2013年1月24日木曜日

ごちゃ混ぜアニメ52話

       『死闘!飛影VS頼光』



古いビルの屋上に巨大なブラックホールがあるのを見た
ヒュンケルたち辺りには結界が張ってあり中には入れない。
ブラックホールの中には飛影と頼光の姿があった。
ブラックホールの外で見守っているヒュンケルたちのところへ幽助たちが駆けつけた。







レイ「ものすごい妖気だわ、飛影さん大丈夫かしら?」
鬼宿「あいつは勝つ、必ず頼光を倒すさ」
ラーハルト「そう信じたいが、ヤツの顔を見るとなにか恐ろしいことが起きそうな気がするのだが・・・」







確かに頼光は笑みを浮かべて余裕な様子である。
そして今まで一度も脱ぐことがなかった鎧を自ら脱ぎ捨て生身となり邪眼を開いた。
飛影も上半身は生身で邪眼を開いて妖霊気を放出している。
頼光は光る剣を手にした。
飛影も剣を抜いて構えた。
対峙すると同時に突っ込んで行った。






飛影「ハアアア!」
頼光「ハァ~!」





“ギィン⚡️グググ⚡️”




剣がぶつかり合う。
間合いを取り手の内を探り合っている。
その後も剣術の攻防は続く。






頼光「せっかくこの姿になったのだ、剣でやり合ってはおもしろくない」
飛影「くっ・・・」





鍔迫り合いの状態で飛影を弾き飛ばした。
頼光は光の剣を消すと拳に妖気を集めた。






ヒュンケル「頼光は肉弾戦を誘っている、よほど自信があるようだな」
ヒム「飛影も剣を捨てた、やる気だぜ」





妖霊気を放出してフルパワーになった。
ブラックホールのような空間で肉弾戦が始まろうとしている。





頼光「殺してやる!」
飛影「行くぜ頼光」





飛影は地を蹴って頼光に向かって行った。
拳がぶつかり押し合う。




“ゴツ💥ググッ⚡️”





しかし・・・





頼光「ハァ!」






“ズドッ💥”






飛影「ガハッ」
頼光「ハアアア!」
飛影「うあああっ・・・くっ」






左手で頼光の右腕を掴むと炎を纏った拳を頼光の鳩尾にブチ込みました。




“ズドッ💥”





頼光「ぐぁぁぁっ!貴様💢」
飛影「お前は俺が倒す!」
頼光「フッできるかな?」






頼光は下から拳を突き上げアッパーで飛影を突き離した。





“ガツン💥”






飛影「ちぃぃ・・・」





飛影は頼光を睨みつける。
そして助走をつけて向かって行った。







頼光「来ぉい!」
飛影「ハアアア!」






“ガシ❗️ググッ⚡️”






真っ向から手四つに組み合った。






ヒュンケル「組み合った!」
鬼宿「力比べか、勝算はあるのか?」
柳宿「いきなりこれだもんね、大丈夫かしら?」






しかしヒュンケルは微笑を浮かべている。
力がほぼ互角なことに頼光は驚いている。






頼光(なっ!互角だと!?)





ブラックホールの中にいても幽助たちからも闘いの様子は見えている。






桑原「頑張れ飛影、負けんなよ」






ちょっと桑原もキャラが変わっていますが・・・





幽助「ヒュンケル、おめえ飛影の戦いをどう思う?」





幽助が聞くとダイや鬼宿たちもヒュンケルに注目する。





ヒュンケル「その前に鬼宿はどう見る?」
鬼宿「愛の力だ、今の飛影をつき動かしているのは」
ヒュンケル「ふむ、それ以外ではどうだ?」
鬼宿「肉弾戦はさすがだ動きもいいしタフなところも、頼光の気も減っているし」
ヒュンケル「勝てると思うか?」
鬼宿「勝てるさ、飛影なら必ず勝ってくれる」





鬼宿の自信たっぷりの答えに微笑みで返すヒュンケル。
そして闘いが動いた。





頼光「しまった!力を使いすぎた」
飛影「これまでだな、覚悟しろ」
頼光「ぬぅぅ・・・まだだ!」





拳に力を込める頼光だったが妖力を使い果たしてしまったことに気づき頼光の顔に焦りが出る。






ヒュンケル「今だ!今こそお前のすべての力を込めてそいつを倒すのだ!」
飛影「分かっている、貴様はここで俺が倒す!決着をつけてやるぜ」






飛影は拳に妖力と炎をドッキングさせて構えた。





アバン「あれが黒龍、魔界の炎なのか・・・」
ヒム「すげぇケタ違いのパワーだ、あんなのくらったら一発でオダブツだぜ」






頼光も残りの妖力を振り絞る。





頼光「ここで負けられん!!」
飛影「これで終りだ!」







飛影の右腕に二体の黒龍が巻きつくように現れた。





ヒュンケル「あれが双龍拳の本来の使い方だ」
飛影「くらえ!邪王炎殺双龍拳」






双龍を纏った拳で頼光の体を突き破った。






頼光「ぐわぁぁぁ!やぁくもさまぁぁぁ!!」






“ゴォォォォォ🔥”






更に黒い炎が頼光の体を跡形もなく燃やし尽くして行った。






ダイ「なんて恐ろしい技なんだ」
ヒュンケル「ダイ、あれは技ではない、双龍拳という拳法なのだ」
マァム「拳法?あっブロキーナ老師」
ブロキーナ「なるほど邪王炎殺剣・・・妖術拳法を扱う彼だから編み出すことができたんだね」





ブロキーナの説明でマァムもヒムチュウも冷や汗を流した。






アバン「ヒュンケル、どうしましたか?」
ヒュンケル「初めて見たんです、飛影の双龍拳、なぜ今まで俺に使わなかったのか、今分かりました」
ラーハルト「あれをくらえば例え鎧を着ていたとしても確実に死ぬだろう」





ラーハルトが言うとヒュンケルはうなずいた。





蔵馬「俺たちもあの拳を使うところは初めて見た」






仲間たちが飛影に駆け寄ると





幽助「体は大丈夫か?」
飛影「ああ、ハァ、ハァ」





“ガシ⚡️”






倒れ込んで来たところをヒュンケルが受け止めた。





ヒュンケル「飛影!」
飛影「ヒュン・・・ケル」
ヒュンケル「双龍拳、見せてもらったぞ」
飛影「お前には・・・使わん」






そう言って飛影は目を閉じた。
ヒュンケルは飛影を肩に担いだ。





ダイ「いつの間にかブラックホールが消えている」
ラーハルト「あのブラックホールが結界の役割りをしてたのでしょう」





ヒュンケルたちは家に戻りました。





桑原「頼光は倒したが次はどんな奴が現れるか?」
心宿「耶雲が出て来るかも」
亢宿「それかヴェルザーか」






まだまだ敵にも兵が控えています。
そして無限迷宮城では・・・





耶雲「頼光は死んだか・・・まぁいい」
ガルヴァス「耶雲様、飛影はこのガルヴァスが頼光に代わって倒してご覧に入れます」
メネロ「他の奴らは私たちが・・・」





メネロ・ハデーニャが立っていた。






テルル「私たちも行くわ」
耶雲「よかろう、ガルヴァスよこの者たちを連れて行くがいい」
ガルヴァス「ハッ『女ばかりだが、まっいいか』」





ガルヴァスたちは早速準備に取り掛かった。
ザボエラがモンスターの筒をガルバスに手渡した。






ザボエラ「ガルヴァス様、この二本の筒には数十匹の魔界のモンスターが入っています。お使い下さい」
ガルヴァス「うむ、すまぬな」






魔法の筒を受け取ると無限迷宮城の出口へ向かいました。
外に出ると皿屋敷シティーを目指します。
また新手の敵が襲って来ます、気をつけろみんな。




続く。








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