2024年6月19日水曜日

ごちゃ混ぜアニメ87話

 

『ライバル対決!飛影VS鬼宿

 

森の奥の広い大地にある自然で出来た闘技場で飛影と鬼宿が対峙しています。

その周りで幽助たちも集まり二人の勝負を見守ることに・・・

 

 

 

 

飛影「その気は交わりで高めたのか?」

鬼宿「!・・・知っていたのか」

飛影「図星か確証はなかったが今の貴様の反応でハッキリしたぜ」

鬼宿「てめえに勝つには腕を挙げるだけではダメだと分かったからな、美朱と交わって気を高めてもらったのさ」

 

 

 

 

答えながら鬼宿は全身から気を放つ

 


 

“キュイイイイン🔸ゴゴゴゴ🔥” 




 

飛影「フッおもしろい」

 

 



 “ギロン👁️ヒュオォォォォォ🌪️”

 



 

飛影も邪眼を開いて妖霊気を放出します。

鬼宿も額の『鬼』の字を輝かせて紅い気を放っています。

今まで以上の強大な気だった。

 

 

 

 

鬼宿「てめえと闘うのをどんなに待ちわびたか、今までの俺だと思うなよ、今日こそは絶対に勝つ!」

飛影「待ちわびていたのはお前だけではない決着をつけてやるぜ!」

鬼宿「望むところだ!」

 

 

 

 

両者同時に突っ込んで行き中央でクロスカウンターが極まって動きが止まりました。

 

 

 

 

バキ!ググ

 

 

 

 

一端距離を取って睨み合うと気を放出して衣服をすっ飛ばして半裸になりました。

鬼宿は全身から気を放つとそれを見て飛影がニヤリと笑った

 

 

 

 

飛影「フッおもしろい」

 

 

 

 

 

飛影も邪眼を開いて妖霊気を放出します。

鬼宿も額の『鬼』の字を輝かせて紅い気を放っています。

今まで以上の強大な気だった。

 

 

 

 

鬼宿「てめえと闘うのをどんなに待ちわびたか、今までの俺だと思うなよ、今日こそは絶対に勝つ!」 

飛影「待ちわびていたのはお前だけじゃない決着をつけてやるぜ!」

鬼宿「望むところだ!」

 

 

 

 

両者同時に突っ込んで行き中央でクロスカウンターが極まって動きが止まりました。

 

 

 

 

バキ!ググ

 

 

 

 

一端距離を取って睨み合うと気を放出して衣服をすっ飛ばして半裸になりました。

 

 

 

 

鬼宿「やっぱりこうじゃねぇとな、そうだろ飛影

飛影「フン、行くぜ」

 

 

 

 

二人は微笑みを浮かべると同時に地を蹴って相手に向かって行く。

先に飛影の右ストレートで極まり更に鳩尾に意識が向いたのを鬼宿が右ストレートで打ち返した。

 

 

 

 

飛影ぐっ!」

鬼宿そう思い通りにはさせないぜ」

飛影「ちぃっ!」

 

 

 

 

すると鬼宿が姿を消した。

ヒュンヒュンと飛影の周りを素速く動き回る

目を閉じて気配を探る飛影

 

 

 

 

鬼宿「ここだ!」

 

 

 

 

スカッ

 

 

 

鬼宿「なに!」

飛影「残像だ」

 

      

 

 

ドス💥

 

 

 

 

鬼宿「ぐっ・・・」

 

 

 

 

背後から来る鬼宿の肘打ちを残像で躱わし鬼宿の目の前に現れ鳩尾にパンチをブチ込んだ

 

 

 

 

飛影「どうした?動くこともできんのか?」

 

 

 

 

鬼宿を挑発する飛影

その言葉で鬼宿の闘志に火が点いた。

 




“ボォ🔥ゴゴゴゴ💥”


 


 

柳宿「すごい気!鬼宿本当に強くなっているわ」

美朱「交わりで私がずっと気を高めていたから」

唯「そうね」

飛影「どうした?交わりで気を高めたのだろう俺を倒すためになら迷うことはないはずだ」

鬼宿「そうさ俺は前世の俺・鬼宿を受け入れて一つになった、そしてお前に勝つために心宿と修業して腕を磨いて今の俺がいる」

 

 

 

 

紅いの闘気が増大して飛影の気とぶつかり合い火花を散らす

 


 

 “ピシ⚡️バチ⚡️バチ⚡️”


 

 

鬼宿「もう負けねぇ!自分にもそしてお前にも行くぞぉ!」

飛影「来い!」

 

 

                         

 

 

真っ向からパンチをくり出して打ち合いになった。

お互いにいくつかは躱しているが相手のパンチを

喰らっている

 


 

 “バキ💥ドス💥ズドッ💥

 



 

飛影「ぐはっ・・・クソ!」

鬼宿「負けねぇ打ち勝つ!」

飛影「おもしろい、俺とてそう簡単に負けてたまるか!」

 

 

 

 

 

ドス💥

 

 

 

 

 

鬼宿グハァ・・・フッそれでこそ俺がすべてを賭けるに値する男、大した奴だ」

飛影貴様もな、転んでもただでは起きない俺が認めたライバルだけのことはあるぜ」

鬼宿やっと言ったな、俺のことをライバルだと」

飛影ずっと前からそう思っていたぜ」

鬼宿飛影・・・」

 

 

 

 

ガシグググ

 

 

 

組み合うと二人の動きが止まった。

目の前のライバルから目を離さない、それどころか睨み合い力比べが始まった。

 



 

“ググググググッ💥”


 

 

鬼宿「力は互角のようだな」

飛影「そうでなくては倒しがいがないぜ」

鬼宿「フン、言ってくれるぜ!」

 



 

“グググッ💥”


 

 

鬼宿が押して来た、飛影は反り返るがすぐに押し返す

 

 

 

 

飛影「負けるか!」

鬼宿「俺だって!」

 



 

 “グググググッ💥”



 

 

今度は鬼宿が押されるが踏み止まってまた押し返して中央に戻した。

微笑みを浮かべながらも目は相手から絶対に逸らさない

 

 

 

 

 

鬼宿「お前を倒す、それが俺のすべてだ!」

飛影「そう易々とやられはしない!」

 

 

 

 

力比べは互角でがっぷり四つに組み合っている状態だ。

 

 

 

 

ヒュンケル「やるなぁ二人とも」

鬼宿「ぐぐぐっ負けねぇ・・・」

飛影「うぅぅっ俺だって・・・」

鬼宿「はぁぁぁぁっ!」

飛影「はぁぁぁぁっ!」

 

 

 

 

二人の気がぶつかり合い火花を散らす

力比べに勝った方が肉弾戦も有利になると二人は考えていた。

だから尚更負けたくないのです。

そして闘いが動いた。

 

 

 

 

 “グググググ⚡”

 

 

 

鬼宿「ぐっしまった!」

飛影「今だ!」

鬼宿「ぐわぁぁぁっ・・・」

美朱「魏ぁ!」

 

 

 

 

 

ドサ

 

 

 

 

飛影の押し込みに耐え切れず押し負けて尻餅を突く鬼宿

手が放れると飛影は鬼宿を見下ろす

鬼宿と目が合うと手を差し伸べるのだった。

 

 

 

 

飛影「さっさと立て決着をつけるぞ」

 

 

 

 

鬼宿は戸惑いながらも飛影の手を掴んだ。

 

 

 

 

パシ

 

 

 

 

その手を引いて立ち上がらせる飛影

目線がピッタリと合うと鬼宿も応えた。

 

 

 

 

 

鬼宿「望むところだ、覚悟しろよ」

飛影「フッそれはこっちのセリフだ」

 

 

 

 

 

二人は対峙するとすぐに打ち合いを始めた

間合いを詰めて至近距離で打ち合っている

 

 

 

 

ヒュン

 

 

 

 

鬼宿「遅せぇ!」

 

 

 

 

飛影のパンチを躱して後ろから肘打ちを喰らわす鬼宿だったが・・・

 

 

 

 

パカパリン⚡️

 

 

 

 

飛影は残像だった。

 

 

 

 

鬼宿「なに!」

飛影「くらえぇ!」

 

 

 

 

 

ドドドドドドドッ💥

 

 

 

 

 

飛影「はあああああ!」

鬼宿「ごふっぐわぁぁぁっ」

ヒュンケル「フッ、飛影の奴笑っていやがる」

 

 

 

 

 

鬼宿は腹を抑えながら立ち上がると飛影を見てニヤリと笑った。

 

 

 

 

 

鬼宿「魏、お前もうれしいか?そうだな俺もわくわくしているぜ、この広い自然のフィールドで最高のライバルと拳を交えてんだからな」

美朱「魏?まさか鬼宿?!」

 

 

 

 

二人は微笑みを浮かべると同時に地を蹴って相手に向かって行く。

先に飛影の右ストレートで極まり更に鳩尾に意識が向いたのを鬼宿が右ストレートで打ち返した。

 

 

 


 “バキ💥バキ💥”

 

 


 

飛影ぐっ!」

鬼宿そう思い通りにはさせないぜ」

飛影「ちぃっ!」

 

 

 

 

すると鬼宿が姿を消した。

ヒュンヒュンと飛影の周りを素速く動き回っている

目を閉じて気配を探る飛影

 

 

 

 

 

鬼宿「ここだ!」

 

 

 

 

 

スカッ

 

 

 

 


 

鬼宿「なに!」

飛影「残像だ」

 

      

 

 

ズドッ💥

 

 

 

 

鬼宿「ぐぅ・・・」

 

 

 

 

背後から来る鬼宿の肘打ちを残像で躱わし鬼宿の目の前に現れ鳩尾にパンチをブチ込んだのだ。

片膝を突く鬼宿

 


 

 

飛影「どうした?動くこともできんのか?」

 

 

 

 

鬼宿を見下ろし挑発する飛影

その言葉で鬼宿の闘志に火が点いた。

 

 

 

 

柳宿「すごい気!鬼宿本当に強くなっているわ」

美朱「交わりで私がずっと気を高めていたから」

唯「そうね」

飛影「どうした?交わりで気を高めたのだろう俺を倒すためになら迷うことはないはずだ」

鬼宿「そうさ俺は前世俺・鬼宿を受け入れて一つになった、そしてお前に勝つために心宿と修業して腕を磨いて今の俺がいる」

 

 

 

 

紅い気が増大して飛影の気とぶつかり合い火花を散らす

 

 

 

 

 

鬼宿「もう負けねぇ!自分にもそしてお前にも行くぞぉ!」

飛影「来い!」

 

 

                         

 

 

真っ向からパンチをくり出して打ち合いになった。

お互いにいくつかは躱しているがダメージはお互いにあった。

 

 

 

 

 “バキィ💥バキィ💥バキィ💥バキィ💥”

 

 


 

飛影「ぐはっ・・・クソ!」

鬼宿「負けねぇ打ち勝つ!」

飛影「おもしろい、俺とてそう簡単に負けてたまるか!」

 

 

 

 

ドス💥

 

 

 

 

 

鬼宿グハァ・・・フッそれでこそ俺がすべてを賭けるに値する男、大した奴だ」

飛影貴様もな、転んでもただでは起きない俺が認めたライバルだけのことはあるぜ」

鬼宿やっと言ったな、俺のことをライバルだと」

飛影ずっと前からそう思っていたぜ」

鬼宿飛影・・・」

 

 

 

 

ガシグググ

 


 

 

手四つに組み合うと二人の動きが止まった。

目の前のライバルから目を離さないどころか睨み合い

力比べが始まった。

 



 

“ググググ💥


 


 

鬼宿「力は互角のようだな」

飛影「でなくては倒しがいがないぜ」

鬼宿「フン、言ってくれるぜ!」

 



 

“ググググ💥 

  


 

鬼宿が押して来た、飛影は反り返るがすぐに押し返す




 

 “ググググ💥



 

 

飛影「負けるか!」

鬼宿「俺だって!」

 

 

 

 

 

今度は鬼宿が押されるが踏み止まってまた押し返して中央に戻した。

微笑みを浮かべながらも目は相手から絶対に逸らさない

 

 

 

 

 

鬼宿「お前を倒す、それが俺のすべてだ!」

飛影「そう易々とやられるか!」

 

 

 

 

力比べは互角でがっぷり四つに組み合っている状態だ。

 

 

 

 

ヒュンケル「やるなぁ二人とも」

鬼宿「ぐぐぐっ負けねぇ・・・」

飛影「うぅぅっ俺だって・・・」

鬼宿「はぁぁぁぁっ!」

飛影「はぁぁぁぁっ!」

 

 

 

 

二人の気がぶつかり合い火花を散らす

力比べに勝った方が肉弾戦も有利になると二人は考えていた。

だから尚更負けたくないのです。

そして闘いが動いた。

 

 

 

 

鬼宿「ぐっしまった!」

飛影「今だ!」

鬼宿「ぐわぁぁぁっ・・・」

美朱「魏ぁ!」

 

 

 

 

 

ドサ

 

 

 

 

飛影の押し込みに耐え切れず押し負けて尻餅を突く鬼宿

手が放れると飛影は鬼宿を見下ろす

鬼宿と目が合うと手を差し伸べるのだった。

 

 

 

 

 

飛影「さっさと立て決着をつけるぞ」

 

 

 

 

 

鬼宿は戸惑いながらも飛影の手を掴んだ。

 

 

 

 

パシ

 

 

 

 

その手を引いて立ち上がらせる飛影

目線がピッタリと合うと鬼宿も応えた。

 

 

 

 

 

鬼宿「望むところだ、覚悟しろよ」

飛影「フッそれはこっちのセリフだ」

 

 

 

 

 

二人は対峙するとすぐに打ち合いにを始めた

間合いを詰めて至近距離で打ち合っている

 

 

 

 

ヒュン

 

 

 

 

鬼宿「遅せぇ!」

 

 

 

 

 

飛影のパンチを躱して後ろから肘打ちを喰らわす鬼宿だったが・・・

 

 

 

 

パカ

 

 

 

 

飛影は残像だった。

 

 

 

 

鬼宿「なに!」

飛影「くらえぇ!邪王炎殺煉光焦!」

 

 

 

 

 

ドドドドドドドッ💥

 

 

 

 

飛影「はあああああ!」

鬼宿「ごふっぐぁぁぁっ」

ヒュンケル「飛影、フッ笑ってやがる」

 

 

 

 

鬼宿は腹を抑えながら立ち上がると飛影を見てニヤリと笑った。

 

 

 

 

鬼宿「魏、お前もうれしいか?そうだな俺もわくわくしているぜ、この広い自然のフィールドで最高のライバルと拳を交えてんだからな」

美朱「魏?まさか鬼宿!?」

鬼宿「美朱、俺と魏は一つになったんだお前も見てただろ、俺は俺だ」

美朱「鬼宿・・・」

 

 

 

 

飛影の方を睨みつけながら美朱に話す

 

 

 

 

鬼宿「負けられねぇよな、男として、戦士として、てめえにだけは!」

飛影「来い!」

 

 

 

 

鬼宿は額の文字を飛影は邪眼を輝かせた。

 

 

 

カァァァァ

 


 

 

鬼宿「俺の拳法を受けてみろ紅蓮炎皇拳!!」

朱雀『ピュイイイイ!!」

飛影「邪王炎殺双龍拳!!」

黒龍『ガオオオオオ!!』

 

 

 

 

シュバキ💥

 

 

 

 

クロスカウンターが極まる

 

 

 

 

鬼宿「さっきの返事だ!くらえ!!」

 

 

 

 

ズドッ💥

 

 

 

 

 

鬼宿の渾身の一撃が飛影の鳩尾に突き刺さるように入った。

 

 

 

 

飛影「グハァァ・・・」

 

 

 

 

吐血する飛影・・・しかし体勢は崩れていない

 

 

 

 

飛影「まだ勝負は・・・ついてないぜ」

鬼宿「タフな奴だ」

飛影「フッ」

 

 


 

 

二人はグッと拳を握ると同時にボディーブロを入れ合った。

 

 

 

 

ズドッ💥ズドッ💥

 

 

 

 

鬼宿「ガハッ・・・」

飛影「ぐぁぁっ・・・」

 

 

 

 

距離を取って睨み合うと再び打ち合い始めた。

目は絶対に相手から外さない闘志を燃やすと闘いはヒートアップして行った。

 

 

 

 

ヒュンケル「おもしろくなって来たぜ」

ヒム「あの二人年が近いからな余計に意識し合っちまうんだろう」

ヒュンケル「歳が近いか・・・俺は飛影より8つも年上だからなついガキのくせにと口に出しちまうが・・・」

アバンあの二人の年は近い、だから余計に意識し合うんでしょう、ライバルというのは年が離れていても変わりませんがね」

 

 

 

 

アバンの言葉がヒュンケルの胸にズキンと刺さった。

アバンはヒュンケルを見つめる。

ヒュンケルはこれまで何度も飛影に『年下のくせに』と言って来たことを後悔した。

そんなヒュンケルにアバンはニコッと笑って優しく囁いた。

 

 

 

 

アバン「これから言わないようにすればいいんです」

ヒュンケル「先生・・・」

アバン「ライバル同士に歳の差なんて関係ないそう思えばもう言わなくなりますよ」

ヒュンケルあまり自信はないが気をつけるようにしよう」

 

 

 


 

アバンはうなずくと飛影たちの方に目を向けた。

ヒュンケルも見つめる

 

 


 

 

ヒュンケル「あいつは俺のライバルだからな」

 

 

 

 

そう呟いて拳を握りしめた。

 



 “ググッ⚡”

 

 


 

鬼宿「まだだ!まだやれる」

飛影やってやるぜ」

 

 

 

 

殴り合いは続く、お互い気弾を放つ力まではないが残る力を振り絞って

パンチを入れ合っている。

カウンター・アッパー・ボディーブロと動き回りながら打ち合う両者

 

 

 

 

鬼宿「負けねぇ💢絶対負けねぇ!」

飛影負けるものか!勝つのは俺だ!」

鬼宿「俺だ!くらえぇ・・・」

 

 

 

 

“ズン💥

 

 

 

 

飛影「ぐぉぉっ・・・クッソォ!」

 

 

 

 

“ドゴ💥

 

 

 

 

鬼宿「ガハッ・・・てめぇ💢

飛影「うおおおおおっ!」

 

 

 

 

 

“バキ

 

 

 

 

 

クロスカウンターが極まる

 

 

 

 

飛影「プッ」

鬼宿「ペッ」

 

 

 

 

 

睨み合いながら口元を拭うと微笑みを浮かべています。

 

 

 

 

飛影「来い!」

 

 

 

 

間合いを取りながらスキを伺っている鬼宿

同時にパンチを打ち込んだ

飛影のフックに対し右アッパーをやり返す鬼宿

更に拳をブチ込んだ。

 

 

 

 

“バキ

 

 

 

 

飛影「ぐぅ・・・」

鬼宿「どうした、もう終わりか?」

飛影「ふざけるな💢

 

 

 

 

気迫と共に拳を鬼宿の鳩尾にブチ込んだ。

 



 

 “ズドッ💥”

 

 

 


 

鬼宿「ぐぁぁぁっ」

飛影「決着をつけてやる!」

鬼宿「望むところだ!」

 

 


 

 

“シュズン💥

 

 

 


 

最後のパンチ音が響く

二人の動きがピタリと止まった。

 

 


 

 

クロコダイン「どっちだ?」

 

 

 

 

幽助たちはその瞬間を固唾を呑んで見守っていた。

 

 

 

 

鬼宿「俺の勝ちだ」

飛影「ぐっ!」

 

 

 

 

飛影の方が倒れた。

 

 

 

 

“ドサ

 

 


 

鬼宿「ハァ・・・ハァ・・・やっぱりてめぇは強いぜ」

 

 

 

 

ライバル対決は鬼宿が勝った。

 

 

 

 

柳宿「鬼宿が勝った!」

美朱「やった!」

心宿「やった!」

 

 

 

 

美朱と心宿は手を取り合って喜んだ。

ヒュンケルは複雑な気持ちで飛影を見つめている

幽助たちは鬼宿と倒れている飛影のところに集まった。

 


 

 

凍矢「飛影!しっかりしろ」

軫宿「気を失っているだけだ」

 

 

 

 

翼宿が鬼宿を抱えた。

 

 

 

 

翼宿「エライダメージ受けたな」

鬼宿「ああ、飛影は強敵で最高のライバルだぜ」

 

 


 

凍矢が飛影を抱えて運んでくれた。

 

 

 

 

ラーハルト「ヒュンケル、鬼宿は追いついたぞ」

ヒュンケル「ああ、俺も負けてはいられんな」

 

 

 

 

鬼宿が勝ったのを見てヒュンケルの闘志に火が点いた。

これで鬼宿と飛影は3対3の五分となって勝負はふりだしに戻った。

 

 

 

 

マヤ「お疲れさま、よく闘ったね」

 

 

 

 

家に着くと眠っている飛影に語りかけるヒロイン。

腹には包帯が撒かれています。

一方、鬼宿の方も軫宿の手当を受けていました。

 

 

 

 

軫宿「まったく大した奴だよ」

鬼宿「うっ」

美朱「魏、勝ててよかったね」

鬼宿「サンキュー」

軫宿「これでよし、あとは安静にしてろ」

鬼宿「ああ、ありがとう」

 

 

 

 

鬼宿は美朱に付き添ってもらいながらベッドに横になった。

 

 

 

 

美朱「ゆっくり休んで」

鬼宿「ああ」

 

 

 

 

美朱は部屋を出ると心宿と奎介・唯・哲也が立っていた。

 

 

 

奎介「魏は寝たか?」

美朱「うん、休んでる」

心宿「交わりで気を高めたおかげだね」

美朱「うん、心宿のおかげだよ、それに房宿と唯ちゃんも手伝ってくれた」

唯「別に大したことはしてないよ」

 

 

 

 

決着から五時間後、ようやく飛影が目を覚ました。

 

 

 

 

飛影「う・・・ん、ハッここは!?うぐっ」

ヒュンケル「気が付いたか、お前の部屋だ」

飛影「ヒュンケル・・・俺はお前にも鬼宿にも負けた」

ヒュンケル「さすがにショックのようだな、だが敗北を味わうのもたまにはよかろう」

飛影「フン、痛っ!」

ヒュンケル「いつかアバンが俺に言った言葉だ、力を出し切っての敗北ならばなんら恥じる事はない、負ける時は力のすべてを出し尽くして思いっきり負けろ、そうしないと絶対に今より強い自分にはなれんってな」

飛影「そうか、そんなことを言ってたのか」

ヒュンケル「負けたのは悔しいかもしれんが後悔はしていないのだろう?」

飛影「ああ」

ヒュンケル「なら大丈夫だ、お前はまだ強くなれる」

 

 


 

優しく微笑むと飛影の肩を持って引き寄せた

 

 

 

 

ヒュンケル「今回は、鬼宿の想いがお前よりわずかに勝っただけのこと、そして俺もな、だがほんのわずかな差だ」

飛影「次は負けない、お前にも鬼宿にも」

ヒュンケル「その意気だ、それでこそ俺たちが認めるライバルだ」

 

 

 

 

と言って飛影の頭をポンポンと撫でるヒュンケル

 

 

 

 

飛影「チッ!子ども扱いするな💢

ヒュンケル「フッククク♫」

 

 

 

 

“パシグッ

 


 

 

右手で握手して握り合う

その時ドアをノックする音がした。

 

 

 

 

“コンコン

 

 

 

 

飛影「マヤか?」

鬼宿『俺だ』

飛影「入れ」

 

 


 

ドアが開いて鬼宿が入って来ました。

 

 

 

 

鬼宿「ずいぶん元気そうじゃねぇか」

飛影「まぁな、何の用だ?」

鬼宿「負けて悔しがっているツラを見に来たのさ」

飛影「あいにくだがヒュンケルのおかげで立ち直った」

ヒュンケル「負けた方のケアをするのもライバルの務めだ」

鬼宿「お前ら、いつもそうしてんのか?」

ヒュンケル「ああ、そうだよな?」

 

 

 

 

と、ヒュンケルが飛影に確認するように聞くと飛影もうなずいた

 

 

 

 

鬼宿「そうか、やっぱりお前たちはちょっと違うな」

飛影「なにがだ?」

鬼宿「お互いに理解し合ってる感じっつうの?羨ましいなって思って」

ヒュンケル「アクマで俺と飛影のスタイルであってみんなが同じってわけじゃない・・・ただ、俺たちはこうして健闘を称え合ってるだけさ」

鬼宿「二人のスタイル・・・か」

 

 

 

 

ちょっとだけ置いてかれたような気持ちの鬼宿であった。

するとそんな鬼宿を見て飛影が言った。

 

 

 

 

飛影「お前もやってみるか?」

鬼宿「はぁ?

飛影「ここに来て座れ」

 


 

 

ヒュンケルも立ち上がって手招きした。

 

 

 

鬼宿「ああ」

 

 

 

 

鬼宿は飛影の前に座った。

飛影が鬼宿も見つめると鬼宿も飛影を見た。

 

 

 

 

飛影「でっお前はどう慰めてくれるんだ?」

鬼宿「そ、そうだな・・・」

ヒュンケル「鬼宿、そう畏まることはない気楽でいい」

 

 

 

 

ヒュンケルが言うと鬼宿は深呼吸をした

 

 

 

 

鬼宿「分かった、スゥ~」

 

 


 

飛影はまっすぐ鬼宿の目を見つめています。

 

 

 

鬼宿「俺は最初にお前に二連敗した時、いつかこいつの余裕ヅラを敗北感でいっぱいにしてやると決めた」

飛影「まさに今がそうだな」

鬼宿「充分満足だ、でも・・・」

飛影「ん?」

鬼宿「おまえにそんなツラは似合わねぇドンと構えていてほしいんだ、挑戦者は俺でいたい」

飛影「それでは対等とは言えないだろう」

鬼宿「ああ、そうだな、でもドンと構えていてくれ、いつでも」

飛影「鬼宿・・・」

 

 

 

 

ちょっとジーンと来ちゃってます

ヒュンケルもうなずいています。

そして珍しく飛影の方から手を差し出して来たのです。

鬼宿も素直にその手を取って握手を交わした。

 

 


 

飛影「負けたのは悔しいが楽しませてもらったぜ」

鬼宿「俺も楽しかったぜ、お前との勝負」

飛影「次は必ず勝つ!」

鬼宿「俺だって負けねぇよ」

飛影「フッ」

鬼宿「フッ」

 


 

 

微笑みを浮かべて見つめ合う

それから飛影はまた眠りについた。

ヒュンケルと鬼宿はそれぞれ帰って行きました。

 

 

 

 

アバン「飛影くんの様子は?」

ヒュンケル「あいつならもう大丈夫だ」

アバン「そうですか」

 

 

 

 

ダイたちはヒュンケルを見つめています。

 

 

 

ダイ「いい顔してるね」

ポップ「ああ本当にな」

 

 

 

 

ヒュンケルはアイスコーヒーを冷蔵庫に戻して外に出ました。

外に出るとアイスコーヒーを一口飲んでから

胡坐をかいて座り目を閉じた。

精神統一で気を高めるためである

全身から闘気を放って集中します。

ヒュンケルはいつもこの方法で気を高めている

 

 

 

 

飛影「ヒュンケル」

 


 

 

飛影が飛び起きて窓から見下ろすとヒュンケルと目が合った。

 

 

 

 

飛影「あいつ・・・」

 

 

 

 

するとヒュンケルの口から意外な言葉が出た。

 

 

 

 

ヒュンケル「こっちに来て一緒にやらんか?」

飛影「なに・・・?」

ヒュンケル「一人で強くなっても意味がない、下りて来て一緒にやろうぜ」

 

 

 

 

ライバルに誘われて飛影は下に降りた。

 

 


 

マヤ「あら、体はもう大丈夫なの?」

飛影「ヒュンケルと修業して来る」

マヤ「仲のよろしいこと」

飛影「あいつに負けたくないだけさ」

マヤ「夕飯までには戻るのよ」

飛影「分かっている」

 

 


 

 

完全に母親と息子の会話である。

恋人同士なのにね・・・

外に出ると・・・

 

 


 

 

ヒュンケル「となりに来いよ」

 

 

 

 

と、ヒュンケルがとなりを指した。

飛影はうなずくとヒュンケルのとなりに胡坐をかいて座りました。

 


 

 

ヒュンケル「どちらが先に限界まで気を高められるか競争だ」

飛影「望むところだ」

ヒュンケル「では始めるぞ」

 

 

 


 

目を閉じて集中します。

となり同志でお互いにライバルの気が高まって行くのを感じながら精神を集中しています。

 

 

 

 

ハドラー「あいつら、アバン見てみろ」

アバン「ええ、いいですね、おやおや?」

ハドラー「どうした?」

アバン「もう一人来ましたよ」

 

 


 

鬼宿も二人の前に来たのです。

 

 


 

鬼宿「俺も一緒にやっていいか?」

ヒュンケル「ああ、大歓迎だ」

飛影「好きにしろ」

 

 

 

 

鬼宿は飛影のとなりに座った。

二人を見て同じように目を閉じて気を集中させます。

 

 


 

ヒム「三人揃っちまった」

チウ「いいじゃないか、三つ巴ライバルなんだし、お互いに刺激を与え合ってさ」

ブロキーナ「そうだね、ワシもいいと思うよ」

ラーハルト「フッそうですね」

鬼宿「お前らには負けないぜ」

飛影「誰が一番限界まで気を高められるか・・・?」

ヒュンケル「受けて立とう」

鬼宿「おもしろい」 

 



 

と目を閉じたまま会話を交わす三人

そして三人の競争が始まった。

飛影を挟んで左にヒュンケル、右に鬼宿が座っています

お互いの気が高まって行くのを感じながら負けまいと張り

合い気を集中させている

 

 

 

 

心宿「まぁこれも有りかもな」

角宿「初めて見る光景ですよね」

井宿「画になるのだ」

 

 

 

 

この日をキッカケに三人は気を高める時は並んで一緒にや

ろうと約束しました。

鬼宿は交わりでも気を高めることは辞めませんでした。

飛影の黒黄色の妖霊気とヒュンケルの青白い闘気に鬼宿の

紅い気が等しく高まっていく

ヒュンケルと鬼宿にとって飛影は宿命のライバル

そして飛影もそんな二人に負けまいと対抗している

 

 


 

ヒュンケル「飛影よ、俺は必ず勝負を五分にしてみせるぜ」

飛影「みすみす敗れはしない」

ヒュンケル「全力でお前を倒す」

飛影「フッ、楽しみにしてるぜ」

 

 

 

ヒュンケルはうなずきで応えた。

次は鬼宿

 

 

 

 

鬼宿「俺はお前を超える、追い越す」

飛影「俺も次は負けん、覚悟しておくんだな」

鬼宿「フッ、てめえこそ」

 

 


 

すると三人の気が同時に膨れ上がったのです。

 

 

 

ヒュンケル「これだけは覚えておけ、俺と鬼宿にとってお前はライバル、いつでもどんな時もそれだけは忘れるな」

鬼宿「そうそう」

飛影「フン、貴様らの方こそ忘れるなよ」

 

 

 

 

あ~言えばこう言う

そしてまた気が膨れ上がる

 

 

 

 

ヒュンケル(次は俺の番だ、絶対にかつ!)

飛影(ヒュンケル、必ず倒して見せる)

鬼宿(俺だってまだまだ強くなってみせる)

 

 


 

 

飛影・ヒュンケル・鬼宿バラバラの世界から来て出会い

今では三つ巴ライバルと言われるくらいまでお互いを意識し合っている

飛影と鬼宿は14歳と19歳でヒュンケルは21歳です。

それでも歳の差など関係ないと言わんばかりにお互いに認め合い競い合うライバルに

なりました。

飛影とヒュンケルは初めて会った時からお互いに(こいつと闘いたい)と感じた仲だ

時には勝ち、時には負けそれを繰り返すうちに11回対決して6体5で飛影がリードしているが

二人の実力はほぼ互角でいつも僅かな差で勝負が分かれる

更に二人には共通点がある

飛影が双龍拳を編み出せばヒュンケルもアバン流拳殺法をマスターしている

常に対等でいたい飛影と少しでもライバルの上でいたいヒュンケル

14歳くらいの飛影と21歳のヒュンケル

恋愛もそうだけどライバル同士にも年の差なんて関係ない

お互いに認め合い「こいつにだけは負けたくない」と思い合える相手なら

ライバルとして成立する

こうして解説している間も3人の気は上昇して行っています。

 

 

 

飛影(ヒュンケル・鬼宿・・・負けるものか!)

ヒュンケル(飛影・鬼宿・・・俺も負けていられん)

鬼宿(ヒュンケルは別にいいんだけど飛影にだけは負けたくねぇ)

軫宿「あの三人、いいな」

張宿「鬼宿さんもがんばりますよね」

井宿「それは飛影というライバルがいるからなのだ」

ラーハルト「それはヒュンケルにも言えることだ」

ヒム「ヒュンケルは誰よりも飛影のことを認めている、いつも天才だって言ってるぜ」

幽助「それは飛影も言ってたぜ、ヒュンケルは天才だって」

蔵馬「鬼宿のことも楽しみだ、っていつも言ってるよ」

まこと「どんなに時が経ってもあの三人はずっと変わらないんだろうね」

アバン「我々はそれを見守ってあげましょう」

レイ「あの三人がいる限り人間界は大丈夫ね」

ほたる「はい」

杏菜「そうですね」

凍矢「俺たちも負けていられんな」

陣「おうよ」

 

 

 

 

妖怪と人間が協力し合って人間界を守っている

その頃、海の方では地震で島が揺れてパブにか王国のある島が皿屋敷海岸にくっついた

これで洞窟から行かなくてもトベルーラやルーラで行き来できるようになった。

人々も増え協力し合って共に戦うのだ

そして敵もまた何か企んでいる様子

 

 

 

テルル「耶雲様、ガルヴァス様の手当と回復が終了しました」

耶雲「よくやった、言峰、ガルヴァスをリーダーに人間界を襲撃するのだ」

言峰綺礼「はい、お任せください」

 

 

 

 

ガルヴァスはザボエラの手で復活していた

 

 

 

 

ガルヴァス「飛影とは俺がやる」

言峰綺礼「好きにすればいい」

 

 

 

 

メンバーはガルヴァス・言峰・ギルガメッシュ・と闇の六

大将軍のデスカール・メネロ・ザングレイの六人に決まりました。

迷宮無限城から出て行くガルヴァスたちは人間界へ向かいます。

一方、霊界でもガルヴァスたちの動きを探知していた

 

 

 

 

コエンマ「むっ!ついに動き出したか、ぼたんすぐ飛影たちに知らせろ」

ぼたん「はい」

 

 

 

ぼたんはすぐに人間界へ急行した。

再び霊界探偵としての飛影たちの戦いが始まります。

 

 

 

 

つづく。

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