2013年1月16日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ41話

     『動き出した黒い敵』



迷宮無限城。


ユージアル「綺礼様、出動の指令です」
言峰綺麗「分かった、キャスター」
キャスター「はいマスター、参りましょう」





サボエラとアラクネア・アナコンディー、そしてウィッチーズ5の魔女たちが出動しました。
その頃人間界では飛影、ヒュンケル、鬼宿がいつものようにパトロールをしていた。






鬼宿「何か静かすぎると思わねぇか?」
ヒュンケル「同感だ、まるで嵐の前の静けさのようだ」
飛影「!・・・何か来る」





その気配を幽助たちも感じていた。






レイ「すごい妖気がだわ、ただ事じゃない」
せつな「こっちへどんどん近づいて来ます」
美奈子「みんな今のうちに変身よ!」






うさぎたちはセーラー戦士に変身しました。





杏菜「みんな気をつけて」





キャスターが空から攻撃して来ました。






翼宿「烈火神焔」






翼宿がキャスターの攻撃を炎で跳ね返した。





キャスター「なかなかやるわね」






言峰とアラクネア・アナコンディーの放つ気で辺りが暗くなりました。






軫宿「なにをする気だ?」
テルル「もうすぐこの世界は暗黒の時を迎えるのだ」
ミメット「ウフフ♪守っても無駄よ」
マァム「そんなことさせないわ、私たちが守ってみせる!」
みちる「その通りよ、黙って渡したりしない」
言峰綺礼「フッ種族も違う貴様らのチームワークなど恐るに足らず」
はるか「僕たちをなめるな!」
ダイ「俺たちの結束力を見せてやる」







キャスターが魔法陣から光弾を放って来ました。
全員その光弾を避けて反撃に出ました。






せつな「デッド・スクリーム」
ほたる「デスリボーンレボリューション」
はるか「スペースソードブラスター」
ミメット「チャームバスター」
シプリン&プチロル「リボンバスター」





ウラヌスたちの必殺技とミメットたちの必殺技がぶつかり合った。






ポップ「べギラマ」
ハドラー「ポップ手伝うぞ、ベギラゴン」






ポップのべギラマを後押しするようにハドラーのベギラゴンがウラヌスたちの必殺技にミックスした。





ミメット「なに!バカな・・・」





キャスターの魔法陣ごと破壊するほどの威力だ。
空かさずダイが必殺剣を構えた。





ダイ「アバンストラッシュ」
キャスター「こんなはずでは・・・!」
言峰綺礼「慌てるなキャスター」
キャスター「言峰様」





見ると言峰の背後からおぞましい気が漂っている






レイ「なに、あのおぞましい気は!?」
亜美「ドンドン膨れ上がっているわ」
ちびうさ「うぅ・・・恐くないもん」






すると言峰の黒い気が飛影たちに襲い掛かって来た。







アーチャー「あれに触れてはいかん飛べ!」






アーチャーの号令に全員避けました。






幽助「アーチャーのおかげで助かったぜ」






キャスターが宝具を使いました。







キャスター「ルールブレイカー」






アーチャーも宝具の陰陽の剣を出して呪文を唱えました。
すると二刀流の剣が弓矢に変化した。
アーチャーが矢を放つとキャスターの魔法陣結界に突き刺さった。






キャスター「フフフ♪」
アーチャー「チッ破れんか」
マヤ「アーチャー私が破る」







黄龍の剣を持ってマヤが構えた。







蔵馬「まさか、破る気か?」
飛影「フッ」
マヤ「開神」






美朱と唯も見ている
黄龍の剣が金色に輝いた。





ダイ「すごい!」
アーチャー「マヤの霊力が上昇して行く」







そして飛影は額の布を取って腕の包帯を取りました。






鬼宿「飛影」
マヤ「飛影、ぶつけ本番で龍を合体させて破るわよ」
飛影「俺も同じことを考えていたぜ、同時に放つぞ」
飛影&マヤ『邪王炎殺黒龍波!黄龍消魔爆龍剣!』






黒龍と黄金の龍が絡み合いキャスターの結界に激突しました。






“バリ⚡️バリ⚡️”






飛影「ハアアア!」
マヤ「あの結界を破るのよ」
唯「すごいパワーだ!」






“バキ⚡️バキ⚡️”






キャスター「バカなヒビが入るなどありえない!」
マヤ「アーチャー、トドメの矢で龍の中心を打ち抜くのよ」
アーチャー「分かった」






アーチャーはもう一度矢を放つと龍の中心を射抜いてとうとう結界を破ったのだ。
二体の龍はそのままキャスターに襲い掛かった。






“ギリギリ⚡️ビジュ⚡️ズゴォン💥”





キャスター「ガハ・・・バカな!」






すると見兼ねた言峰がキャスターを抱えて消えてしまいました。





幽助「逃がさねぇぞ、てめぇ霊丸!」





“ドウ☄️”





幽助が言峰の背後から霊丸を放った。
霊丸は言峰の背中に命中した。






言峰綺礼「ぐあっ・・・」






言峰とキャスターに大きなダメージを与えることが出来た。
アラクネ後アナコンディーは言峰とキャスターを守るように攻撃をして来た。
しかし・・・






ウラヌス「ワールドシェイキング」
ネプチューン「ディープサブマージ」





“ズドン💥ズドン💥”






ウラヌスとネプチューンがアラクネアとアナコンディーの放った光弾を迎撃してくれました。






アラクネア「チッ厄介な奴らだ」
杏菜「ハァ!」





“ザク⚡️カァァァ✨ズゴォン💥”





セーラーギャラクシアが地面に剣を突き刺すと無数の黄金の矢がアラクネアとアナコンディーに追い討ちを掛けるように襲い掛かった。





『ウギャア!!』





しかし悲鳴と共に綺礼たちの姿はなくなってしまいました。






マァム「倒したの?」
まこと「ウィッチーズの魔女たちの姿もないぞ」
井宿「逃げたようなのだ」
軫宿「しかし確実にダメージを与えたはずだ」






脱出するのが精一杯だったようでアナコンディーたちも傷だらけであった。






アラクネア「クッ、よくもここまでやってくれたな💢」






キャスターはかなりダメージを受けていた。
言峰も幽助の霊丸で傷ついている。






ザボエラ「何ということじゃ!言峰様大丈夫ですか?」
綺礼「私よりキャスターの方がダメージが大きい」
キャスター「あなたが無事でよかった」






言峰たちの様子を見て耶雲が言いました。







耶雲「お前は休め、シプリン・プチロル、サーバントを連れてスモールレディを奪って来い」
シプリン「はい、プチロル」
プチロル「ええ」
耶雲「この玉を持って行け」
シプリン「これは?」
耶雲「こいつを物体に乗せると怪物に変化する」







耶雲はシプリンに玉を渡しました。






ユージアル「キャスターあんたは今私のサーバントだぞ」
キャスター「はいマスター」






キャスターはザボエラに回復呪文のベホマをかけてもらい復活した。
ユージアル・シプリン&プチロルはサーバントを連れて出動しました。
その気配を心宿が感じ取った。






心宿「空間の歪みを感じる何かが出て来た」
鬼宿「俺も感じた」
飛影「チッしつこい奴らだ」
マヤ「私たちが結界を張ってちびうさちゃんを守るわ」
井宿「オイラも手伝うのだ」
美朱「ありがとう、井宿」
凍矢「ちびうさのことは俺たちに任せろ」
ヒュンケル「分かった俺たちは戦いに専念する」






ちびうさを守るチームと敵と戦うチームに分かれました。
その瞬間シプリン&プチロルとユージアルが現れました。
サーバントのキャスターとライダーもいます。
ライダーは鎖を手にして攻撃して来ました。
飛影・ヒュンケル・鬼宿・心宿・幽助・セーラー戦士・ダイ・ポップ・クロコダイン・ラーハルト
マァム・蔵馬・翼宿・ハドラー・ヒムがライダー・キャスターと戦うことに







飛影「ちびうさは渡さん、行くぞ」
みんな『オー』







ライダーの鎖とキャスターの放つ数十体の骸が襲いかかって来た。







ラーハルト「骸共は俺たちが引き受ける、貴様らはライダーとキャスターを止めろ」
鬼宿「頼んだぜ」






飛影・ヒュンケル・鬼宿・幽助・うさぎがライダーとキャスターに立ちはだかる。






キャスター「5対2かおもしろい」
うさぎ「スターライトハネムーンセラピーキッス」






セーラームーンの必殺技がキャスターの魔法陣に封じ込められてしまった。






ムーン「そ、そんな!」
マーキュリー「マーキュリーアクアラプソディー」






マーキュリーがライダーを攻撃した。
しかしあまり効いていないようだ。






ユージアル「ファイアーバスター」
飛影「ハァ~!」






ユージアルの炎を飛影の魔界の炎が迎撃した。






ユージアル「なに!黒い炎?」
飛影「魔界の炎をなめるな!」
ビリユイ「ユージアル、クソ!モザイクバスター」
ラーハルト「させるかハーケンディストール」






ラーハルトはビリユイの技を斬り裂いた。






心宿「ハァ!」





しかし・・・






ムーン「うぁっ!」
ヴィーナス「セーラームーン!」
ライダー「フフ♪捕まえた」






セーラームーンがライダーの鎖に捕まってしまったのです。






ヴィーナス「ヴィーナスラブ・ミーチェーン」





“キィン⚡️”





うさぎ「キャ~ア!!おぉ落ちるぅ・・・」







ヴィーナスのチェーンに助けられたものの地面に落下して行くセーラームーン。
それを飛影が抱き留めた。







飛影「セーラームーン、もう大丈夫だ」
ムーン「飛影・・・ありがとう」






飛影はそっと下ろした。





クロコダイン「獣王会心撃」





“ドゴオオオ☄️ドガァン💥”





ビリユイ「ギャ~くぅ・・・」
うさぎ「ちびうさは渡さないわ」
ライダー「マスターどうしますか?」
シプリン「クソ!仕方がない退散するわよ」
ライダー「はい、マスター」







ライダーは自分の首を鎖鎌で刺して暗闇の中へと消えて行った。





ラーハルト「相変わらず逃げ足の速い奴らだ」
心宿「でも守りきれてよかった」





ヒムたちも集まって来ました。






ヒム「しかし奴ら一体何匹いやがるんだ?次から次へとウジャウジャ出て来やがって」
飛影「奴らが何匹出て来ようが関係ない、ちびうさを守りきれたらそれでいい」
マーズ「飛影さん」






飛影を見つめているアーチャー






鬼宿「提案がある」
心宿「なんだ?鬼宿」
鬼宿「飛影とマヤさんが幻海さんの寺に泊まったらどうだ?」
凍矢「側でちびうさを守るのかそれはいい考えだ」





酎たちもうなずいている。





鬼宿「イチイチ心配して気を揉むのも疲れるだろう、それなら側でずっと守ってやったら?」
美朱「私もそれがいいと思う。どうかな?飛影」






するとマヤさんも賛成して言いました。







マヤ「いいんじゃない、そうしようよ」
飛影「ヒュンケル、お前はどう思う?」
ヒュンケル「お前が本当にちびうさを守りたいのなら寺に住むべきだ」
飛影「アーチャーお前はどうだ?」





アーチャーは再び姿を現した。







アーチャー「私はマヤのサーバントだ、どこへ行こうと私もマヤと一緒だ」






澄ました顔で答えるアーチャーに飛影は顔を歪めながらも・・・






飛影「分かった、鬼宿の案に乗ろう」
クロコダイン「これで決まりだな、よかったな、ちびうさ」
ちびうさ「うん、飛影修業の相手してね」
飛影「あん?ああ」






幽助が飛影の肩に肘をで突きながら






幽助「な~に照れてんだよ、おめぇ」
飛影「照れてなどいない!」
幽助「ケケケ♪もう遅せぇよ」
飛影「ゆうすけ~!」
幽助「ダハハハ!」
ヒュンケル「では、ちびうさのことは飛影に任せるとしよう」







ヒュンケルが背を向けると飛影はヒュンケルの肩を掴んで言った。






飛影「待て、貴様なにを言っている?貴様も一緒だぞ」






他人事のつもりで言うヒュンケルに飛影はグサリと釘を刺すように言った。
するとさすがのヒュンケルも慌てた顔で・・・






ヒュンケル「なんだと!聞いてないぞ」
飛影「貴様も霊界探偵だろう、当然残ってもらうぜ、何ならマァムも一緒にどうだ?」






形勢逆転です。






ヒュンケル「俺は構わんがマァムと幻海師範が何と言うか?」
幻海「ワシは構わんよ、マヤも山岡さんたちとこいつらの飯を作ってくれないか?」
マヤ「はい、喜んで!」
飛影「決まりだな」





本日から飛影・マヤ&アーチャー・ヒュンケル・マァムが幻海の寺でちびうさたちと
暮らすことになりました。






杏菜「よかったですね、ちびうささん」
ちびうさ「うん!」






アーチャーは腕組みしている。
その日のうちに飛影とマヤさんは荷物をまとめて幻海の寺に引っ越して来ました。
酎たちも大喜びです。 山岡が引越しの手伝いをしてくれました。







山岡士郎「ヒュンケルくんとマァムちゃんも来たぞ」
飛影「ああ、マヤあとは任せる」
マヤ「いいわよ」






鬼宿たちは元々寺に近い所に住んでいるのでいつでも駆けつけることが出来る。






幻海「こんなこともあろうかと思って寺をリフォームしてよかったわい」







飛影は廊下の階段に座っていた。
そこへヒュンケルが近づいて来ました。
ヒュンケルは柱に寄りかかった。アーチャーも姿を現した。






アーチャー「飛影、山岡さんが呼んでるぞ」
飛影「士郎が?」
アーチャー「手伝ってほしいそうだ」







それだけ言うとアーチャーは消えてマヤの元へ戻りました。
飛影は台所へ行きました。






山岡士郎「おっ飛影待っていたぞ」
飛影「これは合いびき肉だな、ハンバーグにでもするのか?」
マヤ「そう付け合せはジャガイモとニンジンのグラッセよ」
山岡士郎「付け合せは飛影に任せるよ」






マヤさんは山岡さんとハンバーグを作っています。
飛影はアーチャーとジャガイモ、ニンジンの皮剥きから取り掛かった。
アーチャーも家事全般をこなすだけあって慣れている。
その様子を廊下から陣たちが見ていた。






死々若丸「すごいメンバーだな」
鈴駆「あのアーチャーって何者なんだ?」
凍矢「精霊でマヤさんのサーバントらしい」
鈴木「サーバント?じゃランサーたちと同じだな」
陣「前に飛影が言っていた、フェイトなんとかっていうアニメの?」






おいおいそこまで言わんでもいい。






死々若丸「マヤさんのサーバントってことは俺たちの味方なんだよな?」
酎「そのはずだぜ」
マヤ「そう、性格はちょっとひねくれているけどね」
鈴駆「そ、そうなんだ」
死々若丸『うっ速い!』
アーチャー「全部切ったぞ、もう炒めていいか?」
山岡士郎「ちょっと待ってくれ肉の方がまだなんだ」
アーチャー「ふむ、手伝おう」
山岡士郎「ああ助かるよ」






ハンバーグの生地をこねている






アーチャー「塩、こしょうはしたのか?」
山岡士郎「ああ、丸めてくれ」
アーチャー「分かった」






アーチャーが生地を丸めて山岡がフライパンで焼きます。






山岡士郎「飛影、付け合わせを頼む」
飛影「任せろ」






飛影は別のフライパンに火を灯してバターを溶かした。
バターが全体に行き渡るとニンジンとジャガイモを入れて中火で炒めます。






山岡士郎「そうそう、もう少し火を弱くした方がいい」
飛影「分かった」






山岡はハンバーグを三つずつ焼いています。
飛影はバターを一片足して炒めています。
いい匂いがして来ました。







マヤ「アーチャーそっち出来た?」
アーチャー「ああ盛り付けていいか?」
マヤ「うん、山岡さんもういいんでしょ?」
山岡士郎「はい、こっち側からお願いします」






アーチャーはハンバーグを盛り付けていきました。






ヒュンケル「料理ではあいつに敵わんな・・・」
山岡士郎「飛影、付け合せを盛り付けてくれ」
飛影「よし」






飛影は丁寧に盛り付けました。







山岡士郎「なかなかやるじゃないか」
飛影「当然だ」
山岡士郎「頼もしいな」
飛影「フッ」






飛影と山岡とアーチャーとマヤさんは皿を持ってテーブルに並べました。






幻海「おっ出来たか、すごいね」
凍矢「美味そうだ、これ山岡さんが作ったんですか?」
山岡士郎「ああ、飛影も手伝ってくれた、付け合せは飛影が作ったんだ」
陣「マジ!?これを飛影が・・・?」





と、陣たちが飛影の方を見た。







飛影「嫌なら食うな」
鈴木「いやそうじゃない、驚いてるんだ、お前がこんな美味しそうなものを作るから」
飛影「フン、そうか」






鈴木の正直な感想に飛影は微笑みを見せた。




まこと「負けたな、私もまだまだだな」
美奈子「そんなことないわよ、ねっ」
飛影「まこと、今度士郎に料理習うといい」
まこと「でも私なんか・・・」






控えめに言うまことに山岡は優しく言葉を掛けた。






山岡士郎「まことちゃん、だっけ料理は美味く作るのではなくいかに心を込めて作ったかが大切なんだ」
まこと「山岡さん、あの、じゃ今度私の料理を食べてくれますか?」
山岡士郎「もちろん、いつでもいいよ」
まこと「はい」
亜美「ねぇ冷めないうちに食べましょう」






大人数でテーブルを囲んで食べました。





マヤ「アーチャーもご苦労様」
アーチャー「俺は手伝っただけだ」
マヤ「ハイハイ」





仲間たちと食事を楽しむ?飛影





山岡士郎「飛影、腕を挙げたな」
飛影「士郎が教えてくれたからな」
栗田ゆうこ「さっきとは大違い」






アーチャーは飛影を見ている。






クロコダイン「しかし、飛影は友達が多いよな」
チウ「本当、本人は無愛想なのに・・・」
幽助「ライバルも多いしな」






と幽助はヒュンケルと鬼宿の方を見た。






星宿「ライバルがいると、上達するからなお互いに認め合っているとゆうことはいいことだ」
軫宿「ちなみに今、どっちが多く勝っているんだ?」
飛影「俺と鬼宿か? それとも」
軫宿「飛影とヒュンケル、飛影と鬼宿それぞれの対戦成績だよ」
ヒュンケル「3対2で今のところは飛影がリードしている」
鬼宿「俺と飛影は2対1で俺が負けている」
張宿「へぇ、これからが楽しみですね」
ヒュンケル「俺は絶対に五分にしてみせる」
飛影「そうはさせないぜ」






睨み合って火花を散らす飛影とヒュンケル。





鬼宿「俺だって飛影に追いつく、追い越す」
飛影「返り討ちにしてやるさ」






鬼宿とも火花を散らす飛影。






幽助「忙しい奴」
ヒム「まったくだ、こいつら本当に霊界探偵の方は成り立っているのか?」
ラーハルト「同感」
ちびうさ「ちゃんとやっているもん!」






ちびうさが立ち上がり怒った。





マァム「ちびうさちゃん?」
ちびうさ「飛影とヒュンケルさんと鬼宿さん、ちゃんとパトロールしているもん」
ノヴァ「飛影さんだけ呼び捨てだな」
ヒム「そうか、それならいいんだ」
ラーハルト「ああ、そうだな」






ちびうさに睨まれて小さくなるヒムとラーハルト。
マァムはクスクスと笑っています。






飛影「琮鬼宿」
鬼宿「よく知っていたな、俺のフルネーム」
飛影「まぁ・・・な」





飛影は目を逸らした。






柳宿「ライバルの名前、ちゃんと憶えているんだ」
鬼宿「飛影」





ヒュンケルは飛影を倒す方法を考えていた。





ヒュンケル(全力でぶつかり合うしかない、俺の今持てる力すべてをぶつける)
鬼宿(何とか五分にしねぇと、飛影にもっと俺を認めさせるには勝負を五分にするしかねぇ)
ヒュンケル(これ以上リードはさせない!)






ヒュンケルと鬼宿の心の中の声。
そして飛影も・・・





飛影(五分なんぞにさせるものか!ヒュンケルも鬼宿も)





心の中で呟き闘志を燃やしていました。





ヒム「いいツラしていやがる」
チウ「フムフム、気迫が伝わって来るよね」
ヒム「隊長さん、俺たちは見守ってやるしかねぇよな」
チウ「その通り、それでいいのだ」





アバンもうなずいています。



つづく。

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