2013年1月15日火曜日

ごちゃ混ぜアニメ36話

  
 『ライバル対決!飛影VSヒュンケル 』


飛影が戻るとヒュンケルが家の前で腕組みをして門に寄り掛かって待っていました。





ヒュンケル「ちびうさは無事送って来たのか?」
飛影「ああ」
ヒュンケル「では場所を移動しよう」






と、言ってヒュンケルが歩き出しました。
飛影も後からついて行った。
二人は森の奥の広場まで来ました。







ヒュンケル「ここなら邪魔も入らん・・・1対1だ」
飛影「ああ」






ヒュンケルと飛影はマントを脱ぎ捨てました。
拳を握り睨み合っています。
ヒュンケルは魔法の籠手•飛影は腕甲をしているだけにおもしろい戦いになりそうです。






飛影「初めから全力で行くぜ」
ヒュンケル「望むところ手加減はせんぞ」







“カァ~✨ドン❗️”






飛影「ハアアアアア!」
ヒュンケル「ハアアアアア!」






闘気を放出すると二人は上半身裸になった
生身の肉体が顕になる
闘気はほぼ互角です。
お互い睨み合っています。
二人は両拳に力を込めます。






飛&ヒュン『行くぞ!』






“シュ⚡️バキ💥”





両者は同時に突っ込み・・・
クロスカウンターが炸裂しました。
ここからどうエスカレートして行くのやら






飛影「グ・・・ッ」






“ゴス⚡️ヒュン⚡️ストッ❗️”






飛影はアッパーでヒュンケルを突き離した。
ヒュンケルはバランスを崩しながらも着地した。






ヒュンケル「腕を上げたな」
飛影「フン」







お互い笑みを浮かべています。
するとヒュンケルが飛影を挑発して来た。





ヒュンケル「強くなったことは認めるが、その程度ではまだ俺には勝てんぞ」
飛影「まだ俺をザコ扱いする気か!?」
ヒュンケル「ザコとは言わん、ただ俺には勝てんと言ってるだけだ」
飛影「キサマ・・・💢」






すると飛影の気が少しずつ膨れ上がって行く





“ドン❗️”





ヒュンケル「っ・・・なんという凄まじい闘気だ!」
飛影「邪王炎殺双龍拳」






闘志に火がついた飛影は二体の黒龍を体に纏いました。
ゴゴ~という音で炎が引いて行くと飛影が姿を現しました。
二体の黒龍が一体ずつ飛影の拳に姿を現した。






飛影「覚悟しろ、双龍拳の本当の力を見せてやるぜ」
ヒュンケル「おもしろいアバン流拳殺法で受けて立つぞ」






ヒュンケルも闘気を放ち両の拳に力を込めました。


 




飛・ヒュン『ハアアアア~!』






両者猛スピードで突っ込んで行く両者






ヒュンケル「アバン流拳殺法•海龍拳!」
飛影「邪王炎殺煉光焦!」






“ギュオオオ💥ドス〜ン💥”







パワーとパワーが激しくぶつかり合い熱風が
巻き起こった、その中心を見ると・・・
飛影とヒュンケルが肉弾戦で打ち合っています
まさに小細工なしの真っ向勝負です。
かと、言ってメチャクチャに打ち合っているわけではありません。
一瞬のスキを狙いながら打ち合っていたが、
クロスカウンターで一端離れました。
飛影とヒュンケルは見合って微笑みを浮かべています。






“ズドドドドド💥バキ💥”







飛影「このままでは埒があかん、いい加減力の差にケリをつけようぜ」
ヒュンケル「望むところだ、雲泥の差を見せてやる」
飛影「貴様と過ごして来た時間も無駄ではなかったぜ、邪眼の力をなめるなよ」
ヒュンケル「フッ自分だけレベルアップしたと思ってるのか?おめでたい奴だ」
飛影「なんだと💢」
ヒュンケル「貴様の方こそ俺をみくびるなよ💢」







ヒュンケルと飛影は睨み合いました。






飛影「どっちの技が上か勝負だ!」
ヒュンケル「力比べというわけか、来い!」







飛影は右の拳に力を込めました。
するとヒュンケルも飛影と同じように右の拳に力を込めました。






飛影「ハァァァァ・・・ハァ!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド!」






飛影の妖気弾とヒュンケルが拳で放ったブラッディースクライドの閃光が中央でぶつかり合った






“ズドン💥バチ⚡️バチ⚡️”







飛影「ハアアアアアア!」
ヒュンケル「ハアアアアアア!」






二人の放つ閃光が火花を散らしながら押し合っている
閃光の押し合い二人の距離が徐々に近づいて行きます。
そしてとうとうお互いの拳がつく位の距離まで接近した。
青と白っぽい閃光が上昇して消えて行きました。







“ギュオオオ💥ギュルルン🌪️”






飛影「ハァ💭ハァ💭ハァ💭」
ヒュンケル「ハァ💭ハァ💭」







二人は少々体力を消耗した様子
しばらくは睨み合いが続いた。
息を整えて再び戦闘体勢を取りました。
次の瞬間ヒュンケルが姿を消した







“ヒュン🌪️”






飛影「・・・!」






“ズドッ💥”






ヒュンケルの闘気を込めた右の拳が飛影の鳩尾にヒットした。






飛影「グハッ・・・くっ」






更に拳を押し込むヒュンケル。






“ググ⚡️”






飛影「グワアアア・・・」






飛影は右腕で腹に入っているヒュンケルの腕に自分の腕を絡ませて力任せに投げ飛ばした。






“ガシ⚡️ドタン💥”







ヒュンケル「なに・・・ぐぁっ」
飛影「フッ」







予想外の飛影の反撃に驚くも微笑みを浮かべる
ヒュンケルは・・・






ヒュンケル「やってくれるぜ」






ヒュンケルは立ち上がり飛影と睨み合った






飛影「残念だったな、致命傷を与えられなくて」
ヒュンケル「な~にチャンスはまだあるさ」
飛影「もう一度はない」






睨み合うと飛影は拳を握りしめ素早く
ヒュンケルの懐に飛び込んだ
しかしヒュンケルは少しも慌てる様子もなく冷静に飛影の動きを目で追っています。
そして飛影のくり出したパンチを躱してカウンターを放ちました。





“バキ💥”






飛影「うぐっ・・・」
ヒュンケル「叩きのめしてやる」






飛影は口元の地を拭って負けずに言い返した。






飛影「勝つのは俺だ!」
ヒュンケル「いいや俺が勝つ!」






パンチを打ち合いながら言い合う
お互いに目の前のライバルを倒すことしか考えていない






“ドスッ💥”






ヒュンケルがボディーブロを入れれば







“ズドッ💥”






負けずに飛影もボディーブロで打ち返した。
そこから防御なしの腹パンチ勝負が続いた







『負けたくない!』






お互い認め合ってはいるがそれでも自分の方が勝っていると相手に思い知らせたいのだ。
『ライバルに勝つ』それだけを胸に・・・
しかしこれは百回勝負の内のまだ5回目である。
先は長いのだ。






ヒュンケル「パワーとスタミナなら負けない自信があるぜ」
飛影「俺だって自信あるぞ」
ヒュンケル「いい度胸だ」
飛影「地にひれ伏すのはどっちかな?」







“バキ💥バキ💥ドス💥ズドッ💥






パンチの打ち合いが続きます。
次第にボディーブロで打ち合いになった
どちらが耐え抜くのか? 
意地とプライドをかけて闘っている







“ドス💥ドス💥”






飛影「ガハ・・・くっ!」
ヒュンケル「グハ・・・ちぃぃ!」





“パシ⚡️”





飛影「なに・・・!?」






左で放ったパンチもヒュンケルに受け止められてしまいました。






ヒュンケル「どうだ?動けまい」
飛影「それはどうかな?」






そう言うと飛影は“ドス💥”とヒュンケルの鳩尾に膝蹴りをして離れました。






ヒュンケル「ガハァ・・・」






ヒュンケルは手を離してしまったが微笑みを浮かべて飛影を見ました。
飛影は顔を歪めヒュンケルを睨みつけた。
ヒュンケルは拳を握って言いました。






ヒュンケル「飛影・・・仕切り直しだ」






飛影もうなずいた。
二人はゆっくり近づいて指を絡ませ組み合った







“ガシ⚡️”






ヒュンケル「行くぞ!」
飛影「来い!」






“ググググググッ❗️”







組み手が下手になり二人の顔が近づいて睨み合います。
組み合う手にも一層力を込めます
二人の力はほぼ互角であった
動かないまま時間だけが流れて行く







“グググググッ❗️”







飛影「ぐ・・・っ『全身から光の闘気を放出していやがる』」
ヒュンケル『現状は五分か・・・組み伏せるのは難しいか』






動けないまま時が流れて行く。
組み合っているため攻撃を仕掛けることも出来ない。






ヒュンケル『さすがにやるな』
飛影『クソ!動けん・・・』







二人の闘いを見守っている鬼宿は頭の中でいろいろと考えていた。






鬼宿「互角だ、二人の力はまったくの互角、どうする?飛影、ヒュンケル」
ヒュンケル「もっと徹底的にやらんか?」
飛影「いいだろう」







二人は同時に離れました。






ヒュンケル「肉弾戦で決着をつけよう残り力をぶつけてやるぜ!」
飛影「望むところだ!」







ヒュンケルと飛影は拳に力を込めています。
間合いを取って睨み合う。






“ジリ⚡️”






飛&ヒュン『勝負だ!!』
鬼宿「・・・ッ!」







見物している鬼宿の肩を軽くポンと叩いたのは・・・






鬼宿「心宿」
心宿「やぁ!」






心宿は鬼宿のとなりに立ちました。






心宿「鬼ちゃんも飛影と戦いたいの?」
鬼宿「あいつに勝ちてぇ・・・」
心宿「宿南魏の体と一つになってから一年経つな、そろそろアレを試してみるか」
鬼宿「アレ?」
心宿「そうアレ・・・ア~レ~」







いきなりふざけ始めた心宿に鬼宿は・・・






鬼宿「テメー殴るぞ💢」
心宿「分かった、まぁ後で教えてやる」






そう言って心宿は飛影とヒュンケルが闘っている方を見た。
そして決着の瞬間・・・






“バキ💥”






飛影「グッ・・・フッ」






“ドスッ💥”






ヒュンケル「ぐわぁぁ・・・っ」





吐血してバタッとヒュンケルが倒れた。
飛影もガクンと片膝を突きました。






鬼宿「ヒュンケル!飛影が勝った・・・」
心宿「フッ・・・」






お腹を押さえている飛影
ヒュンケルは顔を上げて飛影を見た。







ヒュンケル「俺の負けだ」
飛影「力は互角だった、だからなんとしても勝ちたかった」
ヒュンケル「フッ大した男だ」






そう言うとヒュンケルは仰向けに寝転びました。






ヒュンケル「う・・・っ!」






腹を押さえた
それを見て飛影も寝転びました






鬼宿「心宿、あれって」
心宿「決着がついたから健闘を称え合っているんだろうね」





鬼宿と心宿は二人に近づきました。
飛影とヒュンケルも鬼宿と心宿に気付いた。





ヒュンケル「負けた、ほんのわずかなスタミナの差だったが完敗だ」
心宿「3対2飛影またリードしたね」
飛影「・・・フン」
ヒュンケル「チッ!」






ヒュンケルは舌打ちして悔しさを表した
飛影は起き上がり鬼宿と心宿の間を通って歩いて行きました。
その歩みを鬼宿が止めた。






鬼宿「この間のリベンジをさせてもらうぜ」
飛影「出来るかな?」
鬼宿「な・・・に💢」







すれ違いざまに鬼宿は思いきり飛影を睨みつける
飛影も鬼宿を睨み返す。
しばらくは睨み合い火花を散らしていた





“バチ⚡️バチ⚡️”






心宿はヒュンケルを抱えている







鬼宿「勝負する前に体を治して来いよ」







飛影は家に戻りマヤさんの天女の治癒能力で治してもらいました。






マヤ「はい、治ったわよ」
飛影「次は鬼宿だ」






と呟くと飛影はまた出て行きました。







マヤ「もう!バトルバカなんだから」





とマヤさんは呟いた。
でも微笑みを浮かべています。
ヒュンケルが今度は見物人になります。
心宿も見ています。
飛影が戻って来ました。
鬼宿は腕組みをして待っていた
飛影はヒュンケルと心宿の間を通り抜けました。







ヒュンケル「飛影、健闘を祈ってる」
飛影「ずいぶんと控えめな言い方だな」
ヒュンケル「フッ見守っててやる」
飛影「ヒュンケル」






ヒュンケルはうなずいた。
飛影は鬼宿の方に歩いて行きます。
鬼宿も近づいて来ました。
真ん中まで来るとお互いに激しく睨み合いました。





“ピシ⚡️バチ⚡️バチ⚡️”





鬼宿「俺だって修業して来たんだ、今度は負けねぇ!」
飛影「リベンジなどさせん、また敗北を味あわせてやる」






飛影の腕甲が反応していた。
腕に密着して行くような感覚を覚えたのだった。
二人は広い場所まで来ました。
ヒュンケルと心宿も一緒に移動しました。
同じビルの工事跡地まで来ました。






心宿「鬼宿は強くなったぞ、きっといい勝負になる」
ヒュンケル「確かに凄まじいオーラだ、これが朱雀の力か・・・?」
心宿「そう、まだまだパワーが上がるよん」






ヒュンケルと心宿が見守る中、飛影と鬼宿が対決します。



つづく。

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