2015年4月8日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ72話

    

『大将戦!飛影VSガルヴァス』





ハドラー「むっ、始まるぞ」





仲間たちやライバルが見守る中、飛影とガルヴァスの大将戦が始まった。





飛影「来い!」
ガルヴァス「行くぞ小僧!」






飛影の言葉を合図にガルヴァスが地を蹴って向かって行く
パンチをくり出すガルヴァスに飛影も迎え撃つ。






“ガキ💥ビリ⚡️ビリ⚡️”





拳がぶつかり合っただけで火花が散る






ガルヴァス「なに!俺のパンチと互角!?」




そこから打ち合いになった。
わずかに飛影の方が押しているようです。






ヒュンケル「信じられん!本当に肉弾戦であのガルヴァスと互角にやり合ってやがる」
アーチャー「あいつなら勝てる、俺が認めた男だからな」
鬼宿「アーチャーそりゃ一体どうゆう意味だ?」
アーチャー「別に意味はない、言葉通りだ」






アーチャーらしい答えだ。
ヒュンケルは気にしていない。
鬼宿はかなり気になっている様子。
その間飛影はガルヴァスにボディーブロを極めていた。






ガルヴァス「ガハァ・・・」






更に殴りとばした。
体勢を崩すガルヴァス






ガルヴァス「クソ」






立ち上がるとガルヴァスは飛影を見てニヤッと笑うと・・・
両手を挙げて力比べを誘った。







ダイ「ガルヴァスが飛影さんに力比べを誘っている」
マァム「いくらなんでもムチャよ!」
ヒュンケル「いや、飛影は受けて立つさ、見ていろ」






ガルヴァスはマントを脱ぎ棄てた。
そして飛影も炎で衣服を燃やして生身となった。
上半身だけね・・・





ガルヴァス「フッどちらの力が勝っているか、この間は引き返したが今度はこの間のようにはいかんぞ」
飛影「それはこっちのセリフだ」





そしてまたガルヴァスの方から両手を挙げて力比べを誘って来た。
それに対し応じる飛影、ガルヴァスの指に自らの指を絡み合わせると
手四つに組み合って力比べが始まった。






“ガシ⚡️グググ⚡️”






ラーハルト「なんて奴らだ!」






ヒュンケルと鬼宿は腕組みをして見つめている






ポップ「あいつガルヴァスに負けてねぇぞ」
ヒム「ああ、女将さんはどう見てんだ?」
マヤ「うちの飛影はあんな奴には負けない」





ヒロインはそれしか答えなかった。
しかし飛影がジワジワと押されて来たのを見て仲間たちは・・・






ダイ「飛影さん!がんばって」
マァム「負けないで」
ガルヴァス「グフフフ♪いつまでモツかな?」
飛影「くっ・・・」






鬼宿の表情が変わった。
アバンとハドラー・ヒムは黙って見守っている。
すると飛影が押し返したのを見てヒュンケルはニヤリと笑った。







ガルヴァス「クソ💢そんな小さな体のどこに力があると言うんだ!?」
飛影「仲間が見ている前で貴様に負けるわけにはいかないのさ」
アバン「飛影くんの気が上がって行く」






飛影がグングンと押し返すとライバル二人の声援に後押しされるかのように飛影が押し返して行く。






ガルヴァス「おのれぇ ガキめが・・・💢」
飛影「貴様は俺が倒す!」







とうとうガルヴァスを突き放した。






ガルヴァス「うおおっ!まだだ」






ガルヴァスが両手から閃光を放って来た。
それを見て飛影も妖気弾で応戦した。






ガルヴァス「こんなガキにこのガルヴァス様は負けはせん!」
飛影「俺も負けられん、貴様はここで倒す!」
ガルヴァス「こしゃくな」





二つの閃光が押し合う。





飛影「ハァァァ!」





最初は互角に押し合っていたが徐々に飛影の閃光の方が押されて来た。







ガルヴァス「グハハハッ!俺の勝ちだぁ!」
飛影「うぁぁぁっ・・・」
ヒュンケル「飛影!」





“ドォ~ン‼️”





ガルヴァスの閃光をモロにくらってしまった飛影。
煙の中から現れた飛影がヒュンケルたちの目の前で倒れた。






鬼宿「そんな・・・くっ」





飛影はピクリとも動かない。





ポップ「おい!助けねぇと」
ガルヴァス「フッ負け犬は華麗に散れ!」





と、言って倒れている飛影の背中を踏みつける
ガルヴァス。






飛影「ガハッ」
ラーハルト「もう我慢できん!」





と、ラーハルトが槍を構えた。
その時・・・






飛影「手を・・・出すな」
ラーハルト「強がりを言うな!殺されるぞ」
ダイ「俺も戦う」
ガルヴァス「何人来ようと結果は同じよ」






ダイとラーハルトがそれぞれ剣と槍を構えた。





飛影「来るな!」
ヒム「だけどよ、飛影」






しかしヒュンケルと鬼宿だけは気づいていた。
飛影の右腕に黒龍が現れて炎を放っていることに・・・






鬼宿「ヒム、もう少しだけ待ってくれ、あれを見ろ」





鬼宿が飛影の右腕を指差した。






ヒム「黒龍!?」
飛影「くらえェ!炎殺黒龍波!」
ガルヴァス「な・・・に!」





一瞬怯んで飛影から離れたガルヴァスだったが暗黒の闘気を放出して暗黒衝撃波を撃って来た。
黒龍を押し戻すかのように閃光を放っているガルヴァス。
飛影も立ち上がる






飛影「ハァァァ・・・!」
ガルヴァス「ぬぅぅぅ・・・っ」




黒龍がガルヴァスの閃光を突き破ろうと暴れている。






クロコダイン「互角だ、あのガルヴァスと」





しかし徐々に飛影の黒龍が押され始めた。





ガルヴァス「フッそれが限界のようだな」
飛影「言ったはずだ貴様は双龍拳で倒すと、今見せてやるぜ」
ヒュンケル「なにをするつもりだ?」
ダイ「すごいオーラだ!」






黒龍を手元から離すと飛影は右の拳に力を込めた。
すると新たに二体の黒龍が腕に巻きつくように現れた。






鬼宿「あの拳は・・・まさか」
ヒュンケル「双龍拳、左右の腕に一体ずつ龍を宿らせるのがヤツの使い方だが本来は二体の龍が重なるように右腕に巻きついてるのだ」





詳しい説明をありがとうヒュンケル。






ガルヴァス「双龍拳か、おもしろい受け立ってやるわ」
飛影「これが最後の勝負だ、これを凌ぎ切れば貴様の勝ち、ブチ破れば俺の勝ちだ」
ガルヴァス「望むところだ!」







邪眼を開いて更にパワーアップさせると二体の龍を纏ってガルヴァスに向かって行く飛影と
それを待ち構えてカウンターを狙うガルヴァス。





飛影「邪王炎殺双龍拳!!」
ガルヴァス「ハァ!」





“ズギャ💥バチ⚡️バチ⚡️”






拳がぶつかり押し合う。





ガルヴァス「決して破れはせんぞ!!」
飛影「破ってみせるぜ!」





真っ向から力と力がぶつかり合う
押すか凌ぐかの争いだ







ポップ「あんな小せぇ体でガルヴァスと力比べなんてムチャだぜ」
マァム「でも負けてないわ、飛影さん」
クロコダイン「互角だ・・・あのガルヴァスと」






ヒュンケルと鬼宿は息を呑んで見守っている。
ヒロイン祈っていた。






ガルヴァス「グハハハ♪いつまでモツかな?」
ヒュンケル「飛影、俺は信じているぜ」
鬼宿「お前なら勝てる」






仲間の想いとライバルの想いと愛する女性の想いが一つになって飛影を後押しする。
昔の飛影ならその気持ちにとまどうところだが今はその想いに応えようと思うようになっていた。





飛影「ヒュンケル・・・鬼宿・・・マヤ・・・みんな」






邪眼が開いて輝き出した。





“カァァァ✨”






黒と黄色の交ったオーラが飛影の体を包み込むと黒龍波の威力も増してガルヴァスを追い込んで行きました。






ガルヴァス「なに!どこにそんな力が・・・?」
飛影「ライバルの闘志とマヤの愛がある限り俺は何度でも立ち上がることができるのさ」
ポップ「くっせぇセリフ言いやがって」
マァム「ステキじゃない❤️」





マァムが目を輝かせた。
飛影の妖霊気と闘志が一つになって燃え盛って行く
双龍拳のレベルもアップしていた。







ガルヴァス「ウオオオ・・・」
アーチャー「これが愛の力か・・・」
飛影「行くぜガルヴァス、決着をつけてやるぜ」
ガルヴァス「フッかかって来い!」







距離を取るとガルヴァスも構えた。
第2ラウンドが始まる。
この闘いで決着がつくのだろうか?
飛影の両腕の黒龍が光っています。






アバン「肉弾戦ですか・・・飛影くんには少々荷が重いかもしれませんよ」
アーチャー「心配はいらん、あいつは戦いの天才だ、なんとでもできる奴だ」






ロン・ベルクもいますがまだ一言もしゃべりません
飛影とガルヴァスが対峙する。







ロン・ベルク「不思議な奴だ今までの奴とまったくタイプが違う」
クロコダイン「そうなのだ、だからヒュンケルも惹かれたのだ」
ロン・ベルク「なるほど、分かる気がする」







飛影を見ているヒュンケルの顔を見てロン・ベルクが呟いた。






鬼宿「だが飛影の気は残り少ない」
ヒュンケル「持久戦になったら不利かもしれん」






二人の言葉に一同は不安になった。
しかしアーチャーだけは違っていた。
アーチャーはヒュンケルと鬼宿にケンカを売るように一言・・・






アーチャー「お前たち二人は飛影のライバル失格だ」






と、そう言われてハッ!とする二人のライバルはアーチャーの方を見た。






鬼宿「そうだ俺たちがあいつを信じなくてはいけないんだ」
ヒュンケル「今の言葉は効いたぜ、アーチャー」
アーチャー「分かればいい」





ぶっきらぼうに答えるアーチャー。
特に鬼宿は次に飛影と闘うことを決心したところだった。
ヒュンケルは鬼宿の想いに気づいた。






ヒュンケル「お前は確か勝負を五分にしたのだったな」
鬼宿「ああ、2連敗した後に2連勝したんだ」
ヒュンケル「2対2か、おもしろい」





すると鬼宿は・・・





鬼宿「てめえの前に俺が飛影を倒すかもしれないぜ」
ヒュンケル「構わん、お前は自分のことを考えろ、俺に気を使う必要はない」
鬼宿「それを聞いて安心したぜ」






平静を装うヒュンケルだが心中は自分以外の者が飛影を負かすのは許せない様子
一方、闘いの方は飛影が追い込まれていた。
ガルヴァスのボディーブロをくらって吐血して倒れた。





飛影「ガッ・・・ハ・・・」
マヤ「いや!飛影」
ダイ「まずいガルヴァスはトドメを刺す気だ!」







ガルヴァスはイオラを倒れている飛影に撃った。






ガルヴァス「トドメだ、くらえ!!」






“ドウ💥スドォ💥”





飛影「ぐああああっ!」
ガルヴァス「ハハハッ!俺の勝ちだ」
飛影「うああああ・・・っクッソォ」
マヤ「やめてぇ!」
アーチャー「マヤ行ってはいけない」






アーチャーが止めた。





マヤ「離して、飛影が死んじゃう」
アーチャー「ダメだ!」





アバンたちもどうしようもない。
止められずにいた。





マァム「どうしたらいいの?先生!」





アバンは首を振った。





マァム「ヒュンケル何とか言って、鬼宿!」
ガルヴァス「助けに来なくていいのか?」
ポップ「おいヒュンケル!」
ヒュンケル「クソ!俺は・・・俺は・・・」






助けに入れば自分は飛影を信じきれなかったことになる
しかし目の前で敵にやられそうなライバルを見て平気でいられるわけもない。
そして・・・ヒュンケルと鬼宿は同時にガルヴァスを攻撃した。





鬼宿「させるか💢」
ヒュンケル「ブラッディースクライド」
ガルヴァス「ムッ、なに!うっうわぁ・・・」
鬼宿「これ以上黙って見ていられるか!」






飛影は意識が薄れて行く中ヒュンケルと鬼宿を見つめていた。






ヒュンケル「ガルヴァス!もう許さんぞ 」
ガルヴァス「おのれ・・・ 」





ヒュンケルたちを見てアーチャーも弓矢でガルヴァスに狙いをつけた。






マヤ「アーチャー」
アーチャー「マヤ、お前を悲しませたくない」






矢を射るアーチャー
放った矢はガルヴァスの胸に命中した。







ガルヴァス「ガハッ・・・バカな!」





アーチャーがトドメを刺したおかげでガルヴァスを倒せた。
爆発してガルヴァスは散った。





鬼宿「やったか・・・」






マヤが飛影に近づいて心臓が動いているかを確かめた。





マヤ「心臓が止まりかけている」
マァム「私がホイミをかけるわ」
ハドラー「いや、間に合わない」





そしてとうとう飛影の心臓が止まってしまった。
傷だらけの体で無理して戦ったからである





マヤ「飛影は私が助けてみせるわ」





天女の蘇生能力はメガザル級なのだがこの能力を使えばマヤは確実に死んでしまう。
ヒロインは飛影の体に両手を乗せて目を閉じた。





マヤ「戻って来て飛影、お願い!」





白い光がヒロインの両手から飛影の体に送り込まれて行く




ポップ「すげぇ!」
ダイ「マヤさん」
マヤ「戻って来い!」





祈るように叫ぶマヤ
そして光が消えるとマヤも倒れました。





アーチャー「マヤ!しっかりしろ」





マヤは自らの命と引き換えに飛影を助けたのだった。





ヒュンケル「ハッ!飛影」
飛影「うっ、俺は一体?ガルヴァスは?」
鬼宿「倒れたよ、でもマヤさんが・・・」
飛影「なにがあった?」





ヒュンケルと鬼宿が視線をマヤの方に向けた。
見るとヒロイン・マヤが倒れていた。





飛影「マヤが俺を助けるために・・・」
アーチャー「飛影」





アーチャーがマヤを抱えていた。





アバン「いかん!このままでは死んでしまう」
ポップ「俺がやってみます」





ポップが飛影に近づいた。





レオナ「待って私が診るわ」





パプニカ王国の女王レオナが飛影に近づいた。
レオナはマヤ蘇生呪文ザオラルをかけた。





レオナ「神よご加護をその御名において生命の炎尽きたるこの者の身に魂を甦らせたまえ」





“パァァァ✨”





レオナ「ザオラル!!」






ザオラルの光がマヤを包み込む
しかし反応がない。






レオナ「お願い戻って来て」
アバン「恐らくマヤさんが飛影くんに使った蘇生の力はメガザル級だったのでしょう」
マァム「メガザル?聞いたことないわ」
レオナ「メガザルは蘇生呪文の最高位の呪文で成功しても使った者は命を落とす可能性が高いのよ」






そう、天女の高い治癒能力でも蘇生能力は100%成功するが使った能力者の命と引き換えになってしまうのだ。






レオナ「ダメだわ、反応がない」





光が消えてしまった。






レオナ「ごめんなさい、私の力不足で本当にごめんなさい」





すると飛影はあることを思い出した。
以前、魔界でマヤを見つけて助けた時に使った薬草のことを・・・





飛影「助ける方法はある」
マァム「えっ本当に?」
飛影「魔界へ行って来る」
ヒュンケル「言ってどうするんだ?」
飛影「前に蔵馬から教えてもらって取りに行った薬草がある」






仮にその薬草をシナヌ草と名付けておこう
飛影はそれを取りに行くと言うのだ。





ヒュンケル「ならば俺も行く」
鬼宿「俺も行くぜ」





飛影はうなずくとアーチャーに言った。






飛影「アーチャー、マヤを頼む」
アーチャー「ああ、必ず戻って来いよ」
飛影「約束する」







アーチャーと男の約束を交わすとすぐに魔界へ向かいました。
果たして間に合うのだろうか?
そしてレオナはポップたちに幽助たちを連れて来てほしいと頼んだ。






ポップ「忘れたのかい女王さん、この鏡で連絡が取れるじゃねぇか」
レオナ「あ、そうだった」





そう、破邪の洞窟にある巨大な鏡から蟲寄市の入り間洞窟に繋がっているので行き来が可能なのだ。
レオナは霊界のコエンマに連絡を取った。





レオナ「誰が聴こえますか?」





その頃、霊界ではぼたんがレオナの声に気づいた。





ぼたん「コエンマ様、あれ画面にキレイに女の子か」
コエンマ「むっ、おぅお前は・・・」
レオナ「パプニカ王国の女王レオナです、こちらにいるマヤさんが飛影を助けるため天女の蘇生の力を使って今死にそうなのです」
コエンマ「なに!マヤが?」
レオナ「はい、これで今、飛影くんとヒュンケル・鬼宿くんの三人が魔界へ行ったところなのです」
コエンマ「それで?ワシにどうしろと言うのだ?」
レオナ「そちらにいる飛影くんの仲間にこっちへ来てほしいのです」
コエンマ「分かったすぐに行かせる」





コエンマはぼたんに命じて幽助たちの所へ向かわせた。
ぼたんは人間界に来てすぐに幽助の家へ向かった。
丁度、蔵馬と桑原がいた。






ぼたん「幽助、みんなすぐ向こうの世界へ行っておくれ」
蔵馬「飛影たちになにかあったんですか?」
ぼたん「飛影がガルヴァスって奴を倒して力尽きたところにマヤちゃんが蘇生能力で飛影を生き返らせた後に力尽きて死んだって」
桑原「そんな!マジかよ?」






ぼたんはうなずいて説明を続けた。





ぼたん「それで飛影はヒュンケルや鬼宿と魔界へ行ったんだって」
蔵馬「あの薬草を取りに行ったんだな」





ぼたんにはよく分からなかったが・・・





ぼたん「とにかく、あんたらもパブニカへ行ってもらいたいんだよ」
幽助「分かったぜ、行くぞ」





幽助たちはパプニカへ旅立った。
一方、飛影たち三つ巴ライバルも魔界に入ったところだった。






飛影「あっちだ」





ヒュンケルと鬼宿は飛影について行く
果たして薬草は見つかるのか?
飛影は愛する人を救うことができるのであろうか?






飛影「待っていろマヤ、必ず助ける」




タイムリミットは五時間しかない急げ飛影。


つづく。

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