2015年4月8日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ69話

    
   『パプニカ王国を救え』



前回、飛影とヒュンケルのライバル対決は飛影が制した。
すでにリベンジに燃えているヒュンケル
5対4で今度はヒュンケルが追いかける側になった。
そして次の日の朝
目が覚めるとヒュンケルは外の空気を吸おうと出て行きました。
そして・・・






ヒュンケル「クッ・・・決着はついた、俺は負けた、負けたのだ」






握りしめた拳を震わせて歯を食いしばっている。
相当悔しい様子
そこへ向かいの玄関から飛影が出て来た。






ヒュンケル「!・・・飛影」
飛影「お前そんなところでなにをしている?」
ヒュンケル「外の空気を吸いに出ただけさ」
飛影「ほぅ、オーラを放ってか・・・?」
ヒュンケル「これはただ・・・力が戻っているか確認したまでのこと」
飛影「なにをそうムキになっている?」
ヒュンケル「フン、お前には関係ない!」
飛影「まぁいい、パトロールには遅れるなよ」
ヒュンケル「分かってる」







飛影は家の中へ入って行った。
ヒュンケルはため息をついた。






ヒュンケル「フゥ・・・俺も戻るか」






家に入ると・・・







アバン「朝食出来てますよ」
ヒュンケル「はい」





アバンはそのまま脱衣所へと消えた。






ポップ「おぅ、ヒュンケル先生が作ってくれたんだ食えよ」
ヒュンケル「ふむ、いただこう」






ラーハルトがコーヒーを淹れてくれた。





ラーハルト「インスタントだが、いいよな」
ヒュンケル「ありがとう」
マァム「ラーハルトの下着どうする?」
ラーハルト「もらおう、すまんなマァム」






マァムは笑顔で答えた。
ダイはポップと庭の掃除をしていた。






ポップ「だいぶ片付いたな」
ダイ「うん」
ヒム「おっキレイになったじゃねぇか」
ポップ「あったりめぇよ、魔法は一切使ってないぜ」
ハドラー「大したもんだ」






ダイとポップは手を洗いに洗面所へ行った。






アバン「ベリーグッドですよ、二人とも♪」
ダイ&ポップ『ワーイ!』






ヒュンケルは食事中。






ラーハルト「今日のパトロール俺も一緒に行ってもいいか?」
ヒュンケル「俺は別に構わん」
ヒム「俺も行くぜ」
 





と、いうわけでラーハルトとヒムもパトロールの手伝いをすることになった。





ヒュンケル「ごちそう様、準備するぞ」






ヒュンケルは闘衣を着て腕甲を嵌めた。






ヒュンケル「よし、二人とも準備はいいか?」
ラーハルト「ふむ、行くか」
ヒム「おう!」






外に出ると飛影と鬼宿が待っていた。






鬼宿「あっ?お前らも来るのか?」
ラーハルト「別に構わんだろう」
ヒュンケル「俺がいいと言ったのさ」







ラーハルトとヒムは飛影の方を見た。






飛影「足手纏いにだけはなるなよ」
ラーハルト「心配は無用だ」
鬼宿「そんじゃ行くか」






五人は屋根から屋根へと飛び移って行きました。





飛影「この先の空き地でぼたんと待ち合わせている」
ヒム「そこで今日の任務が分かるんだな」
飛影「ああ」






空き地に着くとぼたんが待っていた。






ぼたん「おや、今日は人数が多いね」
ラーハルト「ちょっとあってな、気にするな」
ヒュンケル「今日の任務はなんだ?」
ぼたん「それなんだけど、今レオナ姫がパプニカの女王になって国を収めているんだけど敵が城攻めを計画しているらしいんだよ」
鬼宿「敵ってザボエラたちのことか?」
ぼたん「ええ、それで戦力が足りなくて困っているらしいんだ」
飛影「つまり俺たちに助けに行けと言うんだな」
ぼたん「うん、頼むよ」
ヒュンケル「よし、すぐに向かおう」






五人は蟲寄市郊外へ行き、入り間洞窟の入口まで来ました。







ぼたん「気をつけて行くんだよ」
鬼宿「やっぱここから行くしかないのか」
ヒム「しかたねぇよ、向こうへの入口がここしかねぇんだから」
ぼたん「ダイくんたちもすぐ知らせてレオナ姫と共にパプニカへ行ってもらう」
飛影「ぼたんはダイたちの元へ、俺たちは一足先に行くぞ」
ぼたん「頼んだよ」






飛影たちは入り間洞窟へと入って行きました。
ぼたんはすぐにダイ達のところへ行って事態を知らせた。
ダイ・ポップ・マァム・アバン・ハドラー・ロン・ベルクの六人もすぐに
ポップの呪文入り間洞窟まで来ました。






鬼宿「おい、奥まで行くのに時間がかかり過ぎじゃねぇか」
ヒュンケル「ポップがいればルーラで移動できるのだが・・・」
飛影「ぼたんが呼びに行っているんだ、俺たちはこのまま行くしかない」







半分まで来たところでルーラで追いついたポップたちと合流した。






ポップ「捕まりな、ルーラで運んでやるよ」






飛影たちもポップに捕まりルーラで洞窟の入口に着いた。







鬼宿「じゃ先に行って蹴散らしてやろうぜ」
飛影「急ごう」






飛影たちが行こうとすると・・・






マヤ「ちょっと待って私も行くわ」






アーチャーに抱えられてヒロインも追いかけて来ました。






飛影「お前どうしてここへ?」
マヤ「私は天女の生まれ変わりよ、回復や癒しの力が役に立つわ、連れてって」
飛影「しかしな・・・」
マヤ「お願い、レオナさんたちの力になりたいの」
ヒュンケル「連れて行ってやったらどうだ?」






飛影はため息をついて・・・






飛影「分かった、アーチャーと一緒に来い」






こうしてマヤさんとアーチャーも加わり七人で旅立ちました。
なぜかリレミトが使えるマヤのおかげであっとゆう間にカールの破邪の洞窟と入り間洞窟の連絡口まで来ていました。






ヒュンケル「ここを通れば破邪の洞窟に出ます」
マヤ「よし、行くわよ」






アーチャーがマヤさんを抱えて光の中へ入って行った。






飛影「おい待て!チッ」
ラーハルト「大した女だ肝が据わっててためらいもなく入って行ってしまった」
飛影「俺たちも行くぞ」






飛影たちも光の中へ入って行きました。
ワープして破邪の洞窟に出るとマヤさんとアーチャーが立っていた。






マヤ「遅いじゃない、ホラ捕まってここを出るわよ」






またリレミトで破邪の洞窟の入口まで移動しました。







マヤ「これで時間のロスは省けたでしょ?」
ヒュンケル「すばらしい、本来なら一週間以上もかかるのに一瞬で着いてしまった」






そこへポップのルーラでダイたちも破邪の洞窟の入口までやって来ました。






ポップ「あれ?なんで?」
ラーハルト「マヤ様がリレミトで俺たちを運んでくれたのだ」
アバン「おやまぁ!すごいですね」






更にヒロインはアバンに癒し・回復・蘇生させる力もあると説明した。
アバンがマヤの力を確かめると・・・






アバン「これはすごい!」
ダイ「どうしたの?先生」
アバン「マヤさんはベホマズン・キアリク・メガザル級の能力があります」
マァム「それって全部回復系の最大呪文じゃないですか」
ポップ「マジかよ!」
マヤ「だって天女だもん」






サラッと正体をバラス人。
しかし彼らにとっては心強い存在であることが分かった。






アバン「急ぎましょう」





飛影たちはパプニカ王国へ急ぎました。
その頃、パプニカではガルヴァス率いるウィッチーズの魔女たちのサーバントたちが
城の兵士たちを倒して今にも攻め入ろうとしているところだった。






レオナ「みんな頑張って」
マリン「姫は城の中へ」
アポロ「さぁ早く」






マリン・アポロ・エイミの三賢者がレオナを守るように立った。






アポロ「ここから先へは行かせん」
ザボエラ「フン、クズどもが」
ガルヴァス「フッ城の入口ごとふっとばしてくれるわ!」





と、その時






ダイ「待て!」






勇者ダイとポップたちが間に合いました。






飛影「貴様は確かガルヴァス」
ガルヴァス「フン、ザコがいくら増えようとこの俺の敵ではないわ!」
レオナ「ダイくん、みんな来てくれたのね」






ガルヴァスは飛影たちを睨みつけた。






ヒュンケル「ここは俺たちに任せて、ケガ人の治療を」
レオナ「ありがとう、ヒュンケル」
マヤ「レオナさん私もケガ人の手当てを手伝います」
レオナ「お願いするわ」







クロコダイン・ハドラー・ヒムがケガをした兵士たちを城の中へ運び込んだ。






ヒュンケル「ガルヴァス、貴様だけは許さんぞ💢 」
ガルヴァス「フン、ハドラーめ裏切ったか、まぁいいまとめて倒してくれる」






ヒュンケルたちが構えると飛影が前に出た。







ラーハルト「おい、一人で行くな、飛影」
アバン「飛影くん」
ダイ「まさか一人であいつと戦い気じゃ・・・」
ガルヴァス「貴様なんのつもりだ?」
飛影「こいつは俺に任せろサーバントたちを頼む」
鬼宿「一人でかっこつけてんじゃねぇ!せめて三人で戦おう」
ヒュンケル「そうだ抜け駆けは許さん」
飛影「いいだろう、だがその前に3分だけ時間をくれ」
ヒュンケル「3分・・・なぜだ?」
飛影「奴の力がどれほどのものか確かめたい」






ヒュンケルは飛影の横顔を見つめた。
鬼宿はニヤリ微笑み・・・





鬼宿「いいぜ、やってみな」





と、言った。
飛影はうなずくとガルヴァスに近づいて行った。





ガルヴァス「本当にお前一人で俺と戦う気か?」
飛影「そうだ行くぜ」
ガルヴァス「フッいいだろう受けてやるかかって来い!」





飛影は姿を消した。






ラーハルト「速い!」
ガルヴァス「バカな、どこだ?」






飛影はガルヴァスの背後に立つと炎の拳を構えて





飛影「こっちだ」






と、声をかけガルヴァスが振り返ったところに高速でパンチを叩き込みました。






飛影「邪王炎殺煉獄焦」





“ドドドドドッ💥”






ガルヴァス「グォォォォ、ガハッ」
飛影「くらえェ・・・!」






“ドゴォ💥”





最後の一発が極まった。
ガルヴァスはふっ飛んで倒れた。
ハドラー達も見ていた。





ヒム「あいつ魔界の炎は俺の天敵だな」
ハドラー「フッ今俺がガルヴァスの立場ならやられていたかもしれんな」
ラーハルト「同感だ、俺もあいつに勝つのは難しいかもしれん」





ここにいる誰もが改めて飛影の強さを肌で感じていた。
しかし、ガルヴァスの方も立ち上がって来ました。





ダイ「た・・・立った!」





口元の血を拭うと妖しく微笑みマントを脱ぎ棄てた。






ガルヴァス「今のは正直驚いた、敬意の証しとして本気で戦ってやろう」
飛影「おもしろい」






ガルヴァスと飛影は闘気を放出してフルパワーになった。






アーチャー「ここからでも飛影の気を感じる」
マヤ「そうね、さてと」






ヒロインはケガ人のケガの状態を確かめた。





マヤ「大丈夫、今治しますから」
ケガ人A「す・・・すまない」






パアアア✨・・・





天女の力のうちの一つ治癒能力で次々とケガ人の体を治して行きました。






レオナ「すごいわ!」
マヤ「ふぅ・・・もう大丈夫よ」
兵士「ハッ!痛みが消えている、傷も」
ハドラー「女王、こっちは息がないぞ」
レオナ「私が診るわ」







女王レオナが蘇生呪文の一つザオラルを使うと言ってすぐ儀式に取りかかった。





レオナ「神よ、ご加護をその御名において生命の炎燃え尽きたるこの者の身に魂を蘇らせたまえ」






兵士の体に十字型の光ができた。
女王レオナは両手を挙げ振り下ろした。





レオナ「ザオラル!」





“パァァァ✨”





光が鎮まると兵士は・・・





レオナ「ダメだわ、私のザオラルでは助けることができない」





するとヒロインが兵士に近づいて両手を兵士の体にかざして力を込めた。
天女の力の一つ蘇生能力です。
ザオラルのように光で兵士を包み込み光が消えるてしばらく経つと・・・





兵士A「ハッ、ここは・・・私は一体?」
レオナ「ウッソ!そんな・・・」
マァム「これが天女の力!?」
アバン「さすがだ、あの能力はザオリク級ですね」レオナ「ザオリク級!確かに・・・じゃないとあの能力の説明がつかないわ」







アバンはレオナにもヒロインの力の正体を説明した。






レオナ「じゃ彼女の天女の力ってザオリク・キアリク・ベホマズン級の効果があると言うのですか?」
アバン「分かりやすく例えれば、ですけどね」







その頃、飛影とガルヴァスは肉弾戦で激しく戦っていた。






ヒュンケル「あのガルヴァスと互角にやり合うとは・・・」







高速で移動しながら打ち合ってる






“ドカン💥ドカン💥ドカン💥”と激突音が鳴り響く。






鬼宿「あと一分半だ」
飛影「それだけあれば充分だ、決着をつけてやる!」
ガルヴァス「望むところだ!」





“ガシ⚡️グググッ⚡️”






手四つに組み合い力比べになった。






ヒュンケル「俺との闘いで力比べも板に付いたな」
ガルヴァス「なんてパワーだ!どこにそんな力が・・・?」
飛影「俺をなめるんじゃないぜ、ガルヴァス!」






ガルヴァスが押されている






ガルヴァス「グッ・・・グォォォ!」
飛影「ハアアア!」
ガルヴァス「グァァァ・・・」







飛影の妖力が炎と変わりガルヴァスの体を包み込んだ。
さらに・・・







飛影「くらえぇっ!」





“ドスッ💥”






っとボディーブロをブチ込みふっ飛ばした。





ガルヴァス「グオオオオ・・・」






ウィッチーズの魔女たちもヒュンケルたちの必殺技をくらってガルヴァスと共に闇へと消えて行った。






ヒュンケル「ブラッディースクライド」
ラーハルト「ハーケンディストール」
魔女たち『いやぁ・・・覚えていろ・・・』






3分で力を確かめるどころか一気に決着をつけてしまった。






鬼宿「圧倒的に強いじゃねぇか」
飛影「いや、あいつはここへ戻って来る」







とりあえず城の前にいたモンスターたちも片付いた。






レオナ「飛影くん、みんな」
飛影「中へ入っていろ」
レオナ「えっええ・・・」






レオナは城の中に戻りました。
すると黒い煙と共にガルヴァスが戻って来た。






ガルヴァス「フッフッフッ♪危うく小手調べてやられるところだった」
ヒム「戻って来やがった」
飛影「手を出すな、こいつは俺に任せろ」
ラーハルト「調子に乗るな 飛影」
ヒュンケル「いや構わん」
ラーハルト「ヒュンケル、お前まで何を言う」
ヒュンケル「飛影の強さは俺が一番よく分かっている」
アバン「ヒュンケル」






アバンはうなずいて






アバン「あなたが彼を信じるなら私も信じます」
ヒュンケル「先生・・・ありがとう」
ハドラー「だっ、そうだ飛影」
飛影「ああ」





飛影はガルヴァスを睨みつけながら応えた。






ガルヴァス「飛影とか言ったな、場所を替えようそこで続きをやろう」
飛影「フン」





ガルヴァスは自ら城を離れて広い場所に移動した。
ガルヴァスがいなくなるとアサシンとハデーニャが現れた。





ハデーニャ「ここから先へは行かさないよ」
鬼宿「出たな妖怪年増ババア」
ハデーニャ「誰が年増だクソガキ💢決着をつけに来たよ」
鬼宿「望むところだ、ヒュンケルあとは任せたぜ」
ヒュンケル「いいだろう、油断するな」
鬼宿「分かっている」






サーバントアサシンがヒュンケルの前に立った。
ヒュンケルも構えた。





ヒュンケル「俺の相手は貴様とゆうわけか」
アサシン「人間の分際で俺に勝てるとでも?」
ヒュンケル「さぁな、勝負はやってみなくては分からんぞ」






飛影・ヒュンケル・鬼宿それぞれの一対一の戦いが始まろうとしている。
ポップたちは城の前を守っています。



つづく。

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