『激闘!飛影VSヒュンケル』
森の中で鉢合わせた飛影とヒュンケル。
お互いを倒すため修業をしていたのだが相手へのライバル心がぶつかり合い
修業を辞めて勝負することに・・・
そして今、闘いの火蓋が切って落とされたのだった。
飛影「邪王炎殺煉獄焦!」
ヒュンケル「アバン流拳殺法・地龍拳!」
“ドス~ン💥バチ⚡️バチ⚡️”
二人の必殺拳がぶつかり合う。
あまりの威力に両者はふっ飛んで行った。
飛影「うおっ!」
ヒュンケル「うおおっ!」
二人の力はほぼ互角だった
飛影「ちぃぃ・・・」
ヒュンケル「クッ・・・!」
同時に立ち上がり睨み合う
その時、飛影はハッと我に返った。
飛影(意地は張らん、あいつはライバル、持てる力であいつにぶつかって行くと決めたんだ)
ヒュンケル(ムッ、飛影の目つきが変わった、何を考えていやがる?)
ヒュンケルは飛影を睨みつけながら手の内を探っている。
飛影(俺の考えを探れヒュンケル・・・気づいた時が勝負だ!)
キラン✨と飛影の目が光った。
それを見てヒュンケルも気づいた。
ヒュンケル「フッククク♪読めたぜ貴様の想いが、俺も同感だ意地にならず、ただ全力で闘おうじゃないか」
飛影「本当に見抜きやがった!さすがだぜ」
ヒュンケル「そうでなくてはお前のライバルはつとまらんからな」
飛影「そうだな、さてこれからが本番だぜ」
ヒュンケル「ああ、望むところだ!」
距離を取ると再びぶつかり合った。
クロスカウンター・そこから両者は同時に指を絡み合わせて手四つに組み合った。
“ガシ💥ググググ⚡️”
互角の力比べが始まった
ヒュンケル「望んだ通りの展開だろう?」
飛影「ああ・・・さてどっちが上かな?」
ヒュンケル「おもしろい!」
“グググググッ⚡️”
一気に力を込め合った。
充分な体勢になり睨み合う
両者一歩も引きません
ゴツンと額をぶつけ合うと言葉で想いをぶつけ合った。
ヒュンケル「貴様なんぞには絶対負けん!」
飛影「俺とてむざむざやられてたまるか!」
この力比べの勝敗に寄って次の勝負にも繋がる。
だから絶対に負けられないのだ。
飛影&ヒュンケル『ウオオオオ!!』
凄まじい力と力のぶつかり合い。
しかしこれは決着をつける肉弾戦の前のウォーミングアップに過ぎない。
こうすることでお互いの力を確かめ合っているのだ。ここから決着をつける最後の肉弾戦に持ち込む、そのために体力を温存しておかなくてはならないのだが・・・
余力の残っている方がそれだけ肉弾戦で有利になるからである。
まだまだ力比べが続く、なかなか肉弾戦に持ち込めない。
ハドラー「あの二人、アレのタイミングを計っているのか」
アバン「そのようですね」
幽助「やっぱ決着は肉弾戦か果たしてどっちが有利かな?」
ポップ「肉弾戦ならヒュンケルの方が有利に決まってらぁ」
ヒム「そうとも限らねぇぜ、飛影もかなり腕を挙げてるらしいからな」
そう答えるヒムを見つめているチウは・・・
チウ「ふむ、ヒムちゃんの言う通りだ、ましてやあの二人はライバル同士、この勝負、決着がつくまでどちらが勝つか分からないのだ」
桑原「そういうこった、ポップ決めつけんのは早いぜ」
ポップ「ヘン!」
ヒュンケル「クッソォ~!」
飛影「負けるかぁ!」
闘気のオーラで闘衣が燃えて生身となった。
更に力を込めて力比べもヒートアップして行く
飛影「この程度で音を上げてたまるか!」
ヒュンケル「おのれ負けるものか、勝つのは俺だ!」
飛影「ほざくな💢」
生身になった今、いつでも肉弾戦に切り替えられるにも拘わらずどちらも一向に動こうとしない。
それほど二人の力が互角なのだ
マァム「ヒュンケル・・・」
陣「これは難しいべ」
マァム「えっなにが?」
アバン「二人は決着の肉弾戦に持ち込もうにもできず動けないでいるのです」
アバンの言う通りであった。
マトリフ「ライバルに遅れを取りたくない、それが最後の勝負に持ち込めねぇ理由だ」
ダイ「それにしても、よく体力が保つよ、あの二人」
ラーハルト「ええ、まだ充分余力を残している、大した奴らだ」
全力でぶつかり合っても最後の勝負まで余力を残しておかなくてはならないため
力のコントロールが難しい。
考えた末、二人の出した答えは・・・
飛影&ヒュンケル『セーノ、ハァ!』
掛け声で同時に離れた。
飛影「ハァ・・・ハァ・・・フッ」
ヒュンケル「ハァ、ハァ、フッ」
微笑みを浮かべつつも睨み合う
そして初めて肉弾戦の構えを取った。
ヒム「ほぅ、そう来たか」
蔵馬「やはり変わったな、飛影」
幽助「ああ、これもヒュンケルの存在がデカイという証拠だな」
ヒュンケル「力は俺と互角か嬉しいよ」
飛影「まだまだ、見せたい物はこれからだぞ」
ヒュンケル「俺とて同じだ」
飛影とヒュンケルは必殺拳を構えた
ヒュンケル「闘気の拳を見せてやる!」
飛影「勝負だ!」
間合いを計り距離を取って拳に力を込める
ヒュンケル「俺とて同じだ」
飛影とヒュンケルは必殺拳を構えた
ヒュンケル「闘気の拳を見せてやる!」
飛影「勝負だ!」
間合いを計り距離を取って拳に力を込める
ヒュンケルは聖光気に近い闘気のオーラを
全身から放出した。
飛影も妖霊気に闘気をミックスさせたオーラを
飛影も妖霊気に闘気をミックスさせたオーラを
全身から放出した。
ヒュンケル(必ず勝負を五分にしてやる!)
飛影(ここまで来て負けるものか!)
オーラが完全に消えた時が勝負です
最後の勝負は肉弾戦でどちらかが倒れるまでひたすら殴り合う
もちろん使うのは肉体のみ、放っているオーラが完全に消えてから始まる。
オーラーが消えると同時に突っ込んで行き打ち合いが始まった。
クロスカウンターが極まりそこからフットワークを使って打ち合いだ。
“バキ💥”
飛影「くらえっ!」
“ズドッ💥”
ヒュンケル「グハッ、チッ、ウオオオ!」
“ズドッ💥”
飛影「グハァ・・・!」
ボディーブロの応酬だ
もちろん使うのは肉体のみ、放っているオーラが完全に消えてから始まる。
オーラーが消えると同時に突っ込んで行き打ち合いが始まった。
クロスカウンターが極まりそこからフットワークを使って打ち合いだ。
“バキ💥”
飛影「くらえっ!」
“ズドッ💥”
ヒュンケル「グハッ、チッ、ウオオオ!」
“ズドッ💥”
飛影「グハァ・・・!」
ボディーブロの応酬だ
どちらも負けまいと渾身の一撃を相手に打ち込む
ヒュンケル「お返しだ」
ヒュンケル「お返しだ」
“ズドッ💥
飛影「ぐぅぅぅ、負けるか!」
“ドスッ💥”
ヒュンケル「これしきで俺を倒せると思うな!」
飛影「それなら倒すまで殴り続けるまでだ!」
飛影の渾身の一撃がヒュンケルの鳩尾に極まる。
“ズドッ💥”
ヒュンケル「グハァァ・・・クソ!」
“シュ⚡️ズドッ💥”
透かさずヒュンケルも拳を飛影の鳩尾にブチ込んだ。
飛影「グワァァ、クソォ!」
“ゴス💥”
負けずに飛影もアッパーをやり返す。
ヒュンケルが仰向けに倒れた。
飛影「どうした?もう終わりか?」
ヒュンケル「ぐ・・・・っまだだ!」
飛影「ならばかかって来い!」
ヒュンケルは立ち上がると闘志を燃やした。
そして瞬間移動して飛影の横っ面を殴り飛ばした。
“バキ⚡️”
飛影「ぶふ・・・っ」
飛影の顔が捻れて唾が飛ぶ
そこから殴り合いが続く
超一流の格闘センスを持つ者同士の互角の肉弾戦がくり広げられている
ここまで両者半分くらい闘気を使ってる
“パシ❗️”
パンチを受け止め合い力比べになった。
“ググッ⚡️”
ヒュンケル「力は互角だな、だが俺は負けんぞ!」
飛影「フン、俺だって負けん!」
“ググググッ⚡️”
ヒュンケル「!」
飛影の方が押して行く
ヒュンケル「そうは行くか!」
それをヒュンケルが力で押し返す。
飛影「おもしろい」
ヒュンケル「負けてたまるか!」
睨み合い火花を散らす両者。
飛影&ヒュンケル『貴様は俺がこの手で倒す‼︎』
“ビュォォォォォォ🌪️”
竜巻のような衝撃が起こり二人はふっ飛んで行った。
飛影「うおっ!」
ヒュンケル「うわぁっ!」
森の彼方から戻って来て中央でぶつかり合いクロスカウンターが炸裂。
“バキ💥”
お互いにダメージはあった。
しかしヒュンケルの方はすぐに必殺技をブチ込んで来た。
ヒュンケル「アバン流拳殺法・地龍拳」
飛影「邪王炎殺煉獄焦」
“ドス~ン💥バチ⚡️バチ⚡️”
飛影も必殺拳を繰り出し拳がぶつかり押し合う・・・が衝撃でまたふっ飛んで行った。
何とか着地して止まる両者。
微笑みを浮かべ見合っている。
ヒュンケル「飛影よ、なぜ双龍拳を使わんのだ?」
飛影「お前には使わんと言ったはずだぜ、頼光との戦いをお前も見てただろう」
ヒュンケル「だが双龍拳を使わずして俺を倒せると思ってるのか?」
飛影「炎殺拳でもお前を倒すくらいの威力はあるぜ」
ヒュンケル「フッ強気だな」
飛影「見せてやるぜ」
邪眼を開き妖霊気を放出した。
飛影「ハァァァ・・・!」
“バチ⚡️バチ⚡️”
ヒュンケル「炎殺拳かおもしろい、受けて立つぜ」
ヒュンケルも拳に力を込めて構えた。
ヒュンケル(闘気光弾で勝負してやる)
全身から闘気を放出した。
飛影「行くぞ、ヒュンケル」
ヒュンケル「来い!飛影」
地を蹴りヒュンケルめがけ飛び込んで行く飛影
ヒュンケルはカウンターを狙って待ち構えている
飛影「邪王炎殺煉獄焦・・・!」
ヒュンケル「うおおおっ!」
“ドスッ💥ドスッ💥”
ヒュンケルは闘気の拳で応戦して来た。
お互いの鳩尾に拳が突き刺さっている状態だ。
そして勝ったのは・・・
ヒュンケル「勝負あったな」
飛影「グハァァ・・・チクショウ・・・」
“バタン⚡️”
飛影が吐血してうつ伏せに倒れた。
ヒュンケルは飛影のパンチに耐えたのだ。
ヒュンケル「貴様の手の内は知り尽くしてるぜ」
飛影「チッ、うっ・・・俺だ・・・って」
ヒュンケル「だが勝ったのは俺の拳だ」
軍配はヒュンケルに上がった。
ヒュンケルは宣言通り勝負を五分にしたのだった。
そしてヒュンケルは幽助たちに合図を送った。
それを見て幽助たちは二人に近づいて行きます。
幽助「飛影、惜しかったな、いい勝負だったぜ」
ヒュンケル「最後まで闘志を見せつけて来やがった」
アバン「ヒュンケル、行きましょうか桑原くん、飛影くんをよろしく」
桑原「おぅ、よいしょっと、へっ、いいツラして寝てやがる」
桑原が飛影を家まで運んだ。
マヤ「そう負けちゃったの、ありがとう桑原くん」
桑原「いいってことよ」
ヒュンケルは家で手当てを受けていた。
マァムがベホマをかけた。
体力は戻ったが傷やアザはそのままでいいと言うのでそうした。
ラーハルト「また追いついたな」
ヒュンケル「次は俺が追い越してやるさ」
ラーハルト「そうだな」
ヒム「それにしても飛影の奴も強ぇよな」
ヒムの言うことにヒュンケルは
ヒュンケル「ああ」
と、答えた。
一方、家のベッドで目覚めた飛影は桑原と目が合って・・・
桑原「気がついたか?」
飛影「お前が運んでくれたのか?」
桑原「相変わらず軽いな」
飛影「フッ」
そこへ雪菜が入って来ました。
雪菜「和馬さん、飛影さん起きました?」
飛影「雪菜」
雪菜「あっ起きてらしたんですね、体は痛みますか?」
飛影「大したことはない」
桑原「雪菜さん、マヤちゃんなにしてますか?」
雪菜「台所で飛影さんにうどんを作ってます」
雪菜が笑顔で答えると桑原は飛影の方をチラッと見て言った。
桑原「俺ちょっとマヤちゃんの手伝いに行って来ますから雪菜さんは飛影のことを頼みます」
雪菜「いえ、マヤさんのお手伝いなら私がやりますから・・・」
と、言う雪菜に桑原はそっと近づくと耳元でこう囁いた。
桑原『兄さんなんですから雪菜さんが面倒診てあげて下さい』
雪菜「和真さん・・・ハイ」
笑顔で返事をする雪菜に微笑むと桑原は部屋を出て行きました。
マヤ「あら、桑原さん、雪菜ちゃんは?」
桑原「兄妹水入らずで二人きりにしてあげた」
マヤ「へぇ~いいの?」
桑原「こんな時じゃなきゃなかなか話す機会ないだろう、あの二人」
マヤ「それもそうね」
二階の寝室では雪菜が飛影を看病していた。
治癒能力で傷の手当てをしている。
雪菜「あのお兄さんキレイな顔をしていますね」
飛影「フッ当たり前だ」
雪菜「それは私とお兄さんが双子だからって意味ですか?」
飛影「そう取れるか?」
雪菜「あっなんとなくですけど」
雪菜は恥ずかしくなり顔を赤らめた。
すると飛影は今まで雪菜には言わなかったことを言った。
飛影「お前、なぜ俺がお前と桑原がつき合うのを認めたか分かるか?」
雪菜「いいえ、それずっと聞きたかったんです、教えて下さい」
その答えはなんとも飛影らしいものだった。
飛影「あのツブレタツラならお前の美しさが映えるから」
すると雪菜も・・・
雪菜「はい」
と笑顔で答えるのだった。
否定しないかよ!
しかしヒュンケルの方はすぐに必殺技をブチ込んで来た。
ヒュンケル「アバン流拳殺法・地龍拳」
飛影「邪王炎殺煉獄焦」
“ドス~ン💥バチ⚡️バチ⚡️”
飛影も必殺拳を繰り出し拳がぶつかり押し合う・・・が衝撃でまたふっ飛んで行った。
何とか着地して止まる両者。
微笑みを浮かべ見合っている。
ヒュンケル「飛影よ、なぜ双龍拳を使わんのだ?」
飛影「お前には使わんと言ったはずだぜ、頼光との戦いをお前も見てただろう」
ヒュンケル「だが双龍拳を使わずして俺を倒せると思ってるのか?」
飛影「炎殺拳でもお前を倒すくらいの威力はあるぜ」
ヒュンケル「フッ強気だな」
飛影「見せてやるぜ」
邪眼を開き妖霊気を放出した。
飛影「ハァァァ・・・!」
“バチ⚡️バチ⚡️”
ヒュンケル「炎殺拳かおもしろい、受けて立つぜ」
ヒュンケルも拳に力を込めて構えた。
ヒュンケル(闘気光弾で勝負してやる)
全身から闘気を放出した。
飛影「行くぞ、ヒュンケル」
ヒュンケル「来い!飛影」
地を蹴りヒュンケルめがけ飛び込んで行く飛影
ヒュンケルはカウンターを狙って待ち構えている
飛影「邪王炎殺煉獄焦・・・!」
ヒュンケル「うおおおっ!」
“ドスッ💥ドスッ💥”
ヒュンケルは闘気の拳で応戦して来た。
お互いの鳩尾に拳が突き刺さっている状態だ。
そして勝ったのは・・・
ヒュンケル「勝負あったな」
飛影「グハァァ・・・チクショウ・・・」
“バタン⚡️”
飛影が吐血してうつ伏せに倒れた。
ヒュンケルは飛影のパンチに耐えたのだ。
ヒュンケル「貴様の手の内は知り尽くしてるぜ」
飛影「チッ、うっ・・・俺だ・・・って」
ヒュンケル「だが勝ったのは俺の拳だ」
軍配はヒュンケルに上がった。
ヒュンケルは宣言通り勝負を五分にしたのだった。
そしてヒュンケルは幽助たちに合図を送った。
それを見て幽助たちは二人に近づいて行きます。
幽助「飛影、惜しかったな、いい勝負だったぜ」
ヒュンケル「最後まで闘志を見せつけて来やがった」
アバン「ヒュンケル、行きましょうか桑原くん、飛影くんをよろしく」
桑原「おぅ、よいしょっと、へっ、いいツラして寝てやがる」
桑原が飛影を家まで運んだ。
マヤ「そう負けちゃったの、ありがとう桑原くん」
桑原「いいってことよ」
ヒュンケルは家で手当てを受けていた。
マァムがベホマをかけた。
体力は戻ったが傷やアザはそのままでいいと言うのでそうした。
ラーハルト「また追いついたな」
ヒュンケル「次は俺が追い越してやるさ」
ラーハルト「そうだな」
ヒム「それにしても飛影の奴も強ぇよな」
ヒムの言うことにヒュンケルは
ヒュンケル「ああ」
と、答えた。
一方、家のベッドで目覚めた飛影は桑原と目が合って・・・
桑原「気がついたか?」
飛影「お前が運んでくれたのか?」
桑原「相変わらず軽いな」
飛影「フッ」
そこへ雪菜が入って来ました。
雪菜「和馬さん、飛影さん起きました?」
飛影「雪菜」
雪菜「あっ起きてらしたんですね、体は痛みますか?」
飛影「大したことはない」
桑原「雪菜さん、マヤちゃんなにしてますか?」
雪菜「台所で飛影さんにうどんを作ってます」
雪菜が笑顔で答えると桑原は飛影の方をチラッと見て言った。
桑原「俺ちょっとマヤちゃんの手伝いに行って来ますから雪菜さんは飛影のことを頼みます」
雪菜「いえ、マヤさんのお手伝いなら私がやりますから・・・」
と、言う雪菜に桑原はそっと近づくと耳元でこう囁いた。
桑原『兄さんなんですから雪菜さんが面倒診てあげて下さい』
雪菜「和真さん・・・ハイ」
笑顔で返事をする雪菜に微笑むと桑原は部屋を出て行きました。
マヤ「あら、桑原さん、雪菜ちゃんは?」
桑原「兄妹水入らずで二人きりにしてあげた」
マヤ「へぇ~いいの?」
桑原「こんな時じゃなきゃなかなか話す機会ないだろう、あの二人」
マヤ「それもそうね」
二階の寝室では雪菜が飛影を看病していた。
治癒能力で傷の手当てをしている。
雪菜「あのお兄さんキレイな顔をしていますね」
飛影「フッ当たり前だ」
雪菜「それは私とお兄さんが双子だからって意味ですか?」
飛影「そう取れるか?」
雪菜「あっなんとなくですけど」
雪菜は恥ずかしくなり顔を赤らめた。
すると飛影は今まで雪菜には言わなかったことを言った。
飛影「お前、なぜ俺がお前と桑原がつき合うのを認めたか分かるか?」
雪菜「いいえ、それずっと聞きたかったんです、教えて下さい」
その答えはなんとも飛影らしいものだった。
飛影「あのツブレタツラならお前の美しさが映えるから」
すると雪菜も・・・
雪菜「はい」
と笑顔で答えるのだった。
否定しないかよ!
飛影と雪菜は二人だけでクスクスと笑っていた。
ひでぇ兄妹。さすが双子
飛影「だが、あいつならお前を大事にして守ってくれるだろう」
雪菜「はい、あっあの痛くないですか?」
雪菜の治癒が終わりました。
飛影「ああ、平気だ・・・」
そこへマヤが鍋を持って入って来た。
桑原も一緒です。
マヤ「はい、うどんが出来たわよ」
雪菜「わぁ~いい匂い♪」
テーブルに敷き板を敷いて鍋をその上に置きました。
桑原「マヤちゃん手際がよくて感心したぜ」
マヤ「フフ♫アーチャーも少し手伝ってくれたのよ」
アーチャーは姿を見せない。
マヤ「熱いうちに食べて」
飛影「ああ」
飛影は箸を取ってうどんを食べた。
同じ頃、ヒュンケルは・・・
ヒム「しかしお前さんもタフだよな」
ラーハルト「体はどうだ?」
ヒュンケル「さすがにダメージはある、マァムのおかげで多少痛みは引いたが」
アバンとマァムはしゃべっている三人を見つめていた。
ダイとポップはリビングでテレビを見ている。
テレビを見ながらダイがヒュンケルに話しかけた。
ダイ「ヒュンケル、飛影さんと闘った感想は?」
ヒュンケル「そうだな、強かったよ」
ダイ「それだけ?ヒュンケルすごく燃えてたよ」
ポップ「ふだんクールなお前からじゃ想像できないぜ」
ヒュンケルは微笑みました。
ヒュンケル「あいつに闘志を見せつけられると俺もつい対抗したくなるのだ」
ヒム「その気持ちよく分かるぜ」
ラーハルト「あそこまで貴様を熱くさせる男とは飛影が貴様にとって大きな存在だというのがよく分かる」
ひでぇ兄妹。さすが双子
飛影「だが、あいつならお前を大事にして守ってくれるだろう」
雪菜「はい、あっあの痛くないですか?」
雪菜の治癒が終わりました。
飛影「ああ、平気だ・・・」
そこへマヤが鍋を持って入って来た。
桑原も一緒です。
マヤ「はい、うどんが出来たわよ」
雪菜「わぁ~いい匂い♪」
テーブルに敷き板を敷いて鍋をその上に置きました。
桑原「マヤちゃん手際がよくて感心したぜ」
マヤ「フフ♫アーチャーも少し手伝ってくれたのよ」
アーチャーは姿を見せない。
マヤ「熱いうちに食べて」
飛影「ああ」
飛影は箸を取ってうどんを食べた。
同じ頃、ヒュンケルは・・・
ヒム「しかしお前さんもタフだよな」
ラーハルト「体はどうだ?」
ヒュンケル「さすがにダメージはある、マァムのおかげで多少痛みは引いたが」
アバンとマァムはしゃべっている三人を見つめていた。
ダイとポップはリビングでテレビを見ている。
テレビを見ながらダイがヒュンケルに話しかけた。
ダイ「ヒュンケル、飛影さんと闘った感想は?」
ヒュンケル「そうだな、強かったよ」
ダイ「それだけ?ヒュンケルすごく燃えてたよ」
ポップ「ふだんクールなお前からじゃ想像できないぜ」
ヒュンケルは微笑みました。
ヒュンケル「あいつに闘志を見せつけられると俺もつい対抗したくなるのだ」
ヒム「その気持ちよく分かるぜ」
ラーハルト「あそこまで貴様を熱くさせる男とは飛影が貴様にとって大きな存在だというのがよく分かる」
ヒュンケル「それに俺は闘志の使徒だからな闘志で負けるわけにはいかん」
ヒム「なるほど」
アバントマァムはキッチンで会話を聞いてる。
ハドラーはダイとポップとソファに座って聞いていた。
ヒュンケル「飛影、もう一度闘いたい」
ヒム「おいおい今やり合って来たばかりじゃねぇか」
ヒュンケル「あいつと闘ってる時が一番楽しいんだ、何より俺らしくいられる」
ハドラー「フッ飛影もそう思ってるかもしれんな」
ヒュンケル「かもしれんな」
飛影は今うどん食ってますよヒュンケルさん・・・
ヒュンケル「飛影・・・」
つづく。
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