2013年1月24日木曜日

ごちゃ混ぜアニメ54話

           
        『想い』


飛影とヒュンケル、お互いに相手を認め競い合うライバル
今日は霊界からの指令もない。
飛影とヒュンケルは森の中で鉢合わせた。





飛影「やはりお前も来ていたか」
ヒュンケル「お前も修業か?」
飛影「見れば分かるだろう」





ヒュンケルはフッと微笑むと飛影の目を見つめて言った。





ヒュンケル「頑張れよ、楽しみにしてるぜ」






と言って右手を差し出した。
それを見てためらいもなく飛影も右手でヒュンケルの右手を握って・・・






飛影「ああ、お前には負けん」






と、握手を交わしながら答えた。
ヒュンケルはうなずきで答える。
“ググッ⚡️”と握り睨み合う。
そしてヒュンケルはゆっくり手を放して去って行った。
飛影は修業を始めた。
邪眼を開いて拳を構える





“パチ💥パチ💥”





炎と妖気が一つになると黄色のオーラに変化した。
黄色のオーラが柱のように伸びて行く。
それを少し離れた場所でヒュンケルがオーラを見ていた。
ヒュンケルも闘気を放ちオーラの柱を伸ばしていた
ヒュンケルのオーラは青白い。






ヒュンケル「飛影、お前は俺が倒す!」
飛影「ヒュンケル、俺も劣等感は捨てた、貴様と対等でいたい」
ヒュンケル「まずは勝負を五分にせんとな」







ヒュンケルは拳殺法に闘気をコントロールして使いやすくするため特訓を始めた。







ヒム「ヤレヤレ、あんな近けぇ距離でやるこたぁねぇだろうに・・・」
蔵馬「あの二人らしくていいと思うけど」
ヒム「フッ違げぇねぇ」







そして朱雀七星の鬼宿も別の場所で心宿と修業していた。








鬼宿「俺もまだまだやるぜ」
心宿「その意気その意気」







この日、三人は一日中修業していた。






飛影「ハァ、ハァ、まだだ・・・」







飛影は双龍拳のレベルアップを目指す。







ヒュンケル「飛影・・・」
飛影「ヒュンケル・・・」






お互いを意識し合う。






飛&ヒュン『待ってろよ、俺のライバル!』





“ド~ン💥”






アバン「二人ともとことんやり合いなさい」
ハドラー「あいつらのこれからが楽しみだな」
アバン「ええ、ずっと見守っていたいですね」
ハドラー「アバン、お前もすっかり父親だな」
アバン「ええ、バルトスさんから託された大事な息子ですからね」






と、バチッとウインクするアバンに
ハドラーもうなずく






幽助「しかし、あいつらケンカばっかして羨ましいぜ」
桑原「本当、常に火花散らして意識し合ってるもんなぁ」
凍矢「俺も飛影とヒュンケルの関係が羨ましい」







と、言う凍矢、そして陣たちも・・・







陣「幽助、おめえと闘いてぇトーナメント戦ではお互い負けちまって当たらなかったからな」
幽助「そうだな、正式な場じゃないが久々にやるか?」
陣「よぉし!負けねぇぞォ!」








幽助と陣も勝負することになった。








鬼宿「朱雀の力、朱雀の炎、使いこなしてやる!」
ダイ「みんなにまで火を点けちゃった」
ポップ「やりたい奴らにはやらせとけよ」
マァム「ヒュンケル」






それぞれの想いが湧き上がっていた。







ヒュンケル『飛影、聴こえるか?』
飛影『ああ』
ヒュンケル『どちらが先に拳法を極めるか競争しようぜ』
飛影『いいだろう受けて立つぜ』






ライバルの提案に飛影も乗りました。
飛影のその声に微笑むと・・・






ヒュンケル『次に勝負する時までに強くなってみせる!』
飛影『俺もだ、貴様には負けん!』






二人は修業を続けた。







ダイ「すげぇや、修業してるのにお互いに想いをぶつけ合ってるよ」
幽助「それであんな近けえとこでやってたのか」
翼宿「タマも負けてられへんな」
鬼宿「当然!」






みんな二人の様子が気になっていた。






チウ「おっ、いたいたすごいオーラなのだ」
蔵馬「お互い一歩も引かない」
クロコダイン「ここで見ていて大丈夫だろうか?」
アバン「大丈夫です、いいですよヒュンケルも飛影くんもいい顔をしてます」






修業でも火花を散らす二人。
仲間たちが見守る中どう進展して行くのか?
青白いオーラのヒュンケルと炎と黄色い妖気の混ざった飛影のオーラが火花を散らす。







マヤ「あら、みなさんお揃いで」
ラーハルト「飛影とヒュンケルの修業している様子がおもしろくてな」






みんなで見守っているところを見て
マヤも柳宿の横に座って見物することにした。
みんなの注目を集めていることも気づいていない飛影とヒュンケルそんな二人の修業が続く。
それから数時間後。






飛影『おい、聴こえてるか?ヒュンケル』
ヒュンケル『ああ・・・』
飛影『手合わせを願う』
ヒュンケル『望むところだ』






気を高める修業をしていた飛影とヒュンケルは対決モードに入りました。
飛影はヒュンケルの元へ辿り着くとヒュンケルも待っていた。
闘いが始まります。




つづく。



















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