2013年1月15日火曜日

ごちゃ混ぜアニメ39話

     『一騎打ち! 飛影VSスコルプ』
 


スコルプ「お前を倒してスモールレディを連れて行く」
鬼宿「飛影!」






鬼宿が行こうとするとヒュンケルが止めた。





ヒュンケル「待て、あいつに任せるんだ」
鬼宿「しかし・・・」
ヒュンケル「お前も飛影のライバルならあいつを信じろ」
鬼宿「ヒュンケル・・・分かった」
飛影「来い、スコルプ」






スコルプが助走をつけて突っ込んで来ます。
飛影も地を蹴ってスコルプに向かって行き中央で拳がぶつかり合った。






“ゴッ❗️グググッ💥”






拳を突き出して押し合っている。







飛影「くっ」
スコルプ「オラァ!」







“ドスン❗️バチ⚡️バチ⚡️”






スコルプの膝蹴りを腕をクロスして受け止めて
スコルプの腹に蹴りを入れた。







スコルプ「グハ・・・」
飛影「ハァ~!」







“ドガ💥”





腹を抱えて怯んでいるスキに飛影は両手を組んでスコルプの背中に力いっぱい振り落とした。







スコルプ「グァァァ・・・」
ヒュンケル「スピードとキレがいい」
鬼宿「スコルプの方も動きがいい、それにパワーもある」
ヒュンケル「確かにスコルプは強敵だが飛影はあんな化け物に負けやしない」







確かに飛影の方が押している
ヒュンケルは飛影の強さを誰よりも認めている






鬼宿「いや飛影の強さの秘密はそれだけじゃねぇ」
ヒュンケル「どう言う意味だ?」
鬼宿「ちびうさを守りたいという想いもあいつのパワーの源なんじゃねぇか?」
ヒュンケル「そうだな、守りたい人のために強くなる、それは俺も同じだ」
鬼宿「俺だってそうだ」







飛影が戦っている最中、飛影のライバルたちは
こんな会話をしていた。






ヒュンケル「それにマヤさんのことも大事に思っている、口ではアーチャーに任せているなんて言っているが飛影はマヤさんを一番愛している」
鬼宿「それは俺にも分かる」
ヒュンケル「俺にも大事な女性がいるから分かるんだ」
鬼宿「マァムさんだろ?」
ヒュンケル「フッ、ああ」






少々照れている様子のヒュンケル。
その間も飛影とスコルプの闘いは続いています。





スコルプ「クッソォォォ!」






スコルプは闘気を放出した。







スコルプ「スモールレディは何としても連れて行く」
飛影「絶対に渡さん!」
スコルプ「なぜそうまでしてあんなチビを守りたがる?」







スコルプの問い掛けに離れた場所からヒュンケルが答えました。







ヒュンケル「仲間だからだ、俺たちの掛け替えのない仲間だから貴様らの野望のためなどに渡すわけにはいかないのだ!」
スコルプ「くだらん!たかがチビだろう」
飛影「貴様らの方こそなぜそこまでしつこくちびうさを狙う?」
スコルプ「あのチビの秘められている力が欲しいのさ」
飛影「秘められた力?」
スコルプ「そう銀水晶をもらいたいのだ」







銀水晶はもろ刃の剣。
使い方によっては世界を破滅させることもできると言うのだ。






スコルプ「耶雲様の邪魔は誰にもさせないぜ」
飛影「耶雲、そうはいかん奴の野望のためにちびうさを使わせはしない」
スコルプ「仕方ない、本当に倒すしかない全力で戦わせてもらうよ」






スコルプは“バキ⚡️バキ⚡️”と指を鳴らして構えました。






スコルプ「スモールレディの前に貴様に借りを返さなくてはな遊びは終わりだ」







スコルプはジリジリと動き始めた。
それを見て飛影もゆっくり動き出しました。
“ピタ”と止まると同時に突込んで行きました。
捨て身の肉弾戦が始まった。







飛影「ウオオオ!」
スコルプ「オオオッ!」






“ゴツ⚡️ドス💥”






肘打ちからパンチの打ち合いになった。
フック・アッパーそしてスコルプの強烈なボディーブロが極まり
更に地面に叩きつけられた。






飛影「うおっ!」
スコルプ「そこだ!」






スコルプが肘打ちで飛影を突こうとした。







“ブン🌪️スカ💨”






飛影「ハァ!」






しかし飛影は飛び上がって躱した。
スコルプは地面に激突しました。
ですがさすがサソリ、タフです。
すぐに立ち上がって来ました。







スコルプ「なかなかやるな、もっと楽しませてくれ」
飛影「フン、ごたくはいい来い」
スコルプ「チッ、まぁいい」







両者はゆっくりと近づいて睨み合いました。
再び両者は組み合った。







“ガシ⚡️グググ⚡️”






スコルプ「さっきよりパワーが増している!?」






だがスコルプも負けてはいません。
動かないまま力比べが続きます。







鬼宿「すげぇ気迫だな」
ヒュンケル「ああ、この闘いどこまでヒートアップするか分からんぞ」






手はまったく動かずに二人の顔が近づいて行く
飛影は先ほどの肉弾戦で衣服が破れていた。
籠手はしっかり腕にフィットしています。







飛影「負るか!」
スコルプ「くっ・・・粘るじゃないか、だがこの戦い負けられないのは私も同じなんだよ」
ヒュンケル「互角か・・・持久戦になるかもしれん」
鬼宿「飛影の体はモツと思うか?」
ヒュンケル「分からん、分からんがあいつだって負けたくないはずだ」







“グググ・・・ッ⚡️”






互角の力比べはまだまだ続いています。







スコルプ(何てこった全力で押しているのにビクともしない)
飛影(力負けなどしてたまるか、こいつだけは俺が倒す!)






スコルプが押されて行きます。






スコルプ「クッこいつ!」
飛影「ウオオオオオ!」






飛影の全身から闘気が溢れ出ています。






スコルプ「どこにそんな力が・・・?」
ヒュンケル「スコルプ、飛影を・・・俺たちのライバルをなめるなよ」
鬼宿「飛影はてめぇなんかにゃ負けねぇ」
スコルプ「戯れ言を言うな!」
飛影「こいつらの前でお前に遣られるわけにはいかないのさ!」








邪眼が開いて飛影のパワーが増して行く。







ヒュンケル「今だ!飛影、本気のお前を見せてやれ!」
鬼宿「行け!」







ライバルたちの声援に飛影は残る力を振り絞った。






スコルプ「うおっ!」







スコルプが組み手からふっ飛ぶほどの闘気でした。






スコルプ「おもしろい私も最高の力で答えよう」
飛影「くらえ!邪王炎殺煉獄焦!」







スコルプのパンチを躱し懐に飛び込み魔界の炎を纏った拳でパンチを連打した。






“ドドドドドドドドッ💥”







スコルプ「グワァァァクソ!・・・覚えていろ!」






体が燃えたままスコルプは姿を消した。






飛影「チッ!」







飛影は膝をついた。
ヒュンケルと鬼宿は駆け寄りました。







ヒュンケル「飛影、よくやった」
鬼宿「これで少しはおとなしくなるといいんだが」
飛影「そうだな」







三人はコツンと拳でタッチした。
ヒュンケルが飛影を抱えました。
寺で幻海に霊気治療をしてもらいました。







ちびうさ「飛影痛くない?」
飛影「ああ」
ヒュンケル「痩せ我慢していやがる」







ボソッとヒュンケルが言うと・・・







飛影「うるさい!こんなのどうってことない」
ちびうさ「まぁまぁそう怒らないで」







ムスッとした顔をしている飛影。








幻海師範「よし、これでいいだろう」







幻海の治療を受けた飛影はすぐ元に戻った。






ヒュンケル「飛影、さっきのスコルプとの戦いで貴様の弱点を見つけた」
飛影「弱点?」






果たしてヒュンケルが見つけた弱点とは・・・?




つづく。

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