2013年1月16日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ40話


    『実戦式助言』



スコルプとの戦いを観て飛影の弱点を見つけたと言う
ヒュンケルだが
飛影のもう一人のライバルの鬼宿は気づかなかったらしい。






飛影「弱点だと?」
ヒュンケル「ああ、幻海さん中の闘技場を使わせてもらってもいいですか?」
幻海(若)「ああ、構わんよ」






幻海は奥の闘技場のある部屋へ案内した。
飛影・ヒュンケル・鬼宿は三人だけにしてもらいました。






幻海(若)「好きに使いな、私はちびうさを見てやらなきゃならないんでな」
ヒュンケル「ありがとう」






幻海は去って行きました。
飛影とヒュンケルは見合った。






飛影「それで?俺の弱点とやらを聞かせてもらおうか」
ヒュンケル「いいとも、実戦形式で教えてやる」
飛影「ほぉ〜」






ヒュンケルは上着を脱いで鬼宿に渡しました。







ヒュンケル「すまんが上着を預かっておいてくれ」
鬼宿「ああ、いいぜ」






鬼宿がヒュンケルの上着を預かるとヒュンケルと飛影は奥の暗い所まで入って行きました。
すると明かりがついて闇が消えました。
どうやら幻海がそういう仕掛けに変えたようです。
飛影とヒュンケルは対峙した。






ヒュンケル「言っとくが手加減はせんぞ」
飛影「望むところだ」
ヒュンケル「よし、始めるぞ、鬼宿合図を頼む」
鬼宿「OK👍🏻」






飛影とヒュンケルは構えた
鬼宿は両者の顔を伺うと・・・







鬼宿「始め」






と合図をしました。
ヒュンケルと飛影は同時にパンチをくり出しクロスカウンターが極まった。
そしてヒュンケルの方が先に二撃目に飛影の鳩尾に拳をブチ込んだ。
“ズシン💥”と重みのあるヒュンケルのボディーブロが飛影を襲う






飛影「ガハ・・・・・・!」
ヒュンケル「弱点その一、二撃目に入るのが遅い」






更にヒュンケルは両手を組んでおもいっきり飛影の背中に打ち突けた。





“ドカ💥”






飛影「ぐぁっ、ちぃぃ・・・」
ヒュンケル「一発目に集中しすぎてお前は動きが一瞬止まるのだ」
飛影「なるほどな」
ヒュンケル「だから、すぐ動き出さないと今みたいに余計な攻撃をくらってしまうのさ」
鬼宿「よく見ていたな」







するとヒュンケルはこんな質問をして来ました。






ヒュンケル「飛影、俺とスコルプのボディーブロではどっちの方がダメージがデカイ?」
飛影「・・・お前のパンチの方が重みがある」
ヒュンケル「と、言うことはスコルプの方がダメージがまだ軽いということか」
飛影「そうなるな」






そしてヒュンケルは飛影の決定的な弱点を教えた。






ヒュンケル「お前は攻撃のリーチが短い、だから余計なパンチをくらっちまう、腕の長さは変えられんからリーチを長くするしかないぞ」
鬼宿「ほぉ~さすが」







飛影は目をパチクリすると・・・ニヤリと笑って







飛影「いいのか?ライバルにそんな助言をして」







と聞くとヒュンケルは・・・






ヒュンケル「お前は俺が認めたのだぞ」
飛影「だから?」
ヒュンケル「お前とはフェアな勝負がしたい、それだけだ」
飛影「・・・フッ」






するとヒュンケルの顔つきが険しくなり






ヒュンケル「だから必ず勝負を五分にしてみせるぜ」
飛影「そうはさせん!」
ヒュンケル「完膚無きまで叩きのめしてやる!」
飛影「やれるものならやってみろ💢」
ヒュンケル「あ〜やってやるとも!」







額がつくほど近づいて睨み合っています。
バチ💥バチ💥と火花を散らす二人だった







鬼宿「お前らちょっとキャラ変わってねぇか?」
飛影&ヒュンケル『フン!』







同時にそっぽを向いて背中合わせになった。






ヒュンケル「お前にはこれ以上リードさせんからな!」
飛影「フン、五分なんぞにさせるものか!リードしてやる」
ヒュンケル「絶対にさせん!」
飛影「俺も負けん!」
鬼宿「背中合わせのまま口げんかしてやんの」







やっぱりライバル同士はデリケートである
相手のことになると敏感に反応するのだ。
相手を認めているからこそ敏感になるのだ。






ヒュンケル「話は変わるが、ちびうさは俺たちで守る」
鬼宿「ああ、絶対奴らには渡ささねぇ」
凍矢「おい、ビリユイと名乗る女がちびうさを渡せと来ているぞ」
飛影「なに!」






と、凍矢が知らせに来た。
三人は慌てて外に出ました。
そこにはビリユイとそのサーバント・ギルガメッシュとテルルにそのサーバントアサシンが立っていた。





陣「あれがサーバントなのか?」
飛影「そうだ鎧を着ている方がギルガメッシュで着物の奴がアサシンこと佐々木小次郎だ」
陣「おめぇ詳しいな」
酎「ちびうさは、鈴駆と鈴木が守っている」
ヒュンケル「分かった」






するとビリユイが不敵な笑みを浮かべて言いました。






ビリユイ「隠しても無駄よスモールレディを出しなさい」
ギルガメッシュ「死にたくなかったらさっさと出せ」
ヒュンケル「断る!ちびうさは渡さない」
凍矢「俺たちが守り抜いてみせる」







その瞬間寺の中からちびうさの悲鳴が聴こえて来ました。







ちびうさ「キャ~助けてェ!」
飛影「ちびうさ!」






飛影はすぐにちびうさのとこへ駆けつけた。






鈴木「レインボーサイクロンエクストラフラッシュ!」
鈴駆「スーパーデビルヨーヨーショット!」
アサシン「つばめ返し」







“ブン⚡️ドガァ~💥”






鈴木「うわぁ!」
鈴駆「うげっ!」






鈴木と鈴駆がアサシンのつばめ返し技で吹っ飛ばされてしまった。
飛影はちびうさを抱えて避けた。
そこに凍矢が透かさずアサシンを攻撃した。







凍矢「呪氷氷棘弾」






つらら
氷柱のような氷の棘がアサシンに襲いかかる。





アサシン「クッ、これでは近づけん」







ところが凍矢の技をギルガメッシュが粉砕した。






ギルガメッシュ「エヌマ・エリッシュ!」
凍矢「うわぁ!」






“バシュン⚡️”






ギルガメッシュの技は凍矢の氷の棘を砕くほどの威力であった。






飛影「凍矢!」
ギルガメッシュ「次はてめぇだ!」






ギルガメッシュは無数の剣を出して飛影とちびうさに向けて飛ばして来た。






ちびうさ「うわぁ!あぶない」
飛影「ハァ~!」






邪眼を開いて黒炎でギルガメッシュの技を
弾き飛ばした







“ゴゴォ~☄️”






ちびうさ「すご~い!」
ギルガメッシュ「チッなんだあの黒い炎は!?」
飛影「魔界の炎をなめるなよ!」







ヒュンケルと鬼宿はビリユイとテルルをいじめていた。






鬼宿「オラオラどうした?魔女ちゃんよぉ」
ヒュンケル「鬼宿、さっさと片付けて飛影たちの加勢に行くぞ」
鬼宿「おぅ、そんじゃ一発やるか」






鬼宿の言葉にうなずくヒュンケル。
二人は同時に必殺技をくり出した。






ヒュンケル「ブラッディースクライド」
鬼宿「ハァ!」






“ギュオオオ🌪️ズドォン💥”







ビリユイ「モザイクバスター」
テルル「マンドラゴラバスター」






“バスン💥ズドン💥”







植物の蔓からビームを出すテルル。
2対2四つの技がぶつかり合う。
だがテルルたちのビームが押されて行きビリユイとテルルは黒コゲになった。






“ドォン💥”







ビリユイ&テルル『キャーア!』







二人はそのまま気絶した。
その頃、飛影の妖気弾とギルガメッシュの技が押し合っていた。







凍矢「呪氷走妖波」






凍矢の放った氷の竜巻がギルガメッシュの黄金の鎧を氷づけにして行きました。
カチ🧊カチ🧊と鎧が凍って行く、それでも構わず攻撃しつづけるギルガメッシュ






ギルガメッシュ「うざってぇ氷だ!」
飛影「ハァァァ〜ハァ!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド」







凍矢の氷に手こずっている間に飛影とヒュンケルは追い討ちをかけた。
ギルガメッシュは防ぎきれなくなっていた。






ギルガメッシュ「クソ!この俺がこんなチンケな技で殺られてたまるか!」








チンケな技と言われてカチンと来た飛影とヒュンケルは
アイコンタクトを交わして
更にパワーを込めて押し込んで行きました。






飛影&ヒュンケル『ウオオオオ!!』
ギルガメッシュ「王をなめるな!」






ギルガメッシュは紅い竜巻をもう一度放って来た。






ギルガメッシュ「エヌマ・エリッシュ!」
ヒュンケル「二撃目!?」






二発目のエヌマ・エリッシュが一発目のエヌマ・エリッシュを後押しして来た。






凍矢「なんてパワーだ!」
飛影「負けてたまるか!行くぞヒュンケル」






ヒュンケルもうなずいた。






飛影&ヒュンケル『ハアアアア!!』







ライバル同士のタッグ技でギルガメッシュの技を受け止めていた
すると陣が必殺拳を放ちました。






陣「修羅電撃旋風拳!」






“ギュオオオ🌪”







陣の修羅電撃旋風拳も加わり三つの技が一つになってギルガメッシュに襲いかかりました。






陣「ウオオオ!」
飛影「陣・・・」
陣「へへ!飛影・ヒュンケル、オラも手伝うべ」
飛影「・・・フッ」
陣「行くぞ!」






凍矢、酎、鬼宿、鈴木も必殺技をくり出した。






鈴木「レインボーサイクロン」






鬼宿も気功波を放った。






ギルガメッシュ「うおおおっ!」
酎「オリャ~ア!」






陣たちの援護射撃もあってギルガメッシュに大きなダメージを与えることができた。






凍矢「やったか?」





アサシンやテルル、ビリユイの方まで攻撃が届いた。





アサシン「クッ、ギルガメッシュひとまず退散だ」
ギルガメッシュ「気に入らねぇが仕方がねぇ」






サーバントは消えて行きました。
テルルとビリユイも消えました。
ちびうさが鈴駆と来ました。







ちびうさ「みんな」
ヒュンケル「ちびうさ、巻き添え食わなかったか?」
ちびうさ「鈴駆が守ってくれていたから」
鈴駆「いやぁそれほどでも~」






飛影はちびうさに近づき頭を撫でながら鈴駆に礼を言いました。







飛影「鈴駆、よくちびうさを守ってくれた、礼を言うぜ」
鈴駆「あ、ああ」
幻海「みんなよくやった、ちびうさも無事でよかったな」
ちびうさ「うん」







ちびうさはまた凍矢たちと修業に入りました。
飛影・ヒュンケル・鬼宿はローテーションで組み手をやっていた。
まずはヒュンケルVS鬼宿から再開。
フットワークを活かして打ち合っている。






鬼宿(速ぇ!)
ヒュンケル(思ったよりパワーがある)
飛影(互角)






飛影は二人の組み手を目で追っていた。






ヒュンケル「どうした?スタミナ切れか?」
鬼宿「ケッ、うるせぇ・・・」






ヒュンケルの方に疲れが見えない。






ヒュンケル「あまいぞ!」






“ドスッ💥バキ💥”







鬼宿「ぐっ・・・」







ボディーブロからのアッパーをくらってダウンした。





飛影「極まった」







と、思われた瞬間・・・






“ドウ💥”






鬼宿が気功波を撃った。






ヒュンケル「フッ」







“バシィィ⚡️”





しかし、ヒュンケルは片手で防いでいる。






鬼宿「なに!?」
ヒュンケル「ハァァァ!」





“グシャ⚡️”






ヒュンケルは気合で握り潰すように打ち消した。
それを見て鬼宿は降参した。






鬼宿「参った」
ヒュンケル「よし、次はお前だ、もう一度かかって来い!」
飛影「今度は負けんぞ」
ヒュンケル「フッ、さっきのアドバイスでどう変わったか見せてもらおう」






鬼宿は下がりました。
飛影が前に出たところでヒュンケルと対峙した。
闘気を放ち同時にパンチを打ち込みました。






“バキ💥”







飛影「ぐっ・・・」
ヒュンケル「むぅぅ・・・」







クロスカウンターからの肉弾戦に突入した。
そして 





“ドス💥”






飛影「ぐぁっ・・・」
ヒュンケル「そこだ!」





“ドス💥”





ヒュンケル「ガハ・・・なに!?」
飛影「早速参考になったぜ」






飛影はニヤリと笑った。






ヒュンケル「やるな、そう来たか」
飛影「これがさっきの答えだ」
ヒュンケル「だが、なぜ二撃目をくらった?」
飛影「あえてくらったのさ、お前にスキを造らせるためにな」
ヒュンケル「カウンターというわけか!ならば!」






ヒュンケルの反撃が始まった。 
飛影も応戦する。
飛影のフックが極まるとヒュンケルが右ストレートでやり返す。
更に飛影がアッパー返しするとヒュンケルはボディーブロでやり返す。
負けずに飛影もボディーブロを打ち返す。






“ズドッ💥”






ヒュンケル「ガハ・・・」
飛影「くらえ!」






ヒュンケルが体勢を崩したところを狙ってパンチを打とうとする飛影。
しかしヒュンケルも不利な体勢からパンチを打って来ました。
“バキ⚡️”と鈍い音がしてクロスカウンターが
ヒットした。






鬼宿「どっちだ!?」






“バキ💥”







クロスカウンターの状態で止まった
相討ちだった。








ヒュンケル「・・・フッ」
飛影「ヒュンケル」
幻海「この勝負引き分け」







いつの間にか幻海の姿があった。
ちびうさは陣たちといる。






ヒュンケル「幻海さん」
幻海「あんた達、いいライバル関係だね」
飛影「・・・ああ」
幻海「フッ」







これならちびうさを守ることができるだろうと幻海は思っていた。







鬼宿「ちびうさちゃんの方はどうですか?」
幻海「ああ、一生懸命やっているよ」
飛影「そうか」
幻海「それに客もまた増えているぞ」
三人『客?』






三人は幻海と居間へ行きました。
そこにはダイたちがいた。






ヒュンケル「ダイ、みんな」
マァム「修業の方はどう?」
ヒュンケル「今、一息ついたところだ」
アバン「そうですか、どうですゆっくり休みませんか?」






アバンが持って来た大量のクッキーを出した。





鬼宿「美味そう!」
ダイ「今日はコエンマの指令はないの?」
飛影「ない、ぼたんも来ていない」
ダイ「そっか、何か手伝うことある?」
ヒュンケル「今のところはない」






ちびうさは凍矢たちと楽しそうに話している。
修業一日目はこれで終了。





つづく。







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