2012年12月16日日曜日

ごちゃ混ぜアニメ1話

    『洞窟の向こうの世界』



ここはパフニカ王国。レオナ姫はポップたちを呼び出した。
呼ばれたメンバーは、ポップ・マァム・アバン・ヒュンケル・クロコダイン・ラーハルト・ヒム。の7人です。




レオナ「みんなにはダイくんを探す旅に出てもらいたいの」
マァム「でもレオナ、私たちいろんな世界を回ったけど、ダイは見つからなかったわ」
フローラ様「まだ、一つ行っていない世界があったのよ」
ヒム「そりゃ一体どこの国だ?」
フローラ「破邪の洞窟の奥深くに異次元に繋がる鏡のような入り口があるらしいのです」




そこまで言うとフローラ様は黙り込んでしまった。




アバン「どうかしたのですか?」




不安気な顔で黙り込んでいるフローラ様を見てアバンが心配して声をかけました。




フローラ「その入口は光の入り口とも言われています。未だかつて通った者はいません」
ポップ「でもよ、破邪の洞窟って言えば姫さんやアバン先生が破邪呪文を身に付けたとこだろ?」
レオナ「ええ、私たちはミナカトール身に付けるために行ったのよ、大変だったわ」
ポップ「じゃそんな奥深くまで行くなんて無理じゃねぇか?!」




そう言われるとみんな黙り込んでしまった。
ようやく口を開いたのはラーハルトだった。




ラーハルト「だが、ダイ様を探すにはそこを通って行かなくてはならんのなら行くしかあるまい俺は行く、竜騎衆の頭としてダイ様をお守りする役目があるからな」
ヒュンケル「俺も行く、どこへ行っても見つからなかったのだ、宛があるなら行くべきだ」
ノヴァ「でもどこへ辿り着くかも分からないんですよ、それにどんな危険が待っているか・・・」
メルル「それに奥深くまで行くとなんだか悪い予感がします」
レオナ「でも他にダイくんを探す方法はないのよ」




と、レオナ姫が悲しそうな顔をした。
ダイを一番必要としているのはレオナ姫だからである。





レオナ「本当は私も一緒に行きたいのよ、でもパプニカの王女として国をほうって行くわけにはいかないのよ」
マァム「分かったわ、レオナ。私たちでダイを探しに行くわ」




と、ゆうことでメンバーはポップ・マァム・ヒュンケル・ラーハルト・アバン・クロコダイン・ヒムの7人に決まりました。
早速準備をして破邪の洞窟に集合しました。




アバン「それでは行きましょうか」
マァム「はい」
フローラ様「アバン、みんなのことを頼みます」
ハドラー「みんな無事を祈っている、必ずダイを見つけて来いよ」




ハドラーとノヴァとロン・ベルク・チウが見送りに来てくれました。




アバン「食糧は多ければ多い方がいいですよ」
ポップ「重てぇ!」
ヒュンケル「持とう、クロコダイン」
クロコダイン「おぅ、任せろ」




ポップ達は洞窟へ入って行きました。
少し行くとスライム軍団が立ちはだかりました。
ヒムが闘気を放出してスライム軍団を追い払った。





ヒム「よっしゃ、ドンドン行くぜ」




ヒュンケルは新しい魔剣を見つめている。
ヒムの両腕でロン・ベルクに新しい鎧の魔剣を造ってもらったのだ。
魔剣にはヒュンケルの魂も込めている。
回想シーン。




ロン・ベルク『ヒュンケル、ヒムのおかげで鎧の魔剣を蘇らせそうだぞ』
ヒュンケル『本当か・・・?!』
ロン・ベルク『武装も変えたラーハルトと同じ武装で盾の中に剣が仕込んである』
 




回想シーン終わり。
ヒュンケルは剣が仕込んである左腕に手を当てて思い耽っていた。
するとラーハルトが声をかけた。





ラーハルト「どうした?」
ヒュンケル「いや、何でもない」
ポップ「モンスター軍団だ!」




ポップ達の前に何十体ものモンスターが立ちはだかった。




ラーハルト「ハーケンディストール」
クロコダイン「獣王会心撃!」




修業してパワーアップした彼らは問題なくモンスターたちを蹴散らした。
こうしてドンドン奥深くを目指して歩いて行きました。
洞窟の地下に入ってから早、二週間が経ちました。





マァム「だいぶ地下まで来たわね」
アバン「まだまだこれからですよ」
ヒム「モンスター共は出て来なくなったな」
ラーハルト「だがずっと先に強い気を感じる」
アバン「ここら辺で今日は休みましょう、先は長いですからね」





フローラ様にもらった最後のタイマツの明かりも消えかけています。
ポップ達は棒を集めて先っぽに布を被せた。




マァム「これで数日は持つわ」




その日は暗い洞窟の中で松明の明かりだけで夜を過ごしました。
洞窟に入ってから数日が過ぎました。
食料も半分になった頃、ようやく最下階へ辿り着きました。




クロコダイン「この先階段はもうないぞ」
アバン「モンスターも出て来なくなりましたね、今ここは地下500階ですか」
ポップ「おい、あれを見ろよ」




ポップは奥に見える巨大な穴を指さした。





ラーハルト「女王様の言っていた次元の鏡だ」




だが鏡は真っ暗で何も見えない。





マァム「不思議ね、これでどうやって未知の世界へ行けるのかしら?」
ヒム「さぁな、何か呪文があるとか・・・?」




次元の鏡を目の前に座り込むポップたち。
何時間経っただろうか? 突然次元の鏡が光り出した。




ヒュンケル「おい! あれを見ろ」
マァム「鏡が光った! 先生・・・今しかないわ、みんな行きましょう」





アバン達は光に吸い込まれるように穴の中へ入って行きました。
光はポップ達と共に消えた。
気が付くとパプニカとは全く違う景色が広がっていた。





ポップ「ここは・・・どっかの洞窟の中みたいだな」
ラーハルト「どうやらワープには成功したようだな」
ヒム「それじゃ俺たち次元の鏡を通り抜けられたのか?!」





ラーハルト「あそこから出るしかなさそうだな」
クロコダイン「よし、もう一息だ、出口へ向かおう」




ポップ・マァム・ヒュンケル・ラーハルト・アバン・ヒム・クロコダインの七人は
出口を目指して歩き出した。





マァム「先生、どのくらいで出口に着くと思います?」
アバン「う~ん分かりませんが行けるところまで行ってみましょう」
マァム「でもどこに出るかも分からないのに、本当にダイは見つかるのかしら?」
ポップ「おいおい旅を始めたばかりなのにもうメソメソしてるのかぁ?」





その時アバンが何かに気づいた。






アバン「誰かが通ったようですね、これに沿って行けば出口に辿り着くかもしれない」





それは蔵馬の撒いたアカル草だった
出口に繋がっている




ヒュンケル「なんだ?ここは、相当前に誰か通ったようだな」
ヒム「誰か住んでいたのかもしれないぜ」
マァム「そうね、これ子供のおもちゃみたいだし」
アバン「いや、植物みたいですよ」




その部屋を出て再び出口に向かって歩き出した。
それから10時間後。ようやく外に出られた。
辺りはすっかり暗くなっていた。




アバン「入り間洞窟というそうです、しかしここは一体どこでしょう?」
ヒュンケル「食糧はもうない、今夜泊まる宿をどう探すかが問題だな」
ヒム「でもよ、こんな成りした俺たちを受け入れてくれるとこなんてあるか?」





確かにふつうの人間なら、ヒムやクロコダインを見たらきっとビビって逃げ出すだろう
話し合った結果。マァムとアバンが人を探して現在地を聞いて来ることになった。
人を見つけてやっと町の名前を聞きました。




アバン「分かりましたよ、ここはムシヨリ市という町だそうです」
マァム「そのとなりは皿屋敷市という町があるそうよ、ここからだと少し遠いみたい」
アバン「とりあえず暗くなって来ましたし宿を探しましょう」





ポップたちは宿を探すが世界が違うせいかなのかなかなか受け入れてくれる所が見つからない。
仕方なくその日は蟲より市の公園で野宿することにしました。
ここで最後の食事をとりました。
その頃皿屋敷市では飛影がパトロールから帰ったとこでした。





マヤ「お帰り、夕飯出来るから一緒に食べよう」
飛影「今日はオムライスか」
マヤ「うん、スープはわかめスープだよ」
飛影「ほぅ」




飛影は椅子に座ってスプーンを手に取りオムライスを一口食べた。




飛影「美味い」
マヤ「やった~飛影が褒めてくれた、うれしい!」




マヤさんは浮かれています




飛影「おい・・・いい加減騒ぐのをやめてとっとと食え」




飛影に突っ込まれて静かに食べ始めるマヤさんの図。
再び画面をポップたちの所へ




ポップ「静だな、なんか気味悪くないか?」
マァム「そうね、明かりもほとんどないし何が出そう」
アバン「今日はもう休みましょう、おや・・・ヒュンケルどうかしたのですか?」




するとヒュンケルが険しい顔つきで言った。




ヒュンケル「近くではないが強い気を感じるのです」
ヒム「本当だ、闘気とはまた違う感じだが悪い気でもないな」
ラーハルト「今まで感じたことのない気だな」





用心して辺りを見回すと木の上からダイが飛び出して来たのです。





ダイ「やっぱりポップだ!みんなも」
ポップ「ダイ?! ダイだ!」
ラーハルト「ご無事で何よりです、しかしどうしてここに?」
ダイ「うんキルバーンの爆破を宇宙でさせて、その爆風で飛ばされて気がついたらこの茂で寝ていたんだ」
マァム「だけど本当に無事でよかったわ、こうしてまた会えたし」
ダイ「オレここで一年以上も暮らしていたんだ、そうだレオナはどうしている?」
ポップ「その姫さんに頼まれて俺たち旅して来たんだ。何でパブニカに戻って来なかったんだよ?」
ダイ「この町を知るのに時間がかかったのと、どうやって帰っていいか分からなかったんだ」




確かにダイは宇宙からワープして蟲寄り市に落っこちて来ていたのだ




アバン「では今夜は積もる話をしながら休むとしましょうか」




この日はみんなダイたちと積もる話をして夜を過ごした。
明けて次の日。
ダイとも再会を果たしたのでとなりの街へ行くことにしました。
一行は公園を跡にしました。少し歩いて行くと皿屋敷市に着きました。




マァム「ここが皿屋敷市、思ったよりいい町みたいですね」
ヒム「町の名前が物騒だよな」
アバン「ダイくんはここまで来たことはないのですか?」
ダイ「うん、ずっとあの周辺にいました」




するとポップがダイに抱きついて言った。





ポップ「もうこの手は放さねぇ、俺たちはずっと一緒だ」
ダイ「うん」



ヒュンケルたちもダイとポップを囲むように集まった。




アバン「ダイくん本当に無事でよかった」
ダイ「先生。みんな心配かけちゃってごめんね」
マァム「ううん、必ず会えるって信じていたもの」
ポップ「ウソつけ洞窟の中でメソメソしていたのはどこの誰でしたでしょうかねぇ」





いじわる気味にポップが言うとアバンが注意した。




アバン「ポップいじわるを言ってはいけませんよ」
ラーハルト「ダイ様」
ダイ「ラーハルトも来てくれたんだね」
ラーハルト「勿論です、竜騎衆の頭として貴方様をお守りする立場なのですから」





ダイはラーハルトの言葉に笑顔で答えた。
ダイは宇宙からワープして蟲寄り市に落っこちて来たのだ。





アバン「では今夜は積もる話をしながら休むとしましょうか」




この日はみんなダイたちと積もる話をして夜を過ごすことにしました。
その頃、飛影とマヤさんは・・・




マヤ「さてと、私先にお風呂入るわね」
飛影「フン溺れないようにな」
マヤ「もうバカなことを言って・・・」





マヤさんはパジャマとバスタオルを持って風呂場へ行きました。
飛影は麦茶を飲みながら雑誌を眺めていた。




マヤ「飛影も一緒に入る?」




マヤさんの言葉に思わず麦茶を吐き出してしまった飛影。





飛影「ゴフ、バカ! 黙って入れ」




しかし口調は怒っているが顔はうれしそうな飛影であった。
こうゆう会話は日常茶飯事である。
楽しそうだなオイ・・・
マヤさんが上がった後に飛影はシャワーを浴びて床につきました。
すると先に寝ていたマヤさんが飛影にそっと近寄ると・・・





飛影「何を企んでいる?」




と言って振り向きマヤさんを押し倒してくすぐり始めた。





マヤ「キャ~ごめんギブギブ(๑>◡<๑)」
飛影「今日は許さんぞ~」
マヤ「キャハハハハ!」




じゃれ合って一日が終わりました。
つづく。



あとがき 飛影楽しんでいますね。今回はマヤさんの負け・・・かな?

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