ヒュンケル「心配はいらん、強敵だが必ず勝ってみせる」
ポップ「飛影もマジで来るぜ」
と、ポップが言うとヒュンケルはうなずいて、
ヒュンケル「望むところだ」
と答えた。
アバン「ヒュンケル、勝ち負けにこだわり過ぎるのはよくないですよ」
ヒュンケル「しかし・・・」
アバン「何も考えず、ただ全力で彼と闘いなさい」
久しぶりの師・アバンのアドバイスに
ヒュンケルは・・・
ヒュンケル「分かった、そうしよう」
素直にそう答えた。
ヒュンケル「分かった、そうしよう」
素直にそう答えた。
アバンはニッコリ笑ってうなずいた。
ヒュンケル(何も考えずぶつかり合う・・・か、フッそれもいいかもしれん)
ヒュンケル(何も考えずぶつかり合う・・・か、フッそれもいいかもしれん)
マヤ「あ~重い、買い過ぎちゃった」
飛影「またこんなに買ったのか? その体で重いに決まってるだろう」
マヤ「ヘヘ!フンパツしちゃった」
飛影「フッ、しょうがない奴だ」
飛影「またこんなに買ったのか? その体で重いに決まってるだろう」
マヤ「ヘヘ!フンパツしちゃった」
飛影「フッ、しょうがない奴だ」
そう言うと飛影は買い物袋を持ち上げ
キッチンまで運んでくれた。
マヤ「ありがとう、助かった」
飛影「早く飯が食いたいから片付けろ」
マヤ「うん、ちょっと待ってね」
と、言うとマヤさんはもの凄い速さで冷蔵
マヤ「ありがとう、助かった」
飛影「早く飯が食いたいから片付けろ」
マヤ「うん、ちょっと待ってね」
と、言うとマヤさんはもの凄い速さで冷蔵
庫に食材を詰め込んで行きました。
これにはさすがの飛影もびっくりした様子である。
マヤ「今日はこれでカニ玉を作るの、それとレバニラ炒めだよ」
飛影「ほぅ、楽しみだ」
マヤさんは早速夕食の支度を始めました。
飛影はリビングでテレビを見ました。
時々マヤさんの作っている姿を見ています。
マヤ「ホッ、よし上手く出来た」
ドンドン出来てきます。
すると飛影はマヤさんの後ろ姿を見てボソッと言いました。
飛影「下半身が太くなってないか?」
“シャ⚡️キン⚡️パシ⚡️”
マヤ「気にしてるんだから言わないで」
マヤさんは使っていた包丁を飛ばして来たのです。
それを飛影は剣を素早く抜いて包丁を弾いて掴んだ。
さて、カニ玉が完成! 次に野菜炒め作りです。
マヤさんは慣れた手つきでフライパンを操ります。
マヤ「ハイ、出来たよ」
飛影は黙って椅子に座りました。
マヤ「明日のためにしっかり食べて力をつけるのよ」
飛影「フン、また沢山作ったものだな」
マヤ「アハハ! じゃ食べよう、いただきます」
飛影は野菜炒めをひと口食べた。
飛影「ふむ、美味い」
マヤ「よかった」
飛影「今度は俺が作る」
マヤ「何を作ってくれるの?」
飛影「それはまだ決めていない」
マヤ「じゃ楽しみにしてる」
マヤさんはうれしそうに言いました。
マヤ「飛影」
飛影「あん?」
マヤ「もうすぐバレンタインデーだけど、飛影チョコは嫌いだったっけ?」
飛影「いいや」
マヤ「よかった~蛍子さんたちとまことちゃんの家でチョコを作ることになったの」
飛影「今年もそのシーズンが来たか」
マヤ「ちびうさちゃんも来るのよ、飛影にあげるチョコ作るんだって」
飛影「ブー・・・」
突然飛影が噴き出したのでマヤさんは・・・
マヤ「なに動揺してるのよ」
飛影「していない」
マヤ「ふ~ん、まぁいいけど」
マヤさんは心の中で笑っていました。
マヤ(飛影ってカラカウと面白いのよね)
そして思惑通りハマってくれるし・・・
飛影(チッ、蔵馬の女バージョンだ。)
今日もマヤさんの勝ちで飛影の完敗です。
つづく。
マヤ「今日はこれでカニ玉を作るの、それとレバニラ炒めだよ」
飛影「ほぅ、楽しみだ」
マヤさんは早速夕食の支度を始めました。
飛影はリビングでテレビを見ました。
時々マヤさんの作っている姿を見ています。
マヤ「ホッ、よし上手く出来た」
ドンドン出来てきます。
すると飛影はマヤさんの後ろ姿を見てボソッと言いました。
飛影「下半身が太くなってないか?」
“シャ⚡️キン⚡️パシ⚡️”
マヤ「気にしてるんだから言わないで」
マヤさんは使っていた包丁を飛ばして来たのです。
それを飛影は剣を素早く抜いて包丁を弾いて掴んだ。
さて、カニ玉が完成! 次に野菜炒め作りです。
マヤさんは慣れた手つきでフライパンを操ります。
マヤ「ハイ、出来たよ」
飛影は黙って椅子に座りました。
マヤ「明日のためにしっかり食べて力をつけるのよ」
飛影「フン、また沢山作ったものだな」
マヤ「アハハ! じゃ食べよう、いただきます」
飛影は野菜炒めをひと口食べた。
飛影「ふむ、美味い」
マヤ「よかった」
飛影「今度は俺が作る」
マヤ「何を作ってくれるの?」
飛影「それはまだ決めていない」
マヤ「じゃ楽しみにしてる」
マヤさんはうれしそうに言いました。
マヤ「飛影」
飛影「あん?」
マヤ「もうすぐバレンタインデーだけど、飛影チョコは嫌いだったっけ?」
飛影「いいや」
マヤ「よかった~蛍子さんたちとまことちゃんの家でチョコを作ることになったの」
飛影「今年もそのシーズンが来たか」
マヤ「ちびうさちゃんも来るのよ、飛影にあげるチョコ作るんだって」
飛影「ブー・・・」
突然飛影が噴き出したのでマヤさんは・・・
マヤ「なに動揺してるのよ」
飛影「していない」
マヤ「ふ~ん、まぁいいけど」
マヤさんは心の中で笑っていました。
マヤ(飛影ってカラカウと面白いのよね)
そして思惑通りハマってくれるし・・・
飛影(チッ、蔵馬の女バージョンだ。)
今日もマヤさんの勝ちで飛影の完敗です。
つづく。
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