2012年12月19日水曜日

スーパーあぶない刑事22話


         
        『双子座の乙女』




港署の朝。
藤村亮と町田透が週刊星座占いを読んでいた。





藤村亮「銀座の母、恋占いに太鼓判かぁ」
町田透「亮さ~ん、恋に飢えている僕にそこの場所教えて下さい」
藤村亮「じゃ行ってみる?」
町田透「はい行きます!」





透は住所を紙にメモしました。





大下勇次「透、つい先週平手打ちを喰らって振られたんだよ」
木葉聡「何で振られたの?」
大下勇次「ポケットから別の女のラブレターが落ちて『最低!死ね!』とバチコンってやられたの」
鈴村皐月「つまり二股かけていたってこと?」
大下勇次「そう、バカだろ、あいつ」






透はメモにキスして背広の内ポケットに入れました。
お昼前に透は出て行きました。
大下たちは浮かれている透を呆れた顔で見ていました。






吉井浩一「ただいま戻りました、もうたまらんですよ」
近藤卓造「おっ、吉井どうなった?」
吉井浩一「何でも夫婦ゲンカの末衝動的に夫を刺したそうです」
本城慎太郎「く~恐いね」
田中文男「夫の方は病院に幸い大事には至らないそうです」





田中の報告を聞いて近藤課長もホッとした顔をしています。






大下真琴「それで刺した妻は今どこにいる?」
吉井浩一「今、谷村が連れて来ます」





谷村が容疑者の妻を連れて来ました。
腕には手錠をしています。





大下真琴「谷さん手錠を外してやって」
谷村進「はい」




谷村は手錠を外しました。





大下真琴「夫婦ゲンカは犬も食わないと言う
ことわざがある、順子さんと夏美さんで話を聞いてやって」
芝夏美「はい、どうぞ」






奥さんは真琴に会釈をして取調室に入って行きました。
その頃、町田は電車に乗って銀座へ向かっていた。
銀座の駅に着くとまっすぐに占いの館へ向かいました。
入口に立った。





町田透「ここだ」






中へ入るとすぐに嗄れ声で・・・





占い師「そこに座りな」






と、言われました。





町田透「はい、失礼します」





透が座ると水晶玉に手を翳しました。
早速占いの母は透を占い始めた。





占い師「今日より一週間以内に運命の女に出会う、相手は双子座の乙女と出ている」
町田透「双子座の乙女•••」
占い師「上手くやれば結婚も不可能ではない」






双子座の女、透はニンマリ笑うと占い師にお金を払って出て来ました。
外に出ると藤村が立っていた。






町田透「藤村先輩! びっくりしたぁ」
藤村亮「占いの結果どうだった?」
町田透「上手くやれば結婚できるって言われました」
藤村亮「オ~ホホホ♪やったじゃん」





覆面パトカーに乗ると無線が入った。





藤村亮「はい藤村」
宮本謙『宮本だ、山元町のメゾン大山で殺しがあった、すぐに向かってくれ』
藤村亮「了解、透乗れ」
町田透「はい」






藤村と町田は山元町へ急行しました。
マンションの駐車場には大下たちもいます。




大下勇次「真琴、行くぞ」






部屋には真琴たちが鑑識の人といます。
町田は遺体を見て驚きました。





町田透「この人昨夜ゴールデンカップにいた女だ」
青木順子「身元は成田弥生22歳」
徳川治樹「おい救急車、まだ助かるかもしれん」





すぐに救急車を呼びました。





大下真琴「身籠っていたのか何とか助けてあげたいな」






五分後救急車が来て成田さんを病院に運びました。
そこで奇跡が起きたのです。






医者「母体も赤ちゃんも助かりますよ」
大下真琴「母体もって、成田さん生きているんですか?」
医者「はい、腕の斬り傷で気を失っていたのでしょう」






成田さんを医者に任せて捜査に戻ろうとしました。





大下真琴「夏美さんは残って下さい。成田さんが目を覚ましたら話を聞いてほしいから」
芝夏美「分かりました」






夏美を残して大下たちは捜査に戻りました。
成田弥生さんの昨日の足取りを追うと銀座の母に占ってもらっていたことが分かりました。






原田実「成田さんは健康な子が生まれるかを占ってもらったそうです」
藤村亮「元気な子が生まれるって太鼓判を押してもらったって近所の人に話していたそうです」






しかしそれだと謎が残ります。
犯人はなぜ男を殺した時に成田さんも殺さなかったのか?
トドメを刺さなかったのか?
それは犯人が捕まれば分かること
村木がマンションの防犯カメラを借りて来ました。






村木拓「管理人さんの方から防犯ビデオを提供してくれました、昨日の分のビデオです」
原田実「ずい分と気前がいいなぁ」
村木拓「早く犯人が捕まってほしいからってさ」






鑑識に現場を保存して管理してもらい一端署に戻りました。
戻ってからすぐにビデオを確認しました。






大下勇次「宅急便が多いな」
村木拓「害者は通販でよく買い物をしていたそうですよ」






ところが透がおかしなことに気がつきました。





町田透「あれ?」
木葉聡「どうかしたか?」
町田透「ちょっと戻して、今の男」





村木は少しビデオを巻き戻した。





町田透「ストップ! ホラここ、こいつ拳銃を持っているように見えません?」
吉井浩一「あ~見えるな、あっ害者が中へ逃げた」
鷹山敏樹「この角度だと顔が見えないな」
徳川治樹「多分、カメラがあることを知っていたのだろう」






一見大胆な犯行にも見えます。
しかしホシは下見をしたのか監視カメラの位置を分かっているようである。






大下真琴「よしこの宅配会社へ行って話を聞いてくれ」
本城慎太郎「はいよ、タ~ク行くよ」
村木拓「はい」





残った者たちはビデオを終わりまで見ました。






芝夏美「後は特にないわね」
大下真琴「妊婦にまで暴行しやがって、こいつ絶対に許せねぇ💢」
武田英彦「ええ、早く捕まえないと被害者が増えるかもしれません」






真琴はうなずくとビデオを消した。
捜査の結果、男の身元が判明しました。





吉田春彦「男の身元が分かりました、なんと三人組でした」
本城慎太郎「三人!?一人じゃねぇのかよ?」
谷村進「ビデオに映っていた男が成田さんをレイプしたようです」
大下真琴「レイプって・・・なに?」
藤村亮「レイプってゆうのは男が女性に無理矢理性的な交わりを行うことだよ」
大下真琴「犯すと言うけど、レイプのことなの?」
大下勇次「そうそう」





藤村の説明を聞いて真琴の目が怒りモードに変わって鋭くなって行く。





芝夏美「署長?あら〜怒ってるわ」
近藤卓造「当然だろうな、ですが署長抑えて下さいね」
大下真琴「分かってます、男らの身元を洗うぞ」
全員『はい』





そこへ河合が来ました。






河合紘司「署長ちょっといいですか?」
大下真琴「何か分かりました?」
河合紘司「はい、害者の衣服に微量のコロンが付着していました」
鷹山敏樹「コロン? 男物ですか?」
河合紘司「ああ、アルコールに香料を混ぜた薄い香水、オーデコロンだ」
本城慎太郎「オーデコロンか俺たちはそっち当ろう」
大下真琴「分かった、頼む」






河合はリトマス紙を手渡した。





河合紘司「これと同じ香りのコロンを探せばいい」
村木拓「分かりました」






本城と村木はコロンの捜索に当たりました。
そのコロンをつけた男が犯人の一人とゆうことになる。
大下たちは見張り役をしていた男から捜すことにしました。






吉本和彦「男の名前は桐谷守21才、こいつを捕まえれば仲間のことも分かりますね」
風間明「そうだな、行こう」





大下たちは桐谷たちが通う大学へ向かいました。
するとビデオを映っていた他の二人らしき男と歩いて来ました。






南旬一「出て来ました」
徳川吉之「こっちも確認した、真琴」
大下真琴「あの三人で間違いなさそうだな」
徳川宗明「後をつけようぜ」






気づかれぬよう尾行を開始した。
同じ車だと気づかれやすいので途中交代しながら尾行をしました。
これが真琴流のやり方です。






大下真琴「コロンをプンプン効かせた変態野郎💢見つけたらボコボコにしてやる!」
徳川宗明「おっかねぇ~」






その時、里菜の声がして一同は振り返った。






里菜「その変態野郎なら連れて来てやったわよ」
徳川治樹「里菜!家吉!学校はどうした?」
家吉「下校しました、その途中の化粧品屋で万引きしたから捕まえたんです」
大下真琴「ダッセェ!万引きしてガキに捕まってるし」






男は里菜と家吉に両腕を掴まれて動けなくなっていた。







大下真琴「全員に告ぐ桐谷は里菜と家吉が捕まえた」
大下勇次「あらすごいじゃないか」
大下真琴「そういうわけだ、こっちに来てくれ」
鷹山敏樹「了解」






鷹山たちも大学へ急行しました。





大下勇次「ごくろうさん」





大下たちも他の二人を捕まえたとこだった。




里菜「大下さん、この男よ子供だと思ってナメテいたみたいだけど残念でした」
家吉「悪い事はできないねお兄さん、はいどうぞ」
鷹山敏樹「さすが最強兄妹、ありがとうベイビー」
里菜「アハ♪それじゃ私たちはこれで失礼します」






タカに頬を触られて照れる里菜。
会釈をして家吉と里菜は帰って行きました。
本城たちはその場に残りました。
成田弥生さんには面通しのため署に来てもらいました。
三人の学生には取調室に入ってもらいました。





原田実「向こうからはこっちは見えません、安心して確認して下さい」
成田弥生「はい、分かりました」





カーテンを開くと成田さんは桐谷を見て即答しました。





成田弥生「あの男です、間違いありません」





原田と村木が桐谷の報告をしました。





宮本謙「そうか、署長あとは仲間たちだけですね」
大下真琴「はい、文ちゃん桐谷に仲間ことを吐かせて下さい」
田中文男「田中にお任せあれ」





その頃、逃げた桐谷の仲間は・・・





犯人A「桐谷がサツにパクられた」
犯人B「あの女も始末しておけばよかった」
犯人A「ヤツがゲロしたら俺らもパクられる」
犯人B「いっそのこと野郎を消すか?」




もう一人は納得したように頷いた
二人は電話をかけて仲間を集めました
一方、真琴たちは・・・






大下真琴「あいつの仲間もレイプ魔なのかな?」
徳川治樹「多分、今頃どっかで次のカモを探してるんじゃない?」
徳川宗明「署長さんよ、戻って仲間を見張った方がよくないか?」
大下真琴「ああ、慎太郎に連絡する」






真琴は無線で指示を出した。






大下真琴「俺だ、仲間が現れたらパクってくれ」
本城慎太郎『OK.Igetit』






輓で仲間が現れました。
原田たちが人数を確認した。






原田実「1、2・・・8人かあの二人を入れて10人だな」
村木拓「本城さん、ゾロゾロと出て来ましたよ」
本城慎太郎「あ、よしよしよし」





すると透は車を降りてトランクを開いた。




町田透「デカイのがいるでしょ、これ使って下さい」
青木順子「すごいじゃない、透くん」
吉本和彦「いつ用意していたんですか?」
町田透「署長に頼まれて積んでおいたんです」






透はニッコリ笑って銃を村木に手渡した。
ライフルやショットガンも入っていた。





町田透「どうぞ先輩方好きなのを使って下さい」
本城慎太郎「すげぇな、これ使おう」





本城も一つ手にしました。
犯人たちはこんな会話をしていた。






星野「それにしても銀座の母に占ってもらった女をカモにすることをよく思いついたな」
村瀬「女は占い好きだからな、ターゲットを絞り易い」





奴らは占ってもらった女性たちに近づいてレイプをしては女としての自信を失わせていたのだった。
その頃真琴や大下鷹山・徳川は再び本城たちに合流するため現場に戻った。





大下真琴「パパ、どう?」
吉井浩一「署長の言う通り奴らレイプ魔ですよ」
村木拓「それも三人ではなく五人だったとは」
松田香苗「十人もいたら女の子の力じゃ太刀打ちできないわ」
芝夏美「許せない💢か弱い女性を傷つけるなんて」
青木順子「女の恐さを思い知らせてやろうじゃない」





順子たちの会話を聞いて身震いする大下たちであった。





海堂進二「女性を怒らせると恐いですね」
木葉聡「まぁ怒るのは当然さ、俺だって許せないよ」






すると若い男二人が制服を着た女子二人を連れて来た。






チンピラA「桐谷さん新しいカモを連れて来ました」
片平「制服着てんじゃん!高校生か?」
チンピラB「はい、ピチピチの高校生っす」
桐谷「よし、こっちに座らせろ」
チンピラC「オラ座れ、おとなしくしろ」





チンピラ風の男二人は女子高生を地面に座らせると更にうつ伏せにして押しつけた。






女の子A「やめて!帰らせて」
女の子B「誰か助けて! イヤァ!」
チンピラA「誰も来ねぇよ、ケケケッ♪」






と言ってチンピラ片方が女子高生の頬を思いっきり殴りつけた。





“バチン!”





原田実「酷過ぎる」





二人の女子高生は制服のスカートを無理矢理脱がされかけている。





徳川吉之「許せん、行こう真琴、アラ?」





吉之たちが振り返ると真琴の姿がなくなっていた。
そして・・・






チンピラA・B『うわぁ!』
大下真琴「いい加減にしやがれ💢このクソ野郎共!」





耐えきれなくなった真琴は二人のチンピラに蹴りを入れて女子高生を助け出した。






徳川治樹「いつの間に!?」
本城慎太郎「俺たちも行くよ」





本城たちも出て行きました。
順子たち女性陣は女子高生を保護した。





芝夏美「もう大丈夫よ」
倉田園子「恐わかったわね、安心して警察よ」
女子高生『うぁ~ん、グスン』





安心したのか二人は夏美たちに抱きついて号泣した。




星野「クソ!このガキ💢」






桐谷以外の男は武道派であった。





橋本「ナメたマネしやがって」
鷹山敏樹「それはこっちのセリフだ、か弱いレディを力ずくで押さえ付けて暴力を振りやがって」
藤村亮「覚悟は出来てんだろうな💢」






藤村と村木は指と首をボキボキ回して鳴らしている。





青木順子「あんた達だけは許さない、あの子たちの分も女の恐さ思い知らせてやるわ」
桐谷「殺っちまえ!」
徳川宗明「よくも女の子たちを・・・てめえらだけは許せねぇ💢」
大下真琴「みんな許す、暴れちゃって」
徳川吉之「もちろん、そのつもりだ」






拳銃はまだ使わず素手でやり合っています。
真琴の怒りは爆発しています。





町田透「署長、強い!」
大岡忠利「署長も子供とはいえカンフーの達人だからな」
橋本「あのガキ何であんなに強ぇんだ?」
大下勇次「あいつはカンフーの達人なのさ」
橋本「カ、カンフーだと!」
風間明「特に今は怒り爆発している、お前ら死ぬぞ」





風間は脅すように橋本にそう言った。






高野小次郎「オラてめぇも諦めろ」





高野が橋本を押さえつけて風間が手錠を掛けた。






藤村亮「オラァ!痛てぇかこの野郎」
桐原早希「自分たちのしたことを刑務所で反省しな!」






チンピラも含めて全員に手錠を掛けました。
吉本・高野・吉井・田中がパトカーに連行した。





田中文男「入れコラ💢」
本城慎太郎「終わったな、はい撤収」





大下たちも引き上げました。
そして真琴は県警と警視庁へ報告書を提出しました。






緒方雄一「ごくろう様、また検挙率が上がってるよ」
大下真琴「本当ですか?うれしいな」
緒方雄一「上層部でも真琴くんを高く評価しているよ」
徳川治樹「そうですか、頑張ってますよ、
いつも遅くまで書類を読んでいますし」





治樹の話を聞いて本部長はうなずいて聞いていた。





緒方雄一「本当に御苦労でした」
大下真琴「ありがとうございます」





県警を出て次は警視庁へ・・・





大原功一「待ってましたよ、大下さん」
大下真琴「本日の報告書です」






大原警視長は報告書に目を通した。





大原功一「タチの悪いチンピラを捕まえたんですね」
大下真琴「レイプ魔です、それも集団の被害者にも話を聞きました」







大原警視長はうなずきながら読んでいます。






大原功一「こういう輩がこれから増えて行くだろう」
大下真琴「ええ、俺もそう思います」
大原功一「目を光らせて見張って下さいね」
徳川治樹「そのつもりです、悪い奴らが多くなっていますからね」






と、そこへ偶然大原のオフィスに浅見刑事局長が入室して来たのです。






浅見陽一郎「大原くんこれを・・・あっ失礼、来客中か」
大下真琴「浅見刑事局長!」
浅見陽一郎「真琴さん」
大原功一「これは、さっどうぞ」
浅見陽一郎「失礼しますよ」





浅見刑事局長はソファに座りました。
そして真琴を見てニッコリと笑った。






浅見陽一郎「今日はどんな事件だったのかな?」
大下真琴「レイプ魔を捕まえました、犯されかけていた女性も助け出しました」
浅見陽一郎「そんな輩がいるのか!?」
徳川治樹「宅配会社の者になりすまして女性に近づいて拳銃で脅して無理矢理暴力ふるって性行為を行っていました」
浅見陽一郎「なんと!惨いことを」






と、治樹が事件の一部始終を説明しました。
大原警視長もうなずきながら聴いています。





大下真琴「俺たちの調べただけで12犯、それも占いを受けた女性をターゲットにしていたんです」
浅見陽一郎「その占い師は関係ないのか?」
徳川治樹「調べましたがシロでした」







桐谷たちの中でのルールで占ってもらった女性をターゲットにしていたのです。





大原功一「なるほどそれが手口だったのか」
大下真琴「ええ」





大原警視長と浅見刑事局長は現代の犯罪手口に驚いていた。






浅見陽一郎「分かりやすい説明をありがとう」
大下真琴「では我々は失礼致します」





真琴と治樹は港署に帰りました。
大岡と海堂が資料を片付けていました。






木葉聡「お帰りなさい」
大下勇次「お疲れ様です」
大下真琴「あ~疲れました」





真琴は自分のデスクへ行き椅子に座った。





徳川宗明「ねぇねぇ、これからみんなで飲みに行かない?」
芝夏美「あ、いいですね~」





原田たちもうれしそうに立ち上がりました。






大下真琴「俺はおごらないよ」
徳川宗明「いいの、真琴も来るの、金の心配はしなくていいから」
徳川治樹「大丈夫か?宗さん」
徳川宗明「大丈夫、任せなさい」






自分の胸をポンと叩いて言う宗明を信じて全員で飲みに行きました。






本城慎太郎「どうした?真琴浮かない顔をして」
大下真琴「ホッとして力が抜けたんですよ」
大下勇次「分かる、その気持ち」





そしてうなずきながら本城も言いました。






本城慎太郎「うん、今夜飲もうぜパァ~とさ」
大下真琴「未成年なんだけど」
原田実「ジュースだっていいの!ねっ行きましょう」
大下薫「こいつらが一番あぶないデカ」




つづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿