2013年1月15日火曜日

ごちゃ混ぜアニメ37話

  ライバル対決その2『飛影VS鬼宿』



飛影と鬼宿が二人は闘気を放出して対峙しています。




鬼宿「今日こそ勝つ!」
飛影「ごたくはいい、来い」





鬼宿は拳法の構えを取りました。





“ジリ・・・💥”





鬼宿が先に仕掛け来ました。
鬼宿のパンチを飛影は肘で受け止めた。





“バチィ⚡️ググ❗️”






そこからパンチの応酬になった。





鬼宿「ハァ~!」
飛影「ハアアア!」





打ち合いになった。






“ドドドドッ💥パシ💥ググッ⚡️”





お互いのパンチを受け止め合った。








鬼宿「くっ・・・」






睨み合いから飛影が鬼宿にボディーブロをブチ込んだ。





“ドス💥”





鬼宿「グァァァ・・・」







しかし負けずに鬼宿も飛影にボディーブロを打ち返した。




“ズドッ💥”





飛影「グァァァ・・・ちぃぃ!」







両者は一端離れて距離を取った
鬼宿は拳法の構えを取りました
ヒュンケルは腕組みをして見守っている






飛影「来い!」






鬼宿は地を蹴って飛影に向かって行きます。





鬼宿「ヤァ~!」






鬼宿は得意の拳法で連続攻撃をくり出します。
しかし飛影はそれをギリギリで躱している
その様子を見てヒュンケルは飛影の狙いに気づいた






ヒュンケル「カウンター狙いか、フッ」





“バキ💥”





鬼宿「ぐ・・・っ」
飛影「フッ」






飛影の狙い通りクロスカウンターになった。







鬼宿「フッ、そう来ねぇとな」






そう言うと鬼宿がフルパワーになりました。
飛影も額の布を取り邪眼を開いた。
今日は腕に包帯はしていません






ヒュンケル「双龍拳で勝負する気だな」
心宿「タマちゃんだって紅蓮炎凰拳を使うもん」






双龍拳と紅蓮炎凰拳、似たような拳法を使う両者だがどちらが上なのか?







飛影「紅蓮炎凰拳を極めたのか?」
鬼宿「どっちの拳法が上か勝負だ!」
飛影「おもしろい受けて立つぜ」






鬼宿は紅いオーラで飛影は黒と黄色っぽいオーラを放出しています。
そしてすべての気が両手に集まり体からオーラが消えた時が勝負です。





ヒュンケル「二人のオーラが消えて行く」
心宿「完全に消えたら始まる」





両者のオーラが完全に消えました。
すると猛スピードで突っ込んで行き打ち合いが始まりました。
高速で打ち合っています。






飛影&鬼宿『ハアアアアアアア!!』





“ドドドドドドドドッ💥”





二人とも休むことなく打ち合っている。
カウンター・ボディー・アッパーが入り混ぜて殴り合う飛影と鬼宿







鬼宿(負けねぇ!このままブッ倒す!)
飛影(俺と互角だと!チッ負けてたまるか!)





鬼宿は得意の中国拳法で翻弄しています






飛影「チッ」
鬼宿「どうした?防御だけで精一杯か?」






ヒュンケルは強靭な肉体に闘気を纏って戦うタイプだが
鬼宿は元々格闘技が得意でその上気功波も放ち朱雀の炎も扱えるようになり
強さに磨きがかかりパワーアップしたために飛影とも互角に渡り合えるくらいにまで
レベルアップしていた。






鬼宿「前回は引き分けだったが、今日こそお前を倒す!」
飛影「負けるものか!」






二人の想いがパワーに変わりぶつかり合っている。
鬼宿の連続攻撃を防ぎながらチャンスを伺っている飛影
それに対して反撃させまいと攻め続ける鬼宿






ヒュンケル「心宿、これもお前との修業の成果なのか?」
心宿「フッ、いや私はただコツを教えたにすぎん、あれが今の鬼宿の実力だ」
ヒュンケル「実力か・・・宿南魏が元々持っている格闘センスに前世の鬼宿が持つ朱雀の力が加わって今の鬼宿がいると言うわけか」
心宿「美朱さんを守れるだけの力を身につけたかったそうだ」
ヒュンケル「あの飛影を翻弄するとは腕を挙げたな」







飛影は間合いを取って必殺技をくり出そうと構えました。
一方、鬼宿も拳に力を込めて構えた。
飛影は右拳に炎を纏い飛び込んで行きます。
鬼宿も飛び込んで行く。







飛影「邪王炎殺煉獄焦」
鬼宿「ハァ~!」






“ゴツ💥”





パンチをぶつけ合いそのまま押し合っている。
どちらが打ち勝つか?






“グググ⚡️”





鬼宿「くっ押し勝つ!」
飛影「負けるか!」
鬼&飛『ハアアア!』






“ドン💥”






激しいぶつかり合いに圧力がかかっていたため両者はふっとんで行きました。






飛影「うお!」
鬼宿「うわっ!」
ヒュンケル「互角・・・あの飛影とここまでやり合うとは!」






休まず同時に突っ込んで行きました。
クロスカウンターが極まりお互いに体勢が崩れた。
それでも踏み止まり互いを睨みつけている
そして近づいて指を絡み合わせて押し合った。






“ガシ⚡️グググッ❗️”






ヒュンケル「ムッ!フッおもしろい」
飛影「いい気になるなよ💢鬼宿」
鬼宿「ヘッ、てめぇこそ!」







動けずただ全力で押し合っている
ガッチリ手四つに組合い力と力がぶつかり合う充分な体勢だ。
先に仕掛けたのは飛影だった。
手を振りほどき右拳に炎を纏い鬼宿の鳩尾にパンチをブチ込んだ。





“ドスッ💥”






鬼宿「グァァァ・・・」





ふっとぶ鬼宿は踏み止まったものの
吐血して口元を拭って飛影を睨みつける
衣服が飛影の炎のパンチで燃えてしまい
上半身が生身になった鬼宿はニヤリと笑った。





鬼宿「これで条件は五分になった」
飛影「本気を出せ、こんなもんじゃないはずだ」
鬼宿「そういうてめぇこそ本気で来いよ」






睨み合いまた同時に手四つに組み合った。






“ガシッ❗️グググッ⚡️”






鬼宿「その上で、てめぇをブッ倒す!」
飛影「ほざけ!」





“ググググググッ⚡️”






組み合った手にもより一層力が入る。






心宿「完全に二人の世界だね」
ヒュンケル「鬼宿は飛影を倒す自信があるのか?」
心宿「さぁね」






力比べはほぼ互角だった







鬼宿「お前は肉弾戦で倒す!」
飛影「力勝負という訳か、いいだろう」








意地と闘志もぶつかり合っていた
二人の力はほぼ互角だった。
手はまったく動かないまま二人の顔だけが近づく。
睨み合い動けないまま時間だけが過ぎて行きます。
このままでは勝負がつかない体力が残っているうちに決着をつけたいところです。
その瞬間、飛影が仕掛けて来ました。
鬼宿の鳩尾に膝蹴りを入れて突き放した。






“ドス💥”






鬼宿「ぐぁっ・・・」






飛影は拳を握り鬼宿を睨みつけた
鬼宿も左手で腹を押さえながら飛影を睨みつけた。
腹の痛みと屈辱で鬼宿の闘志に火が点いた。






鬼宿「負けねぇ!」
飛影「来い!」






飛影の挑発で鬼宿は勢いを込めて向かって行きました。
同時にパンチを打ち込みクロスカウンターが極まった。






“シュ⚡️バキ💥”






飛影「・・・フッ」
鬼宿「フッ・・・」






お互い見合ってニヤリと笑いました。
この程度では倒せないことは分かっていた。
徹底的にやらなくては・・・
ここからが本当の勝負です。
ライバル同士の二人は相手の力量はよく分かっている






飛影「ここからはサバイバルバトルだ、決着をつけてやるぜ」
鬼宿「デスマッチってわけか、望むところだ」
飛影「最後に立ってるのはどっちかな?」
鬼宿「おもしれぇ」






二人はゆっくり近づき見合った。
相手を倒したいという想いが二人の中で強くなって行く
長い睨み合いから肉弾戦になりました。
二人は防御もお構いなしに打ち合っています







“ドス💥ドス💥”




 

鬼宿「ぐはっ・・・まだだ」
飛影「ぐあっ・・・ちぃぃ!」
鬼宿「勝つのは俺だ!」






“ゴゴゴゴ🔥”






鬼宿の闘気が炎のように燃え上がれば






飛影「負けるかぁ!」







“ゴオオオオオ🔥”






負けずに飛影も闘志を燃やすと
その闘志が闘気となって燃え上がった






鬼&飛『ハアアアアアアアア‼︎』





気合いと共にクロスカウンターが極まった。
さっきより威力が増している






“バキ💥”






鬼宿「グッ・・・まだだ!」
飛影「クッソォ!」







再び打ち合いになると両者一歩も引きません。
意地とプライドがぶつかり合いドンドンヒートアップして行く
なかなか決着がつきません。






鬼宿「くらえぇ!」






“ズドッ💥”






鬼宿のボディーブロが極まる






飛影「フグゥゥ・・・おのれぇ💢」







すかさず飛影もボディーブロをやり返す






“ズドッ💥”






鬼宿「グァァ・・・てめぇ💢」






“ドス💥”






飛影「ガハァ・・・くらえぇ!」






“ズドッ💥”






腹パンチの応酬が続く






鬼宿「ぜってぇ勝つ! 最後に立っているのは俺だ」
飛影「フン、寝言なら寝てから叩け!」
鬼宿「てめぇの方こそ寝ぼけてんじゃねぇのか?」
飛影「なんだと💢」
鬼宿「肉弾戦じゃ負けねぇ!」
飛影「黙れ💢くたばれ!」
鬼宿「くたばるのはてめぇだ!」







“パシ⚡️グググッ❗️”







同時にパンチを受け止め合い額をぶつかり合い睨み合っています。








飛影「クッグググ」
鬼宿「ぐっ・・・く」






しばらくして一端離れました






鬼宿「まだだ!」
飛影「来い!」







肉弾戦が再開した
何が何でも負けたくないという二人の気迫が伝わって来ます。
双龍拳も紅蓮炎凰拳を使う力は残っていない、残りの闘気と闘志を燃え上がらせて
素手で殴り合っている







ヒュンケル「鬼宿は本当に強くなった」
心宿「いま二人は完全に互角、肉体的にも精神的にもね」
ヒュンケル「ああ、そうだな」







打ち合いが続いています。
痣だらけになっても手を休めません
ここで鬼宿は飛影のボディーブロをくらってスキを見せてしまいました。
当然、飛影はその機を逃しません。


 



飛影「今だ、くらぇ!!」






飛影は拳に闘気を込めてトドメのボディーブロを極めようとしています。






鬼宿「ぐ・・・っ、ハァァァ!」






対する鬼宿も不利な体勢からボディーブロを打ち込んで来た







“シュ⚡️ズドッ💥ズドッ💥”






と鈍い音が響いた
お互いの胸が密着して二人の動きがピタリと止まりました。






ヒュンケル「飛影、鬼宿・・・」






飛影がゆっくりと動きました。
しかし鬼宿は立ったまま動きません。







“ドサ⚡️”





心宿「どっちだ⁈」
飛影「ガハァッ・・・うぅぅっ」






飛影は吐血するとうつ伏せに倒れました。
それを鬼宿が立ち尽くして見下ろして言いました。






鬼宿「俺の勝ちだ」







飛影は鬼宿を見上げて






飛影「俺の・・・負けだ」





飛影は負けを認めて目を閉じた。
ヒュンケルと心宿が駆けつけて来ました。







心宿「タマちゃん大丈夫かい?」
鬼宿「ああ、うっ・・・全闘気を使っちまった」
ヒュンケル「これで2対1、もう一度鬼宿が勝てば五分になるぞ」
飛影「もう一度は・・・ない」






と、飛影が言うと鬼宿も言い返した。






鬼宿「いや、五分にして見せる必ず!」






仰向けのまま飛影と鬼宿は睨み合った。






鬼宿「飛影、次に俺が勝って五分になったら俺をライバルとして認めてもらうぜ」
飛影「2対1か、いいだろう次に貴様が勝てたらその時はライバルと認めてやる」
鬼宿「よし」








ヒュンケルは飛影を抱えて家まで送りました。
その道中、ヒュンケルは飛影に聞いた。







ヒュンケル「本当はとっくに鬼宿のこともライバルと認めてるんだろ?」
飛影「まぁな、だがまだ奴には黙っていろよ」
ヒュンケル「言わんよ、安心しろ」






その言葉を聞いて飛影は少し微笑みました。



つづく。

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