2013年5月13日月曜日

30歳になった

今日30歳になりました。
結婚相手探さないとなぁ・・・
でも恋愛下手な私に出会いがあるだろうか?
好きな人いるけど、う~ん

2013年5月11日土曜日

デジモンアドベンチャー04 6話

 
   『選ばれし子供たちのヒミツ』



お台場高校の太一たちは放課後教室に残って話し合っていました。




空「デジタルワールドとセラフィモンを守る」
ヤマト「トウヤ、抜け駆けは許さないぜ」





ヤマトがトウヤの目を見つめる。
トウヤもヤマトを見る。





トウヤ「さぁ、俺は気まぐれ人間だから約束はしない」
ヤマト「ほ~ぅいい度胸しているじゃないか」
トウヤ「フッお前に止められるかな?この俺を」





挑発するトウヤ。
ヤマトの目つきが険しくなる。トウヤも一度は視線を外したものの
ヤマトに対抗するように見つめた。





トウヤ「相手に不足はない」
ヤマト「なに・・・!」
麻矢「ハイそこまで、ったくすぐこれなんだから」





太一はニヤニヤしている。
そんな太一たちの様子を時田紗織たちが見ていた。





紗織「デジタルワールド?」






太一たちはカバンを持って出て行きました。
時田たちも後を着いて行きます。





紗織「今日こそあの人たちの秘密を掴むわよ」






時田と三人の取巻きたちはコソコソと太一たちをつけて行きました。
山木室長の研究所まで来た。





山木満雄「やぁ待っていたよ」
京「今日はおもちゃの国へ行くんですよね」
太一「ああ、奴らきっと手ぐすね引いて待っているだろうからな」
トウヤ「望むところさ」






ヤマトはトウヤを見ている、空と麻矢も
そんな二人の様子を伺っている。





紗織「何かしら、あの巨大な地図」






井ノ上京がいつものように掛け声を挙げた。






京「デジタルゲートオープン選ばれし子供たち出動」







子供たちは光に包まれてデジタルワールドへ入って行きました。






紗織「あっ!吸い込まれた」
助手の女性「誰!?そこにいるのは」





時田たちは慌てて逃げて行きました。
外に出ると今見たことを話し合った。






郁恵「紗織様、今のは一体・・・」
理彩「あの大きな画面の中に吸い込まれて行きましたよね」
紗織「それにあの地図、今まで見たことがなかったわ」






そこへ山木室長が外に出て来た。






山木満雄「キミたちは?」
紗織「麻矢さんの友達ですわ、今のってあの人たち今どこにいるんです?」
山木満雄「今日は帰りなさい、友達なら明日学校で本人に聞けばいい」







山木に説得され時田たちはシブシブ帰って行きました。
次の日、学校へ登校すると・・・







紗織「麻矢さん、待っていたのよ」
麻矢「はぁ?」






太一たちも登校して来たところで時田と麻矢に気づき近づいて行きました。







紗織「お話があるのいいかしら?」
トウヤ「悪いが後にしてくれ」
理彩「あ~らいいのかなそんなこと言って」
郁恵「私たち昨日見たのよ、デジタルワールドというところへあなたたちが画面に吸い込まれて行ったところを」







それを聞いた太一たちの顔色が変った。
紗織は得意気な顔で麻矢を見つめる。





麻矢「それで弱身を握ったつもり?アマイんだよ」
紗織「なんですって!」
麻矢「あんたらが知る必要はない」
トウヤ「まったくだ、くだらん行こうぜ」





まったく相手にされなかったせいか時田の顔に悔しさが現れる。





紗織「じゃ選ばれし子供ってなに?」
ヤマト「そんなことを知ってどうする?」
紗織「知りたいのよ、教えてよ」
トウヤ「知る必要はない、お前らには関係ない」







見られていたことに内心冷やりとしたもののアッサリと突っぱねた。
他の生徒たちに睨まれシブシブ帰って行く時田たちだった。
しかし彼女たちの追及はそれでは終わらなかった。
なんと大輔たちに目をつけて来たのだ。
その日の放課後、大輔たちは揃って下校して山木研究所へ向かう途中だった。
待ち伏せしていた理彩と郁恵に呼び止められた。






大輔「急がないと太一先輩たちを待たせちゃう」
理彩「ねぇ、あなた達」
郁恵「ちょっといいかしら、こっちに来て」
京「あの人たち昨日の・・・どうする?」
タケル「上手くごまかして行っちゃいましょう」







タケルの案に乗ってついて行きました。
紗織が大輔たちに質問をした。






紗織「私たち麻矢さんのお友達で心配して来たのよ」





ウソである。
それはタケルたちもよく分かっていた。
タケルとヒカリは太一とヤマトから前の日に時田たちのことを聞かされていたので
二人はもしも捕まった時のことを考えていいわけを考えていた。







ヒカリ「私たちに何か用ですか?」
郁恵「ただ質問に答えてくれるだけでいいのよ」
タケル「質問?」
紗織「単刀直入に聞くわ、デジタルワールドってなに?どんな所なの?」
理彩「あなた達知ってるんでしょ?」





一乗寺は大輔たちの方を見た。





賢「すみませんが先を急ぐのでまた今度にしてもらえますか?」
紗織「答えてくれたらすぐ帰れるわ」
ヒカリ「私たちからは言えません」





大輔たちは間から通り抜けようとすると郁恵と理彩がとおせんぼした。





大輔「そんなに知りたければ太一さんたちに聞けばいいじゃねぇか」
伊織「そうですよ、通して下さい、人を呼びますよ」







伊織が人を呼ぶと言ったのでマズイと思ったのか逃げるように去って行きました。
山木研究所に着くと太一たちに時田たちに足止めをくらったことを話した。





ヤマト「そうだったのか、迷惑をかけたな」
伊織「僕たちは構いません」
京「だけどさ何か嫌な感じだったよね」
空「ごめんね、私たちのために」
京「いいんですよ、悪いのはあの人たちなんですから」
山木満雄「ゲートが開いたよ」







ワイワイ言いながらデジモンワールドへ入って行きました。
今日はおもちゃの国を探索します。
しかしおもちゃの国ではワルモンザエモンが待ち構えていた。
それを知らせるためにエレキモンが待っていた。





エレキモン「パタモン」
パタモン(タ)「キミはエレキモン」
タケル「久しぶり、元気そうだね」
エレキモン「タケル大きくなったなぁ、びっくりしたぜ」
パタモン(タ)「キミは僕の最初のライバルだもんね」
エレキモン「ああ、あの時の勝負には負けちまったけどな、ってあれパタモンがもう一人?」






エレキモンは目をパチクリさせて見た。






パタモン(麻)「驚かせてすまない、俺は麻矢のパートナーなんだ」
麻矢「エレキモンこっちのパタモンもよろしくね」






エレキモンは噂に聞いた伝説の大天使デジモンのことを思い出した。






エレキモン「それじゃセラフィモン様に進化した方のパタモンか」
タケル「そう、ところでキミここで僕たちを待ってたようだけど」
エレキモン「そうだった、大変なんだおもちゃの国でワルモンザエモンが暴れてるんだ」
ヒカリ「目的はやっぱりセラフィモンね」
エレキモン「そうらしい、すごい声で叫んでたぜ、セラフィモ~ン!って」
トウヤ「やはりそうか、ならグズクズしてられない行くぞ」






ブラックウォーグレイモンに続いて行こうとする子供たちをエレキモンが止めた。
パタモンたちも進化しました。






エレキモン「待てよ、今行くのは自殺行為だ」
ホーリーエンジェモン「それでも行かなければならない」
ヒカリ「大丈夫必ず守るわ、セラフィモンもあなたたちも」
エンジェウーモン「私たちに任せて」






エレキモンは目を丸くしている。
信じられないと言うようだ。






エレキモン「分かった俺もデジタマたちを守る、絶対に負けんなよ」
タケル「約束する、行こう」





パートナーデジモンに乗ってワルモンザエモンのところへ向かいました。





ワルモンザエモン「セラフィモン出て来ぉい!デジタマたちがどうなってもいいのか?」
セラフィモン「俺ならここにいるぞ」





ワルモンザエモンが振り返るとセラフィモンが立っていた。






セラフィモン「倒せるものなら倒してみろ」
ワルモンザエモン「フン、よく来たな」






ワルモンザエモンのパンチを躱わすセラフィモン
そして両デジモンは必殺技を放った。






ワルモンザエモン「ハートブレイクアタック」
セラフィモン「セブンズヘブンズ」






“ドカァ~ン💥”






ホーリーエンジェモン「セラフィモン下がっていろ」
セラフィモン「分かった」






すぐにエクスVモンたちが前に出て来ました。
セラフィモンのとなりにはブラックウォーグレイモンがついています。





ワルモンザエモン「クソ!油断したぜ」






そこへワルモンザエモンの方にも応援が来ました。
グロットモンとラーナモンです。






グロットモン「待たせたなワルモンザエモン」
ワルモンザエモン「いいところに来てくれた」
ウォーグレイモン「何人来ようと結果は同じだぜ」
ラーナモン「それはどうかしら・・・?」





見るとグロットモンの手にはプニモンがいた。





エレキモン「あれはまさか!」
グロットモン「そう、始まりの町で生まれたばかりのデジモンだ、こいつを殺されたくなかったらセラフィモン俺たちの前に出ろ」
京「なんて卑怯なの!」
麻矢「セラフィモンは行かせない」
セラフィモン「麻矢もういいよ、分かったそのデジモンを放せ、俺が行く」
麻矢「ダメ!行かないで、あの子を助ける方法を考えるから」
グロットモン「そんな時間やるわけねぇだろうが」






グロットモンはプニモンを振り回して見せた。






グロットモン「ホ~レホレホレ♪」
プニモン「ふにゃあ~」





恐くてプニモンが泣き出してしまった。





トウヤ「やめろ!」
セラフィモン「その子から手を放せ」





セラフィモンを見てグロットモンはプニモンを投げて来た。
セラフィモンはプニモンを受け止めて優しく笑った。





セラフィモン「もう大丈夫だ」





一言プニモンに言うとヒカリに預けてグロットモンに近づいた。






ラーナモン「フフ、狙い通り」
セラフィモン「お前たちは俺が倒す」





すると鎧の正義の紋章が輝き出した。






セラフィモン「セブンズヘンブンズ」





七つの超熱光球をラーナモンたちめがけて放った。





ラーナモン「いや~ん!」
グロットモン「うわぁ!」
太一「すごい技だ!」





しかしブラックウォーグレイモンが再びセラフィモンを庇うように前に立った。





Bウォーグレイモン「あとは俺たちに任せろ」





ウォーグレイモンとメタルがルルモンもセラフィモンの前に出ました。




メタルガルルモン「お前たちだけは許さないぞ💢」
グロッドモン「ヘン!どう許さないって言うんだ?」
Bウォーグレイモン&ウォーグレイモン『ダブルガイアフォース』
メタルガルルモン「コキュートスブレス」




三体は同時に必殺技を放ちました。





ラーナモン「ウフフフ♪」





ラーナモンはカルマーラモンに進化していた。





ワルモンザエモン「こいつさえ倒せば、死ね!セラフィモン、ハートブレイクアタック」
カルマーラモン「ネーロコルソ」
Bウォーグレイモン「そうは行くか!」





ブラックウォーグレイモンが背中の盾でカルマーラモンとワルモンザエモンの必殺技を弾き飛ばした。





グロッドモン「このぉ💢これならどうだ、スネークアイ・ブレイク」
ホーリーエンジェモン「ヘブンズゲート」







ゲートが開いてグロッドモンたちたちを吸い込もうとした。





カルマーラモン「うううっ!」
グロッドモン「くぅぅぅ・・・」






しかし耐え抜いたカルマーラモンたち。
ヘブンズゲートが閉じると再び攻撃に出た。






セラフィモン「セブンズヘブンズ」





しかしセラフィモンの必殺技で返り討ちに合うのだった。






エクスVモン「俺たちだっているぜエクスレイザー」
スティングモン「スパイキングフィニッシュ」
アクィラモン「ブラストレイザー」
アンキロモン「メガトンプレス」





大輔たちも顔を出す。





大輔「セラフィモンを守るんだ」
麻矢「みんな、セラフィモン」
セラフィモン「ああ、みんながいる、俺は一人ではない」






カルマーラモンたちはボロボロの姿になっていた。





グロッドモン「クソ!こんなに仲間がいたとは・・・」
カルマーラモン「ひとまず退却だ」





カルマーラモンたちは逃げて行きました。




ヤマト「やったぜ!俺たちが勝ったんだ」
トウヤ「とりあえずはな」
セラフィモン「エレキモン、すまなかったキミたちまで巻き込んでしまって」
エレキモン「いや、プニモンを助けてくれてありがとうな、こっちこそ大した力になれなくて・・・」
セラフィモン「いいのだ、デジタマたちを大切にな」
エレキモン「ありがとう」





みんなセラフィモンのところに集まった。






タケル「ホーリーエンジェモンも究極体に進化できれば・・・」




そんなタケルに麻矢が優しく笑って言った。





麻矢「確かに究極体はもっといた方がいい、でも無理にパタモンを進化させることはないのよ」
タケル「でも少しでも力になりたいんです、セラフィモンが二体いればあいつらを撹乱させることができるし」
麻矢「それもそうね、タケルそれなら森のターミナルへ行ってみようか」
タケル「森のターミナル?」





セラフィモンの城があるところです。






京「それいい考えですよ」
ヤマト「よしタケル・・・みんなで行こうぜ」
タケル「お兄ちゃん・・・うん麻矢さん案内して下さい」
麻矢「よし、行こう」







ヒカリはちょっとタケルのことが心配の様子。
でも何も言わずついて行きました。
次回はタケルとヒカリのデジモンがワープ進化します。

デジモンアドベンチャー04 5話

       『青い洞窟の奇跡』


週末、太一たちは連絡を取り合い
光子郎の家に集まった。





光子郎「さぁどうぞ」
みんな『おじゃまします』






光子郎の部屋に入りました。
どのエリアへ行くかを決めるためであった。





ヤマト「麻矢はどこに行きたいんだ?」
麻矢「青い洞窟、向こうへ行くならそこが一番安全なんだ」
パタモン(麻)「ホーリーストーンがあるはずなんです」
タケル「そうか前にチンロンモンが撒いたホーリーストーンのあったところ」
パタモン(麻)「そうです、あそこなら結界も張れますから」
光子郎「なるほど、万が一ラーナモンたちが来ても時間を稼げるわけですね」






麻矢のパタモンはうなづいた。





京「あの、これってセラフィモンを守るために行くんですよね?」
ヒカリ「どうしたの?京さん」
京「あいつらの狙いがセラフィモンを倒すことなら麻矢さんとパタモンは行かない方がいいんじゃないですか?」
トウヤ「いや、今のデジタルワールドをよく知ってるのはセラフィモンだけなんだ」





そうなのだ
それを言われると京は弱かった。
光子郎もまだ新しいデジタルマップを把握しきれていないのでゲンナイとセラフィモンだけが頼りなのだ。






太一「よし、そうと決まったら早速行くか」
みんな『オー!』
京「デジタルゲートオープン選ばれし子供たち出動!」






光子郎を残してデジタルワールドへ入って行きました。
着いたのはそよ風村というエリアだった。






伊織「汽車が走ってる!」
大輔「本当にすっかり変わったんだな」






麻矢のパタモンが駅へ案内した。





パタモン(麻)「ここからはトレイルモンに乗りましょう」
京「どこを目指すの?」
パタモン(麻)「どりあえずバーガモンのいる村へ」






腹ごしらえをしてそれから青の洞窟へ行く段取りだ。





トレイルモン「行き先があればどこへでも連れて行きます」






トレイルモンはバーガモンの村へ運んでくれました。
行く途中の車内で麻矢はパタモンを抱えたまま外を見つめていた。
大輔はすっかり景色が変ってることで盛り上がっていた。
現在中学一年生の大輔たち、京は一つ年上なので中2ですが人一倍騒いでいる。






ポロモン「京さんあぶないですよ」
京「大丈夫よ、うわぁすごい!」
ヒカリ「キレイだけど早くデジタルマップを把握しなくちゃ」
麻矢「そのことなら大丈夫、テントモンとバーガモンの村で待ち合わせてるから」





テントモンは一足早くバーガモンの村にいました。
路地にテレビが置いてあってテントモンはそこから光子郎に報告していたのです。





光子郎「なるほど、かなり変わってしまっているんですね」
山木室長『キミたちが行っていた時よりも変わっているようだね』
光子郎「ええ、まるでデジモンみたいに進化してます」





すると光子郎のパソコンにラーナモンたちのデータが突如表示された。





光子郎「ラーナモン、水の精霊戦士デジモン!? そんな・・・」
山木満雄『どうしたんだい?』
光子郎「ラーナモンとメルキューレモンは精霊戦士デジモン、つまり神に等しいデジモンなんです」
山木満雄『それじゃなぜセラフィモンを倒そうとするんだ?』
光子郎「分かりません」





その頃、デジタルワールドではトレイルモンに乗って移動していた大輔たちが
バーガモンの村に着いたところでした。
バーガモンたちの村で早速腹ごしらえです。




ヒカリ「う~んいい匂い」
テイルモン「あっちの方からだ」





匂いに誘われて行ってみると・・・





バーガモン「ヘイいらっしゃい」






バーガモンが店から出て来ました。





バーガモン「よかったら食べて行きませんか?」
ガブモン「ヤマト入ろうよ、俺お腹ペコペコだよ」
ヤマト「俺もそうだよ」






と、いうわけでバーガモンの案内で店の中へ入って行きました。





バーガモン「一遍にこんなに!?うれしいな」
アグモン「すごい美味しそうな匂い」
太一「今のうちに腹ごしらえをして力をつけておかないとな」
トウヤ「ああ、いつ奴らが現れるか分からないからな」






バーガモンは子供たちの分だけではなくパートナーデジモンの分まで作ってくれました。





バーガモン「ハイ、お待ちどうさま」
京「わぁ~美味しそう!いただきま~す」





いっせいにハンバーガーにカブリつきました。




タケル「美味しい!」
伊織「イケますね」
ウパモン「ウマイだぎゃ」
Vモン「俺おかわり」





Vモンがおかわりした。





ピヨモン「もう食いしんぼうなんだから」





ピヨモンが言うとみんな笑いました。





タケル「この後どこへ向かうんですか?」
麻矢「その前に太一とヤマトに言っておくことがあるの」
太一「なんだ?」
麻矢「ラーナモンたちと戦う時はジョグレスした方がいい」
ヤマト「そいつらそんなに強いのか?」
トウヤ「言ったろう、奴らは精霊戦士なんだ、つまり一戦士は究極体に匹敵するパワーを持ってるんだよ」






大輔たちは感心して聴いている。





賢「今の時点で分かっている敵は何体ですか?」
麻矢「ラーナモン・メルキューレモン・アルボルモン・ワルモンザエモン・アノマロカリモンの五体だよ」
京「そいつらが究極体並みの力を持っているわけか」






その五体がセラフィモン一体を倒そうとしていることにまだ疑問が残っている
大輔たちだった。






トウヤ「セラフィモンとホーリーストーンを破壊すればデジタルワールドのバランスが崩れるからだ、二年前に経験済みだろう」
麻矢「だからなんとしてもセラフィモンを守るのよ」






太一たちはうなずいた。





ヤマト「分かった」
タケル「それで僕たちはこれからどこへ向かうんですか?」
麻矢「おもちゃの国へ行く、あそこが一番安全だからね」





タケルが麻矢を見てヤマトに耳打ちした。




タケル「麻矢さん前よりクールになったんじゃない?」
ヤマト「そうか?」
タケル「お兄ちゃんとつき合っていた時はもっと女らしかったよ」
ヤマト「そう言われてみると確かに・・・」





するとトウヤが意地悪気につぶやいた。





トウヤ「お前に振られてから性格が変わったんじゃない?」
ヤマト「うっ・・・そうなのか?」
トウヤ「フッさぁな」






大輔たちはポカンとした顔をしていた。






Bウォーグレイモン「トウヤ、青の洞窟にセラフィモンを隠そう」
トウヤ「ああ、いいよな、麻矢」
麻矢「分かった、そうしよう」





その頃、ラーナモンたちは森のターミナルに来ていた。





ラーナモン「やっぱりいないわね」
メルキューレモン「どっかに移動したのかも、我々が来るのを察知して」
ワルモンザエモン「まだそう遠くへは行ってないはず、探すのだ」





バーガーモンの店を出て青い洞窟に来た
青い洞窟を抜けておもちゃの国を目指す子供たち。





ヒカリ「この辺りもすっかり変わっちゃってるわね」
伊織「あの空にある丸い地球みたいなのって僕たちの世界、リアルワールドですよね?」
トウヤ「ああ、俺たちの世界まで繋がっているはずなんだが」




京は辺りの変化に戸惑いを隠せない
ホークモンはそんな京に気づいていた。





アルマジモン「本当に何もかもが前と変わってしまってるダギャ」
テイルモン「それでも私たちの世界であることに変わりはない」
ヒカリ「そうよね」
Bウォーグレイモン「みんな今のうちに進化しろ、敵が近づいて来ている」






ブラックウォーグレイモンがラーナモンたちの気配に気づいた。






ヤマト「分かった」





アグモン・ガブモン・パタモン・は究極体に進化した。





空「何としてもセラフィモンを守らなくちゃ」





おもちゃの国はもうすぐそこです。
ところがそこで子供たちを待っていたのは先回りしていたラーナモンたちであった。






ラーナモン「フフフ♪待ってたわよセラフィモン」
セラフィモン「先回りしていたのか」
メルキューレモン「フッ我々をアマク見てもらっては困るなぁ」
ラーナモン「セラフィモン、あんたの命は私たちがもらうわ」
ウォーグレイモン「そうはさせない」
太一「お前らの思い通りになんかさせるか」





セラフィモンを守るようにウォーグレイモン・メタルがルルモン・ブラックウォーグレイモンが前に出た。
セラフィモンの後ろにはパイルドラモン・シルフィーモン・シャッコウモン・ガルダモンがいます。




メルキューレモン「いつの間に!」
ガルダモン「シャドウウイング」
パイルドラモン「デスペラードブラスター」
シルフィーモン「トップガン」





“ズガァーン💥”





いっせい攻撃を仕掛けた。
ラーナモンたちは予想外の攻撃に慌てた様子だ。





ヤマト「俺たちの団結力をなめるなよ!」
トウヤ「これが選ばれし子供とデジモンたちとの絆だ」
ラーナモン「フン!いい気にならないでよ、この次はこうはいかないから」





ラーナモンたちは飛び去って行った。




メルキューレモン「なぜあそこで引いた?」
ワルモンザエモン「そうだ進化すれば勝てたかもしれんのだぞ」
ラーナモン「うるさいわね💢作戦よ、それにあいつらの仲を壊すことが先決よ」





ラーナモンの作戦にそれもいいなと思う二人だった。





メルキューレモン「どうやってチームワークを壊すんだ?」
ラーナモン「仲間割れしてくれるといいのになぁ」
アノマロカリモン「それは難しいぞ、それよりかはこっちも仲間を増やした方がいい」
メルキューレモン「それは私も賛成だな」





敵も人数を増やす作戦に出た。
しかしメンバーはまだ未定。
その頃リアルワールドに戻って来た子供たちは






大輔「何とかセラフィモンを守れましたね」
太一「しかし油断はできない」
光子郎「そうですね、こっちもようやく各エリアを把握できました」






大画面でみんなに新しいデジタルマップを見せました。





山木満雄『ここがキミたちが今行って来たおもちゃの国』
光子郎「ワルモンザエモンのエリアです」
京「次はここから青の洞窟へ行くんですよね」
ヤマト「トウヤ、次に敵はどう来ると思う?」






ヤマトの目を見つめるトウヤ
しばらくして視線を外して答えた。






トウヤ「敵も仲間を集めて攻めて来るかもな、今のままじゃ勝ち目がないと分かったはずだし」
ヒカリ「仲間?ラーナモンたちにも仲間が?」
テイルモン「当然だ今日の奴らは偵察に来たんだ、だからアッサリ引いたんだ」






次に行くエリア・おもちゃの国ではワルモンザエモンが待ち構えている。
セラフィモンを倒すためだけに集められたのだ。
ラーナモンたちも次は本気で攻撃して来るはずです。
子供たちの運命やいかに・・・?