2014年1月5日日曜日

ごちゃ混ぜアニメ63話


            『想い』

飛影とヒュンケル
お互いに相手を認め競い合うライバル。
今日は霊界からの指令もない、飛影とヒュンケルは修
業に来た森で鉢合わせた。




飛影「お前も来てたのか」
ヒュンケル「お前も修業か?
飛影「見れば分かるだろう」




ヒュンケルはフッと微笑むと飛影の目を見つめて言った。





ヒュンケル「頑張れよ、楽しみにしてるぜ」



と言って右手を差し出した。
それを見てためらいもなく飛影も右手でヒュンケルの右手を握って・・・



“ガシ❗️ギュ❗️”




飛影「ああ、お前には負けん」



と言い返した
それに対しヒュンケルはうなずきで答えた。
“グッ❗️と握り合い睨み合った。
そしてヒュンケルはゆっくり手を放して去って行った。
飛影は自分の手を見つめると拳を握り気を放出して修業を始めた。
邪眼を開いて拳を構える。
パチ⚡️パチ⚡️炎と妖霊気が一つになると黄色のオーラに変化した。

黄色のオーラが柱のように上空へと伸びて行く。
それを少し離れた場所でヒュンケルが見ていた。
ヒュンケルも闘気を放ちオーラの柱を伸ばして対抗した。
ヒュンケルのオーラは青白い。




ヒュンケル「飛影、お前は俺が倒す!
飛影「ヒュンケル、劣等感は捨てた、俺はお前と対等でいたい」
ヒュンケル「まずは勝負を五分にせんとな」




ヒュンケルは拳殺法に闘気をコントロールして使いやすくするため特訓を始めた。



ヒム「ヤレヤレ、あんなに近けぇとこでやるこたぁねぇだろうに・・・」
蔵馬「二人らしくていいんじゃないか」
ヒム「フッ違げぇねぇ」




そして鬼宿も別の場所で修業していた。




鬼宿「俺も負けてられねぇ」
心宿「その意気その意気」




この日三人は一日中修業をしていた。




飛影「ハァ💭ハァ💭まだだ・・・」




飛影も双龍拳のパワーアップを目指す



ヒュンケル「飛影・・・」
飛影「ヒュンケル・・・」



ライバルの名前を呟く



飛&ヒュン『俺のライバル!




“ド~ン‼️”





アバン「二人とも、とことんやり合いなさい」
ハドラー「あいつらこれからが楽しみだな」
アバン「ええ、ずっと見守って行きたい」




ハドラーもうなずく
ハドラーもすっかり親みたいな存在になっていた



幽助「しかし、あいつらケンカばっかして・・・うらやましいぜ」
桑原「本当、常に火花散らして意識し合ってるもんなぁ」
凍矢「俺も飛影とヒュンケルの関係がうらやましい」




と、言う凍矢、そして陣たちも・・・




陣「幽助、おめぇと闘いたいトーナメントではお互い負けちまって闘うチャンスがなかったからな」
幽助「そうだな、正式な場じゃないが久々にやるか?
陣「よぉし!負けねぇぞォ!




幽助と陣も勝負することになった。




鬼宿「朱雀の力、朱雀の炎、使いこなしてやる!
ダイ「みんなにまで火を点けちゃった」
ポップ「やりたい奴らにはやらせとけよ」
マァム「ヒュンケル」




それぞれの想いが湧き上がっていた。




ヒュンケル「飛影、聴こえるか?
飛影「ああ」
ヒュンケル「どちらの拳法が上か勝負せんか?
飛影「今からか?
ヒュンケル「なんだ、俺とやり合う自信がないのか?




ライバルの挑発にカッチンと来た飛影は・・・




飛影「いいだろう」





と、言った
飛影のその声に微笑むと・・・





ヒュンケル「よし、森の奥の大広場で待ってるぞ」
飛影「すぐ行く」




二人は別々に森の大闘技場のある広場へ向かう。
闘衣と籠手を纏っています。





ラーハルト「ヒュンケル思いっきりぶつかって行け」
ヒュンケル「ああ、そのつもりだ」




飛影の方が先に着いていた。



ダイ「ねぇねぇ、森の奥の闘技場でヒュンケルと飛影さんが勝負するって」
幽助「おもしろそうだな、観に行こうぜ」
翼宿「おっしゃ!タマも行くやろ?
鬼宿「当然!




フルメンバーで観に行くことにしました



チウ「おっいたいた、すごいオーラなのだ」
蔵馬「お互い一歩も引かず、あ~やって睨み合っているんだ」
アバン「いいですよ、ヒュンケルも飛影くんもいい顔をしています」




対峙する両者





飛影「どちらが強いか決着をつけてやるぜ」
ヒュンケル「望むところだ!飛影、今日こそ完膚無きまで叩きのめしてやる!」
飛影「俺の方がリードしているんだぜ、笑わせるな!
ヒュンケル「黙れ💢お前こそいい気になるな!




怒鳴り合う二人の目はライバルを倒そうとする目つ
きに変わっている。
同時に籠手を直し整えた。
拳を握り闘気を放出した。
修業の成果を見せる時が来た。





ヒュンケル「修業の成果とやらを見せてもらおう」
飛影「お互いにな、貴様こそ極めた拳殺法を見せてもらおうか」
ヒュンケル「いいとも」





八回目のライバル対決が今、始まろうとしている。
諍いから始まったこの闘い、仲間たちが見守る中、どう進展して行くのか?
青白いオーラを放つヒュンケルと炎と黄色い妖気の交ざった
飛影のオーラが火花を散らしている。



“バチ⚡️バチ⚡️”



飛影「俺とお前の闘いに余計な物はいらないよな」
ヒュンケル「ああ、拳で充分だ、この拳と闘気だけでいい」
飛影「フッ・・・行くぜ」
ヒュンケル「来い、飛影!




飛影は地を蹴って飛び込んで行く・・・
ヒュンケルは構えて拳に力を込めた。
かなり短いですが今回はここまで次回
『激闘!飛影VSヒュンケル』につづく。

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