『ガルヴァスとの決戦』
飛影とヒュンケルのライバル対決に決着がついた。
大勝負を制したのはヒュンケルだった。
そして再び奴が現れた。
影の六大将軍ガルヴァスだ。
ガルヴァスは手下を引き連れて飛影を倒しに来たのだった。
飛影・ヒュンケル・鬼宿は皿屋敷商店街に来ていた。
そこでガルヴァス率いる新生影の六大将軍と鉢合わせた。
メンバーはガルヴァス・メネロ・デスカール・プレーガンにハデーニャが加わっていた。
ガルヴァス「飛影、出て来い」
飛影「ガルヴァス場所を変える、ここじゃ思いっきりやり合うことはできんからな」
ガルヴァス「いいだろう、死に場所くらい自分で選ぶがいい」
幽助たちも駆け付けたがそのまま飛影たちについて行きました。
人間界と魔界の間にある妖魔街の広い大地まで来ました。
そして鬼宿もハデーニャと決着をつけたいと言い出した。
鬼宿「お前は俺が倒す!」
ハデーニャ「決着をつけようじゃないか」
ヒュンケルは幽助たちと協力してデスカールたちを倒すことにした。
飛影「ここなら思う存分暴れられるぜ」
ガルヴァス「フフフ♪良いところだ」
と、言ってガルヴァスはマントを脱ぎ捨てた。
飛影も黒マントを脱ぎ捨て気を放出した。
飛影「ハァァァァ! !」
邪眼が開いて更に気が膨れ上がって行く
双龍拳で闘うつもりだ。
ガルヴァス「この間の続きを始めるとしよう」
飛影「望むところだ!」
しばらく睨み合う両者
そして・・・
飛影&ガルヴァス『勝負だ!』
肉弾戦の真っ向勝負が始まった。
そして・・・
鬼宿&ハデーニャ『勝負だ!』
鬼宿とハデーニャの対決も始まった。
ヒュンケル「飛影、立ち直りの早い奴だ」
幽助「それかおめぇに負けた悔しさをガルヴァスにぶつけているのかもしれないぜ」
ヒュンケル「なるほど、そうかもしれんな」
ダイ「飛影さんなんかいつもと様子が違う」
マァム「そうね」
ダイたちも駆け付けて来ました。
ラーハルト「ヒュンケル」
ヒュンケル「ラーハルト、来てくれたのか」
ラーハルト「遅れてすまん、あれが闇の六大将軍か」
クロコダイン「飛影がガルヴァスと肉弾戦を!信じられん」
ヒュンケル「あっちでは鬼宿とハデーニャが闘っている」
ヒュンケルが目配せで鬼宿の方を指した。
ヒム「さすがだな、いい動きしてるぜ」
蔵馬「それでヒュンケル、俺たちは奴らの中で誰と闘えばいいんだ?」
ヒュンケル「俺たちは離れずに連携して戦うのだ」
アバン「そうですね、敵の出方もありますが基本でそれで行きましょう」
その時、不死将軍デスカールが攻撃して来た
デスカール「フィンガーフレアボムズ」
ポップ「あぶねぇ!みんな避けろ」
ポップの合図で全員飛び上がって避けた。
桑原「飛影たちはあんなヤローと戦っていたのか!」
凍矢「俺たちも手伝うぞ」
蔵馬「凍矢、みんな」
鈴駆「この街を守りたいって気持ちはオイラたちも同じだからね」
翼宿「ワイらのことも忘れんなや」
星宿「今こそみんなで力を合わせる時だ」
ダイ「よし、みんな行くぞ!」
みんな『オー!』
角宿「兄貴、俺はこっちを」
亢宿「よし、任せたぞ」
房宿「こうして力を合わせて戦うのもいいものだね」
マァム「ええ、行きましょ」
房宿「ああ」
房宿お得意の雷攻撃が炸裂
メネロたちに直撃した。
ブレイガン「ぐわぁぁぁぁっ!」
メネロ「うぎゃあああっ!」
房宿「ソラ、まだまだ破空迅雷砲!」
“ズドォン⚡ドガァン💥”
しかし、そこへザボエラとウィッチーズ5の魔女たちが現れた。
ザボエラ「ガルヴァス様、こっちはお任せを」
ガルヴァス「ふむ、任せたぞ」
ユージアル「フフ♪クリスタルタクトの威力を見せてやる、ファンヤーバスター」
ミメット「チャームバスター」
ポップ「メラゾーマ」
凍矢「呪氷走妖波!」
“ヒュオオオオ❄”
ユージアル「なに!クソッ」
ポップ「やるじゃねぇか凍矢だっけ?」
凍矢「ああ、お前もなポップ」
戦闘能力は互角だ。
敵もかなり研究して来ている
そしてユージアルたちのサーバントも姿を現した。
アサシン・キャスター・ライダー・ギルガメッシュがいます。
アサシン「くらえ!秘技つばめ返し」
“シャキン⚡シャキン⚡”
しかしアサシンの攻撃を星宿が神剣で受け流した。
星宿「これがサーバントの力か・・・確かに強い」
ギルガメッシュ「フン!失せろ雑種、エヌマエリッシュ!」
クロコダイン「獣王会心撃!」
ヒュンケル「ブラッディースクライド」
ビリユイ「なに!ギルガメッシュ負けるな!」
ギルガメッシュ「誰に言ってんだ?!」
ヒュンケル&クロコダインの砲撃とギルガメッシュの技がぶつかり押し合っている
ヒュンケル「ラーハルト、頼む!今のうちにヤツを」
ラーハルト「よし、任せておけ」
ラーハルトは飛び上がって槍を構えました。
ラーハルト「ハーケンディストール!」
“ザシュ⚡”
ギルガメッシュ「ぐぁっハッしまった!」
“ドドォン💥”
ラーハルトの必殺技をモロにくらって体勢を崩したところにヒュンケルとクロコダインの
必殺技攻撃が勝りこれも命中したのだった。
ギルガメッシュ「ぐわぁぁぁぁ!!」
ビリユイ「おのれ💢よくも!モザイクバスター」
ヒュンケル「 アバンストラッシュ!」
“ザシュ⚡”
ビリユイのモザイクバスターをぶった斬ってそのままビリユイに返って行った。
ビリユイ「なに?!キャ~ア」
テルル「 ビリユイ!しっかりしろ」
ビリユイ「 くっ、油断した」
ザボエラ「おのれ よくも💢ベギラマ!」
ポップ「メドローア!」
“ビュ⚡️ドガァーン💥”
ザホエラ「 なに!ギャ~ア・・・」
ザボエラの攻撃はポップのメドローアに押され二発分のダメージを受けた。
幽助「まとめて片付けてやるぜ、霊丸!」
“ズドォン💥ドガァーン💥”
久しぶりに霊丸を撃った幽助、威力は衰えてはいなかった。
おかげでザボエラたちに追い討ちをかけることに成功した。
『ギィヤァァァァァ!』
一方、飛影とガルヴァスは依然として互角の勝負が続いていた。
飛影「くらえぇ!」
“ドス💥 ”
ガルヴァス「グフッ、アマイわ! 」
“ズドッ💥”
飛影「ぐぁっちぃぃっ!」
ガルヴァス「ペッ、フッ腕を上げたな」
飛影「貴様もな」
ときどき距離を取り合いながら肉弾戦をくり広げていた。
そしてもう一組、鬼宿とハデーニャも壮絶な闘いが続いていた。
ハデーニャ「また腕を挙げたね、ボウヤ」
鬼宿「クソババア!今日こそ決着をつけてやる!」
ハデーニャ「寝ぼけんじゃないよ!クソガキ💢」
鬼宿「てめえ💢」
“ゴツン💥 ”
拳がぶつかり合い押し合う
鬼宿「くっ・・・」
ハデーニャ「チッ💢」
両者距離を取って睨み合う。
ハデーニャ「 小手調べはここまでだ!次は本気で行くよ」
鬼宿「来いよ、俺はここで負けるわけにはいかねぇんだ」
ハデーニャ「私も同じさ、お前を倒して点数稼がなきゃならないからね」
言い終わると同時にハデーニャが突進して来た。
鬼宿も出遅れたものの応じて向かって行く
“ズシン💥グググ⚡”
肘打ちのぶつかり押し合っている
するとハデーニャが体勢を崩した
鬼宿「今だ!くらえ!」
“ズドッ💥 ”
ハデーニャ「グフッ・・・」
鬼宿の蹴りがモロ腹に極まりハデーニャはふっ飛んで行った。
しかしすぐに戻って来ると鬼宿を殴りつけた。
“バキ💥”
鬼宿「グッ・・・」
かろうじて体を反転させ着地するとハデーニャを睨みつける
ハデーニャも鬼宿を睨みつけている
そして同時に突っ込んで行き手四つに組み合った。
“ガシ⚡ググググ⚡”
そして飛影とガルヴァスの方も同じタイミングで組み合っていた。
二組とも距離を縮め睨み合っています。
ハデーニャ「腕力じゃ負けないよ💢」
鬼宿「俺だって鍛えて来たんだ!絶対に負けねぇ💢」
ガルヴァス「ほぉハデーニャが苦戦しておるとは・・・」
飛影「鬼宿は必ずハデーニャを倒すぜ」
ガルヴァス「ハデーニャの底力を見てもそう言えるかな?」
飛影「言えるさ、あいつは死に物狂いで修業してあそこまで強くなったんだからな」
ガルヴァス「やけに奴の肩を持つな、なぜそう言い切れる?」
飛影「フッ、あいつもライバルだからだ」
ガルヴァス「あいつも?ヒュンケルだけではなかったのか?」
飛影「俺たちは三つ巴ライバルなのさ、そうだろ鬼宿!」
と、鬼宿に声をかけた。
闘いながら鬼宿も応える
鬼宿「ああ、俺たち三人はライバルだ」
ハデーニャ「フン、それがなんだってのさ?」
鬼宿「こうして、てめえと闘ってる間も俺たちは競い合っているのさ」
二人ともそれぞれ額の文字と邪眼を輝かせてそれぞれの相手を押して行きます。
ガルヴァス「なに!力が増している!?」
ハデーニャ「くっ、クソ!こんなガキに・・・」
飛影&鬼宿『ハアアアアアアア!!』
ガルヴァス「うおおおおおっ! 」
ハデーニャ「ぐああああっ!」
同時に相手を弾き返して必殺拳でトドメを刺した。
鬼宿「くらえ!紅蓮炎凰拳!」
飛影「邪王炎殺煉獄焦!」
二人の必殺拳はそれぞれの相手の鳩尾に直撃した。
“ズドッ💥ボォォォォ🔥”
鬼宿の朱雀の炎と飛影の魔界の炎がガルヴァスとハデーニャの体を燃やした。
ガルヴァス「こんなヤツに負けるなんて・・・
こんなヤツにぃぃぃ」
ハデーニャ「ウギャア~私の体がぁ・・・」
ガルヴァスとハデーニャは自分の体が燃えて行くのを見ながら悲鳴を挙げて消えて行きました。
デスカール「ガルヴァス様!」
プレーガン「ガルヴァス様が・・・負けた」
ヒュンケル「貴様らもすぐに同じ所へ連れてってやる!みんな行くぞ」
ヒュンケルの号令で幽助たちも必殺技でトドメ刺す態勢になりました。
幽助「くらいやがれ💢霊丸!!」
ダイ「メラ!」
鈴木「レインボーサイクロンエクストラフラッシュ!」
酎「大玉妖気弾くらえぇ!」
鈴駆「スーパーデビルヨーヨーショット!」
デスカール「暗黒衝撃波!!」
ザボエラ「ベギラマ!!」
デスカールの気弾とザボエラのベギラマが合体して押して来た。
心宿「私も手伝おう」
井宿「心宿!遅いのだ」
心宿「すまない、あっちに手間取ってたから」
井宿と心宿の気弾も加わって敵の気弾をドンドン押して行った。
ザボエラ「おのれぇ!!」
デスカール「耐え切れぬ!うおおおおっ!」
ヒュンケルとラーハルトはブレーガンを追い詰めていた。
ラーハルト「こちらもそろそろトドメを刺すか、ヒュンケル」
ヒュンケル「よし、ブラッディースクライド!」
ラーハルト「ハーケンディストール」
ブレーガン「ぐおおおっ!!」
キャスター「引き上げよ」
ガルヴァスとハデー二ャが倒れ戦力が半減したと感じたキャスターの号令でザボエラたちは
キャスターの魔法陣で去って行きました。
凍矢「飛影、ヒュンケル、鬼宿大丈夫か?」
飛影「・・・ああ」
鬼宿「何とかな」
そう答えると飛影と鬼宿はお互いを見た。
鬼宿「ずいぶんダメージを受けたようだな」
飛影「そういう貴様こそ」
軫宿「二人ともそう変わらん」
軫宿に言われ飛影と鬼宿はそっぽを向いた。
飛影&鬼宿『フン!!』
ラーハルト「ヤレヤレだ」
戦いは一段落着いた悪の気が消えたおかげで辺りも明るくなった。
ぼたんが霊界テレビを持って来た。
ぼたん「コエンマ様からだよ」
コエンマ『飛影・ヒュンケル・鬼宿そして力を貸してくれたみんな本当によくやってくれた』
ポップ「大変だったんだぜ」
コエンマ『うむっ、ゆっくり休め』
そこで画面が消えた。
幽助「あっ!?それだけかよ」
ぼたん「そうよ」
蔵馬「まぁまぁ帰って休むとしましょう」
アバン「そうですね」
今日は解散しました。
鬼宿「飛影、俺と闘うまでくたばんなよ」
飛影「そっくりそのまま貴様に返すぜ」
鬼宿「なんだと!てめえ💢 」
怒った鬼宿はマントを着た飛影の胸倉を掴んで睨みつければ
飛影も鬼宿の胸倉を掴み睨み返すと・・・
飛影「今のままで俺に勝てると思うなよ💢」
と言い返した。
それに対し鬼宿も負けずに言い返した。
鬼宿「ああ、もっと強くなってこの手で必ずお前を倒す!」
それからしばらく睨み合うと同時に手を放して去って行った。
ヒム「いいのか?ヒュンケル」
ヒュンケル「二人の問題だ俺は俺で飛影を倒す」
マァム「大変なのは飛影さんね」
家に戻ると鬼宿は美朱と交わって気を高めてもらいました。
美朱は房宿にやり方を教わっていたのだ。
美朱「よかった、房宿にちゃんとやり方を聞いといて」
鬼宿 「サンキューな」
美朱「任せて、う~んと気を高めてあげるからそれで飛影さんを驚かせてやろうよ!」
鬼宿「ああ、今に見てろ」
一方、飛影は
飛影「疲れた、休む」
マヤ 「うん、ゆっくりしてなよ」
寝室で一人布団に入って休みました。
飛影「鬼宿め、どんな秘策があるかは知らんが俺は絶対に負けん」
それぞれ想いを強めてこの日はゆっくり体を休めました。
つづく。
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